「歩捨道」BanG Dream! It's MyGO!!!!! 後編 うたう、僕らになれるうた&FILM LIVE ブレミンさんの映画レビュー(感想・評価)
歩捨道
総集編前編ですっかりMyGOにお熱になって楽曲もリピートしまくり。
後編の展開も楽しみでしたし、FILM LIVEがあるのも込みでワックワクしてました。
特典は色紙風カードで楽奈でした。前編のポストカードも楽奈だったのでこれは嬉しいです。
そよさんブチ切れからの総集編後編。
今作の始まりは燈の朗読からスタートと総集編の作りも中々にロックで最高です。
前編は楽奈パートが多かったのに対して、後編はそよさんの絶望パートが多かったのが印象的でした。
バンドマンである前にJKがあんなに地べた這いずって絶望の表情をかますところなんか製作陣容赦ねぇ〜と思いつつ、そよさん闇が深すぎるともなりましたし、それ故にバラバラになっていくメンバーの様子は分かっているのに胸がキューってなりました。
燈が1人でステージに立つってだけでも凄いのに、朗読で、しかも毎日という肝の座りっぷりにどんどん惹かれるお客さんも出てきて、楽奈もギターで飛び込み参加して、立希も半ば強引にだけど引き締めてドラムに、少し距離を置いていた愛音も燈の言葉きっかけにギターへ、そしてそよさんもステージから手を引っ張りに行った燈の行動もあってベースへカムバック。
一度崩れてしまったバンドの復活の描かれ方は他の作品でも現実でも見たことない劇的なもので、泣きながら笑いながらの演奏は見応え抜群で鳥肌立ちまくりでした。
そこから5人揃って正真正銘のライブオンステージまでの道のりもドタバタしながらで爆速で新曲作って、衣装作りも紆余曲折ありながら腹を割って話せるようになった5人の姿はギラギラしていて眩しかったです。
ついにバンド名も完成、一生バンド続けるの言葉そのままに終わったのも好感が持てました。
アニメシリーズでは個人的にはノイズになっていたAve Mujicaが本編にガッツリ絡んでくる事はないのでMyGOの物語としてしっかりまとまっていたのもより良かったです。
Ave Mujicaはまた一つの作品として見たいのでそこを総集編で分けてくれたのは GOODでした。
FILM LIVEでは「処救生」「音一会」「壱雫空」の3曲を披露してくれて、カメラワークもぐるぐる動きますし、最高のMCから繋がる「壱雫空」はライブ会場にいたら情緒が大変なことになってしまうくらいには痺れました。
「壱雫空」が完成するまでの物語だったなぁと改めて壮大な物語に感動しっぱなしでした。
サイリウムのあるバンドのライブが異色すぎて行くか迷っていましたが、この総集編を機にライブにぜひ行ってみたいなと思いました。
あまりにもロックすぎる彼女たちのこれからも眺めていきたいので是非ぶつかり合いの2期も何卒…!
鑑賞日 11/8
鑑賞時間 18:45〜20:55
座席 I-19