「映画館がいつまでも元気でいられますように、。」BAUS 映画から船出した映画館 アベちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
映画館がいつまでも元気でいられますように、。
私が映画館に通うようになったのは10年位前からなので2014年に閉館となったBAUSシアターはその存在すら知らない。又一時期シネコン運営会社にいて全国に新しいシネコンを開発し開業させており街の映画館を衰退させる側にいたのでないかと思い、今は申し訳ないと感じている。
映画はまさに日本の映画と映画館の歴史を辿るように戦前の弁士が語る無声映画から戦中の規制のさなかやむ無く上映する国民を鼓舞するプロパガンダフィルム等を写し、主演の染谷将太も峯田和伸も夏帆もとよた真帆も光石研も皆んないい感じで映画に溶け込んでいた。そして戦後、映画館も隆盛を極め従業員とも仲良くやってきたのに夏帆が突然の逝去。それでもこれから映画と映画館についての物語が進むと思ったら、、。いきなり現代に飛ぶ。鈴木慶一はあの息子だなと、わかったが、何やら前衛的な映画に変わる。そしてBAUSの終わりの日が来る。
作りたかった映画なんでしょうけど、。BAUSを知らない人には、なんかちょっとピンときませんでしたね。
日本全国のミニシアターが時代の流れに負けず良い作品を見せ続けていただけるように期待いたします。
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