「好きのパワー全開の見上愛の魅力!一見変化球でありながら、実はストレート 「好き」をキュートに追求したトリッキーな恋愛映画。」不死身ラヴァーズ ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
好きのパワー全開の見上愛の魅力!一見変化球でありながら、実はストレート 「好き」をキュートに追求したトリッキーな恋愛映画。
クリックして本文を読む
「好き!」のパワーを出し続ける主人公を全霊で体現する見上愛の魅力に尽きる!!
その一途な想いは、特に冒頭から一気に爆発していて、観ててすがすがしい!
それだけに、何度も、両想いになる瞬間に相手が消えてしまう切なさが際立つ。
中学生、高校生、大学生と年齢を変えながら成長する演技が見事です。
ここまでは、ちょっと変わったループもの。
その思いが、中盤で急に新たな展開を迎える。
前半と後半で内容が変わる、映画としては少しアンバランスな構成も本作の特長です。
後半も、形を変えたループになっている。
登場のたびに違うキャラクターを演じ、受けに徹する佐藤寛太も好演。
特に、大学生として初登場した1日のうざいほど前向きな姿が、その後の日々との対比が際立つ。
ここからのシリアスな状況に、「好き」のパワーが試される。
この試練が苦しい。
そして明かされる意外な?真実。
一見変化球でありながらも、実は、この仕組みだからこそ描ける、「好き」をとことん極める、とっても切なくて愛しいキュートでストレートな恋愛映画でした!
コメントする