劇場公開日 2024年3月15日

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ビニールハウスのレビュー・感想・評価

全45件中、41~45件目を表示

3.5負のドミノはどこまで行く?

2024年3月15日
PCから投稿

ただ、息子と一緒に普通の家で住みたかっただけなのに…
それだけのはずが、その親切心や防衛のための行動の掛け違いで、
負の連鎖のドミノ倒しとなってしまう怖~い話でした。

当人は決して悪人ではなく、どちらかというと親切でいい人。
パニクっていたとしても、その選択はどうなの?という気持ちにもなるけど…
…でも、そこまでいくか⁉というその負の連鎖がハンパない。

見ている間はそこまで感じないものの、
見終わった後のこのドミノ倒しに呆気にとられてしまいました。
いやいや、一周回ってこれはブラックジョークかも…?
そう思ったりと、見た人と色々語りたくなりますね。

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kinako-cat

4.0ラストは「わぁっ〰︎)って感じ

2024年3月15日
iPhoneアプリから投稿

怖い

この作品の背景も、出演している俳優達の情報も全く持たずに鑑賞。
暗くて粘着質的なストーリーが進み、念願の賃貸物件での生活をスタートさせると思いきや、予想外の展開だった。

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ちゃ坊主

4.0半地下もビニールハウスも貧困層。

2024年3月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ホラー?と思って見に来たけど違った。
どちらか言うたらいやミス?いやサスペンス?かな。出てくる2つの家族がどちらも辛いんだわ、ビニールハウスって、、農場の物置きに住んでる生きてるのが精一杯で何か起きたら金銭的に崩壊する主人公と施設に居る親。お金は有るけど認知症の妻と初期認知症だと宣告された夫。テンポゆっくり、人を丁寧に描く、、派手な演出はない。見終わって調べたら若い美人女性監督でした、なんだか納得。監督の母親が医療系だかヘルパーだかでそれが設定の核になったらしい。

どこの国でもそうだけど貧困はトラップだらけで、もがけばもがくほど深みにハマる。
貧困層に優しい国ってあるのかな?
そんな事してると国力落ちるんだろか?
両立は無理なのかな?

キムソヒョン、美人はやつれても美しいね。

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masayasama

5.0負の連鎖

2024年3月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

韓国映画は「パラサイト」でアカデミー賞を獲得する前から、映画ファンを唸らせる作品を量産してきました

個人的にも毎年、今年のベスト映画候補を選ぶとき、韓国映画は外せません

で、何年かに一本、「これは!」という作品が出現するのですが、今日観た「ビニールハウス」

久々、韓国映画キター‼という出来デシタヨ⁉

終始、地味~な展開が続くんですが、出てくる登場人物がコク深~い味わいとなっております

韓国映画には、コク深~い人達がよくでてきますが、今作主演のキム・ソヒョン氏~、なかなかの味わい深いキャラとなっております

母親の子供に対する想いというものは、到底男には到達することのできない領域で、「無償の愛」といえば素晴らしいのですが、第三者からすると時折理解できない状態も…

ポン・ジュノ監督作「母なる証明」は男には全く理解不能ですカラネ…

それだけ、世間体や体裁ばかり気にしているショーモナイ「男」というものに対して、「女性」という存在は「絶対的存在」だと言いたいのデスヨ

私Sは昨今のネタバレ警察に対しては多少モヤモヤするものがあるのですが、今作のラストのあの展開を語る輩に対しては、迷わず「ネタバレ!」と断言することでしょう

まぁ、各々、映画に対しては好き嫌いがあるので、この「ビニールハウス」全く受け付けないという方がいても否定はしません(・∀・)

ただ、ここ最近の韓国映画では、個人的に「凄っ!」と声が出る映画(ラストの展開、マジで声出る 5秒前…)

最後に、主演のキム・ソヒョン氏~、役作りで地味~な感じに演じておりますが、S的には好きな顔で、何か生活感がエロかったデスネ💓 オワリ!(結局、ショーモナイ男のザンネンな感想⤵️)

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うんこたれぞう

2.0負のスパイラルをおじいさん視点で観ると楽しめる

2024年3月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

2024年劇場鑑賞21本目 凡作 40点

結論、予告がクライマックスだと感じた韓国映画

というのも、着眼点や惹きつける演出は流石韓国クオリティだなぁと感心したが、全体として派手さが乏しいというか、時折見せ場はあるものの低空飛行している様な静かさな明るさを感じる

キャッチコピーなどにパラサイトを想起させる様な見出しを使いたいのもわかるし、主演女優の賞歴や絶賛のコメントを予告に組み込みたいのもわかるが、十分にそれらに負けていた印象

主人公と親交を持つ若い女性の存在が終始不自然だったのを記憶しているのと、表題通りおじさん視点だと楽しめると思っていて

最愛の嫁の手に触れるまでの用意周到な物語としての段取りや、それ以降の別の人間なんじゃないかと正しい判断が出来ているにも関わらず、年齢や周りの人の状況が脳裏をよぎり自分も1番そばにいた嫁をも判別できないほど我も認知症が進んでしまったのかと、誤った失望を生み、終いに自らの手で命を落とすまで生きる希望を無くしてしまった彼の内向的で素敵なおじいさんが悲しくも作品としての悲壮感と面白さに大いに貢献している

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サスペンス西島