「石川県ご当地アニメっぽくはない」数分間のエールを ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)
石川県ご当地アニメっぽくはない
2024年劇場鑑賞147本目。
地元で石川県を舞台にしているアニメと紹介されている割には上映館が一館だけとなんとも寂しい状態で、時間も1時間くらいなのでパンフレットもないんだろうなと思ったら意外と作られていて、しかも入場者特典まであってびっくりです。まぁ後日談のマンガという特典でしたがあんなの後日談でもなんでもないです。
序盤に世界で最も美しい駅10で選ばれた金沢駅の鼓門が出て金沢市民のテンションが上がるのですがそこまで。後は見覚えのない景色しか出てこず、動画タイトルにある「片町」というワードだけがかろうじてという感じでした。ストリートライブしていた公園は見覚えあるけど周りの風景は街じゃなくて住宅街だし、あんなライブスタジオ知らないし(これは自分が知らないだけかもしれませんが少なくともいくつかある有名ライブスタジオではない)、スキップとローファーみたいに石川の方言しゃべってくれるわけでもなし。ご当地アニメとしてはがっかりでした。
内容もよくある話とは言いませんが割とシンプルで、起承転結がはっきりしている作品でした。タイトルの「数分間」は歌のことで、「エール」は曲を引き立たせるMVのことだったんてすね。同じ曲で全く違うMVを見られるのは面白かったですが、申し訳ないけど自分は心が動かされませんでした。
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