劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」のレビュー・感想・評価

全136件中、1~20件目を表示

5.0知らなくても面白かった!

2024年5月24日
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オペラオー推しの娘に散々予告動画を見さされ
(私は競馬もウマ娘ゲームも興味なし)、
(そういえばトプロちゃんのアニメは
付き合いで見させられた)、
映画メインキャラクターの名前だけは
ちゃんと覚えて観に行った
アラフィフおばちゃんの感想です。

めっちゃ面白かった!!
作画もキレイだし、かっこいいし、
ポッケちゃんもっと男の子っぽいのかと思ったら
めっちゃカワイイ子やん!

レースもめっちゃドキドキして、
手に汗握る描写、カッコいい!!

メインキャラ以外にも
チラチラといろんなキャラクターが出てましたが、
マンガ原作のアニメ映画でありがちな
「一見さんお断り」な感じが全くなかった。
雰囲気を盛り上げるためにいる感じ。
きっと好きな人は盛り上がれるんだろうけど、
知らなくても気にならないのは
とても上手に作ってるなって思いました。

ストーリーもホントよかった。
ポッケちゃんの成長物語、
タキオンも一緒に成長してるんだ!って
最後思えたし、
本当に戦うべき相手は自分なんだって感じがして
ホントかっこいい。
なんか希望があるキラキラした感じでした。

アニメ映画、春から三本観てるけど、
一番純粋に面白かったかも。
まさかウマ娘でこんな風に思うなんて
(↑こんな言い方してごめんなさい、
めちゃくちゃ褒めてます)
ちょっとびっくり。
ともかく本当におもしろかったです。
大満足。

娘に聞いたら
ポッケちゃんはゲーム未実装なんですね。
実装したらゲーム始めてしまいそう笑

20240608追記
4DX、観に行きました。
最高の体験でした!!
2回目の鑑賞なので、
ストーリーの内容もさらに理解できたし、
ポッケちゃんをはじめ、
メインキャラたちの心情もより深く心に響いて、
いやはやジャパンカップは
ボロ泣きしてしまいました。

4DX、お高いなぁと思っていましたが、
それだけの価値ありました。
プリティ要素?がない?のも
おばちゃんの私にはよかったのかも。
ほんと、最高の映画体験でした!!

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MAYyarts

5.0私はめっちゃ好きです!ウマ娘最高

2024年5月24日
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楽しい

興奮

幸せ

競馬はほぼ知らなくてウマ娘は知っているオタクな私ですが、とても満足いく映画で感激しました!

ウマ娘はアニメがとても面白くかったけど3期があまり振るわなかったので少し不安でもありました

ジャングルポケットも名前しか知らなかったですが、とても面白く苦悩や挫折を経験して成長していく様はすごく元気をもらいます

過去のアニメのメンバーやゲームの登場人物たちがちょこちょこ出てくるのでファンサービスも忘れないあたり最高ですね

そもそも映画として起承転結しているのでテンポもよく迫力があり演出や脚本、特に作画や劇伴は素晴らしいものでした
TVアニメと違ってレースシーンが迫力がたまりません!
主人公のジャングルポケット以外にも焦点が当てられ皆が勝ちたい!速く走りたいと奮起してバチバチに闘志を燃やしているのは見ていて興奮してくるしスポ根ドラマも垣間見れるので文句無しです

先輩のフジキセキとトレーナーのストーリーも素敵だし、関係性がすごく見ていて羨ましく感じ色々とエモくなる演出でちょこちょの泣いてしまう場面もありました…
バトル漫画のようなせめぎあいをウマ娘で見れたのは素直に嬉しいです
アニメ映画色々ありますが、熱量という意味でこれほど圧倒されたものは余り多くないので制作側のこれでもか!という熱い思いを感じた素晴らしい映画でした
夢に向かってひた走る青春な成長物語は素直に応援したくなるし元気をもらえるのでとても好きです

ウマ娘興味はあるくらいでもいいので、色んな人に見てもらえるといいですね

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ぱんだほん

1.0自分には合わなかった

2024年5月25日
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鑑賞方法:映画館

単純

公開初日に観てきました。
ウマ娘には感動で泣かされたり、前向きに頑張る力を何度も貰ってきたので映画も楽しみにしていました。

しかしこの映画は、少なくとも自分が求めているものではありませんでした。
他の方も指摘されているように、全体的に説明が少なかった。その上キャラの掘り下げもほとんどない。

音楽、効果音、画面の派手さで迫力を演出しているけど、肝心なところ(キャラの技術面・内面の成長から来る気迫)の振れ幅がとても浅く、こちらが努力して「今のこのキャラはこれくらいの熱量で、こういう感情になっているんだろう」と察し、考えながらその感情に合わせるようにしなければいけない有様で、2期やRTTTのように自然と胸にこみ上げてくるものは感じられませんでした。

今回の主役、ジャングルポケットにはトウカイテイオーのような凄まじいものを期待していただけに残念です。

また演出として、あえて各キャラの心情を明言しないようにしてると見受けられる箇所がいくつかありましたが、それによりエモさが出るわけでもなく、単純に話がわかりにくくなる要因になっていたのも気になりました。

「明言せずとも見れば察せられるもの」で余韻のある表現をしている、という感じではなく、制作側がやりたい事にのめり込んで、見る側の人間に対する配慮や、本来しなければならない細部の描写を丁寧に扱わなかった事が原因だと思われます。

頑張って作品に寄り添えば「きっとこういう事を伝えたかったんだろう」と察する事は出来ますが、こうした推察が面白い作品は、推察しやすくさせる何らかの描写は必ずどこかに置いてあるものです。
そういったものは個人的に特段見受けられなかった(あってもこじつけレベルでこれはこういう事かなと見る側が考える前提のもので、自然とは感じなかった)ので、正直言って見る側の読解力云々以前の問題があると感じました。

他にも恐らく伏線にする為に置いていたのだろうと思われるアイテムや設定がいくつかありましたが、それらの伏線を回収出来ず(多分尺のせい)放置、あるいは最低限必要な説明もないまま切り上げていたので、観ている身としてはストーリーから置き去りにされている感覚を覚えました。

そのため「結局あれは何のために意味ありげに示された物だったの?」「このキャラが今回出る必要性は本当にあった?」と、モヤモヤした気持ちが残りました。
伏線の種となる諸々に厚みを持たせるならきちんと回収してほしかったし、回収出来ないなら出来ないでそれらへの注目が浅くなるようにしてほしかったところです。

作画は丁寧でしたし、コミカルさを取り入れて重くなりすぎないようにしている点など、要所要所から制作陣の熱意を感じられるのは確かです。
ただ、作品に対する熱意のかけ方があまりにもデコボコしていて、制作陣は「多くの期待に応えられる作品に仕上がった」と本当に本心から思えるのかと、疑問に思う点もかなり多かったように感じました。

あくまで個人の感想ですので、これから観る予定の方は他の方のレビューも参考にする事をおすすめします。

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団子

1.0迫力でゴリ押してる?

2024年5月25日
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鑑賞方法:映画館

単純

全体的に説明不足だった
ポッケのバックボーン
ポッケがレースに出る動機
「最強」にこだわる理由
ポッケが特別成長したシーン
トレーナーとの絆
キャラ同士の交流
レースで謎のキラキラが出る理由
最後のライブはなぜこの人選?など

史実を予習してから見るべきなのであれば一般人の足は遠のきそうです。

レースの迫力はあるのでそれで感動を呼んでいるのかもしれないですね。しかし、そのレースも最後の方はくどかったですが

熱心なウマ娘ファン以外は2回目を見たいと思う人は少ないと思いました

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ネコネコ

2.0単調

2024年5月25日
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ケレン味の強い表現を多用しているが、キャラの内面的な描写ができておらず、必要性を感じることができなかった(唐突に感じたり、ただやりたかっただけの思いつき、あるいは制作者の自己満足だと感じた)。意味のない演出(切り取れば、かっこいいので表現サンプルとしては良いかも。ただ、それにしても手本となる既存作品が多くあるので、独自性は感じない)。
結果、単調な展開、作画や撮影コストは上がり一見派手で豪華だが、飽きてくる。このキャラはなぜそういった行動や発言をするのかと伝わってくる場面がないので、映画としての脚本、演出は満足できなかった。もっとこの映画におけるジャングルポケットというキャラのことを知りたかった。結果として同人的なファンサービスな内容になっており、もっと良いドラマが作れたのでは、、、?と思ってしまったので残念。勝ちたい理由(各キャラにおける勝ちたいという強い気持ちを抱き続ける背景)を丁寧に描いて欲しい(本能とかじゃなくて。。。、)

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ネギ

4.0アグネスタキオンの神々しい後ろ姿

2024年5月25日
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ウマ娘初体験。みんながハマるのがわかった気がする。
 レースシーンがど迫力。クラウチングスタイルを保ったまま突っ走るカッコよさ。中継ビューから、ウマ娘視点に切り替わると、時速70キロの攻防が目に飛び込んでくる。
 アグネスタキオンの神々しい後ろ姿にとろけてしまいそう。

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bion

4.5 プリティさの欠片もない予告に惹かれ、原作知識ほぼゼロで視聴。とに...

2024年5月24日
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 プリティさの欠片もない予告に惹かれ、原作知識ほぼゼロで視聴。とにかく全編演出がキレにキレていて、良質なスポ魂と濃密な女ライバル同士の脳の焼き合いを堪能できた。オレっ子ヤンキー体育会系というピーキーすぎる主人公も、後輩属性と一つまみの曇らせでこんなに可愛くなるとは…。ライバルの方もマッドサイエンティスト属性なのにフィジカルも最強なのがズル過ぎる、8割シャフト角度で喋るヤバイ女で、よくこんな尖った組み合わせで
映画一本撮ろうと思ったな…と改めて感心する。EDでライブやるならスタッフロールまでそれでいけよ!というのが唯一の不満なくらい。

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sugsyu

2.0キャラクターに感情移入し難い

2024年5月24日
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主人公キャラのバックボーンが描かれないままストーリーが進むので、ゲーム等でキャラを良く知らないと、そもそも主人公に感情移入し難いです。
(TVアニメ数話視聴、ゲーム触った程度、競馬未経験です)
主人公視点、他キャラ視点、第三者視点とコロコロ変わるのでよりブレる…。

恐らくキャラ推しのゲームユーザーのために、メインキャラに集中すべき大事なシーンでも脇役キャラにも感情移入させようとする描写が度々入るので見ていて気持ちが散漫になります。映像演出としてはかなりマイナス。

主人公の実力も映画全体を通して上がった感がなく、レースの勝敗は運なのか、気合いなのか良く分かりません。
基本的にストーリーはスポ根物の王道展開で特にヒネリはありません。
特定のキャラ推しでもなければ何度も視聴したいとはならないかと思います。

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Cannonball

4.0酷評の3期は当然の事ながら覆される良映画

2024年5月24日
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泣ける

楽しい

興奮

よく短い時間でこれだけ上手く凝縮させたなと先ずは拍手。

ストーリー性においてはほんの一部を除いて満足。
具体的には
・主人公ジャングルポケットの人物像
・アグネスタキオンの心情の変化
・ダンツフレームのキャラの良さ
・フジキセキとトレーナーの想い

は良く描かれていると思う。
逆にマンハッタンカフェはあまり深堀りされていないように感じたので、そこはマイナス。
オペラオーの絡みも少なかったような印象。

次に作画。

作画は好みが分かれるかもしれないが、シンデレラグレイやRTTTを見ていた方や多少の寛容な心の持ち主ならば問題はない。
個人的にはRTTTにあった所々の雑感があまり気にならなかったし、迫力を感じられたので◎
またレース中のアングルも上手くなっており、何回か鳥肌が立った。

最後に音声。

ゲートの音、芝を駆ける音はとても聞いていて良かった。
ただ実況と歓声や芝を駆ける音が混じって、実況が聞こえなくなったり、ジャンポケの雄叫びが聞こえづらかったり…
これは音声側の指示かな?とは感じたが少し気になった。

総評

プリティー感はおおよそ15%ぐらいしかないものの
ぶっちゃけ俺は下手にアイドル要素入れられるよりはこれぐらいが見ていて楽だった。

3期はとにかく住民との関わりが多くて多くて
まだ新キャラが出ればいいんだけど出ないし
凄く長く感じて飽きてしまった。
だからこれぐらいが丁度いいのかも。

ライブシーンが少ないとも散見されるが、限られている上映時間の中でライブシーンを入れるのはかなり愚策と感じたので、全然これでいい。(それで事実レースを削られたりされるのはもったいない。)

キャラクターも沢山出てきたのでアプリ版を網羅しておくと個人的にはもっと面白くなると思う。

ウマ娘好きやウマ娘をかじっている方ならば
是非見てもらいたい映画。
少なくとも3期は軽く凌駕してるから安心して見て欲しい。

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おのりゅー

5.0期待超過

2024年5月24日
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 これはダメだ…スゴすぎる。
とにかくまだ観てない人には、まっさらな状態で観てほしいのでこれ以上は言わん!
とにかく観に行ってほしい!
自分からは以上です。

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モンゴウイカ

4.5知識ゼロでもスポ根好きならハマる

2024年5月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

ゲームはやったことがないし、テレビアニメも観たことがなかったが、予告が面白そうだったので劇場へ
大体のストーリーは予告から想像できる通りだがそれが良いところ
感情移入して観やすく、それでいて飽きないようなストーリー
過去作や競走馬の知識があった方が楽しめるかもしれないが、無くてもアツい展開と力の入る描写で引き込んでくれる
逆にスポ根ノリが苦手な人を誘っていくのはお勧めしない

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Ash

3.0ライバルがいてこそ頑張れるんだ

2024年5月28日
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楽しい

興奮

実際の出来事と連動させて上手く作られていると思います。
アグネスタキオンの故障のニュースを聞いた時の落胆した思いや、フジキセキのチームがジャングルポケットでダービーを勝った日の事など、あの時代のことが懐かしく思い出されました。
ん、でも何か足りないぞ?
そうだ、クロフネだ!
ダービーまでならクロフネはあの2頭の紛れもないライバルだったと思うのですが、なんで出て無かったんだろう。
それと、実際の戦績を元にしていてレースの結果が分かっているので、もう少しストーリーに工夫があれば良かったかも知れないですね。
テレビでみたメジロマックイーンとトウカイテイオーの物語が余りに素晴らしかったので、そこは少し残念でした。でも映画ではそこまで深く描けないのも良くわかります。でも映画ならではのスピーディーな展開で、ストレスなく楽しめるいい作品でした

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たつのこ

5.0酷評を書くと約束したな。あれは嘘だ。

2024年5月25日
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泣ける

興奮

ウマ娘や競馬はよくわからないけど他の映画の予告でこの映画の事を知り、気になったので観てみた感想。
TVのCMだったりでのイメージはオ◯パイ大きい女の子がキャッキャウフフってかけっこするものだと思っていたけど映画始まって5分くらい経ったところで何だこれ、、思ってたのと違う、、カッコいいじゃん!ってなって今までのイメージが一蹴された。
よくわかってない分、陸上競技のアスリートの人の話しか、と自分の中で脳内変換したら感情移入しやすくなり、そうだよな〜やるからには高いとこ目指したいよな〜頑張れ!と観る前には出てこないと思っていた応援したい気持ちが表れたので不思議だった、そうなる展開の組み立て方が上手い。
何とかキセキって人が自分が成しえることが出来なかった事を託し、その託されたことに応えようとする主人公の胸熱展開にグッときたわ。
走ってる最中のカメラワークや演出が自分好みでジェットコースターに乗ってる時のような次はどんなん来るんだ?うおおおっ!?ってなったり走ってる人視点の時にヤバすぎ速っ!ってドキドキしながら観れた。
音も凄かった!地面蹴る音や歓声とか、いや何だこれすげぇって度肝抜かれた。
あと、自分は細かいこと考えて観ないので楽しめたけど、細かいこと気にする人には関係性や説明不足でストレスになりそうな作品ではあるかな。
作品知ってるのが前提で知らない人は予習してから観て、って意図を若干感じた。
旅館?で寝る前の時に誰かのセリフの後に周りの人が笑ってて、ん?何か笑えた?とか、どこがどの競馬場でどんなレースがあるのかわかんね。と知らないが故に損した気分になってしまっていたので、ネタバレなり解説を見てからもう一度観てみようと思う。
観てから思ったけど、全然知らない人は事前にある程度知ってから観た方が楽しめるかもしれない、ホント何も知らずに観たら悪い評価しか出来ないだろうから。

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ナポリたん

5.0「レースの勝敗はどうでもいい」というセリフに込められたテーマと、「瞳の先に映るもの」、そしてポッケの結晶について

2024年6月1日
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泣ける

楽しい

興奮

まず映像作品として非常に見ごたえがありました。特に2つあげると
・光の使い方と「瞳の先に映るもの」の表現
今作とにかく瞳のアップが多く、それに対応した光の使い方が実に多種多様です
それによって表現されるのは瞳そのものではなく「瞳の先に映るもの」でした
ポッケを見守るフジキセキのキラキラ輝く瞳や、タキオンの引退を聞きディスプレイの真っ赤な色にそまるポッケの瞳、自分のいないレースを見つめるタキオンの瞳などなど・・
演出としては過剰なくらい瞳のアップがたくさんあったので印象深く残った人も多いんじゃないでしょうか
特にタキオンは多めだった気がします

・被写体を中央におさめない構図
他にも印象に残る描写としてあがるのは、とにかく被写体であるウマ娘たちを画面の中央におさめず、画面の端に映すようなカットが多かったこと
端に映すからこそ目で追ってしまう、小さいからこそ逆に際立って見える
画面の中央が足の裏だったり段ボールの山だったりするシーンまでありましたからね
この描写も過剰なほど使われていたので目を引きやすかったと思います

そしてストーリーの話ですが、レビューを見てると「オペラオーとのジャパンカップの描写が物足りない」という声を見かけました
が、個人的にはこれは意図したものかと考えています
これは「レースの勝敗はどうでもいい」というタキオンのセリフがそのまま今作のテーマにつながるためです
そのため後半は勝ち負けの描写をあえてあっさりしたものにしたのです

じゃあ勝敗の代わりにいったい何を描いたのかというと
『また走り始めること』
これこそが1番のテーマかと思います

今作ではフジ、タナベトレーナー、タキオンが引退、ジャングルポケットも精神的不調をかかえるシーンがあります
しかしこの4人はそれぞれがお互いに影響し合うことで、また走り始めるのです
(描写は薄いですが一応カフェもこれに該当します)
これだけ何度も「また走り始める」という演出にこだわっているのですから、オペラオーよりフジやタキオンの出番が多くなってしまうのも当然のこと
最後に伝えたかったのは勝敗ではないのです

もちろんできればもっとあれも描いて!これも掘り下げて!という気持ちはありますが、それは色んな都合上仕方ありません
ですがしっかりと伝えたいテーマは描かれていたと思います

追記)
ポッケの結晶の説明がない!伏線の放置だ!というレビューも見かけましたが
「だったらあの結晶はなんなんだろう?」とご自分で考えるべきかと思います
全部セリフで説明されないと何もわからないのでしょうか?自分なりの解釈というのはないのでしょうか?

私の解釈では、説明がない以上、あの結晶はなんらかのメタファーだと考え、それは最強になるというポッケの「夢」を表現してるのだと結論付けました

冒頭「トレセン学園に入って最強になる」と宣言し高く高く掲げられるシーン
トレーナー室に結晶を置き忘れ、フジに「傷がついてるね」と言われるシーン
フジとの併走でスタートの合図かのように、フジからポッケへと返されるシーン
(見間違いでなければ)タキオンの研究室にもこの結晶はかかげられていましたが、その結晶越しにポッケとタキオンの会話がすすんでいくシーン
他にもあったかもしれませんが、これらのシーンからあれは「夢」を暗喩してるのだと考えます
ここは説明がない以上それぞれの解釈にゆだねられてると思います

なんにせよ自分の思い通りの展開じゃなかったからといって「説明がない!描写が物足りない!」で終わらせる人には少々むずかしい映画だったのかもしれません

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my894

5.0観て正解。ウマ娘らしい映画

2024年5月26日
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泣ける

楽しい

興奮

アニメの1,2期を視聴し、ゲームは2年くらい熱心にプレイしていたが
ここのところおろそかになっていた。
因みに、競馬の知識はダビスタ程度。
そんな自分が(今週他に気になるものが無かったので)ウマ娘の映画を鑑賞。

はっきりいって、下手なファン映画になっていたら嫌だなと思っていた。
とりあえず全キャラ出演させようとして破綻するアニメ映画(特にJ系)はよくある。
しかし、本作についてはそのような懸念は無駄だった。
ジャングルポケットとアグネスタキオンを中心に、しっかりとドラマを掘り下げている。
これが、他のキャラまで掘り下げに回ると100分の薄い映画になってしまっただろう。

レースシーンの演出は、十分に大げさでキャラクターの熱気が
スクリーンから眼球に打ち付けられるかのように感じる程。
正直、泣いた。
近年、涙腺が緩く無って来ていることは実感していたが
気持ち良く泣かせて貰った。
おそらく、前の席に兄ちゃんも泣いてた。(目のとこ拭ってるのが見えた)
見終わって退館するさいに、他の人が感想を述べ合ってる会話を盗み聞きしたが
「普通におもしろかった」
という、誰かの評価が1番しっくりくるかもしれない。
ウマ娘に求めるものがしっかり作り込まれていた。
よい休日になった。

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キツネっぽい犬

4.5ウマ娘というコンテンツを見直しました。

2024年6月1日
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ウマ娘という物が好きになれなかった。
生粋の競馬ファンである自分にとっては、名馬の名前はそのレースシーンと感動を共有するものだから。
だから、今回見るのをかなり躊躇したけど見てみる事にした。
結論は、見てよかった。
白熱のレースシーン、纏まった良いストーリー。
まじで感動してしまった。
不覚です。

ウマ娘ファンだけでなく、普通にアニメ映画としてみても良い出来だったと思う。

映画館で見るレースシーンは必見です。
お勧めします。

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たにやんご

3.0スタン・リー(声:阿笠博士)

2024年5月25日
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楽しい

単純

興奮

あ、え、なんで、え?
この前あってた総集編の面白さは何処へ?1週間前に見たあれは、手に汗握るほど興奮して、応援上映して欲しいほど盛り上がったのに、どうしてなの??
今んところ概ね評判良いから、自分がかなりズレているのかもしれない。ゲームやったこと無ければ、競馬も無知なので、感覚が全くもって違うのかもしれない。だけど、これだけは言える。総集編の方が何百倍も面白くて、楽しくて、完成度が高かった、、、。

これ見ると、総集編が出来すぎていたのかもしれない、とも思えてきた。確かに、アニメの良いとこ取りをしていると言える作品だから、ウマ娘の魅力がギュッと詰まっていたのだろう。映画という、時間の制約が厳しい中での制作はまた違った作り込みが必要になるのは重々承知。それでも、今回はストーリーが弱い。

あの作品が胸アツになったのは、レースシーンだけじゃない。頂点を目指す、ナリタトップロードのリアルな葛藤と苦しみをしっかりと描き、ウマ娘だけでなく、〈競馬〉そのものの面白さがひしひしと伝わってきたから。だけど、本作ではそんな深さが感じられなかった。作画は超パワーアップしているし、キャラも最高だった。上坂すみれが声を当てたアグネスタキオンには惚れ惚れ。だからこそ、非常に悔やまれる。もっと、違う視点からドラマを見せつけ、ウマ娘という作品が持つ力を発揮できなかったのかと。なんで、2キャラにしかスポットを当てることが出来なかったのかと。

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サプライズ

4.5こんなスポ根が見たかった

2024年5月25日
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楽しい

興奮

まずレースシーンの作画や音響による迫力がとんでもない。ただ走ってるだけと侮れないほど演出が多彩でかっこよく見ていて全く飽きないです。ただ前作と比較すると戦術面とか技術面とかの描写が少ないかもとは感じました。全くないわけでもないし今作の作風や主役の性格に合わせて意図的にそうしているのかなとも考えられるし個人的にはアリだと思いますが賛否ありそう。

ネタバレしない範疇で内容を語るとジャングルポケットとフジキセキとアグネスタキオンの関係性がとにかく魅力的。単純な人間関係というだけではなく「ウマ娘」という種族ならではの在り方、価値観、本能が全面に出た特殊な関係性でもあります。だからといって理解できないかと言われればそんなことはないんですよね。むしろ彼女たちの感じているものに引き込まれるような不思議な感覚を味わえました。

あとはいろんなウマ娘がちょくちょく映り込むのでファンの方なら何度も見て自分の好きなキャラがいるか探してみるのも良さそうですね。また前作でかなり過酷な運命と戦っていたアドマイヤベガが今作でかなりはっちゃけてそれを軽く流すカレンチャンの関係には感慨深いものがありました。

そしてちょくちょく薄いとか言われてるダンツフレームの人物像。これ個人的には凄く良いと思ってます。ネタバレになりそうなんでぼかしますが「誰よりも純粋にウマ娘である」のがダンツ最大の魅力だと思います。

マンハッタンカフェ等の扱いがあまり良くなかったりすることや一部速足すぎる展開もあるなど不満もありますが、それを覆すほどに独特な世界観に引き込まれ視聴後には思わず走りたくなるほどの熱さがある作品です。

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ryu

3.0迫力は凄いが

2024年5月24日
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アグネスタキオンに負けたレースをピックアップして重点的に描くのは理解できるが、他の負けたレースを軽く映すだけなので、マンハッタンカフェが肩透かしに。

レースに勝利した感動も薄く感じる。
日本ダービーやJCへの出走に関してトレーナーとの絆をほぼ描いてないので感動するポイントがないのが原因ではないかと個人的には感じた。

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ma

4.0掴みが抜群

2024年5月25日
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楽しい

出だしのワクワク感はとても素晴らしかった
それぞれのレースへの想いが伝わってくるのも良いし、小ネタも随所に散りばめられていて飽きさせない演出
欲を言えば中盤以降のレース描写が似通っていていたので少しだけ中だるみを感じました

実在の競走馬をモチーフにしたメディアミックス作品なので史実を知っているかアプリをやっているとより楽しめると思います

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郷愁
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