あこがれの色彩のレビュー・感想・評価
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目的と手段とただの趣味
父親と祖母と3人で暮らす独特な色彩で絵を描くことが好きな14歳の娘が拗らせる話。
写実的な絵を教える美術教室に通いつつも先生の言うことに聞く耳を持たない主人公が、有田焼の窯元で修行中のオリジナリティたっぷりのデザインを描く父親の彼女の絵に惹かれるけれど…というストーリー。
タイトルやあらすじ紹介をみると、兎に角絵が大好き!な主人公なのかと思いきや…The中2。拗らせてますねぇ。
言いたいことわかるけれど、話しの持って行き方が極端過ぎて、なんだか絵も色彩もどうでも良い様に感じてしまったし、オヤジのダメっぷりはなんだった?賞レースの生臭いところもそれだけの為?
なんだか広げ過ぎてとっ散らかってしまったものを、理由もなくまとめて終わらせられた感じだった。
それと「煮詰まる」と「行き詰まる」間違えてますね。
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