「パンチも恐怖も新鮮味も薄い《事故物件》」ナイトスイム 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
パンチも恐怖も新鮮味も薄い《事故物件》
魔物の正体がいまいちピンと来なかったです。
《ストーリー》
1992年夏。
ある家のロゼッタという東洋系の少女が、自宅プールで
夜間水泳中に、足を何者かに掴まれて溺れて行方不明になる。
そして現在(30年後)
そのプール付きの中古住宅を買ったのは、
難病に冒された元メジャーリーガー。
プールはブルーシートに覆われており、もう15年も使われていなかった。
手入れをして水を張りウォーラー一家はプールライフを楽しみます。
すると、お父さんのレイの病状が劇的に回復します。
しかし、お母さんも、娘のイヴも、弟のエリオットも怖い何者かに
プールに沈められたり、引っ張り込まれたり、怪奇現象に襲われる。
《プールに棲む何者か、
プールが家庭用としては馬鹿デカいです。25メートル位。
エリオットなんか死にかけてるのに、お父さんの為に家族が
我慢をしたりして、心優しき家族愛・・・とかもあり、
その後、
盛大に近所の人を招いて【プールパーティー】を開いたウォーラー家。
ここで決定的な事が起こる。
プール内でレイお父さんが別のお父さんと子供を肩車にし
水中騎馬戦みたいのをしていたら、足がプールの底に粘着して、
近所の子は溺れて危機一髪の事態に。
いよいよ追い詰められたお母さんは30年前に住んでいた家の住民を
訪ねる。
東洋人の老婦人は《水のたたり、で、
《テマガミーには生け贄が必要で、レベッカは生贄になり、
《その犠牲でレベッカの弟の手ミーは国連の重要なポストに付くような
《繁栄をした・・・と告げるのだった》
呆れて帰宅すると、
お父さんに憑き物がついてエリオットに危害を加えようとするが、
我にかえったお父さんは自ら生贄になりプールの底に
沈んで、犠牲者となる。
なんと言って良いのが感想に困ります。
せめてロゼッタを成仏させてあげたかったですね。