「映画にする必要性を感じなかった」劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」 ワッフルマンさんの映画レビュー(感想・評価)
映画にする必要性を感じなかった
約2時間は映画の内容自体を考えると長い。
ウマ娘、競走馬を知らないとやっぱり厳しい内容。
要は、今回は「競馬ファン、ウマ娘のファンに贈る映画」なのだとよく分かった。
今回主役を張るキャラ、サブキャラで推しがいる方は見に行っても良いかも。
フジキセキが好きなので、たくさん出てきて嬉しかったです。
自分はジャングルポケットという馬がいたことを知らなかったので、事前に下調べをして行った。下調べをしておいてよかったと思った。調べずに行ったら、間違いなくジャングルポケットが「いかにすごい馬だったのか」を知ることなく見ることになってしまったと思う。
どうしても設定(例えば、ポッケとフジキセキが同じ厩舎だったとか)やキャラクターの力だけに頼ってしまっている気がして、ストーリーに厚みを感じない。
ストーリーはどこか飛躍、飛び飛びのような感じも否めず。
今回主役を張るキャラクターの誰か/ウマ娘、モデルとなった競走馬を好きな人には楽しいだろうし、ゲームをしている人からすれば知っているキャラがたくさん出てきて楽しい。
自分はゲームを途中でやめてしまったので知っているキャラがいたことで何とか楽しめたが、今回映画を共に見たウマ娘は存在を知っているけど詳しくない友人は、全く何が何だかという感じだった。
ナリタトップロードのときのような短編アニメを連ねる構成でよかったボリュームです。
一緒に居た友人はウトウトしている場面も。
実在した競走馬がモデルになっているがゆえに、その馬がいかにすごかったのかを調べなくてはならないことや、そもそもウマ娘を知らないと厳しい、ストーリーも何だか単調ということで、見ても見なくても感がありました。いろいろ惜しい。
せめて、ジャングルポケットが世紀末覇王・テイエムオペラオーを倒したことがいかにすごいか。これを感じるのには、正直不十分な演出。物足りなかった。オペラオーがもう少し出るのかと思ったら、そうでもなく。
あと、入場特典に入っているシリアルナンバー特典。
iphoneユーザーでは特典が受け取れないようでした。
DMMか、googleストアのみ。ちょっとこれもどうなんでしょう…