「ライバルがいてこそ頑張れるんだ」劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」 たつのこさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ライバルがいてこそ頑張れるんだ

2024年5月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

実際の出来事と連動させて上手く作られていると思います。
アグネスタキオンの故障のニュースを聞いた時の落胆した思いや、フジキセキのチームがジャングルポケットでダービーを勝った日の事など、あの時代のことが懐かしく思い出されました。
ん、でも何か足りないぞ?
そうだ、クロフネだ!
ダービーまでならクロフネはあの2頭の紛れもないライバルだったと思うのですが、なんで出て無かったんだろう。
それと、実際の戦績を元にしていてレースの結果が分かっているので、もう少しストーリーに工夫があれば良かったかも知れないですね。
テレビでみたメジロマックイーンとトウカイテイオーの物語が余りに素晴らしかったので、そこは少し残念でした。でも映画ではそこまで深く描けないのも良くわかります。でも映画ならではのスピーディーな展開で、ストレスなく楽しめるいい作品でした

たつのこ
BOSSさんのコメント
2024年5月29日

この作品群は言わば、馬主から名称利用の許可を貰ってキャラクターを起こしているので無断で名称を使用しないスタイルを取っています
金子オーナーの競走馬は1頭も許可を貰えていないので軒並みキャラクター化していません、故にディープインパクトやマカヒキ等もいません
しかし、クロフネの存在は無視できないので、今回はクロフネに代わりペリースチーム(黒船来航のペリーになぞってる)という代役がおり、名称許可が取れない時は度々こういった苦肉の策が取られることが多々、あります
また、あくまでジャングルポケット中心の物語なので、ノイズになるから必要以上に絡めなかったというのが実情でしょう

BOSS