「見応えあり。」ソウルの春 ナイトさんの映画レビュー(感想・評価)
見応えあり。
韓国近現代史を映画で学びたい!と思い、「KCIA~南山の部長たち~」の続きとして観ました。KCIAでは、朴大統領が暗殺されるお話でしたが、今作はその後の混乱から全斗煥が権力を掌握する軍事クーデターの話。
いやー、見ごたえありました。
まるで自分がクーデターの場にいるような臨場感。分刻みで状況が変わる緊迫感。かの「24」のようなドキドキ感。
見終わったあとはグッタリです。
結末の理不尽さも。。
「勝てば官軍」て日本でもよく言うけど、こんな風に歴史って動いちゃうんだなーとなんとも言えない無力感にとらわれました。
負けた方の将軍がかっこよくて、清廉ないい人だから、余計に落ち込みます。
でも、勝った方はずうずうしくてふてぶてしくて卑怯なんだけど、その図太さに感心します。
二人とも魅力的な役者さんでした。
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