劇場公開日 2024年8月23日

  • 予告編を見る

ソウルの春のレビュー・感想・評価

全178件中、141~160件目を表示

4.0“韓国の 歴史の裏側 知らずんば 驚くばかりの 軍事エンタメ” 期待度○鑑賞後の満足度◎ リピート:韓国の歴史を勉強してから シェアしたい度:韓国の歴史に詳しい人と

2024年8月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 15件)
もーさん

5.0ボリューム凄すぎ予習した方がいい

2024年8月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

本当に私は韓国のことを全然知りませんでした。
これマジで事実なのですか。もの凄い内容でした。

これから見る人は軽くでも予習していった方がいいです。
最低限の登場人物は押さえた方がいいです。
アイツはどこだとか名前がバンバン出てくるのです。

1979年パクチョンヒ大統領暗殺事件後から始まります。
将来的にチョン・ドゥファンが大統領になります。
韓国人なら常識なのでネタバレでもないでしょう。
チョン・ドゥファンは映画で主役として登場します。

事実は映画より奇でした。
アメリカ映画の他国で人殺してガッツポーズとは訳が違います。
ソウルの軍隊がソウルで戦うのでとても緊迫した状況です。

印象に残ったのがジジイ官僚が「ワシが説得すればスグじゃ」です。
もちろん戦闘力ゼロのジジイ官僚です。危機感がない。
私の会社の社長かよと思いました。ジジイはみんなこうなんでしょうか。

コメントする (0件)
共感した! 17件)
アメゾー

4.0圧倒的緊張感で描く一夜の攻防!

2024年8月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

難しい

予告を目にしなかったのでノーマークの作品だったのですが、初日のレビュー高評価につられて鑑賞してきました。みなさんの評価どおり、かなり見応えのある作品で、とても勉強になりました。主にたった一夜の出来事を描いているのですが、軍内部の動きをリアルタイムで詳細に追うような展開から目が離せませんでした。

ストーリーは、1979年に韓国で大統領が側近に暗殺され、暗殺事件の合同捜査本部長で保安司令官でもあるチョン・ドゥグァンは、この機に乗じて国の実権を握るべく、陸軍内で自分の息のかかった将校で組織された「ハナ会」を使ってクーデターを決行するが、正義感あふれる軍人として知られ、首都警備司令官に就任したイ・テシンは、いち早くドゥグァンの野心を感じ取り、命を賭してその前に立ちはだかるというもの。

本作は実在の事件をもとにしたフィクションであるとのことなので、おそらく大筋は史実どおりなのでしょう。しかし、恥ずかしながら韓国史に疎く、わずか45年前にこれほどの軍事クーデターが起こっていたとは全く知りませんでした。内乱や戦争は、遠く地球の裏側で起きているものばかりではないと感じ、ぞっとします。

大枠はクーデターにより独裁支配を狙うドゥグァンとそれを全力で阻止するテシンという構図にまとめ、それぞれに野心家と清廉軍人という対極となる性格づけを行なっているため、全体像は比較的とらえやすくなっています。そして、この二人の思惑、その妨げとなる大統領や上官の意向、そこで繰り出す形勢逆転のための一手など、目まぐるしく攻防が入れ替わる展開で最後まで予断を許しません。中でも、侵攻する軍をめぐる橋での攻防、ラストでバリケードを挟んで対峙する両軍の駆け引きには、手に汗握る緊張感が味わえます。

ただ、中心となる二人以外にもけっこうな数の軍人が登場するのですが、名前も顔も覚えられず、ほとんど区別がつかないのには参ります。加えて、その肩書きからおおよその職務内容は推察できても、軍部内での立場や上下関係がわかりにくかったのも残念です。とはいえ、地図上で進軍ルートを表示したり、盗聴員を挟んだ画面構成で見せたりといった工夫のおかげで、情勢の把握に困ることはなく、作品世界に浸ることができます。特に、韓国史を何も知らない自分は、結果が見えずに最後までずっとハラハラしていました。と同時に、結末を目の当たりにして、これが史実に基づいたものであることを改めて実感しました。そして、韓国国民はこれをどう受け止めているのか、関係者はその後どのような人生を送ったのか、ちょっと気になりました。

主演はファン・ジョンミンとチョン・ウソンで、作品全体を牽引する圧倒的な演技が光ります。脇を固めるのは、イ・ソンミン、パク・ヘジュン、キム・ソンギュン、イ・ジュニョクら。

コメントする 1件)
共感した! 52件)
おじゃる

3.5ファン・ジョンミン✕クーデター=我々は一つ(ハナ)だ!

2024年8月24日
Androidアプリから投稿

安定にノリノリなファン・ジョンミンのパワハラ劇場!互いにカードを切り合う緊迫の攻防戦。いつも現場がコキ使われては割を食う。『アシュラ』よろしくパワハラっぷりと、上に対する媚びへつらいというかヘラヘラした感じも見られる。
韓国映画の歴史モノとかってやっぱり2時間超え普通だったり -- 外国だからそりゃ分からなくて当然な部分もあるのだけど -- こういう風に様々な名前や役職などが飛び交い、各所テンション高く次々と怒涛に進むイメージがあって、ただでさえ鑑賞に体力使うのにその分からなさで更に疲弊しがち…。大前提として、見ているときは食い入るように面白いのだけど!!

コメントする (0件)
共感した! 12件)
とぽとぽ

5.0【“悪貨は良貨を駆逐する。そして軍事独裁政権は継続された。”今作は全斗煥が起こした12/12軍事反乱を苛烈に描く、韓国映画陣の自国の負の歴史をエンタメ作品として製作する気概に感銘を受けた作品である。】

2024年8月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 3件)
共感した! 53件)
NOBU

4.5韓国のいちばん長い日‼️

2024年8月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

興奮

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 2件)
共感した! 48件)
活動写真愛好家

4.5明治維新も、薩長のチンピラが起こした武力クーデターだったのでは?

2024年8月24日
PCから投稿

興奮

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 9件)
東條ひでき

5.0ほぼ実話ベースの終始緊張感のあるストーリー

2024年8月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

実話となったのは朴正煕暗殺後のソウルの春間に起きた「12.12事件」です。日本の「2.26事件」や終戦直前の「8.15事件」の軍抗争版という感じです。

事前知識が殆ど無い状態で視聴したので、どこまでが実話かは分かりませんでしたが、視聴後に調べてみると事件の大枠はしっかりと実話に沿っていました。
軍の内部抗争を描いた作品のため、登場する人物、部隊、役割等が多く、理解が難しい所もありましたが、関係を理解するのにそれほど時間はかかりませんでした。
終始緊張感のあるストーリーで実話を知らない人にはサスペンスになり、知ってる人にはより詳細なイメージができるなどどちらの人も楽しめる話になっているように感じられました。主人公の俳優が同じこともありますが、「黒金星を追え」が刺さった人は是非見るべきだと思います。

また、映画の評価とは関係ないですが、命令拒否や嫌々で従ってる所から、上層部の政治に利用される現場の将兵が可哀想に思えるところがありました…

コメントする (0件)
共感した! 18件)
ミレニー

4.0後味はよくないな

2024年8月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

終始、緊張感の漂う作品。
当時小学生だったのでほとんど覚えていないが、お隣で大変なことがあったんですね。
でも、史実とはいえ後味の悪い結末。
全斗煥はとことん憎たらしく、政府側のトップは使えない奴らばかりでイライラする。

コメントする (0件)
共感した! 13件)
koji

4.0緊迫感あって😌

2024年8月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

最後まで見応えあります😄

なのに、最初に寝落ちしちまったのが、悔やまれます🤣

コメントする (0件)
共感した! 10件)
おたか

4.0字幕を追うのに忙しく

2024年8月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

1979年12月12日の粛軍クーデターをクライマックスとする韓国軍内部での武装蜂起の顛末を描く緊迫したドラマ。史実をモチーフとしたフィクションであると冒頭にあるが、いやもうそら独裁者・全斗煥の悪事の発端を告発する意図があるのは明白。だから邦題のムード(つまり朴正煕暗殺事件から光州事件に至る民主化への期待と挫折という「ソウルの春」本来の意味からの乖離)が気になるけれど、まあキャッチーだし遠からずという判断か。英語のタイトルはズバリ『12.12: The Day』。こっちのが良くない?
特殊メイクというファン・ジョンミン演ずるヴィランの後退しかけたおでこが全斗煥そっくり。憎々しい演技も素晴らしい。ハナ会の描かれ方がとにかくバカっぽくて、ある程度史実に基づいているのだろうけど、こんな奴らに国を任せてなるものかと思わせる演出、ちと過剰か。
それはそうと、セリフの中に人名と肩書きがやたら出てきて、しかも普段見慣れない役職名や階級名が頻出するもんで字幕を追うのに四苦八苦する。政治ドラマにはよくあることだけど、え、誰?どっちが上?ってなる。ともあれサスペンスフルだしカメラもうまいし上々の一級品と言えよう。
関係ないけど、京都国際の甲子園優勝おめでとう!

コメントする (0件)
共感した! 8件)
くーにー62

4.5悪こそが正義なのか

2024年8月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 14件)
雨雲模様

4.0胸糞悪いラスト 史実の凄さ。見る価値はあります。

2024年8月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

1970年代の韓国の軍事クーデターを史実とフィクションを交えながらの映画化。韓国で2023年の観客動員数第1位となる大ヒットを記録した作品。
韓国映画特有の怒鳴りあいと権力争いと責任のなすりあい、国家の恥をこれでもかと露骨に描いているのが凄い。
二人の軍人を善と悪として対比して描いているので当然最後はスカッと正義を勝たしてくれるのと期待して見てると衝撃的な胸糞ラストで驚きます。
史実なので仕方ないのですが強烈に後味の悪さが残るラスト。自国の歴代大統領をここまで悪人として描くのも韓国らしい。
おススメ度は普通のやや上。韓国映画好きな人は十分楽しめると思いますが後味は悪いです。

コメントする (0件)
共感した! 15件)
Yoji

4.5今年観た作品の中で文句なしナンバーワン

2024年8月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

クーデターの緊迫した数時間を丁寧に描いた作品。

主役級の役者達がこぞって熱演しているだけでも観る価値あり。
特に数時間にも及ぶ特殊メイクを施して
モデルに要望を近づけたファン・ジョンミンは圧巻。
鬼気迫る演技の中にどこかユーモラスな表情を見て人間臭さを感じる。

エンドロールで、この歴史を決して忘れてはならないのだという製作者達の気概を感じさせた。

コメントする (0件)
共感した! 13件)
tohko

4.0力が正義

2024年8月24日
Androidアプリから投稿

怖い

興奮

知的

1979年10月26日に朴正煕暗殺が暗殺され、民主化ムードが広がっていた際に起きた粛軍クーデターの話。

朴正煕暗殺直後、容疑者を拘束し取り調べという名の拷問が行われる中、合同捜査本部長の全斗煥が動き出す。

このクーデターがあったことは知ってはいたけれど、詳細は知らずに観賞。

どこまでが事実でどこからフィクションかわからないけれど、ハナ会首脳陣と対峙し国を護ろうとするイ・テシンと、葛藤する軍人たち、そして腹黒いものを醸し出し結託して流れをつくるハナ会、とシリアスで面白かった。

コメントする 2件)
共感した! 50件)
Bacchus

4.0息をつかせぬ

2024年8月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

クーデターが開始されてからは、息をもつかせぬ展開です。重い内容ですが、それぞれの想いが出ていて引き込まれます。同胞同士で殺し合う事が如何に不毛な事であるかを考えさせられます。

コメントする (0件)
共感した! 15件)
ごっとん

5.0かなりの知識が求められるので注意。前後を扱ったVODをみてからのほうがよさそう。

2024年8月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

今年300本目(合計1,392本目/今月(2024年8月度)25本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。

 この「ソウルの春」はある程度「長い」出来事ですが、その中の「粛軍クーデター」に焦点が当てられています(他の部分は補足字幕で多少出る程度)。

 実際に起きた事件であることは変わりはないものの、主要人物以外は全て架空名に変わっているため把握がしにくいので事前にかなりの知識を持っていないと詰まるのではないかな…といったところです。韓国現代史を象徴する一つの事件について、できる限りどちらかの主張のみを取り入れることなくできるだけ平等に描いたように思えた点は良かったところです。

 なお他の方も触れられているように、「南山の部長たち」(この映画の前の出来事)、「タクシー運転手~」(この事件のあとにおきた光州事件を扱う)を見ておくとかなり有利ではないかなといったところです。どちらもVODではあったと思います。

 法律系資格持ちなので、この(歴史用語としての)「ソウルの春」「粛軍クーデター」から何が起きたかについて軽く触れておこうと思います。

 韓国では何度か軍事クーデタがありましたが、「ソウルの春」においては、「戦争をやめよう」という学生運動が盛んとなりました。日本でも学生運動はみられますが、韓国ではこの出来事に対して学生たちが結託して学生運動を起こしたのが最初と言われます。
また、同じように、こうした軍事クーデタの勃発と付随して起きる労働市場の混乱から生じた、日本でいう「労働デモ」(労働運動)もこのころからです。「内部戦争よりも安定した状態で働きたい」という趣旨でのデモですね。

 また、このクーデタはその後光州事件につながりますが、光州事件は麗水・順天事件と同じく韓国軍が国民に手をかけた出来事であり、今でもその被害が伝えられているくらいです(済州4.3事件は、その当時に韓国はまだ成立していなかったので微妙。ただ、広い意味で韓国軍による事件であると説明されるのが普通)。こうした「軍による一般人への攻撃」がしばしば韓国史に見られ、それがまた現代韓国における地域差別をうむ目的となりました(麗水順天事件、光州事件は行ってしまえば「思想弾圧」の事件であったため)。

 また、韓国はこのようにクーデタが何度も起きた歴史を持ち、その都度韓国憲法は何度か変わっています(ただしくは改正)。とはいえ、極端に変な改正がされたことはなく、日本は隣国でもあったため、日本の最高裁判例等も参考にしながら、日本では判例法理で認められるようになった「環境権」を明文化するなど憲法改正が(こうした事情により)多い韓国ではあることが特徴です。

 採点に関しては特に気になる点までないのでフルスコアにしていますが、VODシステムである韓国近代史を扱う作品(南山の部長たち、タクシー運転手など)を見ているとかなり理解の差が出るので検討されることをお勧めします。

コメントする (0件)
共感した! 22件)
yukispica

4.0タイトルなし(ネタバレ)

2024年8月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 12件)
モッチ

4.5忠誠!(チュンソン!)

2024年8月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 18件)
マスゾー

4.0無能な指導者は組織を破壊する元凶だ

2024年8月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

政治・軍事もののかたち(ファクションもの)をとった、組織論、マネジメント論、そして正義論が裏テーマ。
無能な指導者は無益であるばかりか、部下やステークホルダー、組織そのものを破滅に追いやる元凶であることを再認識させられる、韓国映画史に新たに刻まれる名作。
そして『아수라』の第二ラウンド。
あえて難癖をつけるとすれば、チョン・ウソンが相変わらずカッコイイすぎることw

コメントする (0件)
共感した! 18件)
atsushi
PR U-NEXTで本編を観る