「2202で愛だのなんだのと敵側が喚き散らして白けた展開から一転、や...」ヤマトよ永遠に REBEL3199 第一章 黒の侵略 sabiさんの映画レビュー(感想・評価)

1.02202で愛だのなんだのと敵側が喚き散らして白けた展開から一転、や...

2024年7月29日
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鑑賞方法:映画館

2202で愛だのなんだのと敵側が喚き散らして白けた展開から一転、やれば出来るじゃん、あるいはこれを待っていたんだよ、と福井脚本を見直した2205。
しかしそれもつかの間。これは無い!

元々大して長くもない上映時間中、どんだけ前作までのあらすじに時間を取るんだよ。3199に直接影響があるのって2205なのだから、そこだけ軽くおさらいすればよかったのにダラダラと2199から2205までの展開を体感半分くらいの時間を取ってやるなよ。2202までだったら総集編映画あったので、また総集編かよ、な印象になる。そもそも3199から見始める人なんていないだろうしね。
例えば鬼滅の刃なんかはなんちゃって劇場版として前期の最終回プラス最新シーズンの第1話をやって1時間程度の上映をしているけれど、これはテレビ放映のためのスタートダッシュと捉えられるし、そういうものだという告知をした上でのことなので、観客は納得した上で観に行くわけだけど、いやしくも本作の場合「第1章」とぶち上げてコレなわけで、話にならない。
いや、決して3199部分が悪いわけではないのだけど・・・というより判断できるだけの質量がないので評価できない、としか言いようが無い。元々「永遠に」は劇場版なので、テレビ放映するに足る物量を作り上げる、ということを考えると今後も間延びした作品になるのだろうか、と一気に期待値が萎んでしまった。

・・・これを良しとした制作サイドの神経を疑ってしまう。

sabi