「6本のガーベラと描かれた3本のガーベラ。」余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。 SAKURAIさんの映画レビュー(感想・評価)
6本のガーベラと描かれた3本のガーベラ。
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余命1年の秋に生まれた早坂秋人と、余命半年の春に生まれた桜井春柰と友達の三浦綾香の話。
余命宣告でショックからのSNSに書かれる楽に死ねる方法で病院の屋上から飛び降りようとした秋人と、その屋上で「天国の絵」を描く春柰が出会う、…その出会いを機に2人の余命人生に光が射し始める。
絵を描く事が好きな17歳の二人、自分に訪れる死を恐れていない春柰を気にし気になり、自分の病気は隠しながらも春柰の為に残された時間を使う秋人の姿に涙。
精密検査の時間に出会った看護師長からの「また来てあげてね」には、ん?意味深と思ったら…、こんな近くに母がいたのね。その「また来てあげてね」の松雪泰子さん演じた看護師長でもあり母の表情にはやられました。
父からの旅行話や病院の先生を紹介してもらったと話を持ち掛けても前向きではない秋人だったけれど、春柰と家族の為に前向きなれた姿も良かった。
春柰の描いた過去の絵に出てくる春柰ともう1人の少女、過去の出来事で疎遠気味になってた綾香との時間は短かったけれど白雪姫の演劇の伏線でね。
花の色、本数によっても意味が違うガーベラの花言葉、3本、5本、6本とガーベラの本数の意味とその意味に関わる3人の関係性にも泣けたし作品としても面白かった。
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琥珀糖さんのコメント
2024年6月30日
コメントありがとうございます。
驚いたのは、廉くんファンのレビューの数でした(笑)
集客力と組織力、凄いですねー。
ピュアで素敵な映画でしたね。
では良い週末を‼️引き続いて!!