「長丁場になるから、謎が多くて当然」ヤマトよ永遠に REBEL3199 第一章 黒の侵略 じーくんさんの映画レビュー(感想・評価)
長丁場になるから、謎が多くて当然
導入部としてなら合格点かな。
今回のベースはヤマトよ永遠にであり
劇場版おおよそ2時間半ぐらいの
尺の物をヤマトⅢを混じらせるにせよ、
26話分にするのだから、
ペースが遅めでも許容範囲でしょ。
今回のこれまでのヤマトの部分は、
森雪視点のストーリーになっており、
ヤマトよ永遠にのテーマであった、
古代と雪が別々に行動すると言う
展開を鑑みれば、わざわざ二人の絆の
再確認をするってのも、理解できる。
もっとも、リメイク版の森雪は
ガミラスに誘拐されるわ、
死んで生き返るわ、記憶を失うわ
等など、酷い目にあいまくりの
ヒロインですから、今回も当然のように
痛い目にあってますが、
世界でもっとも金のかかったカップルの
絆は半端ないでしょうな。
今回の裏切り者の大量発生は、
ヤマトよ永遠にでの偽装に騙された
地球人が大量発生すればどうなるか?
ってのを現実化してますね。
戦場から遠ければ遠いほど、
敵の正体を見抜けないって事でしょう。
デザリアムの外道っぷりを
目の当たりにすれば、相手の非情さなど
直ぐにわかるし、甘言も信用できる
ものでは無い事は自明ですけどね。
我々は千年後の地球人類だ、
このグランドリバースをつかえば
コスモリバース以上の効果があるよん。
とか言われれば信じてしまう人間も
いるでしょう。人口の七割を失って
いれば、たとえば死人も戻せますよとか
囁かれれば、信じたくもなるでしょう。
けど、実は重核子爆弾だよ~ンってのが
次の章の展開と予測しております。
なんかいきなりグローデスでる
みたいだし、波動カートリッジ弾も
早々に出そう。恐らくはフェイズシフト
装甲を無効化して、ゴルバに突き刺さる
仕様に真田さんが改造しているでしょう
けど。
二章の予告で、山南さんの声があったし、艦隊司令官として登場するかな。
篠原や北野兄が艦長に就任しているし、
ゲーム版同様の、艦が段々と合流して、
地球艦隊を結成するのも自然な展開で、
CG作画ならではの艦隊運動のスムースさも見どころになるでしょう。
ヤマトの無双を見たい方には
もの足りないかもしれないですけどね。
まあ、何にしてもこの段階での伏線の
バラマキは当然で、
モヤモヤ感が残るのも仕方ないです。
第二章のイカロスからの発進に
期待しましょう。
ヤマトⅢでとんでもないところから
出ますからねえ。
これは、再現されないかな?