アメリカン・フィクションのレビュー・感想・評価

全50件中、21~40件目を表示

2.0ストレート過ぎたような

2024年4月30日
Androidアプリから投稿

黒人に対する評価をストレートに表現してたのでもっと変化球でくるのかと思ってました。事前に評価されてる話を聞いていたので、もっと何かあるのではと思ってみてしまったのも良くなかったのかも。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ほんげ

3.5なかなかの出来でした

2024年4月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

知的

大笑いするコメディではないが、ニヤっとさせられるコメディでした。大きな出来事は起きませんが、淡々と程良いテンポで話は進み飽きる事はありませんでした。
ラストの終わり方も意表を突かれ面白かったです。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
はらこ

2.0アメリカではあるあるなのかも

2024年4月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

ステレオタイプの黒人を求める社会に一石を投じる作品です。
ステレオタイプの黒人を求めているのは実は白人で当事者である黒人はそれを快く思っていない、というのは日本人である私には良く分かりませんでしたが、アメリカでは共感できる内容なのでしょうか?

物語の構成はユニークです。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ゆーき

4.5アカデミー賞脚色賞受賞作は皮肉たっぷりのコメディ

2024年4月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

知的

 本年アカデミー賞で、作品賞、主演男優賞、助演男優賞、脚色賞、作曲賞の5部門にノミネートされ、脚色賞を見事受賞した作品なのに、我が国では配信のみとは驚き残念。なにより既に配信されてるなんて情報もまるで知りませんでした。もっともMGMの作品で今ではAMAZON-MGMとアマゾン傘下ですからやむを得ません、観られるだけ幸せと思わなくては。しかしそんなレベルの作品ではなく、ウェルメイドなシニカル・コメディなのですよ。しかし、だからこそ洋画が振るわずアニメ邦画のみがヒットの日本での興行は難しいでしょうね。

 監督・主演のコード・ジェファーソンは私ら日本人には白人なのか黒人なのか不明なレベル。そもそも主演の名優ジェフリー・ライトも沢山の作品に出てますが黒人にしては色が薄く、日焼けした白人かしらんと思っていたくらい。そのジェファーソン監督が受賞スピーチで「黒人の青年にチャンスを! 2億ドルの作品もいいけれど、400万ドルの映画なら50本も造れます」と。400万ドルって6億円ですよ、邦画でそんな予算はごく一部。このスピーチで黒人なのねと分かりましたが。

 それ程に黒人に対するさんざのステレオタイプへの嫌気が本作の動機で、それを小説家に置き換えて描くシチュエーション・コメディと言ってもいいでしょう。ベストセラーになるためには白人の黒人への哀れみを刺激しなければならない。黒人が人種を超えた説法を説いても売れるはずがない。だから当然に登場する黒人は薄幸でヤク中でムショ暮らしでなければならない。と。

 このセオリーを忠実に表現するために、本作は観客の意識改革を要求する仕組みが痛烈。主人公モンクは小説家であり大学の教授。彼の家族は親も兄弟も皆医者で、大きな邸宅を持ちお手伝いさんも雇っている。しかも兄はゲイを公言し次々と男を漁る日々で姉は離婚を決意、海辺の別荘のお隣さんはシングルですが弁護士で、彼らが愛する酒はビールなんかじゃなく皆ワイン。こんな設定なかなか映画でもお見受けしない。いっそお手伝いさんを白人にすればとも思う。さらに母親の介護の現実は身近なトピックスであるが、その費用の高額には驚いてしまうが、主人公は眉をほんの少し歪めるだけのリッチぶり。

 こんな状況下、モンクはジョークで超ステレオ小説をかき上げ、出版社に偽名で送ったところ、相手は大乗り気のドタバタがお話の骨子。軽蔑しきっていた世界観がこんなに受けるとは、いよいよ世も末で「FUCK」と口走り、白人編集者がまさかタイトルにと乗って来る始末。皮肉もとことん効いて大いに笑わせる。タイラー・ペリー、イドリス・エルバ、ラッセル・クロウ、マイケル・B・ジョーダンと実際のハリウッドスターの名を挙げ。小説世界と現実世界が次第に混然となる作劇。ここまで話を大きくすると収束にちょいと難儀で、混乱してしまったのが惜しい。

 翻って、差別なんてものは実に面倒くさく、お題目ばかり挙げても一向に改善しないってわけですね。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
クニオ

4.0確かに良く練った脚本だ

2024年4月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

アメリカにおける黒人たるをコメディ要素とドラマ要素を上手く混ぜながら観せてくれる。
エンディングで想定外のニヤリがあり個人的には好み。
JAZZを聴く方ならエンディングの『Autumn Leaves』で、もうひとニヤリある

コメントする (0件)
共感した! 2件)
Iwarenkon

4.0日本人なので、わかりにくいこともある

2024年4月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

知的

幸せ

Amazon Primeで鑑賞。前評判通りの面白さ。だがアメリカの人種問題がしみ込んでいないので皮肉がクリティカルに通じない。仕方なし。ステロタイプの黒人イメージ、そうなんだ違うんだそうだよな。一歩遅い視点からの認識に。映画は文化だもんね。

あいまいな境界線が映画の中にあって(観た人にはわかる)、これは頭の中の話?本の中の話?プロット?現実?といった具合でいったん思考の処理が急速に求められる。

そういう点で深く集中しないといけない。なので疲れちゃった。

エンディングがなぁ。エンディングがなぁ。エンディングがなぁ。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
西の海へさらり

4.5差別の根深さ

2024年3月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

なかなか良い映画だったと思う。アメリカでの黒人差別の風刺だと思うけれど、今までにない視点から捉えていると思う。BLM運動や多様性求める声やミートゥ運動や…正しい方向に進まなければ、という世界?の流れは感じるものの、何か違和感を感じることも多い。この映画はそんな違和感のひとつを描いているように感じた。
一歩踏み込んで言わせて貰えば、先日アカデミー賞を貰った日本映画。本当に価値を評価しての受賞だったのか?と感じたことを思い出した。
こんな違和感を感じつつも、長い時間をかけて、いつかは違和感なしで生きていける世の中がやってくるのかも知れないし、そうでもないかもしれないし…
差別意識を払拭するなんて、そんなに簡単なことじゃないよね、と改めて感じました。
全体的にはのんびりと集中して、楽しめる映画でした!

コメントする (0件)
共感した! 3件)
Camme

4.0アメリカン・フィクション

2024年3月24日
Androidアプリから投稿

気にも留めない使い古されたアメリカンジョーク。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
iamm

3.0テーマの割にコメディタッチなので軽く観れる。 ジョニーウォーカーを...

2024年3月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

テーマの割にコメディタッチなので軽く観れる。
ジョニーウォーカーを使った例え話は分かりやすかったな。
ラストがぼんやりした感じだったけどこれも白黒はっきりする最近の映画を観慣れてしまった弊害か。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
さしみしょうゆ

3.0低予算で頑張っているが…

2024年3月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

低予算で頑張っているが、コメディとしてもホームドラマとしても中途半端。メタフィクション・オチもありきたり。日本人にはなかなか楽しみどころが掴めないタイプの映画。劇場公開できなかったのもしょうがない。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
エリセ

3.5良かった

2024年3月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

オチが最高

コメントする (0件)
共感した! 2件)
喜怒哀楽

3.5いいね

2024年3月17日
iPhoneアプリから投稿

医系家族でインテリ。お隣さんは弁護士。介護施設の額面も桁外れ。属性というフィクション。黒人というのもフィクション、上流階級もフィクション、文学者も、出版社も、ゲイも、ハリウッドも、批評家も、良い作品も悪い作品も。
ニーズという枠組みを解してそれに応答することはプロとして当然であって、女性作家の弁は雄弁である。誠実さがあるかが問われる。
この作品自体もその列に並ぶ。ラストは笑える。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
Kj

3.5まあ、ふつうに面白いので、見て損はない映画

2024年3月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

まあ、ふつうだけどね。でも他のクソ映画見るよりもよいかな。もっともクソ映画好きな人もいるので、そっちの方は見ないほうがよいかもね。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
はるひろ

2.5なんかいろいろと中途半端な気がしました

2024年3月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

皮肉の効いたコメディとしては楽しめたのですが、
主人公の母親の病気の兆候、家族の性的嗜好が描かれつつも、特に掘り下げることもないので、
生活の一場面の切り出しに過ぎないのかな・・・と終わってからそう思いました。

一方、主人公が別名で書いた小説がウケてしまう&賞までとってしまうところが
皮肉っぽいし、それを映画化しようということで、
どんなエンディングにするか・・・的なラストも3パターンあって面白かったです。

第96回アカデミー賞の脚色賞を受賞していますので、今後も鑑賞数は増えると思いますが、
Amazon Primeの字幕の「?」は何とかしてほしいです。非常に残念でした。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ひでちゃぴん

4.0劇場公開してほしかった

2024年3月12日
PCから投稿

黒人差別問題がテーマのブラックコメディで、ちょっとニュアンスがわかりにくい部分もありましたが、イメージしていたようなヘビーなものではなく、とても見やすくて軽やかであり、大変面白かったです。「人種問題は泥臭く描かれる」というのも私の先入観だったなと後から気づきました。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
ほりもぐ

3.5他の社会問題にも有効活用できるかな?

2024年3月11日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

社会に蔓延する黒人たるもの…的な偏見にうんざりしながらも、それが逐一採用されてしまう皮肉な展開とばかばかしさ。さすがにこれはだめでしょ?と出す案がどんどん採用されていってしまう。問題を斜め上から扱ったよれたコメディなのですね。

この作品では黒人に対してのイメージ。でもちょっと見方を変えたらなんにでも当てはまりそうです。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
こまめぞう

4.0字幕に文字化けあり

2024年3月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

悲しい

知的

今見終わりました。

偏屈な作家の男が主人公で、あらゆる作品に於ける黒人の在り方に、疑問を持っています。

家族の事で問題が山積。とり急ぎまとまった金が必要。モンクさんはどう立ち回るか、というストーリーです。

奇抜な表現が随所に見られ、飽きずに観ていられます。同時に黒人コミュニティの生活や文芸業界の風景も見られて勉強になります。

尺が120分と長いですが、クライマックスも見事に魅せてくれ、観て良かったです。

字幕の文字化けはAmazonの問題であり、作品の問題ではありません。折角の良作につまらない傷を付けないで頂きたいものですね😒

コメントする (0件)
共感した! 4件)
蜷川吝塀

3.5期待しすぎたけど、爆笑

2024年3月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

知的

期待しすぎたが、面白かった
声をだして笑うところが多数
最後の最後で思考が追いつかない
俳優さんの名前と顔が一致せず
最後のあの方が誰だったのか
今から検索するかも…

セロニアスと検索して1つわかった
他にも 気づいていない色々があるのかな

コメントする (0件)
共感した! 2件)
きなこ

4.0リアルとリアリティの違い

2024年3月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

リアルとリアリティは違うもので、リアルを全く反映していない、俗世間の思い込みに沿った作品の方にリアリティを感じてしまう。
それ自体はよくあることだが、この映画で何度か出てくる「白人の免罪符」という言葉。これが効いていますね。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
Pocaris

1.5自分都合な前提ありきで話を進めないで

2024年3月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

メディアが「黒人=差別される」というステレオタイプなセンチメンタルで儲けたいのは分かるんですが、世間にもそれがウケてベストセラーになるというのはリアリティが無いように感じました。

僕自身「黒人=差別される」系映画は、逆に黒人を可哀想な人に貶めているのではとウンザリしていたので、この映画の扱う皮肉にはハッとさせられず「いや、そうはならんやろ」と冷静にツッコんでしまいました。まあ僕は日本に住んでるので、本国の人には刺さる話だったのかもしれません。

『哀れなるものたち』『バービー』では「女性は男性に主体性を奪われているけど、〜」『アメリカン・フィクション』では「みんな差別される黒人の話を求めるけど、〜」と訴えてきますが「自分の主張のために都合の良い前提を押し付けるなよ」と感じます。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
Jongo