「激アツスポ根アニメ映画」劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」 あきさんの映画レビュー(感想・評価)
激アツスポ根アニメ映画
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驚くほど出来がいい。
元々ウマ娘ファンですが出てくるキャラクターの中に推しはおらずフラットな気持ちで見れました。
アスリートとして強いライバルに勝ちたい主人公、けれどライバルは勝ち逃げをしてレースから去り、主人公は二度と彼女に勝つことのできない自分を許すことができずイップスに陥ってしまう…というアスリートとしての主人公の苦悩と挫折と成長、そしてゴールへと向かう直向きな姿を描き切った爽やかな作品です。視聴後は思わず走り出したくなるくらい。
普通のスポ根と違うのは彼女たちがウマ娘であることでしょうか。
今作ではウマ娘が「ただ耳と尻尾の生えた美少女」ではなく「根本的に人間と違う価値観を持った別の生き物」としてしっかりと描かれています。
レースの作画はバトル映画かと思うくらい圧巻で、ただ走っているだけなのに手に汗を握ってしまいました。
最初から最後まで面白く、破綻したところがなく気持ちよく見ることができます。娯楽として満点です。
なんとなく話題になってるけど美少女アニメってあんまり作画も話もよくない印象が強いなあ…と思っている人にも自信を持ってお勧めできます
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