「韓国映画の凄いところ」ソウルの春 ミカさんの映画レビュー(感想・評価)
韓国映画の凄いところ
人間には権力欲求・支配欲求が備わっているから、たくさんの血が流れてやっと現代の民主主義まで到達できたんですね。ただし民主主義は完全ではなく脆いのも確かだと思います。本作のように独裁者が暗殺されても新たな独裁者が登場するだけの場合もありますし、民主主義国家から独裁国家に転落することも十分あり得る。今の日本は、議員の劣化からみてもわかるとおり紙一重な気がします。
そして韓国映画の凄いところが、韓国の恥部をテーマにしても観客が入るところです。日本だとこんなに入らないし、独裁への危機感が日本とは違うんですね。軍事政権になったら国家は衰退するというのはもう分かりきったことですしね。
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レントさんのコメント
2025年8月4日
ボケてるんでしょうね。選挙結果見て海外に移住したいくらいです(笑)。
教育に問題ありすぎなんでしょうね。北欧の国のように小学生から民主主義を学ばせるべきなんでしょうけど、それを決めるのが時の為政者たちですから。為政者にしたら有権者が愚民であればあるほど統治しやすいですからね。ただ国力は堕ちていきますが。
レントさんのコメント
2025年8月4日
昨年末のユン大統領による非常戒厳の宣布がまだ記憶に新しいですが、その暴挙に対して真夜中にもかかわらず多くの市民が駆けつけて抗議の声を上げ、たった6時間後には解除されるという。お隣の国の人々の民主主義への意識の高さが伺えます。民の力で民主主義を獲得した国とはこうも違うのでしょうか。
日本は先の参院選で自民党という泥船からさらに泥船へ乗り換えただけというか、沈没が加速してる気がします。