劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」のレビュー・感想・評価
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主役ジャングルポケットに敵はアグネスタキオン
ウマ娘のジャングルポケットとアグネスタキオンにスポットを当てたストーリー。
マンハッタンカフェや他のウマ娘はこの映画ではいくら強くても脇役です。それを推しは知って見たほうが良い話。
全部想いはタナベ調教師とフジキセキのところに来たジャングルポケットの3歳のジャパンカップまでのお話だ。良く出来てる。敵役のアグネスタキオンはダービー前に無敗で休養。だからダービー獲れた。いや、速さに脚が耐えられない走りをしていたアグネスタキオンはダービーに出てもレース中に故障して予後不良にされていたかもしれない。けど、そんなことは知らなかったジャングルポケットはタキオンの背を感じたままダービーを獲る。話はポッケとタキオンで進み、最後ジャパンカップでテイエムオペラオーをジャングルポケットが倒してタキオンと同じ速さの世界に到達して話は大団円。キレイにまとまったという感想です。
だからテイエムオペラオーもダンツフレーム、ナリタトップロードもマンハッタンカフェも今回は話の脇役です。決して推しウマが活躍しなくても、活躍するのはまた別の話と割り切ってジャングルポケットの話をみんな観てくださいね。
本当の競馬の話を知れば知るほど、よく出来てるストーリーです。現実は素晴らしい。それになぞらえたウマ娘のストーリーも良かったと言える。
スピード感あって臨場感溢れてるのに冗長
もったいぶらずに進むストーリーは胸熱で、体が震えるくらいの迫力があった。作画の表現が素晴らしいと思う。流れはシンプルで展開が読めてしまうので、100分ちょっとにまとめたのはよかった。
シンプルだが深い面白さ
ウマ娘をやっている彼女に誘われて見に行きました。 オタク向けかと思ったけどかなり一般受けする作品です。ですが、「ウマ娘」というブランドが一般人を遠ざけているような気がします。 内容はシンプルなスポ根青春モノ。とても面白く手に汗握る勝負でとても興奮しました。キャラも良い意味で可愛くない娘が多く、性別を気にせずに見れます。作画はここ最近のアニメ映画で一番と言っていいほどの高クオリティ。ネタバレになるのであまり詳しくは言えないがレース前の構図もかなり凝っている。曲も電波曲ではなくちゃんとしたJ-POPだったのでオタク曲が苦手な方でも見れると思う。 また見に行きたくなりました。皆さんも是非見に行ってください。
何度観ても最高!
2D:5回 4DX:3回 視聴しました。 レースシーンはどれも印象的ですが、やはりラストのジャパンカップは何度観ても鳥肌が立ちます!それ以外でも細かい表現や小ネタが散りばめられているため、観返す度に新たな気付きが得られます。 昨今のアニメ映画と比較しても勝るとも劣らないくらい作画に力を入れていることが分かります。前作(?)RTTT(略称)のときに感じた迫力を映画という大スクリーンで味わうことができるのはすごく、スゴかったです! ※前作の…と別作品をあげましたが、そちらを観なくても前作とは別の新たな世代(新時代)の話なので問題はありません。 ただ、他の方のコメントでもチラホラ見掛けますがウマ娘を全く知らない方が100%楽しめるかと訊かれたら少し違うと答えます。 もちろんウマ娘新規の方が「友人から誘われて渋々観に行って『ハマった!』」という意見があることも承知しています。 それでも ・キャラの掘り下げがない ・ウマ娘って結局なに? ・なんでライブしてるの?…等々 観に行ったけどあまり刺さらなかったという意見もあります。 (そもそも人各々好みがある時点でそういった意見が出ることは当たり前なのですが…) 観ないと絶対損をする!とまでは言いません。 好みでないなら全然観なくてもいいです。 しかし、 ・スポ根が好きな方 ・作画に力を入れている作品が好きな方 には視聴をお勧めします。 観に行く際に可能であれば、ウマ娘を知っている方と一緒のほうが楽しめるかと思います。 私は1回目に私以上にウマ娘愛がある友人と視聴して、視聴後の熱弁にやられました…
ウマ娘初心者の方が楽しめる?
競馬もウマ娘も知識ゼロで挑みましたがフツーに可愛い女の子だけのスポコン少年漫画で面白かったです。 ヲタ媚び映画だろ…と忌避するのはもったいないです。まあ水着にもなるし踊るけども。 否定的レビューの熱量がものすごいので、彼女たちの解析度が高く魅力を知っているファンが見たら、不足が目立つのかもしれないですね。 超々々個人的には騎手全無視はヨクナイ…ヨクナイよ!!!という気持ちはありますがそんなそもそも論言われてもですよね分かりますよでも騎手全無視はヨクナイよ!! それはそれとしてアグネスタキオンさんの走ってる足が長い。美しい。ずっと見ていたい。イイネ。 となってからのアグネスタキオンオリジナルをググって泣く。 こうしてハマっていくわけですね。なるほど。アグネスタキオン引くまでガチャるのでピックアップ頼みます。
熱血! 狂気! 疾走!
主人公が初めて負ける→そのライバルに勝ち逃げされる→挫折を乗り越え最強のラスボスに挑む、という平成を思い出させる王道のスポーツアニメでした。 特にライバルのタキオンが好きになりました。狂人に見えて人間臭く、後半の葛藤に悩む姿が良かった。 レースシーンの作画は最近の劇場アニメどころかTVアニメの中でもダントツのNo.1クオリティ。そしてそれを支える壮大な音楽も素晴らしい。やはりこの興奮は映画館でしか味わえません。 キャラクターの掘り下げも適度で分かりやすかった。 ただポッケが「最強」と何度も繰り返すのがくどく感じました。あとマンハッタンカフェの扱いはあれでいいのか...? 今期の中でもトップクラスの「映画館で観るべき映画」でした。上映時間も長くないのでもう一度観てみようかなと思います。
突き刺さった
めちゃくちゃ刺さった。合計7回観に行きました。
そんなに観るなんてウマ娘ファンなのかなと思われそうですが、
当方、元々は競馬好き(題材の当時の話は聞き齧った程度)で、
ウマ娘はゲームを数日プレイし、アニメは数話視聴したかな?(いまいち刺さらなかったけど…)という程度です。
映画も最初は付き合いで観に行っただけでした。
初見の印象は、「映像と音ヤバすぎ、特にレースシーン激アツ」「タキオン何言ってんのかよくわかんねー」「フジさんとタキオンのラスト良かったね」でした。このとき評価をつけていたら星3.5くらい。
そんな映画の2回目を観に行ったのは、時間が経つにつれ「あの映像と音、もう一度浴びたいかもしれない」という思いが湧いてきたからです。
もっかい見たらタキオンの言ってること分かるかな〜という気持ちも無きにしもあらず。
そして2回目。1回目に見えなかったあらゆる部分が見えてきて、この作品の凄さをまざまざと見せつけられました。
レースシーンはもちろん迫力充分ですが、それ以上に暗喩や対比、モチーフの扱い方、史実と独自の展開を上手くミックスさせた脚本が素晴らしいです。
考察好きなので、わざわざフレームインさせてるもの全てに意味があるレベルで凝ってるこの映画は、何回見て咀嚼しても足りないくらいです。めちゃくちゃ面白い。
タキオンの言ってることもよく分かりました。タキオンが愛しくなりました。
ストーリーの大筋自体は正直よくある感じ、ザ王道なので、何も考えずに見ても普通にアツい物語として楽しめます。レースシーン激アツですし。
あと音楽がすごく好みでした。
主張はそこまで強くないですが、すごく心に入り込んでくる音楽で、初見のときは最初のフジさんのレースシーンの音楽に感動して泣きそうになったり、タキオンのレースシーンの音楽が狂気的すぎて、タキオンに不気味なイメージ持ったり、音楽にだいぶ心を揺さぶられました。
今まで一度も買ったことなかったサントラまで買いました。
劇中には音楽がない場面もあって、夏合宿の場面とか海の波音とクリスタルの音しかしなかったり、セミの声しか聞こえなかったり、雰囲気出てて良かったです。
競馬ファン的にグッとくるセリフが散りばめられていたのも刺さったポイントです。
当方も特定の競走馬を応援している身なので、ナベさんフジさんからポッケへ、そしてナベさんからフジさん、フジさんからナベさんに向けられた言葉の数々が、応援している馬と自分に重なり、うるっときてしまいました。
以前はウマ娘のことを見くびってましたが、恐れ入りました。
映画館でもうすぐ浴びれなくなるのが惜しいです。円盤出るなら買います。
映画を観てウマ娘が好きになりました
unextでシーズン1のみ鑑賞し今作を観た。アニメとは異なるスタッフの力量を感じる色使いとレースでの展開、精神と肉体が一体になり走りに繋がる表現力に感動。品川で観ましたが、レースのラストシーンでシートから重低音がゴーと迫力あり、アトラクションに乗っているみたいな体感でした。ウマ娘たちの集う『トレセン学園』に入ったポッケは、フジキセキを育てたタナベトレーナーのもと、一生に一度しか挑戦を許されないクラシック三冠レースに挑む。
待ち受けていたのは、ポッケをもしのぐ実力をもつ同世代のライバルたち。ファイナルではお互いを認め、必要とする美しい情熱。
ウマ娘の魅力は、ダークな部分が無く、純粋な想いを描き、楽しい、嬉しい、悔しい、日本人の心を表現しているところだと思う。幼い子供から高齢者まで楽しめると思う。
土曜、朝イチに鑑賞したが、お客様がエンディングで振り付けをまねしていたり、熱いファンやウマ娘を愛する雰囲気が良いと感じた。
ずーと続いて欲しい。
50点
映画評価:50点 ※アニメシリーズは見終わっています。 ウマ娘のファンとして、 ポッケの熱さや、タキオンの個性が際立っており ラストのジャパンカップの展開には かなり満足できました。 走り出すタキオンがとても良かった。 ですが…、それまでの流れが あんまり良くないです。 まず2時間しかないからなのか、 ストーリーが取って付けた様なものでした。 ほぼほぼやり取りのみで終わってしまうのも、 物足りなさを感じます。 それでもフジキセキは格好良かったし、 タキオンがメインに出てきて嬉しかった。 レースの疾走感や、 劇場版だからこその臨場感も 私的には高評価でした。 でもですよ? それは私がウマ娘ファンだからこその評価です。 この機会にウマ娘を観る人には 正直退屈以外何もないと思います。 いきなり訳のわからない言いがかりの様な 突発的なやり取りから始まり タキオンとの意味解らない会話だけなので、 ある程度知識のある人しか楽しめない作りです。 その知識のある私でも50点くらいです。 これでは、友人に勧められません。 これだと新規は入ってきません。 上記の感想が批判に聞こえるでしょうが、 上映中に私は涙を流しながら観ていました。 それくらい熱い作品でしたし、 劇場に行って良かったとも思います。 でも、新規の方には注意喚起したいと思いました。 この作品は、実際の競馬が好きでかつゲーム版をプレイしている方限定でオススメします。 せっかくウマ娘に興味もって頂いた人に 嫌いになってほしくないので…。 【2024.7.8観賞】
競走馬を擬人化したゲームとそのメディアミックスとしてのアニメーション映画
ゲームより先に放映されたアニメの1,2期は評判が良かった。2期は、私もよく知っている競走馬が多くて、やはり、多少の違和感というか、現実として知っている競走馬が脳裏にちらついてしまうのは仕方なかった。同世代の人よりはアニメ等のオタクコンテンツに触れてきている分、擬人化アニメ作品なども抵抗も少ない方ではあるのだが。
アニメ3期は評判が芳しくなく、それを受けての劇場版。本作の2001年のダービーを争った世代には、あまり思い入れもないし、前評判としてもそれほど盛り上がってもおらず、見るかどうか正直悩んだが、休日に特に予定もなかったので、物は試しに、と観てみた。
映像の印象はテレビアニメと違って、その場所の空気感というか、温度や湿度が感じられるような雰囲気がまずよかった。湿気の多い夏の雰囲気とか、私の好みの映像だった。
レースシーンなどの表現は、臨場感がこれまでのウマ娘アニメ作品より増していて、劇場で見ないともったいない出来と言っていいだろう。
ストーリーは主役のジャングルポケットを中心にして、前半はライバルとなるアグネスタキオンとのレースでの挫折、後半はそれからの立ち直りに、新たな強敵としてのテイエムオペラオーとのレースが主体になる。いわゆる、スポ根もののノリと、ストーリーだ。
個人的には、マンハッタンカフェが勝利した菊花賞のレースも、もう少し尺をとって見せてもらいたかった。前半のアグネスタキオンとの勝負が、一種異様な雰囲気を醸し出していて、後半のオペラオーとのレースはそれを超えるほどではなかったように思うので、後半はやや尻すぼみな印象をもった。
最後に、ライブを行って終わったところは、ああ、そういえば、こういうコンテンツだったな、と我に返ったようなところもあった。ウマ娘というコンテンツに触れてこなかった人には、このシーンが異様というか、唐突に感じる人が多いようだ。インド映画の様、というのは言いえて妙か。
上映館の多さなどから、興行的には期待されていたようだが、それに見合うほどの成績ではないものの、馬を美少女に擬人化したゲームコンテンツのアニメ映画作品、という、興味のない人からは敬遠されるだろうタイトルとしては、そこそこヒットしたように思う。ネット上ではやたらとネガティブキャンペーンを張っている人も多いようだが、課金のあるアプリゲームに、元は馬券という金のかかった競馬の競走馬の擬人化という、金が絡んだネガティブ要素も持っている故に、非難を受けがちなのかもしれない。
最初の期待値が低かったので、想像以上に楽しめた映画だった。人に勧められるかと言えば、少々微妙でもあるが、”ウマ娘”という存在を受け入れられるか否かで評価は変わるだろう。
RTTTを見てからはじめて見た者として
TV版は実はほとんど見てなくて、シーズン3をほんの少しみたのみ。もちろんゲームは知らず、競馬もよくわからず…。ソンな者が見たら、最初から最後まで興奮しっぱなし。ポッケが主人公その他3人のウマ娘が絡んでくる。それで素人には十分❗激走シーンはもう加速装置なみ。いやそれ以上の演出はワクワクもの。結果3回見ましたが、細かい描写、口元の演技もしっかりみるようになり、あとは、それぞれのウマ娘の特徴をシッカリ見て個性を知る。ステージシーンもありありですし。この一連の流れがウマ娘の世界観と思って4回目に進みますぞ。
ミリしら初見
ゴールドシップがすぐキレることしか知らないまま見た。 作画が本当に良いこと、ジャングルポケットの『先に行く』がバカアツかったこと、フジキセキさまがとてつもなく素晴らしいウマ娘であること、想像より映画館が匂わなかったことを私は忘れない。
ポッケ格好いい!
メインイラストに描かれているウマ娘たち以外も多く登場して、(あのウマ娘は出ているのかな?)と探しながら映画を見ていたので面白かったです。 ネタバレになるので詳しくは書けませんが、もちろん本編も燃えますので是非みんなにも見てもらいたいです。
ウマ娘てなんやねん
と思って馬鹿にしてたけど、今日見た3本の中(大室家、ボーン・トウ・フライ)では1番見応えがあったね。 スポ根物なんだね。 自分が熱心に競馬を観てた時の思い出の中の馬が娘になってました(笑) ジャングルポケットが主役なんで、皆んなに ポッケ と言われてるのがなんだか可愛いくて良かった。 初めてウマ娘観ましたけど、この作品の中ならマンハッタンカフェが推しかな。 最後のステージ(歌)はいるのか疑問だが面白かったので。
時代は変わった・・・
私は25歳の頃、北海道の日高で半年暮らしたことがある。場産地日高・新冠にあったお寺である。信者さんには競馬馬を育てる小さな牧場主さんが多くて、一日3軒から5,6軒の牧場をご祈祷して回った。半年で、200軒以上まわったように思う。 アラブ系の馬を育てる零細な牧場が多かったが、中には有名な牧場もあった。かのハイセイコーの生産者武田牧場や、ダービ馬カツラノハイセイコの鮫島牧場など、たくさんの信者さんがいた。昔一世を風靡したテスコボーイを見つけて日本につれてきたのは鎌田三郎氏・・・。鎌田氏の日東牧場も信者さんだった。いまも個人的に日東牧場さんとは縁が続いている。 っていうくらい、20代から競走馬との縁が深い私であるが、私の血は娘に受け継がれて??、彼女が一押しするので観に行った映画がウマ娘。ぜんぜん面白くなかったが、こういうのが、今の競馬ブームを支えているのだなと思った。 テンポイント(この馬の生産者の早来吉田牧場の娘さんがいまの日東牧場の牧場主)時代から競馬は観てきたので、本作に出てくるマンハッタンカフェやアグネスタキオンなど名馬たちのことは現役で観ている。なので、じつは娘よりも詳しくリアルな世界を知っているが、映画にして観るほどの内容ではなかったかな・・・。映画の評価は★3.4。でもいくらでも話が湧いてくるのが競走馬の歴史。昔と違って、時代は変わって、競馬の世界は日本でも健全な社交の場、そしてエンターテインメントになっているなと感じさせられた作品だった。
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