劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」のレビュー・感想・評価
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惜しむは時間制限
キャラ、曲:優
ここは人気コンテンツなだけあり、満足できる
まぁ、マートレ…あれ、公式なのかーと
キタサン及びダイヤがあるおかげで凄い不思議時空時系列なのは否めないかなぁって感じはあるが
それに関して今更かな
ストーリー:可
タキオンに関してはそれなり以上に描かれている
ダンツフレームに関しては今回、目立ち過ぎず同世代の仲間感があって良だけど
メインなのに、ジャンポケに関してはもう一歩、勝ちたい理由付け(←本能だと言われればそれまでですが)、持ち物の理由付けが弱い
カフェに関しては、菊花賞がほぼカットで全然足りたい感が否めない
総じて、その辺りを加えたディレクターズカット版出ないかなと淡い期待をばさせてもらいます
優れたストーリー構成を圧倒的作画力が支える。
この手のキャラクターものの映画としては珍しく、原作キャラクターへの忖度があまりない。
物語の核となるのは最強を目指す主人公ジャングルポケットと主人公を2度完膚なきまでに叩きのめしたアグネスタキオンという天才の2人。
もう2人、同世代のキャラクターがいるのだがあくまで主人公はジャングルポケットであり、この主人公の視点に徹していたのが制作の意志の強さを伺わせる。
ファン向けアニメにありがちな出番の平等さをグッと堪えてキッチリ映画を作っているのは大きな評価ポイント。
そしてこの映画が上手いのは主人公に2度の完全敗北を与え、早々に怪我を理由に引退した天才アグネスタキオンの使い方。終始主人公はこの天才のもう届くことのない幻想の背中を追うことになるのだが、最後の最後に主人公はこの天才を追う側にさせるシーンがある。
この瞬間のカタルシスが物凄く、美しい話の流れになっている。
そして全てのレースにおいて作画が凄まじい。高速で進むレースを主人公視点や劇場ならではの俯瞰視点、スピード感をどこまでも追求した崩した作画など、飽きさせない工夫が細部に施されておりレースだけでも一見に値する作品である。
美少女もの作品という万人受けするカテゴリではないものの映画の「熱」は本物であり、また見たいと思わせる作品であった。
思った以上にスポ根
シリーズ作品はほぼ見ています。テレビシリーズにするには個々のエピソードを組み込むのが難しい。その点で映画作品になったのは納得でした。ポッケの少年漫画主人公のようなスカッとした性格、途中の挫折から立ち直る様などスポ根感満載です。そのためウマ娘間のわちゃわちゃは少な目でそういった感じを求めたら物足りないかも。とはいえ今まであまり描かれていなかったキャラにスポットが当たっただけでもファンは満足できるはず。モブとしていろいろなウマ娘が隠れているのもグッド。作品を見てから実際の競馬レースを振り返るのもとても楽しいです。ゲストは元調教師の大久保先生が一番ハマっていたように感じます。
ウマ娘
2001年の競馬は自分は高校卒業し上京して競馬を見ていた時代。
前年高校3年のときに冬の競馬を見てクラシック期待できるのはアグネスタキオン 卒業前にジャングルポケット マンハッタンカフェやダンツフレームのライバル物語 フジキセキや涙のナベさんトレーナーに感動し先輩のテイエムオペラオーやナリタトップロードを描いた熱いレースや思いを映画で観てアニメやゲームと違う作品感動しました。
激アツスポ根アニメ映画
驚くほど出来がいい。
元々ウマ娘ファンですが出てくるキャラクターの中に推しはおらずフラットな気持ちで見れました。
アスリートとして強いライバルに勝ちたい主人公、けれどライバルは勝ち逃げをしてレースから去り、主人公は二度と彼女に勝つことのできない自分を許すことができずイップスに陥ってしまう…というアスリートとしての主人公の苦悩と挫折と成長、そしてゴールへと向かう直向きな姿を描き切った爽やかな作品です。視聴後は思わず走り出したくなるくらい。
普通のスポ根と違うのは彼女たちがウマ娘であることでしょうか。
今作ではウマ娘が「ただ耳と尻尾の生えた美少女」ではなく「根本的に人間と違う価値観を持った別の生き物」としてしっかりと描かれています。
レースの作画はバトル映画かと思うくらい圧巻で、ただ走っているだけなのに手に汗を握ってしまいました。
最初から最後まで面白く、破綻したところがなく気持ちよく見ることができます。娯楽として満点です。
なんとなく話題になってるけど美少女アニメってあんまり作画も話もよくない印象が強いなあ…と思っている人にも自信を持ってお勧めできます
ウマ娘ファン向けの優れたアニメ作品。シーンの取捨選択に疑問点あり。
☆結論から述べると、優れた映像作品であると同時にソシャゲ原作特有の脚本の”縛り”を感じました。
☆上映後にまず感心したのは、旧(ウマ娘)アニメと比べて一つひとつの演出へのこだわりです。
①レースシーンの最終盤でそれぞれのキャラクターが末脚を使う際、ギアをもう一段階上げるかのように力強く芝に踏みつける演出が印象的だった。
②主人公「ジャングルポケット」が鬱になるシーンでは、いつも快活な彼女が傷つく様子を最大限に表現するために上映3分後に出てきたキーアイテムである、ネックレスにも傷がつくのが印象的だった。
③本作のライバルポジションである「アグネスタキオン」はアニメの演出上、意図的にまばたきをさせていないとネット上のネタバレありの記事で知った。
何を考えているのか分からない不気味な相手という主人公のジャングルポケットのアンチテーゼ的な役割を見事に表現してると感心した。
①~③以外にももちろんあるが、上映後に自分が素直に感心したのはこんなところです。
さらに美麗なアニメイラストレーションと適切な音響が細部を彩っているためもう文句のつけようがありません。
☆ただ、それと同時に脚本に関して不満に思うことが何個も出てきました。
①過去作であったような「いつ末脚を使うか」といった真剣勝負の鍔迫り合いのような物がほとんど無かった。
②ポスターにもあるネックレスについての伏線が投げっぱなし。
③ぶっちゃけ正体不明の不気味なライバルっていうキャラクターが同期設定の「マンハッタンカフェ」と被ってませんか?
おそらくですが、それらすべてが尺の都合でカットされた&原作のソシャゲ準拠だからそうなってしまったのでしょう。
なんならマンハッタンカフェは物語に本質的には関わらないから、ストーリー上いてもいなくても対して変わらない。それなら、最終節のジャパンカップにもっと力を入れるべきだった。
※でもカットしたら原作のソシャゲのファンの方が怒るからできないですよね~。
もっというと、主人公ジャングルポケットの公式設定「フリースタイルレースで番長をやっていた」っというシーンを見せて欲しかった。主人公の「過去の自分は井の中の蛙」っという背景を追加できるし、個人的には必要なシーンだと思った。
※けど原作のゲームが「メイクデビューの挑戦」からがゲームスタートだし、学園外の設定を勝手に映画でやると、ゲーム部門と足並みが揃わないから無理だよねー。
②のネックレスの正体も「気になる方はゲームをやってね^^」臭をプンプン感じてしまいました。
なんか、肝心なところは美麗なアニメーションの演出で誤魔化し&ゴリ押しされてる感がして、気持ちよく満点評価をすることができません。
上記の総評で※印で、自分の中で「なぜそうならなかったのか」を予想しています。間違っていたらすみません。
おそらくそれら全てが原作のゲームを軸足にしてるのが原因でしょう。もしくは、尺が足らなかったのかなぁ......。
ここのアニメスタジオに「ソシャゲ縛り」が無かったら、より素晴らしい作品を作れるような気がしてならないです。
個人的には☆3.8 四捨五入して☆4評価とさせて頂きました!
ペリースチームさんとはなんだったのか
ストーリー的には、①ジャンポケが最強を目指す(打倒タキオン)軸と、②フジキセキとタナベトレーナーの夢の続きを叶える軸が、混在しており、①の要素がだいぶ強めで②の感動が若干薄れてしまった。
当時の競馬を知っている人ならさらに楽しめるだろう。またアプリゲームを途中で止めた私でも知っているウマ娘がモブ的に出演しているので探す楽しみもありそうだ。
良かった点
・ジャンポケとフジキセキとタナベトレーナーの関係性がしっかり描かれている点
・世紀末覇王の有馬記念
・フジキセキの笑顔を守りたい
・マンハッタンカフェ可愛い
悪かった点
・分かっていたことだがクロフネが偽名だった点、3強の物語ならラジオたんぱ杯(作中ではホープフルS)が序盤の山場、なんだかんだあってダービー制覇、クライマックスはJCダート、JCで大団円という出来すぎなストーリーもあり得ただろう
・正直ダンツフレームが主役格4人の内の1人というのは違和感しかない、可愛かったけども。
・マンハッタンカフェの菊花賞の扱いが酷い、酷すぎる
・変態デジタルとオペラオーの天皇賞(秋)も観たかった
映画を観てウマ娘が好きになりました
unextでシーズン1のみ鑑賞し今作を観た。アニメとは異なるスタッフの力量を感じる色使いとレースでの展開、精神と肉体が一体になり走りに繋がる表現力に感動。品川で観ましたが、レースのラストシーンでシートから重低音がゴーと迫力あり、アトラクションに乗っているみたいな体感でした。ウマ娘たちの集う『トレセン学園』に入ったポッケは、フジキセキを育てたタナベトレーナーのもと、一生に一度しか挑戦を許されないクラシック三冠レースに挑む。
待ち受けていたのは、ポッケをもしのぐ実力をもつ同世代のライバルたち。ファイナルではお互いを認め、必要とする美しい情熱。
ウマ娘の魅力は、ダークな部分が無く、純粋な想いを描き、楽しい、嬉しい、悔しい、日本人の心を表現しているところだと思う。幼い子供から高齢者まで楽しめると思う。
土曜、朝イチに鑑賞したが、お客様がエンディングで振り付けをまねしていたり、熱いファンやウマ娘を愛する雰囲気が良いと感じた。
ずーと続いて欲しい。
粗さはあるけど、良さもあった
まず、マイナス点を上がると、無駄な描写がちらほら散見されるところですね。
トレーニング中やレース前の些細な描写で細かい振動などの描写は正直入れずに完全に『静』の表現としてやった方が良かったと思います。
ただ、逆にキャラクターの心理描写の絡むところは中々良かったと思います。
例えば、タキオンのレース休止時のポケットの動揺の様子を席を大ぶりにゆっくり揺らしていくのは、動揺で視界が定まらない描写や場面の色彩描写も相まってより、精神的動揺がわかりやすくなっていました。
また、特に細かく描写してたのはやはりレースですね。
序盤に振動を比較的緩やかにすることでどのキャラクターも序盤は様子を見ている様子を表現したり、スパートに入った時にちゃんとウマ娘ごとで振動の種類や強さが違ったりもそうですが、ポケットがタキオンに抜かれた時などは、それまでの強く荒々しい走りがガタガタになったり、日本ダービーの競り合いの時などはより、力強い走りの表現になっていました。
その中でもジャパンカップは国内外の有力な選手の出走ということもあって、力強くも安定感のある走りだと感じるくらい振動が強いんですけど、安定してるので、それまで競ってきた相手とは別格というのがよく表現されてました。
その中でも、最後のオペラオーとの競り合いまでの流れは他の選手が強く安定感のある走りの表現がされていることで、よりジャングルポケットの力強い走りがラストでさらに強くなることで精神的な成長も落とし込んでたと思います。
なので、ウマ娘が好きで通常とは違う表現の仕方を楽しむなら、個人的に見る価値はあると思います。
チグハグさはあるかもだけど…
想像していたよりも面白く、スポーツ物の鉄板である越えられない壁、スランプも気持ちいい形で打ち砕くラストは本当に熱くなれた!
3期の反省を活かしたのか、葛藤も視聴者に納得のいくような物でよりジャングルポケットに感情移入出来た。
「ただ走るだけ」である競馬を面白くする為の描写や演出もかなり良かった
だけども前半の謎のギャグ描写の多さ(後半壁に当たるにつれてどんどん真剣になっていき、そういった描写は減っていくので必要なのかもだけど)
気持ちの良いラストバトルから余韻に浸るどころか間髪入れずにライブが始まり、エンドロールに半ばネタ的な曲でもある馬ぴょい伝説で終わるのはこの物語の気持ちの良い熱さに水をかけてしまったように思う。
ライブする事はゲームしてればわかるし、馬ぴょい伝説もウマ娘の顔みたいな曲であるとはいえ…
特にゲームをやったことのない、知識の無い人は人はビビったのでは
それでも満足! 良かった良かった
これは熱い!面白い!!
かなり熱かったのだが!!
ソシャゲやってない&アニメは数話しか観てない&歴代競走馬の知識ほぼゼロの私が観てもとても面白かった!
まずレースのシーンの疾走感と緊張感が良いし熱い!
(弥生賞でポケットとダンツフレームがデッドヒートしてるとこ、ひたすらひたむきな2人(2頭)の想いに涙腺が緩んだ…)
劇場で観て良かった…。
そしてウマ娘たちのキャラクターや関係性描写も良い。
(予告で観て気になってたアグネスタキオンの強者感良い。推せる…。主人公のポケットも負けん気強い中性的な口調であのビジュアル(可愛い)最高。ポケットとタキオンの関係も良かったし、フジキセキとポケットの姉妹みたいな関係も良かった。タキオンとはまた違うテイエムオペラオーの強者感も良い。衣装も素敵。)
あとこの映画、心理描写がすごく良かった気がする。
セリフや説明は少ないんだけど、表情とか光(プリズムの使い方印象的)と影での内面描写とか、繊細で良かった!
ポケットやタキオンの世代にフォーカスして物語を描いてたので登場人物もそんなに多くなく、丁寧に描かれてたのが良かったな。
そして早速ポケットやタキオンの頃の競走馬やエピソードを検索しようとしてる自分がいる。
(しかし「世紀末覇王テイエムオペラオー」ってめっちゃ格好いいキャッチコピー。口に出して言いたくなる。笑)
EDのうまぴょい伝説劇場版ver.もテンション上がった。
いやー、面白かった。登場人物描写が丁寧なので、ウマ娘というコンテンツに馴染みのない層にもおすすめ。
サイゲームの思う壺かもだけどソシャゲに手を出して始めてみようかと思う。
変に捻らずに王道の作り方で成功した作品
アニメ三期は正直失敗作と感じたけど今回は
見事に盛り返した感がある。
本人は終始はぐらかしていたがタキオンの離脱理由
ははっきり怪我と明言していた方がラストのジャン
グルポケットの走りに触発されるシーンが盛り上が
った気もするけど、短いシーンながらも個人的には
演出・BGM共に二期ラストのトウカイテイオー奇跡
の復活に匹敵するぐらい良かった。
動き見せ方が良い
よかったです。
動きに気合い入って見ていて熱い気持ちになりました。
ライブ、曲がなくても良いぐらいレース展開、アニメーションの盛り上げがよかったです。
前半から徐々に盛り上げてピークは中盤あたり。
全体的によかったが後半、オチまでピークが続かず、よくて維持という感じであと一歩でした。
リピして感じたことですが、苦難の後に迎える復帰のジャパンカップがあっさり描かれていたことが起因かと。
個人的には、最後オチで4人でこれからレース、ライブを省略してジャパンカップをしっかり描いてオチにすると良かったのかなと思います。
キャラクターとしてアグネスタキオンの見せ方がうまくひきこまれました。
よく出来てる!!出来てるけど!
作画がやっぱり良い!
フジキセキとジャングルポケット!!
そして渡辺調教師ことナベさんの絆をちゃんと描いてて素晴らしかった
アグネスタキオンが主体にジャングルポケットとの絡み方を上手く描いていて、史実のダンツフレームの立ち位置をちゃんと描いている所は史実を知っていてもとてもよく描かれていて良かった
ただとてもとても残念なところを挙げるなら
ジャングルポケットの日本ダービーを勝った時の咆哮はもっと甲高く、空を突き抜けるような雄叫びをあげて欲しかった
史実でのあの名シーンのあの咆哮は間違いなく勝利の咆哮
次のシーンがタキオンに対しての迷いがあるシーンで、咆哮なのかよく分からない中途半端な咆哮になってしまっているのがとても残念
そして尺の問題であろう、菊花賞があまりに雑な終わり方
マンハッタンカフェの覚醒シーンなのにあれで終わってしまうの…?
いや確かにジャングルポケット主体だけど世代でタキオンとマンハッタンカフェはもっとピックアップしても…
ジャパンカップまでだから仕方ないのか…
1番よろしくないのはJC。
JCは覇王テイエムオペラオーと新時代のダービー馬ジャングルポケット
の叩き合い
言わば世代交代を現す大事なレース
空想シーンになります
テイエムオペラオー
「やっぱり来たね新世代のダービーウマ娘。でも僕は負けないよ、覇王として君に立ち塞がろうじゃないか【両目ゾーン】」
ジャングルポケット
「俺はもう負けられねえ。タキオンにも、アンタにもなぁあああ!!【両目ゾーン】」
からの2人競り合いしての、ジャングルポケットがタキオンが見せた皐月の走りの続きをイメージして、それを超える走りをして画面割れの勝利
これくらいの力込めた作画でこのレースは描いて欲しかった。
尺負けなんよな最後は…
あのレースあんな簡単に終わらすの勿体無い。ペリエも泣いてる
よく出来てた期待強すぎた。それでも面白かった。早く次の世代のウマ娘が見たい
競馬を知らない人には厳しいかもしれない
ゲームから始まってとうとう映画化。
日本のみならず、海外でも上映されるとのこと。
凄いことになってるね。
私は競馬も好きでかなり詳しいが、ウマ娘はゲームもしてないし、アニメも見てない。
今回はあくまで映画好きとして劇場へ行ってみた。
わかってはいたが、レース中の演出はド派手。
人間の競技ならレース後にコーチなどが駆け寄って抱き合ったり、負けた選手が勝者を賛えたりするが、そうしたシーンがないのはリアルの競馬を意識してるんだろうな。
ストーリーとしては、圧倒的に強いライバルがいて、主人公がそのライバルを倒すために努力を重ね、いざ、決戦。ってところで相手がリタイアしてしまい主人公が勝利を手にする。
という、まぁ、言っちゃえば『ライバル(カ石)を強くしすぎちゃって、主人公(ジョー)がどう頑張っても勝てない』ってパターンでたまに使われる禁じ手。(ネタが古くてスマン)
普通なら『チープなご都合主義』と言われかねない展開だが、競馬界で実際に起こった事実が下地になってるからね。
競馬ファンなら誰でも知っているような『ドラマ的鉄板エピソード』を題材にすれば一般でも受けるのは当たり前。
ホントに上手く考えたよな。
もう少し、萌的な要素が強いんじゃないかと思っていたが、アツい(むしろ暑苦しい?)キャラばかりだった。
競馬やゲームをやったことがない人でも、単純にアニメ映画として楽しめるとは思うが、競馬を知っている人の方がより楽しめるだろうね。
競馬やゲームをやったことのない人が観に行くなら、馬の名前やレース名くらいは先に頭に入れておいた方が良いかもしれない。
後半部分とか競馬ファンとしては違和感を覚えたところもあったが、映画サイトなので敢えてそこはスルーしたいと思います。
主役ジャングルポケットに敵はアグネスタキオン
ウマ娘のジャングルポケットとアグネスタキオンにスポットを当てたストーリー。
マンハッタンカフェや他のウマ娘はこの映画ではいくら強くても脇役です。それを推しは知って見たほうが良い話。
全部想いはタナベ調教師とフジキセキのところに来たジャングルポケットの3歳のジャパンカップまでのお話だ。良く出来てる。敵役のアグネスタキオンはダービー前に無敗で休養。だからダービー獲れた。いや、速さに脚が耐えられない走りをしていたアグネスタキオンはダービーに出てもレース中に故障して予後不良にされていたかもしれない。けど、そんなことは知らなかったジャングルポケットはタキオンの背を感じたままダービーを獲る。話はポッケとタキオンで進み、最後ジャパンカップでテイエムオペラオーをジャングルポケットが倒してタキオンと同じ速さの世界に到達して話は大団円。キレイにまとまったという感想です。
だからテイエムオペラオーもダンツフレーム、ナリタトップロードもマンハッタンカフェも今回は話の脇役です。決して推しウマが活躍しなくても、活躍するのはまた別の話と割り切ってジャングルポケットの話をみんな観てくださいね。
本当の競馬の話を知れば知るほど、よく出来てるストーリーです。現実は素晴らしい。それになぞらえたウマ娘のストーリーも良かったと言える。
絶対に映画館で観たほうがいい作品!!!
今年になってから公開されたアニメ映画いくつか観ていますが、一番好きです。見終わった後、素直に「良い映画を観た」とちょっと脱力しながら思い、またすぐに見たくなってしまいました。(6回見ました)
ちなみに、ウマ娘は1期2期RTTTと3期を途中まで見たアプリユーザーですが、今回の映画でメインとなるジャングルポケット世代の競走成績等はまるで知らなかったです。(アプリも育成キャラはタキオンしか持っていない)そのため最後までレース結果はドキドキして観れました。中盤のポッケが落ち込んでる期間のシーンが少し雰囲気が重く、何度か繰り返し観るともう少し短くていいのでは?とか、カフェのお友達って?と気になる点も少しありますが、初見時は終始飽きずにドキドキハラハラわくわくしながら見れて感情が忙しかったです。
なにより映画館で観る意味のある作品で嬉しいです。音が贅沢。テレビシリーズとは比べ物にならないくらい、蹄鉄の音も風を切る音も走る地響きも吸い込む息の音も、リッチな体験ができました。音響の整った劇場でこそ真価を発揮するタイプの映画なので、円盤化や配信をまったりせず、絶対に映画館で観てほしいです。
以下、好きなシーンです。
・冒頭のフジキセキの弥生賞。ここから既に「この映画好きだ」と直感し、気付いたら泣きながら、笑顔で走るフジキセキに魅入られていました。ポッケと観客がリンクする、美しく素敵なレースシーンになっていたと思います。G2なので勝負服ではないのですが、最後にお辞儀をするフジキセキの所作すべてが美しく好きです。
・伝説の有馬記念、「テイエムは来ないのか!」の実況からゴールし手を突き上げるまでのテイエムオペラオー。かっこよすぎます。プリティーダービーであることを忘れます。ふだんおっとりしているドトウちゃんが、必死な顔で競り合ってるのも本当にかっこよくて、何度観ても手に汗握るシーンになっています。オペラオーが好きで良かった。
・皐月賞の、同期を絶望に叩き落とすほどのタキオンの圧倒的な速さ。加速の際のスキル発動したような演出。ゴールする瞬間の満足そうな笑顔。疾走感の描き方と、同時にどこか不穏な雰囲気。すべてが良かったです。ふつう、セオリーなら修行後の再戦は勝つと思うんですけど、更に突き放す実力を見せつけるのがたまらなく良いですね、史実をうまくストーリーに昇華している。3回目くらいでポッケが3着なことに初めて気付くくらいタキオンに目を奪われました。
・日本ダービー!レースの迫力でいうとこことラストのJCとどっちも同じくらい描写演出が最高でした。ダンツちゃんの「勝ちたい!」が声から絵から音楽からすべてから伝わってきて、だからこそポッケとの一騎打ちが一際白熱したものになっていたと思います。2人ともかっこよくて興奮しながら観て、ゴールの瞬間が観客席のフジキセキ視点だったのも意外性があって良かったです。
・フジキセキとの早朝レースシーン。すべてが良かったです。フジキセキが大好きになりました。作中好きなシーンここに書ききれないくらいありますが、一番好きかもしれない。勝負服は元々知っていたので驚きはありませんでしたが、改めて見ると目のやり場に困るなとは思いました。
・JCの自分の幻影を打ち砕くジャングルポケット、ライバルたちを讃えるテイエムオペラオー、走りたいという自分の気持ちをようやく認めて走り出すアグネスタキオン……映画制作に携わったすべての方に感謝を述べたいです。こんなに素敵な映画を作ってくださってありがとうございます。
お話が同じことの繰り返し
スタジオKAIのキャラデザでは無いので作画に関しては悪くない。
ウマ娘の走りを大画面で見れるのはすごく良いと思う。
主人公ジャングルポケット(走りで1番になりたいヤンキー)と、フジキセキ(憧れの人)、組み合わせはすごく良かった。
が、お話が同じことの繰り返しなんだよね。
憧れた人がいて自分も学園に入って、生涯のライバル出来たと思ったらライバルがケガで走らなくなって
主人公の今後の方向性がわからなくなってスランプになって克服する的ないつものうま娘展開。キャラだけを変えただけ。
TVアニメ2期以上の面白さのウマ娘は今後無理なのかもしれん。
アプリやってる人は満足いくが、アニメだけの人はもう観るのいいやってなると思う。
最高潮が日本ダービーなのが
気持ちとしてはラストに最高潮を持ってきてほしいのだが
思った以上にアグネスタキオンを超えて最強になるという感情が大きくそれを中心としてストーリーを作ってしまうとタキオンもダンツもマンハッタンカフェも走らないジャパンカップをラストに持ってくるのはちょっと盛り上がり不足で俺たちの闘いはこれからだぁ!よろしくラスト打ち切りみたいな終わり方だなぁと感じざるを得なかった
おそらく企画当初は新時代の扉というサブタイトルから世代交代みたいなのを描こうと思っていたんだと思うんだが
どういうわけか上の世代の心情や関係性を描くことが出来なくなったもののラストはテイエムオペラオーとの対決は変わらなかった
それによって気持ちはタキオンに向いているのに闘う相手は上の世代という
どうも気がのらない感じがあった
とはいえフジキセキとタナベトレーナーの描き方もとても良かったしゲッターのシャインスパークみたいな感情むき出しの画作りもカッコよかったし気持ちがグッとくるシーンはたくさんあった
オペラオー、ドトウ、トップロードの上の世代をもうちょっと描けたらクライマックスがより盛り上がるのでは?
あと何カットか線がガタガタのスムーサーのかけ忘れカットがあったのが気になった
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