「タイトルは終わりだった」ソウルの春 またぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルは終わりだった
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隣国の文化についてここ数年昭和の感覚を修正しながら生きているオヤジです。で、映画について、日本に来るのは選り優りなのかも知れず、そのうち高評価のものだけを見てるからか、毎回完成度に感心する。自国の前政権を現政権が完全否定する環境半ながら、事件を客観的に適度にエンタメ化している。物語への家族の介入を最小限に抑えたところも良かった。名前が変えてあったので後半まで気づかなかったが、あいつらは全斗煥と盧泰愚のことだったのね。
そしてタイトル「ソウルの春」が、春が来るのではなく春が終わると言う結末には、史実だから気づいているべきなのだろうが、素直に驚かされた。
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