フォールガイのレビュー・感想・評価
全88件中、41~60件目を表示
Actor
ド派手なもんはどデカいスクリーンでという心持ちなので大画面で無事堪能できただけでも感謝感謝です。
アクション!アクション!たまにラブコメ!とどめにアクション!と娯楽全振りの超絶楽しいサマームービーに仕上がっていました。こういうの観たかったんだよ〜が詰め込まれていました。
初っ端の空中から落下のスタントは少しお股がヒュッとなりましたが、その時に起こった事故がきっかけでスタントから離れた主人公のコルトが再びアクション映画のスタントマンとして帰還するところから始まる話で、導入はシンプルで入り込みやすいのはとても優しい今作の特徴だと思います。
スタントマンが映画制作の裏に潜む闇に特攻していく感じでド派手なアクションが繰り広げられるのもあって、序盤からドラマそっちのけでアクションに魅入っていました。
映画撮影時の爆発からの車の横転は本当に凄かったですし、そこから路上でのカーチェイスしながら車外での攻防で飛び回るコルトが爽快ですし、水上でのボートアクションもこれでもかというくらい盛り込んでいてテンションぶち上げまくりでした。
エミリー・ブラントが狭い空間での大暴れアクションが観れたのは儲けもんでした。
結構派手な作品に出ているのでアクションはちょくちょく観ていましたが、あんなに機敏に動き回るエミリーは久々でしたし、むっちゃ活き活きしていて観ているこちらも思わずニッコリ。
ラストに畳み掛けるかの如くアクションを魅せまくってくれる時はもう面白すぎて目の保養しまくりでした。
飛びまくるわ爆発しまくるわ、銃は撃つわヘリは飛ばすわ、車で崖と崖の間を飛び越えるわ、救出までのプランがスムーズだわで最高すぎました。
不謹慎だとはいえ、中指を立てるのは日本でも海外でも最高のシーンになるわ〜とニヤニヤしていました。
完成したメタルストームで主演を務めることになったモモアがこれまた最高。
トムがダメになったから速攻でモモアのスケジュールを抑えて起用してメタルストームを作り上げるというハチャメチャっぷり込みで良かったです。この映画も観たいです。
ラストシーンもらしさ全開のハートフルな感じで終わっていくのにも親指立てていいね〜ってなりました。
ストーリーは至ってシンプルというかベタというか、そこまで新鮮味はなく予想できる範疇なので、物語に期待していくと肩透かしを喰らうかもしれませんが、本筋はそこではなくアクションと頭を切り替えればドーパミン大量放出で楽しめるものに仕上がっています。
ただ途中途中話が止まってロマンスの方向に行ってしまうのだけは勿体無いなと思いました。
エンドロールで流れる撮影の模様が本当に素晴らしく、あのシーンやこのシーンにこれだけ命かけてやってるんだなと震えましたし、改めてスタントシーンの大変さを味合わせてくれる映像の数々でした。
この撮影の模様も映画館で観たいくらいです。
これぞ映画館で観るべき映画だ!と胸張ってオススメできる1本でした。
もっと大きいところでやってくれ〜。そして吹替でも観て〜。
鑑賞日 8/19
鑑賞時間 12:40〜15:00
座席 L-19
どんな映画よりステキだ
こないだ鑑賞してきました🎬
怪我で一線を退いていたスタントマンのコルトが、遠ざかっていた元恋人のジョディとの復縁やら何やらのため、現場に復帰しつつ事件に巻きこまれるお話。
随所に映画ネタが盛り込まれ、往年の映画ファンならニヤリとしてしまうでしょう😁
コルトを演じたライアン・ゴズリングは
、髭面でも優しい目は変わらず🙂
今回はスタントマンとしての身体能力を活かし、数々のピンチを切り抜けます💪
そのタフガイぶりは、必見です👍
ジョディを演じたエミリー・ブラントは、時折見せる鋭い目つきが印象的🙂
監督になってからは麦わら帽子やキャップを被りますが、どちらもお似合いです🧢
カラオケのシーンもあります🤔
ウィンストン・デュークは、アクション監督ダンを演じます🙂
中盤コルトとタッグで敵を迎え撃つシーンは、身体のデカさもあり迫力満点でしたね💪
アーロン・テイラー=ジョンソンは、長年コルトがスタントダブルを務めた俳優トム・ライダーを演じます🤔
序盤から、顎のラインがどうとか言って危険なスタントをやり直しさせるろくでなし野郎を演じます😅
樺沢先生も言ってましたが、映画制作の裏側も微妙に分かる作りになっており、最後まで楽しんでみることが出来ます🎬
ライアンやエミリーのファンならもちろん、エンタメとしての映画を求めている方にはおすすめです😁
「元恋人」の面白さ
や〜〜よかった! 久々にアクション映画見たけど、スカッとした◎
迷ったけどIMAXで見て正解だった。
画面に包み込まれる感じと、音の臨場感めっちゃよかった。
アクション映画自体あんまり見ないし、もしかしたらアクション映画を映画館で見るのも初だったかも。
お金かかってるわ〜〜!ボカボカ爆発させんじゃん〜〜!!
とかがもう、終始笑けてしまった。
爆発のさせ方、クラッシュのさせ方、爆発の量、燃える大きさ、
なんかとにかくいろいろ全体的に全部「デカくて」笑けたwww
これぞアメリカ映画!みたいなスケール。笑
ど派手。笑
シドニーで撮影したらしいけど、あの砂浜の感じとか、ハーバーの感じとか、ラストの方の砂漠?みたいなとこも、
広大で開けててすごいスケールが大きい画が撮れてて、見てて気持ちよかった。終始開放感があった。
そもそも、普段アクション映画をあまり見ない私がこの映画を観にいったのも彼、ライアン・ゴスリングが演るからですよ。
ずっと楽しみにしてましたよ〜〜数ヶ月前から〜〜〜
やっと観れる〜〜〜!ってすごい嬉しかった。
プローモーションのインタビューやバラエティ番組でライアン×エミリーのやりとり見てる限り、いいタッグが組めたんだろな〜!と思ってて。
同級生の仲のいいやりとりを見てるかのようで、劇中ではどんなやりとりが見れるんだろうって、それも今作を楽しみにする要因の一つだった。
そして実際、二人のストーリーめっちゃ良かった!
「元恋人」って設定って、なるほど、こんな面白いことができる関係性なんだな〜〜って勉強になった。これから恋仲を深めていく、という関係性よりも、元恋人とか元夫婦ってなんとも言えない独特の「気の遣わなさ」「親しさ」があって。それっていい感じに「ププッ」てなるコメディー要素を含んでる。幼馴染、みたいな。でもほんとはお互いめっちゃ好き、みたいな。
観てる側も、二人の親しさが伝染して、一気に二人の関係に愛着が湧いた。
それが不思議だった。
ライアンとエミリーのシーンは、そういう一応「恋愛」のシーンではあるんだけど、一番「ププッ」と笑えるシーンでもあったから、そのバランスが絶妙でめっちゃ良いシーンになってた。それはライアン、エミリー二人がそもそも「馬が合った」んだと思う。そういう「ウィット」に関して。笑いのツボが合う、というか。そういうのってある。笑いのツボとか、こういう笑いの取り方が好き、とか。そういう感じがライアンとエミリーは合ったんだと思う。
とは言えプロは、相性が良かろうが悪かろうがやってのけるだろうけど、でも相性が良かった場合きっと、"さらに”良くなる””膨らむ”んだろうな、って思う。
〜好きだったシーン〜
・コルト(ライアン)とジョディ(エミリー)が数年前恋人だったときのシーン。撮影現場でスタントとスタッフが恋愛してんの、めっちゃいいやん笑。ってなったし、それ撮影楽しいやろな〜〜wって見ててニヤニヤした。
トランシーバーを私用に使いすぎ!ww でもあれやりたいわーw あんないちゃいちゃの仕方楽しいに決まってるわ。
・事故後のコルト、駐車場係。
数年後、っていう時間経過表すために髪型変えなきゃだったんだろうけど、その髪型チョイスしたんやなおもろ〜〜wってニヤってした。
でも「ライアン×運転」ってやっぱりめっちゃ良い。「ドライヴ」を彷彿させる。ブンブン乗り回してんのめっちゃ「フゥ〜〜〜〜!!!」って心の中でなってた。笑
・撮影現場で元恋人同士、メガホンで比喩で話し合うシーン
まずやっぱり元恋人を何回も火だるまにするのが良いよな。笑
スタントマンをこらしめるには普通のやり方じゃあ効かないだろうし、そうなると火だるまにしちゃうよな。笑
火だるま数回後、怒りがちょっとおさまった?ところで、次は弁明を聞く。
みんなの前で。あくまでエイリアンとスペースヒーロー?の比喩で。あの感じも良かったな〜w。元恋人とか元夫婦って、やり取りの幅広がっておもろいな〜。
監督「メガホン渡して」
スタッフ「はい」→「入ります!」砂浜走る、メガホン渡しに行く、の距離が絶妙にちょっと遠くて面白かった。
・車の中でTaylor Swift「All Too Well」流れて、歌詞聞いてたら元恋人(ジョディ)のこと考えちゃって、爆音で聴いてたらウルってきちゃって。そしたらジョディ来て「泣いてんの?」ってなって。笑
「泣いてないし。時差ボケでさ」みたいなぐしゃぐしゃな言い訳してごまかして笑。ここでの二人のやりとりは、ちょ〜〜〜〜〜どいいニヤけ具合とププッ具合。ロマンティックになりすぎない、コメディになりすぎない、絶妙なやつ。「友達以上、恋人未満」みたいな、あの良い具合のやつのような。
「ほんじゃまあ、明日もよろしく。私の車まで送って」「いいよ」って言って送るんだが、多分近いんやろな〜wと思ったけど予想より近くて笑った。笑
・トム・ライダーを探しにクラブへ
なんなんその服wwwってなる全身めっちゃ蛍光イエローの服。
そんであの曲。DJキャレド「All Do Is Win」
なんか絶妙に懐かしパリピイェイイェイ感。
・ドラッグの効果がおさまるのっていつ?→ユニコーンが見えなくなった頃。ユニコーンがちょいちょい画面上にいるの、おもろかった。
その設定にしたのいいなと思った。背景に馬いるって、おもろいもん。
なんか、全体的にコメディー要素が、ちょ〜〜〜〜ど良かった。
コテコテコメディ!笑かしまっせ!ここ笑いどころでっせ!みたいな感じじゃなくて、ちょっと「ププッ」な織り込み方が好きだったな〜。
・クルーザーを背面で運転。はい、かっこいい。
ライアンには何でも運転させた方がいい。かっこいいから。
・ヘリ乱闘シーン
これは良いシーンだよな。音声データ取り返して、サムズアップ、背面から落ちまーす!ってシーン。カッコいいです。みんな思ってる。カッコよかった。
・めでたしキス
よーわからんでかい円盤建物を背景にめでたしキス。からの爆破2発。
もーーー最後の最後までスケールでかいんよwwwってなって笑けた
静かにキスさせてくれない。背景爆破キス
は〜〜〜〜〜。とにもかくにも、楽しかった!!!
この映画のおかげでスタントマン視点でアクション映画を観ることができたし、これからアクション映画の見方が変わるだろうなと思う。リスペクトが生まれてる。
最後の方、花火大会の最後みたいに盛大にスタントぶち込みまくりで、てんやわんやだけど笑、それがめっちゃもう「映画ってこうじゃなくっちゃ!」と胸高鳴ってエンディングを迎えた。
拍手。
そして
ライアンの今後の作品も、楽しみにしていきたい。
----------------------------------------
気になった点
・アジア系の俳優さん。彼女が出てきた時パパパって進んでどういう関係性なのかわからなかったんだけど、トムのアシスタントだったんだね。あとトムの部屋に行った時にいたアクション女優。二人とも今後に関わってくるのかな?と思ったけど特にそういうこともなく、ほんとあのシーンだけなんだね。なんていったらいいかわからないけど、すごく印象的なキャラにしてあるんだけど別に重要じゃないキャラってのが、なんか肩透かしを食らった感じというか、あれ?あの人なんだったの?ってなるんだけど...
まあ気にしても気にしなくてもどっちでもいいことなんだけど、なんかズコッってなってる自分がどこかいる。
I am just a stuntguy !
MX4Dを勧められ「マッドマックス フュリオサ」の2回目を、と思ったら2週目からウマ娘に変更された。では「ツイスターズ」と思えば映画がコケてMX4Dは1週間で終了。「フォールガイ」こそ初日にと思って予約しょうと思えば台風直撃で初日は予約中止。MX4Dに縁がない私。
酷暑の中、映画館に行くまでに溶けそう?なので設置劇場をチェックしたら、なんと我が家からバス1本で30分位のTOHOシネマズ西新井にMX4Dがあるではないか。
2024年8月20日(火)初MX4D体験をTOHOシネマズ西新井の「フォールガイ」で。
ストーリーは、ラブコメに寄せているのでミステリー要素はなし。
自分のスタントマンを誤って殺してしまったスターのトム・ライダーが元スタントマンで自分のスタントダブルだったコルト(ライアン・ゴズリング)に罪を着せようとプロデューサーのゲイルによってオーストラリアに呼ばれる。18ケ月前の落下スタント事故で背骨を痛めリタイア状態だったコルトは、これを断るも元カノのジョディ(エミリー・ブラント)の初監督作品と聞かされて受ける。撮影を進めるなかジョディとの縒りを戻して行くコルト。
撮影現場でスタントをこなしながらいなくなったトムを探すが、自分が嵌められた事を知りトムの殺人の証拠を手に入れ、トムの取巻きに追われる。
一旦は死んだと思わせて、スタントを駆使したコルトの反撃が始まる。
スタントマンとしての立ち位置から映画の撮影を見せ、撮影の裏側やスタントマンの苦労を見せるのは自身がトップクラスのスタントマンだった監督デヴィッド・リーチだからだろう。
「ブレット・トレイン」は大分とっ散らかっていたが、今回はスタントに絞っている分まともである。脚本的にはミステリー要素やもう一捻りが欲しい所だが欲張らない。アクション、アクション。
コルトとジョディが画面分割について電話で話す時、画面を分割して二人が同じ動きをしているのが面白い。
先月、再映の「君に読む物語」を初見で劇場で観たばかりなのでライアン・ゴズリングのいい奴感増し増し。
本作でゴズリングのスタントダブルは4人いたそうだが、最初の落下シーンやゴミ収集車の橋上の走行アクションはライアン・ゴズリング自ら演じている。ゴズリングは高所恐怖症なんだって。良くやるわ。
橋上のカーアクションでは50人のスタントドライバーが参加しているとの事。
映画.comの関連ニュースを読むと日本人アクションコーディネーター浅沼康が参加していて格闘シーンに携わっている。エミリー・ブラントのカメラアシスタント役で出演もしており、YOUTUBE動画を見たら確かにエミリーの横にヒゲ男が映っていた。
「マイアミ・バイス」、「ロッキー」、「ワイルドスピード」、「ノッティングヒルの恋人」、「ラブ・アクチュアリー」、「プリティウーマン」、「メメント」、「ダンボ」、「ラスト・オブ・モヒカン」、「カリブの熱い夜」(Against all odds)、「逃亡者」、「真昼の決闘」、「テルマ&ルイーズ」などなど、色々小ネタがある。(他にもあったかな?)
「それはノッティングヒルじやなくて「プリティウーマン」、ジュリア・ロバーツ違い」なんて映画ファンみたいなライアンとエミリーの会話もある。こういうのは大好きだ。
リメイク元のTV版「フォールガイ」で主演したリー・メジャース(600万ドルの男・元ファラ・フォーセットの旦那)がラストに警官役で登場する。
アクション・コーディネーターのウインストン・デュークがアクションで相手を投げ飛ばす時になりきった気分で発する「ダニエル・ディ・ルイス」、「ジェイソン・ボーン」、「ドウェイン"ザ・ロック"ジョンソン」って言うのがツボだった。
MX4Dは、カーアクションが多くて腰がブルブルしたが、顔に水しぶきが飛ぶのは勘弁して欲しいな。メガネが曇っちゃうよ。
影の主役、総ての「フォール・ガイ(スタントマン)」に祝福を
久々にエンターテイメントなハリウッド映画だった。
今回の映画、スタントマンが主役だけど通常の映画よりスタントやアクションにかなり力が入っていた気がするね。
ストーリーはあまり練れてない分テンポは悪い。
ただプロデューサー・監督・スタントマン・小道具の裏側がチョッピリ描かれ、過去の名作ネタがちょっと出てクスリと笑う。
後半になるとお待ちかねアクションシーンの連続でこれでもか!とド派手な演出が続き、ラストまで引っ張るのは楽しめた(スタントマンの出番なのでみんな劇中でも強い!)
映画内の制作映画のエンディングが2画面で流れ、一瞬エンディングかと錯覚した観客が席を立ち、「その後」が流れて控え目なエンディングが流れる。
トム・クルーズが撮影後裏方スタッフ全員に自分の名前が入った高級時計をプレゼントした逸話にも納得する(トム・クルーズ自体が映画出資者なので収入が桁違いなのもある)
視聴後女性3人組が「あんな彼氏欲しいよね」と話し合っていたが作中のヒロインは「アクションもこなすタフ・ウーマン」なので「タフガイ」と釣り合うべく精進したまへ。
夏休みにふさわしい視聴後爽やかな気分で劇場を後にした。
楽しかった
・テンポとセリフが早くて、大筋のストーリーにはついていけない箇所がところどころあったけど、アクションやスタントシーンや決めのシーンなどのところはシンプルでグッと感情も入って、とてもスカッとした。
・メモを探しにライダーの家へ行った際の応戦前のまるで、モヒカンだ!とかのやりとりが面白かった。
・ユニコーンが見えなくなるまでのところが面白かった。
・スタントマンを辞めるきっかけの事故の原因がライダーのスイッチ操作のせいだったのところが若干わからなかった。何となく、あいつのせいでってことで納得したけど。
・冒頭で腰に何かしらの器具をつけていたけど、あれは終始、どうなっていたんだろうと思った。つけてれば問題ないのだろうか。あと、駐車係の時にマウントとってきた人の車がレンタカーで面白かった。
・メタルストームが撮影中の作品だったことに後半で気づいた。作中の別の作品のことかと思った。
・監督の彼女が異常に強くて驚いた
メタルストームのロゴがメタリカのロゴにしか見えなくて(笑)
映画「フォールガイ」を観に行ってきました。
予告編では
BON JOVI 「You Give Love A Bad Name」
JOURNEY 「Any Way You Want It」 が流れていましたね。
本編では
KISS 「I Was Made For Lovin' You」
AC/DC 「Thunderstruck」
Phil Collins 「Against All Odds 」
などが流れて、冒頭からテンションマックスでした。
何度もジョディに同じシーン
(コルトが吹き飛ばされて炎に包まれるシーン)の撮り直しをさせられ
ジョディは映画の中の脚本や演出に絡めて自分の気持ちを話し(メガホンで!)
その受け答えを真面目に返しているコルト(これもメガホンで!!)
スタッフたちがいる前で、そういう事しちゃうの?(笑)
また分割についての相談のシーンも実際に画面が二分割していて
お互いが鏡のように似たような行動を取っているところもよかったです。
挿入歌もいい具合にマッチしていました。
トムの犬の名前が「ジャン・クロード」(笑)
ジャン・クロード・ヴァン・ダムをリスペクトしているとしか思えない犬の名前です。
命令に忠実で、犯人のある部分をガブリと噛みつくところは
「……痛そう」と気の毒になるばかりでしたが……。
スタントマンをやっていただけあり、アクションシーンの身のこなしも抜群。
ゴム収集車のコンテナのカーアクション、ボートでの逃走劇、カージャンプ、
ヘリでのアクション、迫力がありました。
でも一番最強だったのはジョディかも(笑)
そして犬のジャン・クロードですね!
劇中の映画「メタルストーム」の世界観は「マッドマックス」や「DUNE」、
エイリアンたちも「エイリアン」に出てくるエイリアンみたいだし
メタルストームのロゴはメタリカのロゴにしか見えませんでした。
普段はスタントマンは表舞台に立たないけれど、
スタントマンがあっての映画ということを再認識です。
エンディングでは実際の様子の映像があったけれど、本当にすごい!
そして、ジェイソン・モモアの登場!
思わず「うわっ!」と声が出てしまいました。
笑えたのは「美味しいベーコン」が英語では「セクシーベーコン」
前半は少し退屈なシーンもありましたが
後半はアクションシーン満載で面白かったです。
残念だったのは、予告映像で流れた
BON JOVI 「You Give Love A Bad Name」
JOURNEY 「Any Way You Want It」 が使われなかったことです。
懐かしい雰囲気でした
昔、よく見てたアメリカのテレビドラマを観ている雰囲気でした。主人公とヒロインのラブコメや、物証がなにもないから真犯人に白状させているあたりとかとても良かったです
続編も想定されているらしいとのことなので、是非製作してほしい
ケンからライアンへ
立ち上がりちょっと乗れない感じがあった。その要因は、メタルストームとは…?がしばらく点灯するのと、なんだこのチープな恋愛もの感は!というのとなんだけど、それも布石で、主役二人が個としての人間になるのと並行して、ストーリー展開も生き生きと、目が離せないものになっていく。そこのさじ加減がとてもうまい。名前を奪われ虐げられし者たちの爽快復讐アクション。/『バービー』のケンのその後、という感じで、強さゆえの無敵さから、痛みを告白できたところで名前を伴う個が回復されるのが面白い。考えてみれば、スタントというのは守られた中でその強さを発揮できるものであり、それがリアルの世界に引き摺り出されてから(と言ってもそれも『フォールガイ』という映画の中のことだが)虚構の強さが真の強さになるところが興味深い。傷ついていることを認めることとセットの強さ。エミリー・ブラントの方は、その裏という感じ。/最後に“FALLGUY STANT TEAM”のキャップをかぶってお話の内と外をメビウスの輪のように繋げるところもにくかったし、もっと言えば、劇中でスタントの顔がスタントとわかるように撮られていた(ライアン・ゴズリングじゃないよね、とわかるようになっていた)のも面白かった。私が最初に気づいたのは、トムの家に最初に忍び込むシーン。車のルーフの上から鉄の柱をグイグイ登る気持ちいいシーンがあるんだけど、それがワンカットになっていたところ。/映画ネタ満載なのも楽しかったし、最後のカメオもよかった!映画っていいなあ。いいものを見た。
thumbs up , flip the bird
懐かしい古さを感じる作劇に、スタントはじめ裏方への愛を載せて。
冒頭の長々とした説明モノローグには、ノリノリのロックナンバーと動きのある映像を添える。
王道ながら、退屈させずに惹き込む良い入りです。
全編通してBGMのテンションが高く、バカバカしい映像と相俟って非常に楽しい。
正直間延びしてた部分はあるし、話はもっとシンプルでよかったとは思う。
敵役が小悪党なのはいいが、阿呆すぎる面も。
コルトに罪を着せるには、死体(最低限、遺書や映像など)がないと成り立たないハズ。
なのにボートが爆発しただけで「終了」宣言をし、ニュースも死亡を報じてしまう。
証拠動画は顔だけすげ替えても音声が残るし、他にもやり口が杜撰だったり迂遠だったり…
まぁ、そこをツッコむ作品でもないか。
バリエーション豊かなアクションに、過剰なくらいの爆破、そして素晴らしい演技のワンコ。
メタ的な台詞や演出に、アクション、コメディ、恋愛、サスペンスなど盛り沢山。
ダンはともかくジョディまで強いし、アルマは走行中の車の運転手をボコボコにするハチャメチャ具合。
そして、メインどこだけでなく裏方のチームワークでもしっかり魅せる。
「でも最高のスタントマンだ」と言ってコルトを撃てないトムをサラッと描くのも好み。
(でも最後は爆破する。笑)
俗語としての意味から、最後は物理的に“フォールガイ”しちゃうのも洒落が効いてます。
エンドロールまで楽しく、これぞアメリカンムービーといった快作でした。
ストーリーが回りくどい気がする
スタントマンの主人公がケガをして引退をしていたが
ある日プロデューサーに呼ばれて映画撮影に参加をすることになる
そして、実は俳優が行方不明になったので
主人公に探してほしいと頼まれる
そこから、俳優を探し出して
隠された思惑を暴いていくことになるが
そこに至るまでが回りくどく感じる
ドラッグのシーンあたりは必要なのか?
主人公は基本的にヒロインである映画監督に一途だが
なんとかく真実を知らなかったとしてもヒロインが冷徹に感じてしまう
船の爆発で生き残った主人公をボコボコにしてしまうシーンは
知らなかったとしてもやりすぎでは?と思った
実は行方不明になった俳優とプロデューサーがグルで
殺人の罪を主人公になすりつけるための計画だった
俳優はポストイットにスマホのパスワードを書いたままにしておくのは
ヤバいやつらを動かせるのに、へんなところは手抜きだな
後半のアクションシーンはよかったと思うが
犯人たちをスタントに巻き込んだりと
全体的に回りくどい要素が大きい
俳優がスタントマンに傲慢なのは
現実でもそうなのかなと思ったが
エンドロールを見るとこの映画でもスタントマンは頑張っているんだなと感じた
明るくて楽しい作品に気分爆上がりです!
主役のライアンとエミリーの恋愛感情って、とても繊細でキュートでおしゃれで胸が熱くなりました。そもそもエミリーに対して連絡を取らなくなった原因は、敵であるアーロンの仕組んだことですから、ライアンの愛情が曇っていたとは思えませんでした。だからこの二人がちゃんとハッピーエンドになることは想像できていましたが、そこに辿り着くまでの軌跡が長くて、切なかったです。しかし、やがていろんな誤解や企みを乗り越えて、二人が抱き合って美しいキスをするシーンにたどり着いた時、めちゃくちゃ泣けました(ヘリコプターからライアンが救命具の上に落ちて抱き合います)。まさにこの作品は観る人の感情を鷲掴みし、シンプルに上げたり下げたりしながら、最終の愛の結実に持っていくというストーリーは秀逸すぎます。そこに絡めるようにスタントマンの隠れた苦労や魅力を余すことなく表現しているところに、神がかり的な芸術性を感じました(スタントマンの皆様に最敬礼!)。そう考えると、創作物の一つである映画も本当に愛の塊なのかもしれないと思いました。また、個人的にはワンちゃんが最高。これがまた可愛くて賢い(クロードバンダムらしい?)。窮地に陥ったライアンたちを助けるシーンは最強の相棒?かもしれません(笑)。アクションが素晴らしくて、映画作りの裏側も見れて、恋愛感情を揺さぶる歌も聞けて、明るさと楽しさとユーモアと大人の愛がバランスよく盛り付けられた大皿の美食に、酷暑を吹き飛ばす元気をもらいました!感謝!
そりゃもう大騒ぎな楽しさ!
初っ端から音楽でテンション上げられ
アクションに腰が浮きまくり…LOVEの展開も
全てにおいてテンポが抜群にいい!
麦わら帽子のエミリー・ブラント&宇宙人の衣装を着たライアン・ゴズリングに萌え
ちょいちょい飛び出す映画の小ネタにクスクス笑い
サプライズ出演的な大暴れするあの方に拍手しちゃうし
楽し過ぎるエンドロールに別料金払ってもいいっ!
映画ファンとしてスタントマンの皆さんへのリスペクトが更に深まり心底感謝!
観賞後外に出ても激暑さをも感じないMAXの爽快感!
減点要素が一つも見つからないアクションラブコメディはまさに金メダル⭐️
あまりの面白さに今から3回目!行って参ります!
しばらくはフォール・ガイの感染から逃れられない私です
予想外だったのは最強の人
実はハラハラドキドキする作品は苦手なので少し不安はあったのですが…
この作品は途中からクスクス笑いを堪えながら安心して観られるそんな作品でした
予想通りの展開でしたが(個人的にはそれでいい)、全くの想定外だったのは最強の登場者がスタントマンでも犬のジャンクロードでもなく監督だったこと
強すぎて笑ってしまいました
洋画や洋楽に詳しい方はより楽しめるようですが、そう詳しくはない自分でも充分楽しめました
監督の映画愛が感じられる映画です!
中盤まではテンポが今ひとつ… 事件に巻き込まれてからの後半は先読み出来ちゃうけど、一気に盛り上がって楽しめます。 アクション監督だけあってアクションは当然良いんだけど、細かな映画ネタが其処彼処に差し込まれていてます。ニヤリとさせるシーンも多いんだけど、これがテンポを悪くしている原因の一つかな?
監督の映画愛が感じられる映画だと思いますが、一般ウケしなかったのも分かる映画でした。
40年前に作られた映画かと思った
古くて大味で、そしてイライラする!
なんだか観て疲れちゃいました。日本の映画が漫画アニメばかりなので洋画を見ましたが、思った以上に期待はずれなチープさでがっかりしました。
ヒロインも主人公も大人の役なのに高校生の恋愛みたいな事をしています。サスペンスかと思いきや、要所要所で昭和の高校生的恋愛シーン(すれ違い!でも連絡しちゃう!好き!嫌い!みたいな無意味なやり取り)が入るので、イライラさせてきます。ノリ的には日本の昭和21時台の恋愛ドラマです。アメリカで「今」作られているのがちょっと信じられないです。
そして思ったのが、随分前時代的な表現だなと。主人公も金髪美女も、昭和初期のヒーローヒロイン像でした。追いかけられている緊迫した場面で突然2人が恋愛を語りだしたりなど、2024年の映画でこれ?!と思ってしまいました。黒人やアジア人の使い所も昔の見せ方でした。最近のジェンダー映画に反して、あえて前時代的なものを復活させたのでしょうか。謎は深まるばかり。
星4に騙されないように注意です!
スッキリ
いやー、最初は正直退屈でしたw
このストーリーを語る上で必要かもしれないけど…
正直これでどんな盛り上がりするんだろう、と思ったけど死体見つけて以降が一気に動き出した感がある。
それ以降はテンポも良く、非常に見やすい話でした。
演出もスタントということを活用したものであり、見応えもあるし、画面二分割からのユニコーンなど面白い演出もありました。
正直、傑作とまでは言わないものの、面白い映画でした。
スタントマンへのリスペクトは感じたが
ストーリーがまるでつまらん。
何故、最後に急に警察がやって来る?
自白を録音したテープは回収したばっかりだろ?
変な犯罪とか小細工を盛り込まないでしないで、「グレート・スタントマン」みたいにストレートな作品ではダメなのか?
ラスト30分に注目!
腕利きのスタントマンであるコルト・シーバースは映画スターのトム・ライダーの代役として数々の危険なスタントをこなす。ある日、高層ビルから落下のスタントで負傷。業界から姿を消してしまう。18ヶ月後、レストランの駐車係をしているプロデューサーのゲイルから復帰の要請がある。オーストラリアのシドニーで撮影が進行しているトム主演のアクション映画『メタルストーム』の撮影に参加して欲しいとのこと、さらに監督は元彼女。彼女への未練から参加を決意してシドニーに飛ぶ。
前半はこれまでの経緯をさらっと見れる。
後半からは車の爆破シーン、ヘリのアクション、彼女との近付いたり遠ざかる距離感ややりとり、特に船🚢のシーンは目が離せない。
敵の陰謀が分かり、撮影しながら敵の本質を出すシーンはスタントマン仲間、撮影仲間の絆を感じる。
エンドロールの最後の最後まで観る事をおすすめします^ ^。
全88件中、41~60件目を表示