劇場公開日 2024年8月23日

ソウルの春のレビュー・感想・評価

全164件中、161~164件目を表示

4.0野望と信念の闘い

2024年7月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

めちゃくちゃ面白かった!
描かれているのは、たった数日間なのに、想像もしない展開が目まぐるしく起こるのでまさに固唾を呑んで鑑賞。
元々厳しく統率されている軍の中という狭い範囲内で、司令塔がおかしくなるとこんな簡単に大混乱に陥る恐怖を味わった。

信念を曲げずに国を守ろうとするイ・テシンは、チョン・ウソン氏が演じるのでまたヒーロー度が増す。
韓国の軍事政権時代について全く知識がなかったのだけど、権力が軍事力とセットだと即命の奪い合いになって話し合いにならなんのだなと思った。

アフタートークで歴代大統領がノ・ムヒョン大統領までは軍の息がかかっていたというのをザーッと先生がおさらいしてくださったのだけど。
ものすごい最近までそんな感じだったなんて何一つ知らなかった!
韓国といえばエンタメ文化だけど、それも軍政府の時代には規制が厳しく今ほどの広がりはなかったとのこと。

話が短い間に目まぐるしく二転三転するので10分でもトイレに行けない感じなので、ご注意ください。
歴史のお勉強しなおしてからもう一度観たい。

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icco

4.0クーデターだね

2024年7月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

2024年7月28日
映画 #ソウルの春 (2023年)鑑賞

面白かった。形勢が2転3転する中、軍人としての矜恃をもつ男と権力に取り憑かれた男の戦い

邦題はソウルの春ですが、原題も内容も #粛軍クーデター です

この手の韓国映画はハズレがないですね

@FansVoiceJP さん試写会ありがとうございました

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とし

5.0ファン・ジョンミンの怪演

2024年7月12日
Androidアプリから投稿

ファン・ジョンミンの怪演、レベルの高いアクション、結末が分かっていながらサスペンスのように進む演出に感銘を受けました。

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ふに

2.5暴君ほどよく眠る

2024年6月15日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

知的

難しい

1979年10月、独裁者とも言われた韓国大統領が暗殺されたのを機に、新独裁者となるべくクーデターを決行した保安司令官チョン・ドゥグァンと、それを阻止しようとする首都警備司令官イ・テシンとの攻防戦。ドゥグァンは元大統領の全斗煥(チョン・ドゥファン)がモデルである事からも、本作は実際に起きた事件にフィクション要素を加えたメタフィクションとなっている。
韓国の俳優についてはホントに知識ゼロなので(テシン役を『スティール・レイン』で大統領を演じた俳優だと後で知ったぐらい)、申し訳ないが出てくるキャストが皆同じ顔に見えてしょうがないし、名前を覚えるのだけでも大変だし、ランニングタイムも長めなので観る集中力も途切れそうになった。
そんな中でも、顔の分別がハッキリ付くドゥグァンの暴君ぶりが全てをかっさらっている。なんでもモデルとなった全斗煥は本国でも史上最悪の大統領と云われているらしく、その描き方は正に『悪い奴ほどよく眠る』だ。
架空の人物にしているとはいえ、実在した政治家を題材に映画を作れる韓国は実に度量が広い。観ながら「日本に置き換えたらどの首相を映画化しやすいかな…」と考えるも、最悪な首相として思いつく輩はいっぱいいるから困ったものだ。

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regency