オーメン ザ・ファーストのレビュー・感想・評価
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あんまり怖くない
オーメンシリーズの最初の出会いはテレビでの『オーメン2ダミアン』でめちゃくちゃ怖いしストーリーも面白くて、びっくりした。最初のホラー映画との出会いだったかもしれない。特に氷の池に落ちて流されて氷を透かして死んでいくのがものすごく怖かった。無垢な子どもが実はとんでもなく悪いというのも余計に怖い。その後一作目を見たらあんまり面白くも怖くもなかった。3作目もまあまあだった記憶がある。
2がすごく好きでそれほどシリーズファンではない。それで今作は、こっちが年を取って鈍くなったのかさっぱり怖くない。神父が資料が見たいからとって来いなどと、危険なミッションを課すのが不自然だ。その資料が物語の上で重要なポイントになり、ご都合主義な感じが強い。
70年代初頭のイタリアの美術が素晴らしくて当時にしか見えない。もっと主人公のことを好きだったら楽しめたことだろう。ただの気のいい善良な美人で特に魅力を感じられない。
怖くない理由は
究極のマッチポンプ
あの「オーメン」の前日譚、悪魔の子誕生の秘密が明かされる。
前日譚だから、おのずと結末は決まっているため、こうなることは見えている。
結局悪いのは教会で、信仰を高めるために本物の悪魔を生み出したのだ。
許せん!実際に「悪魔崇拝」はそういうことで始まったという話をたまに聞く。
旧作は、1976年公開の1作目をテレビ鑑賞したのみですが、詳細な内容は一切覚えていないが、避雷針串刺し、ガラス板首チョンパだけは強烈に覚えてます。(あのグレゴリー・ペックとリー・レミックの出演で映画の格が俄然高くなった)
冒頭、ステンドグラスの工事中で、誰もが、ああなることを期待して観てると、破片がパラパラ振るだけで、拍子抜け。まあ切れてはいるけど。
てっきり、落ちて直撃、バーンって砕け散ると思ったのに!!
あと、胴体切断を受け継いでるのは、納得。
話は「ローズマリーの赤ちゃん」+「死霊館のシスター」のよう。
それにしても、出産シーンの「モザイク」が「かえって」いやらしい。
オリジナル映像が気になる。
かなりグロイはず。
というより、そんなもの作って撮ったのか…。
そして、主人公が、翻弄されっぱなしのため、ストレスがたまる。
クライマックスは、荒れ狂って立ち会った者たちにもっと制裁を加えないと溜飲が下がらない!
ラストシーンの山小屋のセットもショボイ!
なお、続編ではないので、最近のリメイクあるある、旧作のカメオ出演は、ペック氏の写真のみで、物足らないがしょうがない。
その分、誕生の瞬間で、あの「オーメン」の曲「アヴェ・サタニ」、コーラスが流れるのが最高に盛り上がる!
ただ、エンド・クレジットで、作曲者ジェリー・ゴールドスミスの名が小さすぎないか。
流れがいい。
サスペンスも良く醸し出しているホラー作品。初めはどうなんだ?これ、んー…とおもていたが、良くまとまっていました。
お客の中ではおえっとか、あーとか、言葉も出ており、単純な残酷ホラーとは違う、もっと重い感情を思わせる、又、いきなり来るシーンはあまり無くても、ジワジワと不愉快な感情を抱かせる良作です。
教会の存続の為に悪魔、それもアンチ救世主クラスのものを復活させる。その為に人の尊厳など関係無く実行し、最後は、多分種付けの悪魔も焼き殺す。
多分、聖職者でありながらもう心は悪魔に乗っ取られていたのでしょう。
この作品で最大に良かったと思った所は、ファースト作品への持って行き方の雰囲気が前編をとうして完全に合致していること。
やたら新しく作ったから派手な構成やシーンも出す今日の作品とは違うものでした。
ただ残念なのは画面が暗いのと、カットのつなげ方がイマイチだったこと。
でも、良作です。個人的には、夜に一人で見たほうが良いと思う。劇場もいいけど、DVDになったら俄然オススメ作品です。
正統派、本格派、かつ新しい。
怖い映画好きな人は、四の五の言わずすぐ見に行った方がいいと思う。
正統派ホラー映画の新たな傑作誕生です。
舞台が70年代のローマなんだけど、まず映像の70年代感がすごい。
街の様子から通行人から、映像自体の質感まで、隙がなくよくできてる。
いかにも悪魔ものらしい、教会や孤児院の、陰鬱で閉じた雰囲気もいい感じ。
ホラー的なおどろおどろしい、エグい描写も、ショボさはゼロで、無駄に残虐さてんこ盛りというわけでもなくセンスの良さを感じます。
全体に、絵に新しさがあるんですよね。もちろんいい意味で。
映してるものは昔からあるホラー映画のイメージなんだけど、2020年代の映像という感じがすごくする、見応えのある美しい映像でした。
あとなんといっても役者がよいです。
主演のネル・タイガー・フリーが素晴らしすぎです。
個人的には歴代ホラー映画ヒロインで最高と言ってもいい。
シスターのルックが似合う落ち着いた美人なんですけど、背も高くて華がある。
画面に映ってるだけで見て楽しいです。
まあ後半は怖い目にあってキャーキャー言うんでしょうねと思ってたら、とんでもない。
後半すごかったです。
いやすさまじかったです。
映画初主演らしいですけど、今後もメジャーな作品で活躍するんじゃないですかね。
その他シナリオも、助演の役者の演技も、音楽も、どこをとっても素晴らしいです。
そのどれにも言えるのが、無理に大きく外して奇をてらったものにしないで、極めて正統派ながら、古くさくもない、今を感じるものであるということです。
自分としては、今映画を見るならこれを推したい。
見る価値あります。
予告編は良かったわ
プロローグ
としては絶妙と思う。
次回作以降に興味をかき立てられた。
純粋にこの作品の続きがあるのかは不明だが、
十分に露払いとしての役割を果たしたと感じる。
何十年か前に観たオーメンは怖かったが、詳細はもちろん記憶にない。
こんな対立軸はなかったように思う。
これが1作目に続くのだろうか。
可能なら1作目を観てみたいと思わせられた。
一方、ホラーとしてみると全く怖くはなかった。
驚くシーンすらほとんどなかった。
怖いよりグロいという感じか。
後半の展開はほぼ予想できるし、
何より獣との交尾というのは何とも珍妙でかなり退く。
キリスト教原理主義者にとってはすんなり入るのだろうか。
どんな宗教であっても原理主義者という輩には背筋が寒くなる。
奴らなら保身のためにはどんなこともやりかねない。
その観点ではかなり現実味のあるホラー。
いずれにしろかつてのオーメンに思い入れのない若者にとってはつまらなかろう。
今回も公開直後なのに観客は老人2名。
古のコンテンツの掘り起こしもいいが、何か新鮮味が欲しいよね。
あざを調べろ!全てあなたのためにやったのに…
知らない映画のザ・ファースト
続編含み
『オーメン』3部作をTV放映で鑑賞していたので、本作を封切日に鑑賞。平日昼上映だったので観客は10名ほど。自分と同じく3部作を鑑賞していたらしい中高年がほとんど。
アメリカの修道院で育てられた「マーガレット」(ネル・タイガー・フリー)は、たびたび幻覚を見ることで周囲から疎まれていた。そんなときイタリアの「ローレンス枢機卿」(ビル・ナイ)に誘われてローマの修道院で修道女見習として働きはじめる。虐待に等しい扱いを受ける孤児「カルリータ」(ニコール・ソラス)を目にして、ショックを受ける。
相部屋の「ルス」(マリア・カバレロ)に修行生活に入る前の最後の羽目外しだと誘われてクラブに遊びにいき、行きずりの「パオロ」(アンドレア・アルカンジェリ)と一夜を共にする。
そんなとき「ブレナン神父」(ラルフ・ネイアソン)に、自分は教会の陰謀を知っている、カルリータはこの世に反キリストを誕生させるための借り腹候補だ、カルリータが6月6日午前6時生まれだと示す証拠が修道院のどこかに隠されているはずだと警告される。
にわかに信じられないマルガリータだが、カルリータの口の中に「666」の印を見つけて疑念を抱く。「シルヴァ修道院長」(ソニア・ブラガ)にカルリータへの虐待を抗議するが、修道院を追放されてしまう。夜の街でパオロと出くわすが、なぜかパオロは恐怖に顔を引きつらせて逃走。追いかけるマルガリータに、自分の頭部を指さして「痣を見つけろ」と教えるが、その直後に車に轢かれて死んでしまう。
ルスの修道女昇任式の最中に、シルヴァの執務室に忍びこんだマルガリータは、隠し部屋を見つける。そこで、長年にわたって修道院内で行われてきた悪魔的所業の数々を示すファイルを発見。それらを持ち出そうとして、監禁されてしまう。
だが、良心派の「ガブリエル神父」(タウフィーク・バルホーム)に救出されて逃亡。ブレナンに匿われたマルガリータやガブリエルは、持ち出したファイルを調べる。借り腹候補は頭に「666」の痣を持つと突き止め、カルリータ以外にも候補者がいることを知る――といったストーリー。
『オーメン』の怖さは、悪魔がその姿をはっきり見せるわけではなく、あくまで自殺や事故を装って邪魔者を消していくところ。監督はそこをリスペクトしているようで、本作でもそのテイストは十分に活かされている。
そもそもなぜ神父や修道女が反キリストの生誕を企むのかという動機については、キリスト教の権威失墜に危機感を抱き、反キリストを出現させて世界を恐怖の巷と化し、もう一度キリスト教にすがろうという気持ちを人々に起こさせようとしているのだと説明されている。これが単純なホラー映画を超えるリアリティを本作に与えている。
結局、「ダミアン」は降臨してしまい、シルヴァはその子をアメリカ大使「ロバート・ソーン」の息子として育てさせようと企むが、このシーンで昔懐かしいグレゴリー・ペックが写真出演している。
ラスト、山荘で隠棲するマルガリータとカルリータとダミアンの双子の女児が描かれるが、この女の子は3部作には登場しなかったはずだ。続編が製作されるとしたら、ダミアンと姉(妹?)の闘争になるんじゃないかな。
続編ありそうな
凄い嫌な倫理観も欠如した教会ホラー
これは新シリーズの予兆なのか
『サスペリア』、『エクソシスト』と、70年代の大ヒットホラーのリブートが続くけど、今回の『オーメン』は50年前の第一作の前日譚と言う設定が、なかなか面白かったです。舞台はローマの修道院で、不気味なシーンを積み上げながら、主人公の見習い修道女の精神が幻覚でどんどん犯されてくるあたりは、『エクソシスト』のようです。やがて、悪魔の生まれ変わりのダミアンを産む母親を作り出すおぞましい陰謀が明かされ面白くなってきます。ご都合主義的なところもあるけど、最後に二転三転と予想のつかない展開で、こうくるかと言う幕切れもビックリでした。ただし、出産シーンをグロテスクに描くのは悪趣味だし不快。今後は,アナザーオーメンとしてシリーズにするのかも。役者では、主役のネル・タイガー・フリーは清楚な感じから段々狂気じみてくるのがよかったけど、主人公の同期のビッチっぽい修道女の方が好みでした。
旧3部作の良いところは継承できてない
オカルト映画の金字塔・・・といえる「オーメン3部作」はすべて視聴しております。が、40年以上前のこと。幼少期に金曜ロードショーかなんかのテレビ放映で初鑑賞して以来、一度も見直しておりません。
しかし、今思い返しますと独特の雰囲気、恐怖の表現手法、心理描写など大変印象深い作品でしたので1、2、3のストーリーの概略、テーマの変遷などは、今でもほぼ正確に掴んでるんじゃないかと自負しております。
私の記憶が確かなら3部作において悪魔の子であるダミアンは周囲の人々を恐怖と不幸のどん底に陥れる悪魔的な禍々しい力を持ってるんだけど、当初、自らの出自やその力に気づいていたわけでなかったということ。それらを知り、運命を受け入れることに彼自身、まず大きなな葛藤があり人として悩むんですよね。今や誰もが彼の名を知る有名な悪魔(笑)なのになんだか妙に人間臭いところがこの作品の味です。
また登場人物の中の「取り巻き(ダミアンの正体を知り内密に守護する者)」がストーリーに与える影響も効果的で、映像表現や見た目以上に不気味な雰囲気を醸し出しています。
旧3部作の回顧にかなり尺を使ってしまいましたが、今作が上記の「継承すべき素晴らしいところ」を少しでも取り入れてくれてたら良かったんだけど・・・あまり、上手くいかなかった、もしくは意識さえしなかったのではないでしょうか。
身体に666のアザがある、6月6日午前6時に生まれるなどお約束はもちろん踏襲されてました。もしかしたら今回も取り巻きっぽいの?も居たかもしれません。
しかし、ストーリー上で有機的なつながりが構築できず、あくまで単発、もしくは誤用なのです。これでは旧作の上辺だけの真似事に過ぎず、下手すれば模倣にすらなりません。
また拡大解釈したそれらしい設定、追加した要素も旧作とは親和性がないので・・・まさか、これからシン・オーメン序破急始めようってことじゃないよね(笑)、とツッコミ入れたくなる始末です。
ファーストもの企画としてはハズレの部類です。
では。
面白かったヨ❗️しかし 教会の戦略は ダレ得🉐❓失敗してるし周りくどい
実は オーメン 観てない
だから exorcist との違いもよう知らない。
しかし 本作は 描写が丁寧で面白かった。
宗教的おどろおどろさ なんか重々しい 感じは良かった。
有料パンフ見ると
簡単に過去作全部まとまってて オレも オーメン経験者の仲間入り❗️まあ エセ だけどね
イヤイヤ 6月6日って どう考えても ノルマンディ上陸
6が不吉な数字なんて知らんがな❗️日本人には
有料パンフ🈶には色々 制作過程の 不思議な呪いトリビア載ってたけど
この部分は アナログの時代の仕込みだと感じた。
不吉な前兆、不吉な流れ は堪能できた。
ローマは良い❗️カップルにも👫オススメ そこそこ適度な恐怖感
というより 不吉感じた味わう作品。
そもそも ダミアン って 濁点の時点で アウトじゃがな❗️
だが わからないのだ。
イヤイヤ 教会の目的は信者増やして ある程度は儲けることでしょう❓違う❓
悪魔の子 👿生み出したら 逆効果で 信者どんどん減るって❗️
それと オレが政治家だったら 破防法適用で 殲滅するヨ❗️
しかも 生まれ方も 手の込んだ嫌がらせ 的で周りくどいし
一体 ダミアン計画は 誰が得する🉐の って まじ思った❓❓❓
ただ70年代の雰囲気 教会の雰囲気 映像は 堪能した。
正直 一応事前に少しパンフは見てて 元祖オーメンは理解してたので
全て 予定調和でオレ個人的には えっ 普通でしょ 作品でした。オレを眠らせ😪無かっただけでも
過去のホラー 最高得点❗️
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