「余命が少なくても生きる意味を教えてくれる映画」余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。 やすさんの映画レビュー(感想・評価)
余命が少なくても生きる意味を教えてくれる映画
余命1年と言われた青年がビルから飛び降りようと病院の屋上で考えているときに余命半年の娘とであう。娘は絵を描いて屈託もなく、「天国の絵を描いているの。私が半年後にゆくところ」と青年にいう。物語はこの部分から始まる。娘は映画の中では死を恐れているようにも見えないし、苦しんでいるようにも見えない。常に青年に対して笑顔で接する。娘の姿をみて青年は生きる意味をしる。そして。、、、。しかし娘は死を恐れていなかった訳ではなかった。また病院での治療も苦しいことであった。だがその姿を決して青年には見せない。娘は生きる希望がなかったが、青年と出会い。「一秒でも長く生きたい。今日死ななかったら私の勝ち」といい、青年との出会いを大切にして生きようとする。青年も娘と同様に残された人生を全うしようとする。黒澤明監督の「生きる」にも匹敵する良い映画であった。
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