劇場公開日 2024年9月6日

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「緊迫の救出劇」ランサム 非公式作戦 haruさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 緊迫の救出劇

2025年11月20日
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鑑賞方法:VOD

1986年1月にレバノンで韓国大使館員が武装組織に拉致された実事件をベースにした作品。史実を題材にした映画は淡々と進む印象もあるが、本作は韓国アクション映画らしくスピード感と緊張が途切れず、序盤からラストまで一気に観せるパワーがある。

終盤に描かれる、「外交官は国に守られていると信じて仕事をしている」という訴えは胸に迫り、物語に強い重みを与える。結末は実際の事件とは異なる部分もあるかもしれないが、映画としての爽快さやカタルシスは十分。史実ベースでありながらエンタメとしての面白さをしっかり両立した、非常に満足度の高い一本だった。

haru
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