アバウト・ライフ 幸せの選択肢のレビュー・感想・評価
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ミスターグッドバーは隣に
期待度○鑑賞後の満足度◎ “結婚”していない私だが泣いてしまった。若い人に嫌われるかもしれないが、これは人生をある程度経ないと分からないだろうな。そしてこれは4人の名優たちの芝居を楽しむ映画。
シンプルにおもしろかった
開始早々エンディングロールのような映像と切なげなテーマ曲が流れてきてハンカチ用意せなあかんのかな、と身構えましたが・・・シンプルにおもしろかったです。
注目のリチャードギアは、いつも映画の終わりにはカッコよかった余韻を残してくれるのですが流石に年齢が年齢。最後まで三枚目に徹して笑かしてくれました。スーザンサランドンは期待通りの弾けっぶりで大いに盛り上げてくれました。その他の豪華キャストもしかり、流石です。
人生とは、とか結婚とは、とかキャストの掛け合いの中にたくさんの響かせようとする?言葉はありましたが、ここは軽く流しておいて大丈夫だと思います。所詮理屈じゃないのですから。
とにかく満足感の得られた作品でした。
軽快な会話と音楽が心地よいけど、自分の人生を振り返ってしまう
「アバウトライフ」は結婚について考えさせられる映画だった
# 映画館で観た感想・レビュー
味わい深く深みのある物語だった。結婚や人生に関して哲学が、人生訓が語られていた。
# 物語
2組の老年のカップルと、1組の若いカップルが登場する。
まさか彼ら彼女らがあんなつながり方をするなんて。
# 若いカップルの女性の方
「私は絶世の美女じゃないから、個性を武器に生きてきた」的なことを彼女は述べる。
いやいやうそつけ。この容姿で。
# ミニシアター系の映画
シネリーブル梅田まで観に行った。
もうすぐこの映画館は今はなきテアトル梅田の名前を襲名するらしい。
いいね。
ところでシネリーブル梅田の上の方のフロアには高級感のあるくつろぎスペースがある。今日初めて座ったが、なかなか良い。
# ミニシアター系映画の優先度
自分はミニシアター系の映画も好きなのだが、映画感想文をブログに書いたときの「いいね」が少なめなので、メジャー系の映画より観る優先度が低くなってしまう。
映画感想文のために映画を選ぶのは本末転倒だとも思いつつ、感想文を書くのも大事な趣味の一つなので、邪念はあるが、まあいいか。
# 英語と日本語
最近、英語の字幕版映画を観ていると、内容が頭に入ってきにくい気がする。なぜか。
それは最近自分が英語のリスニングをちょこちょこしているせいで、英語の発音が耳に入ってきてしまい、意識が言葉を理解しようとしているせいだと思った。
ほんの少しだけ聴き取れる英語と、字幕の日本語が頭の中で交差して、お互い中途半端に意識を引っ張り合っている気がした。
名優たちのアンサンブル
不倫と言えるのか微妙な関係
年配の異性が好きな性癖を枯れ専と呼ぶが、本作は枯れラブコメとでも呼んだらいいだろうか。冒頭、妙齢の男女の不倫現場が続くが不思議とセックスはしない。不倫なのに肉体的に求め合わずに踏みとどまる二組(一組は4ヶ月たっているから一回くらいあるか?)。
お互いにパートナーを尊重したから躊躇したみたいな雰囲気も流れていたが、本当にそうだろうか。もう少し年をとったらこの年代に足を踏み入れる世代としては、肉体関係を結ばないのはプラトニックではないでしょと思ってしまう。単純に能力的に無理(もしくは無理かもという不安)だったり、裸をさらすことの恥ずかしさがあるんじゃないかと邪推してしまう。だから後半、トラブルがそこまで大事にならなかったんだと思うし。
そう思ってしまったら、それぞれの子どもにアドバイスしている姿がすんなり受け入れられなくなってしまう。あなた達が言う?という気持ちになってしまった。こんな状態では感動なんてできない。結果あまり高い評価はできなかった。
それでもお互いに不倫相手が娘(息子)の恋人だとわかったあたりはコメディとしてとても面白い。登場人物たちの駆け引きや会話の毒も効いている。舞台の脚本が原作だというのも納得だ。ただ、展開が若干遅い(と感じてしまった)。上映時間短いのに。子どもたちカップルの結婚の話よりも親たちのダブル不倫のドタバタが観たかったからそう思ってしまったのだろう。ここらへんは観るスタンスで評価はかなり違うはずだ。
会話劇としては良作だけど少し退屈
もう一度見つめ直す時。
結婚を望む女性ミシェルと結婚に踏み切れないアレンと、その両親の話。
数ヶ月前から不倫関係にあるハワード(ミシェル父)とモニカ(アレン母)、劇場で知り合い、その後食事と会話だけな関係のグレース(ミシェル母)とサム(アレン父)、両家顔合わせの時、鉢合わせになる2組の家族…。
不倫はよろしくないけど歳を重ねようと男は男、女は女、だから不倫でなければ恋愛は全然いいと思うし、恋愛してたり自分の楽しめる事、趣味などあった方が若々しくいれるからいいと思う。
不倫とか筋違いの事は凄く嫌いな私なんですが本作の鉢合わせになって関係がバレた時、普通であれば殴り合いになってもおかしい中、腹割って話、夫同士、妻同士互いに話あった際に「アナタは素敵だから」とリスペクトする言葉は何か良くて。
ラストのミシェルとアレンの結婚式、ケーキのクリーム手に取って口元に塗ってのキスの伏線はズルいし泣かされました。
リチャード・ギアさんめっちゃ渋くてカッコ良かったし笑顔も素敵!主題歌も良かった!(RuthB. always you)
いくつになっても甘えん坊
いろいろなシーンで結構な笑い声が上がります。
ストーリー的には予想した展開をはみ出すこともなく進んでいくのですが、まあ人間なんて年齢を重ねたって惑わなくなる事なんてない(それはワタシ自身深く感じているし)から、命あるうちに炎が燃え立つことも二度三度あるでしょうね。
でもそれが子供の思想に深く影響を与えているとしたらなんて、そこに思い至らせることはあまりなかったので、とても教訓になりました(って、もう今更遅いけどね)。
登場したご夫婦2組、全員70オーバーなんですよね!とてもチャーミングで、ああ、あんな風に老いていきたいなと憧れを抱かざるを得ませんでした。
でもでも、最近のダイアン・キートン、どの作品観ても同じいでたちで区別がつかない……
それが彼女のライフスタイルで、ある種アイコンだとしても「ああまたそれなんだ」って点が見たい気持ちを削がれる一因にはなっていますね。
でも爽やかな気持ちでスクリーンを後にすることができる作品でした。
有名俳優4人競演!この頃の俳優たちの作品をもっと観たい!
ダイアン・キートン、リチャード・ギア、スーザン・サランドン、ウィリアム・H・メイシーというメジャー有名俳優豪華競演によるロマンチック・コメディー。
若いカップルのそれぞれの親同士が、実は熟年不倫カップル同士だった、というアメリカ製コメディ・ドラマや舞台劇にありそうなストーリー。
(ドラマの笑い声が聞こえてきそう。)
笑いの中で「結婚とは?}というシリアスなテーマを語る秀逸な会話劇で、興味深いセリフがいくつも出てくる。
顔見世だけでなく、組み合わせを変えて、有名な四人が二人ずつ対話する場面がしっかり設けて合って、演技合戦が楽しめる見せ場になっています。
エンディング主題歌もロマンチックで可愛らしい。
彼ら4人と同時代の頃の俳優たちが、顔見世でなくしっかりとした活躍が楽しめる作品をもっと観たい。
娘役エマ・ロバーツ(ギアが「プリティ・ウーマン」で共演したジュリア・ロバーツの姪!)は、しっかりさを好演。
息子役マーク・ブレイシーのほうは、最初の結婚式のダイビングブーケキャッチが笑える。他にも、娘の部屋にあったスヌーフ人形がウェディングケーキに乗っかっていたり、ケーキのクリームを塗ってキスしたり、ちょっとした伏線、小ネタがあるのもチャーミングです。
結婚とは
左手に緊箍児
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