オーメン ザ・ファーストのレビュー・感想・評価
全47件中、21~40件目を表示
もうちょい日常があった方がいい
良いところ
伏線を丁寧に張っててきちんと回収してるので、話に唐突感がない
ちゃんと怖い
グロい
?なところ
序盤から不吉な描写が多すぎて、日常との対比がうすい
妄想と現実の曖昧な感覚から悲惨な現実に移る流れなんだけど、初っ端から異常な描写ばかりで日常感が薄い。純真に描かれてるであろう子供たちも割と作り物くさくて違和感。まあ修道院の日常自体が自分には違和感なのかもしれんけど、作品中ずっと居心地の悪さを感じていた。敬虔そうな描写もなんか忌避感。
元作品知ってる人からすると誕生年とか役名で予測できるのかもしれんけど、今作のミスディレクションと言うか遠謀はきちんと伏線がばら撒かれてるし丁寧な作りだった。妄想と現実が重要なキーワードで、悲惨なことは全て現実でしか起きておらず、オカルトなのにリアルと言うか所詮1番怖いのは人間ということかも。
映像としては出産シーンとかもうちょい画角考えてもいいのでは?とか謎の血みどろの人間誰だ?とか今ひとつだった。あとジャンプスケアー苦手というか安易。
最近流行りの前日譚の1つ
途中から話が進むに連れてその先が読めてしまう。余り怖くはない。後半はテンポ良く進んでほしかったが、観たかった作品でわりと満足。
後で車に突っ込まれる男だが、たった一晩で頭の666に気づくのは不自然だし、それを怖がるのも違和感がある。
ラストの一言、圧巻‼️
ホラー映画は大好きだけど、オカルト系は怖さが後に引くから…。だから過去作見ていません。
修道院という狭い空間内にあやしい子供。 何かが隠されている。
主人公マーガレットは修道女になる決意をしたのに、なぜディスコへ行く?
キリスト教の聖職者にも権力だけが欲しい聖職者もいる?反キリストが教会に潜んでいる。
前半中盤はキリスト教徒でない自分にとって馴染みがないことばかりなので、なかなか映画の世界に入れない。自分には合わない映画だったのか?
以下大きくネタバレ
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後半になって話がだんだん理解できてきた。秘密ファイルを発見し明らかになる教会の悪行。3つの6の形のアザ。しかしアザを持つ子がもう一人いた。
マーガレットも悪魔の子だった。
ラスト30分、事故にあってから、その時のマーガレットの表情、そしてその後の怒涛のストーリー展開も凄かった
マーガレットが突如妊娠。どんどん大きくなるお腹。双子を出産するが教会は女の子はいらない。火を放ち親娘とも亡き者にする。男の子はアメリカ大使に里子に出す。(第1作に繋がる)
でも親娘はやっぱり生きていました。男性が来るが追い返される。そして最後の一言、男の子の名前は「ダミアン‼︎」
圧巻!
悪魔誕生
・原題は「THE FIRST OMEN」
なぜ語順を逆にしたんだろう。たぶんその方が響きがカッコいいからだろう。
デラックスマツコっていう名前にするよりマツコデラックスの方が格好良いみたいに。
・PG12
残酷系の映画だと思ったので恐る恐る観に行ったけれど、期待を裏切らずちゃんと残酷系だった。
目を背けたくなるような恐ろしいシーンがあった。
だけど怖いシーンを観ると一気に脳に血が巡る気がする。もしかして早めの認知症予防には良いのかもしれないと思うのは僕だけだろうか。
・拘束される女
拘束された女。
拷問を受けているのか、犯されているのかは分からないが、何か残酷な仕打ちを受けている。どこの誰かは分からない。そんな謎のシーンから物語は始まる。
・シスター
主人公であるシスターが新しい教会にやって来る。なかなか可愛くて綺麗な顔をしている。
だがシスターは段々とこの教会の変なところに気づき始めるのだった。
この教会の間取りに妙な違和感があることに気づきませんか…?
・病んでる子供
この教会には病んで心を閉ざしている子供がひとりいる。
この子はシスターが教会を訪れて早々に首に噛み付く。
謎めいた存在。
・手術
この教会では謎の手術が行われている。
女が部屋で拘束され、何かをされているのだ。
シスターはその女から悪魔の角を持つ生き物が生まれて来るのを目撃してしまう。果たしてそれは夢だったのだろうか、現実だったのだろうか。
ちなみに出産シーンでは思い切りモザイクがかかりまくっている。映画ってテレビとは違って際どいシーンでもモザイクなしで流れる場合もあるけれど、どういう判定なのだろう。さすがにモザイクなしで上映してしまうと年齢制限を上げなくてはいけないとかだろうか。
・教会の目的
この教会にはとある裏の目的があった。
最近世間ではアンチ教会派が台頭して来ている。これは教会のピンチだ。
今までは信仰によって人々を支配していたのに、これではその支配を続けることが出来なくなる。
なので全く逆に「アンチ・キリスト」の王を生み出して、その者に世界を支配させようと企てたのだ。
つまり信仰や宗教など全く関係ない。ただ人を支配することだけが目的というわけだ。
・世界を支配する方法
アンチキリストの王を生み出す方法としては、おぞましい手段が取られた。
次々に女を山羊と交配させ、その子供を生み出すのだ。
だが生まれて来た子供はだいたい人の形さえしていないものが多い。そして多くの子どもが生まれては死んで行った。
また、悪魔の数字である(たしか)6月6日の6時に子供を誕生させようとした。どうすればそんなに正確な時間に出産ができるのか?
それは自然な出産日とは関係なく帝王切開で子供を取り出すことだったのだろう。だからこそ出産には数々の「器具」が使われたのではないだろうか。
・ホラーホラー
前半はクラブでの恋愛シーンなどもあるが、後半にかけてほとんどホラーな展開になって行く。
ホラーな演出を見ると「さあ大きな音や変な動きで観客を驚かせてやろう!」みたいな監督の作為を感じる。
・主人公の出自
主人公のシスターもまた山羊と母の交配によって生まれた子供であった。そして彼女自身も山羊との交配によって妊娠する。
ついに教会に待ち望まれた「悪魔の子」を宿すのだった。
・悪魔誕生
その名前はダミアン。まさに悪魔そのものだ。
そういえば日本のバント聖飢魔IIの創設者も「ダミアン浜田」という名前だ。劇中で生まれた悪魔もやがて成長して来日し、バンド聖飢魔IIを結成したのだろうか。
「豚の胃で作られた子宮の中に悪魔の国の王子が宿る」
・エピローグoverエピローグ
この手法をなんと呼んだら良いだろう。最近ではエピローグの後にエピローグがさらに続くみたいな作が多い。
言ってみたら蛇足に感じるのだが、物語の全てを語り尽くさなければ監督の気が収まらないのだろうか。もしくは観客が満足しないのだろうか。
・リッチなエンドロール からの 通常エンドロール
この手法もなんと呼ぼう。まずは主演や主要人物を紹介する手の込んだエンドロールが流れた後に、通常のシンプルなエンドロールに切り替わる映画が多い。
リッチな方のエンドロールは作中の雰囲気を保ったままの作りになってることが多くて、けっこう好きだ。
まあまあ面白かったかな
少しネタバレあり
「オーメン」の前日譚のストーリーとしては なるほど と思える映画だった
ダミアンが 悪魔の子として誕生したのがオリジナルが最初ではなくてその系譜があるとか
なぜダミアンが現れなくてはならなかったのかとか
よく合わせてあると思う
犠牲者の死に方にも
シリーズへのオマージュが見られたし 他の数々のホラー映画のエッセンスもあったり
「アヴェ・サタニ」も効果抜群だった
クライマックスに向かうときの
主人公の動きに貞子的要素があるのは「リング」の偉大さかもしれない
ただオリジナルが持つ
映画そのものが醸し出すような
不吉さ 禍々しさを表現するのは
やはり難しいのだと実感した
「エクソシスト」もそうだけど
オリジナルの封切り当時
この映画はキリスト教圏の人たちには日本人とは違う恐怖をもって見ている それは反キリスト 悪魔という存在にたいする恐れが日本人にはわかりようがないものがあるからだといわれた
そのことはこの映画でも感じられたかもしれない
最後に続編があるのなら
実は双子だったというシチュエーションはよくある後付だけど
オリジナルに触るのは絶対やめて欲しい
時系列的にオリジナルの後 2や3含めるのかそれとも省いてしまうのかはどちらでもいいと思うけど
オリジナルだけはいじってほしくないと思う
一つの映画として
「オーメン」を見たものとしては
まあ面白かったと言える作品だと思う
オカルト好きなら楽しめると思う
オーメン元祖を観たのはかなり昔で正直うろ覚え。一応、2と3も観ている。
当時はキリスト教の知識も薄く、山狗とか悪魔の数字(ヨハネの黙示録)とか言われてもピンと来なかった。
オーメンファーストは観なくても良いかな?
と思っていたが、レビューサイトなどの評価が高いと知って、あまり期待せずに劇場へ。
観た感想はひと言で言うと『これってホラーと言うよりオカルト映画だな』ってところ。
まぁ、ホラー的な死亡シーンが少しだけあったが、殆ど人が死なないし、残酷なシーン自体が少ない。
あまり人が死なないホラー映画ってのもないわけではないし、残酷シーンを見たくて映画館に行ったわけでもないが、正直、軽く拍子抜け。
中途半端にホラーシーンを入れるくらいなら、まったく無しでも良かったかも。
元祖オーメンは飛び降り首吊りとかガラスで首が飛ぶとか残酷な死に様がいくつもあったけどね。
オーメン2はとにかく人が死にまくる映画だったという記憶がある。
出産シーンがグロいってレビューもあって、ちょっと期待していたが…
リアルとは言い難いただの帝王切開シーンだった…
今の時代、なかなかグロ描写は難しいのかもしれないが、あれをグロいと言ってる人たちは、(今、観ると多少のチープさもあるが)元祖オーメンやダリオ・アルジェント、ジョン・カーペンターなどの『80年代ホラー』を観たら何て言うんだろう?
とか思ってしまった。
ダミアンの出生の秘密が明かされるというフレコミだったが、『悪魔の子を宿した方法』や『ダミアンの父親、母親(マーガレット)の正体』は描かれず、こちらも期待ハズレ。続編があるならそこでやるかもしれないが。
映画全体の出来は悪くないし、オカルト好きな人には嵌まるかもしれないが、元祖オーメンが好きな人やホラー映画好きの人には物足りないかもしれない。
期待度△鑑賞後の満足度○ “悪魔の子ダミアンは何故生まれたか?” -そら、世界を悪魔が征服する為ですがな、と答えの判っている試験みたいなものだが、オマージュ+ツィストもあり結構楽しませて貰った。
①キリスト教世界の持つ一種の禍々しさというかオドロオドロしたところを上手く使っていると思う。
②なんで今頃『オーメン』?と思い、『オーメンシリーズ』を若い頃見た者としては一応見ときましょ、という流れで見たが、のっけから第1作目の『オーメン』をオマージュしたシーンは出てくるは、『リング』の貞子+『ポゼッション』のイザベル・アジャーニのパクりじゃん、というシーンとか色々と楽しませてくれたので点数は悪くない。
③特に前半はイタリア製B級ホラーの香りがしたり、意外性を出したいばかりに辻褄が合わなかったり“んな、阿保な”というところもあるが、
元祖「オーメン」のインパクトが強すぎます
今回は、オーメンの前日譚ということで、期待していましたが、ストーリーに少しがっかりしました。
主人公マーガレットは、いかにも敬虔で真面目そうなクリスチャンですが、ルームメイトの子にディスコに誘われ、酒を飲み、その場で出会った男といい雰囲気になります。マーガレットらしくない行動に違和感を感じ、裏で教会が手を引いているというストーリー展開が予想できました。
獣の血を引いているのに、生まれてから、ずっと、普通の人間として、邪悪な雰囲気を全く出さずに生きてきたように見えるマーガレットにも違和感を感じました。ダミアンやカルリータのような怪しさや、時折見せる邪悪さが皆無です。
マーガレットにGPSが付いているのかと思うくらい、彼女の居場所を把握しているブレナン神父は、神出鬼没で不思議な存在です。彼の過去についてもっと知りたくなりました。
悪魔を産ませるという壮大な行いの理由が、宗教に無関心の若者を恐れさせ、再び信仰心を呼び戻すという小さいことのためだったということに驚きました。しかも、悪魔は男じゃなきゃだめというこだわり。
それと、CGで作られる炎がしょぼくて、もう少し、頑張ってほしかったです。
獣が、最後、炎に包まれて死んだと思われますが、獣がどういう存在なのか深堀りされておらず謎です。ほかにもいるのか、曖昧でモヤモヤ感が残りました。
それと、この教会がなぜ、悪魔と関係を持つようになったのかの説明もないので、話に深みが出てきません。
ただ、俳優の演技は素晴らしかったですし、1970年代のイタリアの雰囲気も良かったです。
オーメンということで、登場人物がどんな殺され方をするんだろうと、勝手に期待していたのですが、元祖オーメンと似通った殺され方で、肩透かしを食らいました。
ダミアン(悪魔)が生まれる前でも、面白い殺し方を演出することはできたんじゃないかと思います。
教会側にミセス・ベイロックのような異様で雰囲気の怖いキャラがいないせいか、見てて恐怖は感じませんでした。
とにかく、元祖オーメンのインパクトが強すぎて、私にとって、あまり印象に残らない映画となりました。
子供たちの見ている前で、建物から笑顔で飛び降り、首吊り自殺をする子守
落下してきた避雷針で串刺しになるブレナン神父
ビルから突き落とされ、救急車の屋根を突き破り死亡するキャサリン
後退するトラックの荷台に積まれたガラス板で首がすっ飛ぶカメラマン
元祖オーメンでは、インパクトの強い死亡シーンが映画の大きな魅力となっています。
登場人物も個性が強くて、一種異様な雰囲気を持っています。
ブレナン神父、ミセス・ベイロック、カメラマン、笑顔が怖いダミアン、どれも存在感が強いです。しかも、グレゴリー・ペックが出演しているという意外性。ストーリーも面白いです。
「オーメン ザ・ファースト」をきっかけに1976年制作の名作「オーメン」を見る人が増えることを期待します。
OMEN
面白かったドキドキする展開いっぱいな新たなオーメン。
1976年のオーメンの前日譚。
ダミアン=悪魔の子。悪魔の子ってどうやって生まれるん?
はっはーんなるほど。
ちょっと死霊館のシスターを意識してる感を感じました。
緩急はげしめ、惨い出産シーンの後に婆シスターのタバコ吸いながらのトランポリン。
出産シーンはモザイク有り(本題のダミアンではない)
終盤のネタ返し。少し前に判った。主人公も悪夢見てたしね(察し)
あの彼可哀そうだったけど始めからあっち側の人間だったのかな?
多分お金で雇われたのかな?
イタリアって時代が止まってんの?ってくらいの映像。
ってか「ローズマリーの赤ちゃん」やんけ。
主役の子が清原果耶にちょいちょい見えた。
新シリーズ開幕なの?
オーメン大好き人間としては期待して鑑賞したが、冒頭ちょっとして結末が読める展開だった。もう少しひねりが欲しいところだったけど、次につながるようなラストだったので許す(笑)
単調
元の第1作をリスペクトして、それなりにつながるようには作っていたんですが。
ダミアンの「本当の母親=獣(ジャッカルのような奴)」だった記憶があるんだけど。
実は人間体の女性が生んでいたってされても、後付けも甚だしくない?というところが気になったのと。
教会の一部に悪魔信仰があっただけのはずが、なんだか大規模な秘密結社みたいになってて、しかも「人々の信仰が薄れたから、悪魔を育てて、教会の信頼と信仰を取り戻す」って行動が矛盾だし、回りくどい。
そんな「悪魔を生み出そうとする連中」に、聖職者たちが悪魔になったような性暴力の数々や、教会の腐敗が暴かれる昨今の時代を露骨に反映させているのが安易に感じた。
最初の『オーメン』はホラーっぽさからはむしろ遠く、「これから恐ろしいことが起きる」という雰囲気で押したサスペンス要素が強かった印象があったが、本作はグロさと、単に大きな音楽&効果音と、照明、カット割りで怖がらせようとするのが単調で、眠気を誘発さえしました。
BABY
オーメンシリーズは悪魔の子ダミアンがいるという事だけしか知らない状態でしたが、前日譚なのでそこは気にしなくても良いかなと思い鑑賞。
予告編が17分もあったのは大作以外だと珍しいな〜と思いました。
ホラーとしてはやや残念感があるものの、要所要所の美点で2時間乗り切った作品だと思いました。
序盤からそこにいたら絶対被害受けるだろうなというポジションに神父がスタンバってて笑いましたが、案の定後頭部がサクッと削がれるシーンがあってですよね~ってなりました。
クラブであった男に偶然再会して何か忠告を受けてるなーと思っていたらトラックがバチコリぶつかってきて、マーガレットが助け出したら下半身が潰れていて、セリフを言わせるための配置だったとはいえ、そこまでやらんでもと笑ってしまいました。
全体的に不気味なオーラが漂っているので、次はどういう展開になるんだろうと新鮮に楽しむことができた反面、露骨な登場人物の配置のせいでコメディとしても受けとれてしまうシーンがあったのが残念でした。
今作の見せ場は出産シーンだと思います。自分は出産を体験したことがないので、痛みは想像でしかないですが、鋭い爪を生やした手が破ってくるかの如く突き抜けてきたシーンはヒィッてなりました。PG12指定なのでモザイク全開だったのはしょうがないんですが、無修正のえぐいバージョンが来たときは恐怖に慄きながら見たいと思います。
ダミアンの出産シーンも腹を裂いてみたり、そこからえぐい形相で双子が生まれてきたりと中々のインパクトを備えていました。
痛みに耐えて自分を生んでくれた母に感謝しかないです(どこで感謝しとんねん)。
初代のオマージュなんだろうなというシーンがちらほら観られますが、他の作品でも似たようなシーンを観たことがあったので、初代の与えた影響って相当大きいんだなと思いました。
終わり方はアーメン本編に繋がる感じなので、このまま初代を見進めていく形になりそうです。
ホラーとしては特別怖いシーンとかはあまりありませんでしたが、ミステリー面はかなり凝っていて良かったと思います。
ちょっと物足りなさはありましたが、ぞくぞくするシーンがあったのは収穫でした。
鑑賞日 4/5
鑑賞時間 14:30〜16:45
座席 L-6
あんまり怖くない
オーメンシリーズの最初の出会いはテレビでの『オーメン2ダミアン』でめちゃくちゃ怖いしストーリーも面白くて、びっくりした。最初のホラー映画との出会いだったかもしれない。特に氷の池に落ちて流されて氷を透かして死んでいくのがものすごく怖かった。無垢な子どもが実はとんでもなく悪いというのも余計に怖い。その後一作目を見たらあんまり面白くも怖くもなかった。3作目もまあまあだった記憶がある。
2がすごく好きでそれほどシリーズファンではない。それで今作は、こっちが年を取って鈍くなったのかさっぱり怖くない。神父が資料が見たいからとって来いなどと、危険なミッションを課すのが不自然だ。その資料が物語の上で重要なポイントになり、ご都合主義な感じが強い。
70年代初頭のイタリアの美術が素晴らしくて当時にしか見えない。もっと主人公のことを好きだったら楽しめたことだろう。ただの気のいい善良な美人で特に魅力を感じられない。
あの「オーメン」の前日譚、悪魔の子誕生の秘密が明かされる。
前日譚だから、おのずと結末は決まっているため、こうなることは見えている。
結局悪いのは教会で、信仰を高めるために本物の悪魔を生み出したのだ。
許せん!実際に「悪魔崇拝」はそういうことで始まったという話をたまに聞く。
旧作は、1976年公開の1作目をテレビ鑑賞したのみですが、詳細な内容は一切覚えていないが、避雷針串刺し、ガラス板首チョンパだけは強烈に覚えてます。(あのグレゴリー・ペックとリー・レミックの出演で映画の格が俄然高くなった)
冒頭、ステンドグラスの工事中で、誰もが、ああなることを期待して観てると、破片がパラパラ振るだけで、拍子抜け。まあ切れてはいるけど。
てっきり、落ちて直撃、バーンって砕け散ると思ったのに!!
あと、胴体切断を受け継いでるのは、納得。
話は「ローズマリーの赤ちゃん」+「死霊館のシスター」のよう。
それにしても、出産シーンの「モザイク」が「かえって」いやらしい。
オリジナル映像が気になる。
かなりグロイはず。
というより、そんなもの作って撮ったのか…。
そして、主人公が、翻弄されっぱなしのため、ストレスがたまる。
クライマックスは、荒れ狂って立ち会った者たちにもっと制裁を加えないと溜飲が下がらない!
ラストシーンの山小屋のセットもショボイ!
なお、続編ではないので、最近のリメイクあるある、旧作のカメオ出演は、ペック氏の写真のみで、物足らないがしょうがない。
その分、誕生の瞬間で、あの「オーメン」の曲「アヴェ・サタニ」、コーラスが流れるのが最高に盛り上がる!
ただ、エンド・クレジットで、作曲者ジェリー・ゴールドスミスの名が小さすぎないか。
流れがいい。
サスペンスも良く醸し出しているホラー作品。初めはどうなんだ?これ、んー…とおもていたが、良くまとまっていました。
お客の中ではおえっとか、あーとか、言葉も出ており、単純な残酷ホラーとは違う、もっと重い感情を思わせる、又、いきなり来るシーンはあまり無くても、ジワジワと不愉快な感情を抱かせる良作です。
教会の存続の為に悪魔、それもアンチ救世主クラスのものを復活させる。その為に人の尊厳など関係無く実行し、最後は、多分種付けの悪魔も焼き殺す。
多分、聖職者でありながらもう心は悪魔に乗っ取られていたのでしょう。
この作品で最大に良かったと思った所は、ファースト作品への持って行き方の雰囲気が前編をとうして完全に合致していること。
やたら新しく作ったから派手な構成やシーンも出す今日の作品とは違うものでした。
ただ残念なのは画面が暗いのと、カットのつなげ方がイマイチだったこと。
でも、良作です。個人的には、夜に一人で見たほうが良いと思う。劇場もいいけど、DVDになったら俄然オススメ作品です。
これは新シリーズの予兆なのか
『サスペリア』、『エクソシスト』と、70年代の大ヒットホラーのリブートが続くけど、今回の『オーメン』は50年前の第一作の前日譚と言う設定が、なかなか面白かったです。舞台はローマの修道院で、不気味なシーンを積み上げながら、主人公の見習い修道女の精神が幻覚でどんどん犯されてくるあたりは、『エクソシスト』のようです。やがて、悪魔の生まれ変わりのダミアンを産む母親を作り出すおぞましい陰謀が明かされ面白くなってきます。ご都合主義的なところもあるけど、最後に二転三転と予想のつかない展開で、こうくるかと言う幕切れもビックリでした。ただし、出産シーンをグロテスクに描くのは悪趣味だし不快。今後は,アナザーオーメンとしてシリーズにするのかも。役者では、主役のネル・タイガー・フリーは清楚な感じから段々狂気じみてくるのがよかったけど、主人公の同期のビッチっぽい修道女の方が好みでした。
あのオーメンの前日譚としては少し期待外れ
子供のときオーメンみたときは不気味な雰囲気とショッキングな描写が心に深く残りました。
その前日譚として楽しみにしてましたが、少し期待はずれかな。
ホラーとしてはいまいちパンチ不足だし、オーメン独特の不気味さもあまり伝わってきませんでした。
前日譚ものは基本的に好きなのですが、少し設定も無理すぎて納得感がありませんでした
教会が自分たちの存在価値を高めるために悪魔を生み出そうとするなんて矛盾があり過ぎる気がしました
あと、一緒に生まれたダミアンの双子の兄妹はどうなったのでしょうか?
他のオーメンシリーズで何かふれられてました?
ネルタイガーフリーが可愛過ぎるのでおまけで⭐️3にしときます
サーバントもハマり役でしたが、ミステリアスな雰囲気がこういう映画に合ってますね
今後も活躍期待です
うまくまとめた
ダミアンは無事出産するという結論ありきのストーリー作りはきっと難しかったはず。そのなかでマーガレットとカルリータの運命をうまく操りながらうまくストーリーを展開を展開させていると思えた。
ちょっと意外だったのはラスト。ダミアンには双子のきょうだいがいたこと、その子とマーガレットとカルリータが3人で身を隠すように暮らしているシーン。まさか次回作につながるようなエンディングで終わるとは思わなかった。
そしてあのモザイク。これが作品全体をスポイルしているとは思わないが、少なくてもあのおどろおどろしいシーンの雰囲気は薄いものにしてしまっていた。
怖がらすことを狙ったものではない?
近年世の中で頻発している大ヒット作の前日譚。
ザ・ファーストとかエピソード0とかって凄く多いがそんなにネタ不足なのだろうか。
いまだに震え上がるほど怖い映画として自分の中で1、2位を争う恐怖映画の金字塔「オーメン」。
本作は悪魔の子ダミアンが誕生するまでを描いた作品。
教会復権に暗躍する派閥?の仕業という理由だが発想の幼稚さは否めず、ただ山犬の子供という当初のぶっ飛んだ設定に対して何とか辻褄を合わせてくれたことは評価に値する。
山犬とのハーフのマーガレットがクラブで酔いつぶれてしまった時に山犬と性交させられ妊娠したということなら、ダミアンは3/4が山犬ということになるのかな。
妊娠から出産は驚異的なスピードだったw。
マーガレットがクラブで仲良くなった男と街中で再会した時にある程度の大筋が読めてしまったので、正直もう少し刺激的などんでん返しが欲しかった。
また怖がらせ方もジャンプスケアが1、2回あったものの、前シリーズのような目に見えず抗いようのない大きな力の恐怖みたいなものはそれほど感じられず(だって人間の仕業だし)、透かされた感はあったのだが、女性監督ということと、製作意図としてはちゃんとお話を繋げようとすることだったのかなと思うので仕方がないと納得はしている。
一緒に来た新人の子は、第1作で最初に首吊った乳母?
主人公役のネル・タイガー・フリー(英語圏だが歯並びからイギリス人と想像できてしまった)は美しくスタイルの良い若い女優さんだが、なかなかの恐怖顔で本作にはしっかりとハマっていたと思う。
次作を仄めかす終わり方だったように思うが、その後の展開を考えることは相当な難易度だと思う。
全47件中、21~40件目を表示