「火のないところから立つ煙」ドリーム・シナリオ セッキーかもめさんの映画レビュー(感想・評価)
火のないところから立つ煙
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ある中年男性(主人公ポール)が突如として不特定多数の人物の夢に登場し、夢を見た人々に翻弄させられる物語。
いい夢に出てくればいい奴、悪い夢に出てくれば悪者扱いされ、主人公にはどうすることもできない。夢に影響されているのが、若者ばかりなところも気になる。現代の過剰なSNSの印象操作を端的に示しているのだろうか。
ホラー要素もあるが、コメディ色も強め。無音のシーンでいきなりおならの音が響いたときは、クスッと笑ってしまったが、周り(劇場内他2名)が笑っていなかったので、少し気まずい空気になってしまった。
ストーリー自体は分かりやすく、難解な部分的はない。ただ、結末は特にひねりはなく、尻つぼみな印象となった。
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