「フジキセキの物語」劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」 木花咲耶さんの映画レビュー(感想・評価)
フジキセキの物語
良いところ
主役のジャングルポケットよりもフジキセキの方が演技含めてすごく魅力的
?なところ
ファンには悪いが、やっぱりライブシーン要らない
わかりやすい主役よりも魅力的な脇役の方が記憶に残る事があるが今作は特にそうだった。絵面として演出が過剰になる程、対比的に動きのないシーンでの演技と音声が印象に残るが、花火のシーンでの演技や河原のシーンの会話が素晴らしい。新人さんと経験豊富な役者さんという差もあるかもしれんが、とにかく予想通りすごい作画のレースシーンよりも予想外の静かなシーンがほんとに良くできてた。
ラストのライブシーンはなんだあれ?と普通に間が飛んでるのかと訝しんだわ。エンディングにあの曲使うためとはいえ、テロップに被せてライブするなりしても良かったのでは。無理矢理感が半端ない。黒バックのテロップとうまぴょいとライブシーンでダブルエンディングで良かった。そうすれば全く知らない人にもそういうものと最後まで違和感なくいさせられたのでは。
とは言え観にくる人のほとんどがゲームかアニメから打ろうから仕方ないのだろうが単品としてはなぜライブ?となる。
作画と演出は昔のガイナか最近のカラーか?と思うほどの崩して勢いのある極太作画だったりケレン味たっぷりの決めポーズとかなり攻めた感じ。間延びとは言わんし、意外とレースのリアルタイムな経過時間に合わせてるのか、一つ一つのカットが長めだし、劇場版ならではの作りとは思う。
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