劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」のレビュー・感想・評価
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何度観ても最高!
2D:5回 4DX:3回 視聴しました。
レースシーンはどれも印象的ですが、やはりラストのジャパンカップは何度観ても鳥肌が立ちます!それ以外でも細かい表現や小ネタが散りばめられているため、観返す度に新たな気付きが得られます。
昨今のアニメ映画と比較しても勝るとも劣らないくらい作画に力を入れていることが分かります。前作(?)RTTT(略称)のときに感じた迫力を映画という大スクリーンで味わうことができるのはすごく、スゴかったです!
※前作の…と別作品をあげましたが、そちらを観なくても前作とは別の新たな世代(新時代)の話なので問題はありません。
ただ、他の方のコメントでもチラホラ見掛けますがウマ娘を全く知らない方が100%楽しめるかと訊かれたら少し違うと答えます。
もちろんウマ娘新規の方が「友人から誘われて渋々観に行って『ハマった!』」という意見があることも承知しています。
それでも
・キャラの掘り下げがない
・ウマ娘って結局なに?
・なんでライブしてるの?…等々
観に行ったけどあまり刺さらなかったという意見もあります。
(そもそも人各々好みがある時点でそういった意見が出ることは当たり前なのですが…)
観ないと絶対損をする!とまでは言いません。
好みでないなら全然観なくてもいいです。
しかし、
・スポ根が好きな方
・作画に力を入れている作品が好きな方
には視聴をお勧めします。
観に行く際に可能であれば、ウマ娘を知っている方と一緒のほうが楽しめるかと思います。
私は1回目に私以上にウマ娘愛がある友人と視聴して、視聴後の熱弁にやられました…
ウマ娘初心者の方が楽しめる?
競馬もウマ娘も知識ゼロで挑みましたがフツーに可愛い女の子だけのスポコン少年漫画で面白かったです。
ヲタ媚び映画だろ…と忌避するのはもったいないです。まあ水着にもなるし踊るけども。
否定的レビューの熱量がものすごいので、彼女たちの解析度が高く魅力を知っているファンが見たら、不足が目立つのかもしれないですね。
超々々個人的には騎手全無視はヨクナイ…ヨクナイよ!!!という気持ちはありますがそんなそもそも論言われてもですよね分かりますよでも騎手全無視はヨクナイよ!!
それはそれとしてアグネスタキオンさんの走ってる足が長い。美しい。ずっと見ていたい。イイネ。
となってからのアグネスタキオンオリジナルをググって泣く。
こうしてハマっていくわけですね。なるほど。アグネスタキオン引くまでガチャるのでピックアップ頼みます。
熱血! 狂気! 疾走!
主人公が初めて負ける→そのライバルに勝ち逃げされる→挫折を乗り越え最強のラスボスに挑む、という平成を思い出させる王道のスポーツアニメでした。
特にライバルのタキオンが好きになりました。狂人に見えて人間臭く、後半の葛藤に悩む姿が良かった。
レースシーンの作画は最近の劇場アニメどころかTVアニメの中でもダントツのNo.1クオリティ。そしてそれを支える壮大な音楽も素晴らしい。やはりこの興奮は映画館でしか味わえません。
キャラクターの掘り下げも適度で分かりやすかった。
ただポッケが「最強」と何度も繰り返すのがくどく感じました。あとマンハッタンカフェの扱いはあれでいいのか...?
今期の中でもトップクラスの「映画館で観るべき映画」でした。上映時間も長くないのでもう一度観てみようかなと思います。
競走馬を擬人化したゲームとそのメディアミックスとしてのアニメーション映画
ゲームより先に放映されたアニメの1,2期は評判が良かった。2期は、私もよく知っている競走馬が多くて、やはり、多少の違和感というか、現実として知っている競走馬が脳裏にちらついてしまうのは仕方なかった。同世代の人よりはアニメ等のオタクコンテンツに触れてきている分、擬人化アニメ作品なども抵抗も少ない方ではあるのだが。
アニメ3期は評判が芳しくなく、それを受けての劇場版。本作の2001年のダービーを争った世代には、あまり思い入れもないし、前評判としてもそれほど盛り上がってもおらず、見るかどうか正直悩んだが、休日に特に予定もなかったので、物は試しに、と観てみた。
映像の印象はテレビアニメと違って、その場所の空気感というか、温度や湿度が感じられるような雰囲気がまずよかった。湿気の多い夏の雰囲気とか、私の好みの映像だった。
レースシーンなどの表現は、臨場感がこれまでのウマ娘アニメ作品より増していて、劇場で見ないともったいない出来と言っていいだろう。
ストーリーは主役のジャングルポケットを中心にして、前半はライバルとなるアグネスタキオンとのレースでの挫折、後半はそれからの立ち直りに、新たな強敵としてのテイエムオペラオーとのレースが主体になる。いわゆる、スポ根もののノリと、ストーリーだ。
個人的には、マンハッタンカフェが勝利した菊花賞のレースも、もう少し尺をとって見せてもらいたかった。前半のアグネスタキオンとの勝負が、一種異様な雰囲気を醸し出していて、後半のオペラオーとのレースはそれを超えるほどではなかったように思うので、後半はやや尻すぼみな印象をもった。
最後に、ライブを行って終わったところは、ああ、そういえば、こういうコンテンツだったな、と我に返ったようなところもあった。ウマ娘というコンテンツに触れてこなかった人には、このシーンが異様というか、唐突に感じる人が多いようだ。インド映画の様、というのは言いえて妙か。
上映館の多さなどから、興行的には期待されていたようだが、それに見合うほどの成績ではないものの、馬を美少女に擬人化したゲームコンテンツのアニメ映画作品、という、興味のない人からは敬遠されるだろうタイトルとしては、そこそこヒットしたように思う。ネット上ではやたらとネガティブキャンペーンを張っている人も多いようだが、課金のあるアプリゲームに、元は馬券という金のかかった競馬の競走馬の擬人化という、金が絡んだネガティブ要素も持っている故に、非難を受けがちなのかもしれない。
最初の期待値が低かったので、想像以上に楽しめた映画だった。人に勧められるかと言えば、少々微妙でもあるが、”ウマ娘”という存在を受け入れられるか否かで評価は変わるだろう。
ミリしら初見
時代は変わった・・・
私は25歳の頃、北海道の日高で半年暮らしたことがある。場産地日高・新冠にあったお寺である。信者さんには競馬馬を育てる小さな牧場主さんが多くて、一日3軒から5,6軒の牧場をご祈祷して回った。半年で、200軒以上まわったように思う。
アラブ系の馬を育てる零細な牧場が多かったが、中には有名な牧場もあった。かのハイセイコーの生産者武田牧場や、ダービ馬カツラノハイセイコの鮫島牧場など、たくさんの信者さんがいた。昔一世を風靡したテスコボーイを見つけて日本につれてきたのは鎌田三郎氏・・・。鎌田氏の日東牧場も信者さんだった。いまも個人的に日東牧場さんとは縁が続いている。
っていうくらい、20代から競走馬との縁が深い私であるが、私の血は娘に受け継がれて??、彼女が一押しするので観に行った映画がウマ娘。ぜんぜん面白くなかったが、こういうのが、今の競馬ブームを支えているのだなと思った。
テンポイント(この馬の生産者の早来吉田牧場の娘さんがいまの日東牧場の牧場主)時代から競馬は観てきたので、本作に出てくるマンハッタンカフェやアグネスタキオンなど名馬たちのことは現役で観ている。なので、じつは娘よりも詳しくリアルな世界を知っているが、映画にして観るほどの内容ではなかったかな・・・。映画の評価は★3.4。でもいくらでも話が湧いてくるのが競走馬の歴史。昔と違って、時代は変わって、競馬の世界は日本でも健全な社交の場、そしてエンターテインメントになっているなと感じさせられた作品だった。
はっきり覚えてないけどテレビアニメシリーズでここまで調教師(トレー...
先週、3度目の日本ダービー勝利した騎手の顔がちらつきました
安田記念の馬券がうまい具合に当たったので、還元するつもりで鑑賞しました。
話がテンポ良くすすむのであっという間に時間が進みます。
話の長さも丁度よく、飽きずに最後まで見ることができました。
プリティーダービーと書いてあるにも関わらずプリティーな要素が夏の合宿(?)くらいしかなく、あとは全て少年漫画的ストーリーです。
走りに夢を見た少女が立ち上がり、成長して強くなったが上にいる強者を見て絶望して、それでもまた立ち上がり勝利を掴むという王道ストーリーですが、話もウマ娘やトレーナーの心情を丁寧に描いていて良かったです。
終わり方も「俺たちの戦いはまだ続くぜ!」という感じで、最後まで少年漫画なのが良かったです。
ただ映画の中で、日本ダービーはウマ娘のみならずトレーナーの一生の夢〜みたいな説明があったとき、先週の日本ダービーで3度目の勝利を果たした騎手の顔がちらついたので、ダービーの後に見に来なくてよかったと心から思いましたね。
アグネスタキオンは確か皐月賞で引退していたと記憶しています。
この馬に夢を見た周りの関係者たちの夢の続きを、こういった形で見ることができるのはとても良いなと思いました。
フジキセキの衣装はあれでいいのか?
ゲームやろ
高クオリティでキャラも良い。入りにくい点はある
佳作
なかなか面白かった。
ウマ娘はアプリは初期の頃にがっつりとやり、チャンミもそれなりに勝ってた方。
アニメは1期と2期を完走、3期は中座。RTTTは未視聴。
うまよんとうまゆるは完走、うまよんはブルーレイ所持で追加12話視聴済。
現実の競馬は未経験、ウマ娘から遡って競馬wikiで読んでへーほーという程度。
そういう人の感想です。
全体として、いわゆるアスリートものの映画として佳作に感じた。
映像表現は傑作級で、映像関係者やマンガ・アニメ関係者であるほどに圧倒されると思う。
つい涙ぐんでしまうシーンが豊富にあるが、他に泣かせてくれる映画に比べてどうも煮え切らない想いがあるのも事実。
そこを言語化する。
●テンポがいまひとつ
開幕のテンポの良さは見事だったが、序中盤から全体的にスローペース。
どれも1シーンごとの「間」の長さを感じて、微妙にストレスを感じた。
どのシーンも5/6ぐらいにできたと思うし、そうであった方が自分には好み。
ストーリーは超がつくほど単純なので(ご都合も相当あるので、それを誤魔化すためにも)、あと20分削って90分がベストだったように思う。
開幕の、憧れたポッケが次のシーンではフジ一派に入門完了しているあれぐらいで全編ちょうどよかったと思う。
効果的な起承転結はまったく25%ずつではないが、序盤以降の各シーンが長いために承の長さと転の長さのアンバランスさを感じた。
●ウマ娘縛りの弊害
ウマ娘という企画の大綱が決まったときに、もう避けられない運命と言えばそうだが…
①史実をなぞる強引さ
タキオンが故障して引退したのは故障だから仕方がないとして、ジャングルポケットが最も格の高いダービーを制覇した後「なぜか勝てなくなった」理由付けの点。
現実史実では、ダービー制覇後に札幌記念3着、菊花賞4着と不調に終わるが、それは現実なら「競馬なのだから(お馬さんと騎手なのだから)」で済む話。
しかしそれを人間モデルでやると「なぜ勝てなくなったのか」の理由付けが必要になるが…その理由付けが腑に落ちないのが難しい点。ポッケの猪突猛進な性格的に、そういう悩み方をするだろうか? また、スポーツ界では「強豪が出場しないから優勝できた」はよくある状況でもあるし、特殊なプリティダービー界でと言えば「最強かどうかを自問自答するなら、(他の在学レジェンドを無かったことにしても)テイエムオペラオーに勝たないと始まらない」という解がある。それをポッケが気付かず、トレーナーやタキオンやフジやダンツのどの立場からもその筋での助言がないというのは無理筋に感じ、一人悩むシーンが長かったこともありイマイチに思った。脚本、苦しんでるなぁ~と。
②ウマ娘時空の難しさ
各時代の最強馬のソウルを宿しているウマ娘たちが一堂に会しているトレセン学園時空。
最強格が多すぎて、ポッケの目標となる「最強とは」が非常に難しい。
いわゆるカイチョー問題だが、最強オブ最強と言われるならなぜ現役で走っていないのか? ゲーム版ではデビュー前にもかかわらず皇帝と呼ばれ生徒会長なのはなぜなのか? などなど、相当頭を吹っ飛ばさないと付き合えないのは仕方がない。本作中に画面に賑やかしで映るサイレンススズカ、トウカイテイオー、一応スペシャルウィークなどもまさに最強格だろう。(そういえばルドルフとブライアンいなかった?) しかし現実と違って皆引退していないから、ポッケの「最強へのこだわり」に気持ちを沿わせるために、かなりのメタ斟酌が必要となる。最強という言葉を使わず、「タキオンの走りに勝ちたい」ぐらいがいい落としどころだった気がする。
③ウイニングライブ
エンディングまでウイニングライブの描写を一切入れなかったのはよく頑張ったと思った。はっきり言って最初期に企画書を2.5次元見込みで通すための文言であり、話がアスリートであればあるほど不協和音を生むノイズだ。私がアプリ版を離れたのは、サイレンススズカやナリタブライアンやエアグルーヴのキャラにハマればハマるほど、彼女らがアイドル的な活動も強いられて受け入れていることに解釈違いを感じて擦り切れたからだ。彼女らのキャラシートならば「踊りの練習をするぐらいなら走る」「踊らないといけないならば野良で走る」だと感じるから。
もし「ウマ娘はダンスに歌唱と生まれながら天性のセンスを持っていて、ノー練習でもパッとこなせて気持ちよくなれるor競走で勝った後には歌って踊らずにはいられない精神性になる」などの下地設定があったらよかったのだが。「みんな~! 今日は集まってくれてありがとう! 私たちのライブ楽しんでいってくれよ~!」は、最強を目指すアスリートであるほどになんか違う。
なので、最後にウイニングライブが始まってしまったときは、メタ企画出自の呪いを感じてかなり残念になった。RRRのエンディングみたいに、お話とは繋がっていない「キャストや制作陣の感情表現(亜空間ライブ)」のようにライブ消化してくれたらよかったな。カフェが作中あのキャラで、あそこで笑顔を振りまいているのは解釈が実に難しい。正直、もう設定として省いていいのではと思う。
「これは競馬ではなくて、総合エンターテイメントであるトゥインクルシリーズで輝こうとするウマ娘たちの話」という頑張ってる立て付けはわかるのだが、やはり単純に「強さこそ正しさ」のアスリート軸との食い合わせがわるい。ポリコレ派ではまったくないが、やはりアスリート軸であるのは否定できないので、フジキセキの勝負服も映画版専用を作るなどして画面のテンションを調整してほしかったな。原作準拠だとあの格好で正しいのだが…正しいのだが…!
●ちょっと顔芸しすぎ
幼女戦記を彷彿とさせる、美少女の顔崩し演出。
勝利を渇望して、時に狂気さえ宿して走るというのはそういうこと…というのはわかるし、初めてウマ娘のアプリに触れたときも「歌って踊らせる美少女キャラに、こんなマジな顔させてスパートかけさせるんだ…」と感動したものだ。ただ、今回の映画は全編を通して顔のアップが多すぎて頼りすぎで、くどい。作風と悪癖のバランスではやや悪癖に寄ってしまったと感じた。狂気じみた顔(ある意味ジャンプスケア)というのも、乱発するほどに観客は慣れてしまい、メリハリを欠いた手癖演出に堕ちていく。それ自体をこれだよこれと観る幼女戦記ならともかく、ウマ娘たちはターニャやその世界観ほど狂気酷薄ではないので、その点は純粋にコントロールの弱さを感じた。
〇総評
と、以上の点で少しマイナスを感じて星3.5です。ウマ娘シリーズのファンマインドとしては史実なぞりである以上、怪我話やライバルの引退話は仕方ないが、ウマ娘シリーズを視聴するほどにわりと毎回の印象になってしまうのは苦しい構造。
なので、自分はウマ娘絡みで一番楽しんでいるのはうまよん・うまゆるだったりする。
特にうまよんの脚本はすべてが文句無しで、何周したかわからない。
うまゆるも前半はうまよん比でイマイチだが後半になるにつれていい。
本作でタキオンが最後に出した解、あのタキオンの目に初めて光が宿る演出はよかった。
この答えが「新時代の扉」というのは、現実と重ねてそうだよなと納得した。
ワンフォーオールでもオールフォーワンでもない。
歴史的な功績でも次世代へのバトンタッチでもない。
「我欲」。一度きりの人生、我欲に狂わずしてどうするか。
誰かの礎となるなんて何の意味があるか、己が頂上の景色を見ずしてどうするのか。
今の若い世代と接していると、秘めたるが確かに存在するイデオロギーとしてそれらをひしと感じる。新時代だなぁと。
私はその傾向をとても好ましく思う。
作中、最後にはタキオンもフジも復帰する。史実にはなかった、嬉しい展開と奇跡だ。
来場者特典として、アプリ版で目が死んでない初期★2タキオンが使えるコードとか配ってくれたらそれは最高なのだが。やってほしいな。
カロリー計算が綿密
物語の内容はさておき、作画は凄かった。
動いているとこと、止めているとこのカロリー計算が綿密。
競争シーンと、可愛く笑うところに原動画のパワーを集中、光のエフェクトがよかった。
私はゲームはプレイ経験なし、ゲームも配信&テレビアニメも一度も観たことがない。
実際の競争馬も、わずかしか知らない。
という状態で、『再編集版ROAD TO THE TOP』と連続で観にいったんですが、その『再編集版』では全く分からなかった設定が、本作では説明は省かれていたもののなんとなくわかったような気がしました。
・現世から(?)馬の魂が異世界転生したのがウマ娘
・人間の男とウマ娘の間の婚姻で、人間かウマ娘が生まれる
・ウマ娘は時速70Km/h以上で走れる
・レースは賭けが発生せず、名誉を賭けたオリンピック的なもので勝者は名誉を得る
・世代ごとの上位ウマ娘でアイドルユニットが組まれコンサートが開かれる
と推測したんだけど、合ってますかね? >詳しい人
映画としては⭐︎3、ウマ娘アニメとしては⭐︎4
アニメ全話視聴済み、ゲームプレイ500時間で通常上映にて鑑賞。
映像美、音響はしっかりと映画版にパワーアップしていました。
画も迫力も様々なアツい演出で魅せてくれていたので、ウマ娘ファンの方は楽しめたのではないかと思います。
ありがちな叫ぶシーンが多かったのは少し気になりました。
この映画のみ鑑賞する方は、ストーリーの面で置いてけぼりになるかと思います。
ただ2時間でストーリーを詰め込みすぎると逆にレースシーンが希薄になってしまい、迫力ある画が少なくなってしまうのを避けるのは仕方がないのかと。
映画としては、レースばかりで同じ味しかしない作品になってしまっている感は否めないです。
が、ウマ娘アニメとしては上手く2時間にまとまっていて、素晴らしい画のレースが複数観られたので満足でした。
キャラクターは良かったけど
キャラクターは良かった、本当にそこは文句無し。
ストーリーも実際に起こった事をなぞっているから仕方ないにしても特段面白いとは言えない内容。
レース中の演出が過剰過ぎて作画は凄いけど結局走ってるだけなんだよなと逆にシュールさが浮き出てる気がした。レース外の作画や演出には大満足。
ウマ娘の人気たる所以を垣間見た
ウマ娘は初体験。ゲームもやってないしアニメも見てない。ついでにいえば競馬も特に興味ない。
アマプラで配信してるから、まあちょっと見てみるかという気分で見た。
このようにハードルは低かったからか、かなり満足度が高かった。やっぱ人気コンテンツは人気たる所以があるわけだ。
まず疾走感が凄い。迫力がある。前傾姿勢で走ってるのは馬のそれに寄せてるのか。背景がハイスピードで流れていく中での走りはかっこいい。
あと、競馬を題材にしてるといえど、走ってるのは人間(こんな速い人間などいないが)なので、競馬というより陸上に近い。
だから、ある意味ではスポ根だし、友情努力勝利というジャンプ的要素もあるから単純に熱い。
キャラが可愛い。
カリスマ的キャラや、王様的キャラのかっこよさたるやない。
アグネスタキオンとテイエムオペラオーのかっこいいことこの上なし。
ちなみにテイエムオペラオーのガッツポーズをみて、ポケモンのダンテを思い出したのは俺だけじゃないはず。
この間「ひゃくえむ」という陸上の映画を見たのだが、レースにかける思いという点では少し似てる気がする。
まさかラストバトルの結末まで同じでは!?と思いながら見てた。
現実世界でウマ娘がいたら、とんでもない人気コンテンツになりそうだよね。
ただでさえ競馬好きは多いし、アイドル級の少女が疾走するの凄い盛り上がりそう。
ただ、陸上競技の世界は崩壊するし、時速70kmで走る女の子と日常生活をともにするのはマジで怖いかもしれん。
うまぴょい♪うまぴょい♪
アツいッ!
ストーリーの説明はしません。ゲーム、アニメはやってないし観てない。
トリガーやガイナックス作品が好きな自分からしてみればめちゃくちゃ刺さった作品だった。作画良いし、ストーリーはシンプルだけどキャラの関係性ですごくアツくなれた。
なんでタキオンはモニターばっか見てるのにあんな体力気にせず走れるのか疑問ではあったけど
ポッケは成長過程が丁寧に描かれてて好印象。
きっかけ→練習する→勝ち進む→挫折→立ち直る→優勝 の流れで、行動原理が見てて明確に示されていたってのも良かった。
デカタイヤ引っ張るの映画でもやるんだな…
とにかく、アニメ映画、スポ根映画としてはまじでおすすめすぎる。アニメ映画の最前線見てる気分だった。
理屈とか、原作要素の出し方とかはなんも言えないが、一本の映画としては相当ガチで仕上がってる。
見よう。
負けた自分を乗り越える
超えることが出来なくなった壁をぶち破る話
フジキセキに憧れたジャングルポケットがアグネスタキオンに負けた自分に打ち勝ちテイエムオペラオーに勝利END
アグネスタキオンは自分で勝利を掴みたいのに叶うことがないのが悲しい
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