「酷評を書くと約束したな。あれは嘘だ。」劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」 ナポリたんさんの映画レビュー(感想・評価)
酷評を書くと約束したな。あれは嘘だ。
ウマ娘や競馬はよくわからないけど他の映画の予告でこの映画の事を知り、気になったので観てみた感想。
TVのCMだったりでのイメージはオ◯パイ大きい女の子がキャッキャウフフってかけっこするものだと思っていたけど映画始まって5分くらい経ったところで何だこれ、、思ってたのと違う、、カッコいいじゃん!ってなって今までのイメージが一蹴された。
よくわかってない分、陸上競技のアスリートの人の話しか、と自分の中で脳内変換したら感情移入しやすくなり、そうだよな〜やるからには高いとこ目指したいよな〜頑張れ!と観る前には出てこないと思っていた応援したい気持ちが表れたので不思議だった、そうなる展開の組み立て方が上手い。
何とかキセキって人が自分が成しえることが出来なかった事を託し、その託されたことに応えようとする主人公の胸熱展開にグッときたわ。
走ってる最中のカメラワークや演出が自分好みでジェットコースターに乗ってる時のような次はどんなん来るんだ?うおおおっ!?ってなったり走ってる人視点の時にヤバすぎ速っ!ってドキドキしながら観れた。
音も凄かった!地面蹴る音や歓声とか、いや何だこれすげぇって度肝抜かれた。
あと、自分は細かいこと考えて観ないので楽しめたけど、細かいこと気にする人には関係性や説明不足でストレスになりそうな作品ではあるかな。
作品知ってるのが前提で知らない人は予習してから観て、って意図を若干感じた。
旅館?で寝る前の時に誰かのセリフの後に周りの人が笑ってて、ん?何か笑えた?とか、どこがどの競馬場でどんなレースがあるのかわかんね。と知らないが故に損した気分になってしまっていたので、ネタバレなり解説を見てからもう一度観てみようと思う。
観てから思ったけど、全然知らない人は事前にある程度知ってから観た方が楽しめるかもしれない、ホント何も知らずに観たら悪い評価しか出来ないだろうから。