「ディベートの「その後」が…」ダホメ regencyさんの映画レビュー(感想・評価)
ディベートの「その後」が…
クリックして本文を読む
フランスに植民地化され略奪されたダホメ王国(現ベナン王国)の秘宝26点が返還されるも、それをどう受けとめるかについて大学生達によるディベートが行われ…
ランニングタイムは68分と短いが、前半は返還された彫像の保存・保管に勤しむスタッフの様子に加えて、彫像の心情をモノローグで語るという演出が施されるのだが、これが実に蛇足。申し訳ないが睡魔に襲われてしまった。
要となるディベート模様がようやく始まるのが開始40分ほどからで、その頃には本当に睡魔に負けた状態。要所要所で興味深い意見が飛び交っていたのはなんとなく覚えているも、終始ドキュメンタリーではなくニュース映像を見てる感覚。
体調万全な状態で観直せばもしかしたら評価が変わるかもしれないが、どちらにしろ、ただディベートしただけで終わりではドキュメンタリーの体を成してなく、画竜点睛を欠いている。できればディベートの「その後」まで追ってほしかった。
いろいろと評価が高いようだけど、自分には全く刺さらなかった。
コメントする