フォールガイのレビュー・感想・評価
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メタルストームのロゴがメタリカのロゴにしか見えなくて(笑)
映画「フォールガイ」を観に行ってきました。
予告編では
BON JOVI 「You Give Love A Bad Name」
JOURNEY 「Any Way You Want It」 が流れていましたね。
本編では
KISS 「I Was Made For Lovin' You」
AC/DC 「Thunderstruck」
Phil Collins 「Against All Odds 」
などが流れて、冒頭からテンションマックスでした。
何度もジョディに同じシーン
(コルトが吹き飛ばされて炎に包まれるシーン)の撮り直しをさせられ
ジョディは映画の中の脚本や演出に絡めて自分の気持ちを話し(メガホンで!)
その受け答えを真面目に返しているコルト(これもメガホンで!!)
スタッフたちがいる前で、そういう事しちゃうの?(笑)
また分割についての相談のシーンも実際に画面が二分割していて
お互いが鏡のように似たような行動を取っているところもよかったです。
挿入歌もいい具合にマッチしていました。
トムの犬の名前が「ジャン・クロード」(笑)
ジャン・クロード・ヴァン・ダムをリスペクトしているとしか思えない犬の名前です。
命令に忠実で、犯人のある部分をガブリと噛みつくところは
「……痛そう」と気の毒になるばかりでしたが……。
スタントマンをやっていただけあり、アクションシーンの身のこなしも抜群。
ゴム収集車のコンテナのカーアクション、ボートでの逃走劇、カージャンプ、
ヘリでのアクション、迫力がありました。
でも一番最強だったのはジョディかも(笑)
そして犬のジャン・クロードですね!
劇中の映画「メタルストーム」の世界観は「マッドマックス」や「DUNE」、
エイリアンたちも「エイリアン」に出てくるエイリアンみたいだし
メタルストームのロゴはメタリカのロゴにしか見えませんでした。
普段はスタントマンは表舞台に立たないけれど、
スタントマンがあっての映画ということを再認識です。
エンディングでは実際の様子の映像があったけれど、本当にすごい!
そして、ジェイソン・モモアの登場!
思わず「うわっ!」と声が出てしまいました。
笑えたのは「美味しいベーコン」が英語では「セクシーベーコン」
前半は少し退屈なシーンもありましたが
後半はアクションシーン満載で面白かったです。
残念だったのは、予告映像で流れた
BON JOVI 「You Give Love A Bad Name」
JOURNEY 「Any Way You Want It」 が使われなかったことです。
懐かしい雰囲気でした
昔、よく見てたアメリカのテレビドラマを観ている雰囲気でした。主人公とヒロインのラブコメや、物証がなにもないから真犯人に白状させているあたりとかとても良かったです
続編も想定されているらしいとのことなので、是非製作してほしい
ケンからライアンへ
立ち上がりちょっと乗れない感じがあった。その要因は、メタルストームとは…?がしばらく点灯するのと、なんだこのチープな恋愛もの感は!というのとなんだけど、それも布石で、主役二人が個としての人間になるのと並行して、ストーリー展開も生き生きと、目が離せないものになっていく。そこのさじ加減がとてもうまい。名前を奪われ虐げられし者たちの爽快復讐アクション。/『バービー』のケンのその後、という感じで、強さゆえの無敵さから、痛みを告白できたところで名前を伴う個が回復されるのが面白い。考えてみれば、スタントというのは守られた中でその強さを発揮できるものであり、それがリアルの世界に引き摺り出されてから(と言ってもそれも『フォールガイ』という映画の中のことだが)虚構の強さが真の強さになるところが興味深い。傷ついていることを認めることとセットの強さ。エミリー・ブラントの方は、その裏という感じ。/最後に“FALLGUY STANT TEAM”のキャップをかぶってお話の内と外をメビウスの輪のように繋げるところもにくかったし、もっと言えば、劇中でスタントの顔がスタントとわかるように撮られていた(ライアン・ゴズリングじゃないよね、とわかるようになっていた)のも面白かった。私が最初に気づいたのは、トムの家に最初に忍び込むシーン。車のルーフの上から鉄の柱をグイグイ登る気持ちいいシーンがあるんだけど、それがワンカットになっていたところ。/映画ネタ満載なのも楽しかったし、最後のカメオもよかった!映画っていいなあ。いいものを見た。
thumbs up , flip the bird
懐かしい古さを感じる作劇に、スタントはじめ裏方への愛を載せて。
冒頭の長々とした説明モノローグには、ノリノリのロックナンバーと動きのある映像を添える。
王道ながら、退屈させずに惹き込む良い入りです。
全編通してBGMのテンションが高く、バカバカしい映像と相俟って非常に楽しい。
正直間延びしてた部分はあるし、話はもっとシンプルでよかったとは思う。
敵役が小悪党なのはいいが、阿呆すぎる面も。
コルトに罪を着せるには、死体(最低限、遺書や映像など)がないと成り立たないハズ。
なのにボートが爆発しただけで「終了」宣言をし、ニュースも死亡を報じてしまう。
証拠動画は顔だけすげ替えても音声が残るし、他にもやり口が杜撰だったり迂遠だったり…
まぁ、そこをツッコむ作品でもないか。
バリエーション豊かなアクションに、過剰なくらいの爆破、そして素晴らしい演技のワンコ。
メタ的な台詞や演出に、アクション、コメディ、恋愛、サスペンスなど盛り沢山。
ダンはともかくジョディまで強いし、アルマは走行中の車の運転手をボコボコにするハチャメチャ具合。
そして、メインどこだけでなく裏方のチームワークでもしっかり魅せる。
「でも最高のスタントマンだ」と言ってコルトを撃てないトムをサラッと描くのも好み。
(でも最後は爆破する。笑)
俗語としての意味から、最後は物理的に“フォールガイ”しちゃうのも洒落が効いてます。
エンドロールまで楽しく、これぞアメリカンムービーといった快作でした。
ストーリーが回りくどい気がする
スタントマンの主人公がケガをして引退をしていたが
ある日プロデューサーに呼ばれて映画撮影に参加をすることになる
そして、実は俳優が行方不明になったので
主人公に探してほしいと頼まれる
そこから、俳優を探し出して
隠された思惑を暴いていくことになるが
そこに至るまでが回りくどく感じる
ドラッグのシーンあたりは必要なのか?
主人公は基本的にヒロインである映画監督に一途だが
なんとかく真実を知らなかったとしてもヒロインが冷徹に感じてしまう
船の爆発で生き残った主人公をボコボコにしてしまうシーンは
知らなかったとしてもやりすぎでは?と思った
実は行方不明になった俳優とプロデューサーがグルで
殺人の罪を主人公になすりつけるための計画だった
俳優はポストイットにスマホのパスワードを書いたままにしておくのは
ヤバいやつらを動かせるのに、へんなところは手抜きだな
後半のアクションシーンはよかったと思うが
犯人たちをスタントに巻き込んだりと
全体的に回りくどい要素が大きい
俳優がスタントマンに傲慢なのは
現実でもそうなのかなと思ったが
エンドロールを見るとこの映画でもスタントマンは頑張っているんだなと感じた
明るくて楽しい作品に気分爆上がりです!
主役のライアンとエミリーの恋愛感情って、とても繊細でキュートでおしゃれで胸が熱くなりました。そもそもエミリーに対して連絡を取らなくなった原因は、敵であるアーロンの仕組んだことですから、ライアンの愛情が曇っていたとは思えませんでした。だからこの二人がちゃんとハッピーエンドになることは想像できていましたが、そこに辿り着くまでの軌跡が長くて、切なかったです。しかし、やがていろんな誤解や企みを乗り越えて、二人が抱き合って美しいキスをするシーンにたどり着いた時、めちゃくちゃ泣けました(ヘリコプターからライアンが救命具の上に落ちて抱き合います)。まさにこの作品は観る人の感情を鷲掴みし、シンプルに上げたり下げたりしながら、最終の愛の結実に持っていくというストーリーは秀逸すぎます。そこに絡めるようにスタントマンの隠れた苦労や魅力を余すことなく表現しているところに、神がかり的な芸術性を感じました(スタントマンの皆様に最敬礼!)。そう考えると、創作物の一つである映画も本当に愛の塊なのかもしれないと思いました。また、個人的にはワンちゃんが最高。これがまた可愛くて賢い(クロードバンダムらしい?)。窮地に陥ったライアンたちを助けるシーンは最強の相棒?かもしれません(笑)。アクションが素晴らしくて、映画作りの裏側も見れて、恋愛感情を揺さぶる歌も聞けて、明るさと楽しさとユーモアと大人の愛がバランスよく盛り付けられた大皿の美食に、酷暑を吹き飛ばす元気をもらいました!感謝!
そりゃもう大騒ぎな楽しさ!
初っ端から音楽でテンション上げられ
アクションに腰が浮きまくり…LOVEの展開も
全てにおいてテンポが抜群にいい!
麦わら帽子のエミリー・ブラント&宇宙人の衣装を着たライアン・ゴズリングに萌え
ちょいちょい飛び出す映画の小ネタにクスクス笑い
サプライズ出演的な大暴れするあの方に拍手しちゃうし
楽し過ぎるエンドロールに別料金払ってもいいっ!
映画ファンとしてスタントマンの皆さんへのリスペクトが更に深まり心底感謝!
観賞後外に出ても激暑さをも感じないMAXの爽快感!
減点要素が一つも見つからないアクションラブコメディはまさに金メダル⭐️
あまりの面白さに今から3回目!行って参ります!
しばらくはフォール・ガイの感染から逃れられない私です
予想外だったのは最強の人
実はハラハラドキドキする作品は苦手なので少し不安はあったのですが…
この作品は途中からクスクス笑いを堪えながら安心して観られるそんな作品でした
予想通りの展開でしたが(個人的にはそれでいい)、全くの想定外だったのは最強の登場者がスタントマンでも犬のジャンクロードでもなく監督だったこと
強すぎて笑ってしまいました
洋画や洋楽に詳しい方はより楽しめるようですが、そう詳しくはない自分でも充分楽しめました
監督の映画愛が感じられる映画です!
中盤まではテンポが今ひとつ… 事件に巻き込まれてからの後半は先読み出来ちゃうけど、一気に盛り上がって楽しめます。 アクション監督だけあってアクションは当然良いんだけど、細かな映画ネタが其処彼処に差し込まれていてます。ニヤリとさせるシーンも多いんだけど、これがテンポを悪くしている原因の一つかな?
監督の映画愛が感じられる映画だと思いますが、一般ウケしなかったのも分かる映画でした。
40年前に作られた映画かと思った
古くて大味で、そしてイライラする!
なんだか観て疲れちゃいました。日本の映画が漫画アニメばかりなので洋画を見ましたが、思った以上に期待はずれなチープさでがっかりしました。
ヒロインも主人公も大人の役なのに高校生の恋愛みたいな事をしています。サスペンスかと思いきや、要所要所で昭和の高校生的恋愛シーン(すれ違い!でも連絡しちゃう!好き!嫌い!みたいな無意味なやり取り)が入るので、イライラさせてきます。ノリ的には日本の昭和21時台の恋愛ドラマです。アメリカで「今」作られているのがちょっと信じられないです。
そして思ったのが、随分前時代的な表現だなと。主人公も金髪美女も、昭和初期のヒーローヒロイン像でした。追いかけられている緊迫した場面で突然2人が恋愛を語りだしたりなど、2024年の映画でこれ?!と思ってしまいました。黒人やアジア人の使い所も昔の見せ方でした。最近のジェンダー映画に反して、あえて前時代的なものを復活させたのでしょうか。謎は深まるばかり。
星4に騙されないように注意です!
スッキリ
いやー、最初は正直退屈でしたw
このストーリーを語る上で必要かもしれないけど…
正直これでどんな盛り上がりするんだろう、と思ったけど死体見つけて以降が一気に動き出した感がある。
それ以降はテンポも良く、非常に見やすい話でした。
演出もスタントということを活用したものであり、見応えもあるし、画面二分割からのユニコーンなど面白い演出もありました。
正直、傑作とまでは言わないものの、面白い映画でした。
スタントマンへのリスペクトは感じたが
ストーリーがまるでつまらん。
何故、最後に急に警察がやって来る?
自白を録音したテープは回収したばっかりだろ?
変な犯罪とか小細工を盛り込まないでしないで、「グレート・スタントマン」みたいにストレートな作品ではダメなのか?
ラスト30分に注目!
腕利きのスタントマンであるコルト・シーバースは映画スターのトム・ライダーの代役として数々の危険なスタントをこなす。ある日、高層ビルから落下のスタントで負傷。業界から姿を消してしまう。18ヶ月後、レストランの駐車係をしているプロデューサーのゲイルから復帰の要請がある。オーストラリアのシドニーで撮影が進行しているトム主演のアクション映画『メタルストーム』の撮影に参加して欲しいとのこと、さらに監督は元彼女。彼女への未練から参加を決意してシドニーに飛ぶ。
前半はこれまでの経緯をさらっと見れる。
後半からは車の爆破シーン、ヘリのアクション、彼女との近付いたり遠ざかる距離感ややりとり、特に船🚢のシーンは目が離せない。
敵の陰謀が分かり、撮影しながら敵の本質を出すシーンはスタントマン仲間、撮影仲間の絆を感じる。
エンドロールの最後の最後まで観る事をおすすめします^ ^。
アクション映画は好きですけど
会話ばかりで飽きてしまった。予告編で感じる派手さとは違ってドラマ部分がまどろっこしく思いました。クライマックスのカースタントは策にハマって悲鳴を上げるトムがリアクション芸人のようでハリウッドスケールのお笑いウルトラクイズがみれた。
俺達フォールガイ
1980年代のテレビシリーズをリメイクしたかと思い鑑賞しました。
内容はグレートスタントマンとフォールガイをうまくミックスして、マイアミ・バイスのスタントだったとか、映画のセリフを主人公に言わせたりとかを盛り込みながら、何せスタントマンの話ですからアクションふんだんに盛り込んだ楽しい映画です。
昔は夏冬とハリウッド作品がてんこ盛りでしたが今はがらりと違うんですね。
劇中でメタルストームという映画を撮影しています。これは!あのハル・ニーダム監督でコケた近未来SF作品だなあと気付きました。あの主人公もヒゲでビージーズのバリー・ギブみたいな方。そういえばライアン・ゴズリングはバリー・ギブのようなドン・ジョンソンのような風貌だなあと。
最後の方では、アクアマンが現れ、600万ドルの男が登場しテレビシリーズの主題歌が流れます。
こうきたか〜満足しました。楽しい映画です。
鑑賞動機:いいからさっさとアカデミー賞にスタント部門つくろうよ10割
アクション! ラブ! 映画! バカ!
“All too well”かかって吹き出しそうになる。
『テルマ&ルイーズ』に吹き出しそうになる。
『メメント』に吹き出しそうになる。
ジャン・クロードに吹き出しそうになる。
ジェイソン・ボーンに吹き出しそうになる。
ジェイソン・モモアに吹き出す。
いやあ、楽しかった。
スタントマン、サイコー!ゴズリング、サイコー!映画って最高!
恋人のため、消えた主役スターを探せ!
事件に巻き込まれるスタントマンと、映画制作の舞台裏を支えるスタントチームの活躍。
主役のライアン・ゴズリング、サイコー!
何より劇中のスタントアクションシーンの数々、サイコー!
映画って最高!
エンドロールは、期待通りにアクション・シーンのメイキング集、これもイイ!
気持ち良く観れる傑作です!
カメオ出演、モモアにも驚いたが、あの警官二人は誰???
観終わって調べて分かったが、映画の原作ドラマ『俺たち賞金稼ぎ!! フォール・ガイ』でコルト・シーバス役を演じた「600万ドルの男」!リー・メジャース、ジョディ・バンクス役ヘザー・トーマスだそうです!
リー・メジャース、全くわかんなかった!
ジャッキーの「ライド・オン」もこういう映画にしてほしかった!
犬は無事です。
ドッカンアクションが観たくて!
ライアン・ゴズリング!ブレット・トレインの監督!それは!観なければ!!!!
映画好きは楽しいだろうネタが盛り沢山。
もっと楽しむためには映画を観ておくべきだったけど、それでもじゅうぶん面白かった!
「彼の記憶はメメント並み」…なんて使いたくなる台詞だ…
相棒のジョン良いわ〜!大活躍でした。そして無傷。良かった、これで死んでたら私はジョン・ウィックになってた。
アクション、気持ちよかった〜!スカッとした!
コルト万能過ぎ。格好良過ぎ。そりゃジョディも傷付いてあんな超大作作り上げる。
あんな万能最強男なのに、きっとジョディに尻に敷かれるんだろうな。惚れた女には弱い。良い。
ていうかジョディも強過ぎ。なんで?????笑
エンディングも「映画の映画」らしいエンディング、しかも私が好きな「エンディングのその後」もあるのでとても大満足です!
その、その後で現れるフィクションみたいなポリスが颯爽と登場したけど、どうやら元になったドラマの俳優なんですね!そういうの好き〜!
アクションは盛り沢山で悪は懲らしめて二人は熱くキスをしてTHE END.
なんて気持ちの良い映画でしょう。
最初から最後まで楽しめました。
散漫でコンセプト潰してる
スタントマンが現実世界でジャッキーやトムクルーズみたいなアクションをやるはずがない。そこにこの作品の根本的な破綻と失敗がある。
●映画のスタントマンが現実世界で命がけのトラブルに巻き込まれる…というコメディだと思ってたら、アクション映画ばりの活躍を見せる。これ、コンセプトが破綻してないか?
実際のスタントはワイヤーもあればマットもある。衣装の下にプロテクターも着けてるだろうし、殺陣に関しては事前に決めてリハーサルもするだろう。そんなスタントマンがトラブルに巻き込まれるからハラハラドキドキし、コメディとして成立する。ワイヤーもないのに高いところから飛び降りたり(という場面はあったけど)、格闘はできないのに殺し屋に襲われたり。スタントマンが殺し屋を撃退してたら、ただの刑事アクションだ。
そもそもスタントマンが刑事みたいな謎解きしてるのもおかしな話だ。
●そもそもコメディ?ラブ?アクション?どれも半端な構成でしかない。見る側もリアクションに困る。
●アクション場面がしょうもない。しょうもないというかハリウッドのアクションへのオマージュだろうが、それをそのままやってもショボいだけ。実際の撮影ではワイヤーを使うとかで安全が担保しているが、現実の世界ではワイヤーなんかないからハラハラドキドキする…という見せ方をしないと、ただのあるあるアクションを見せられているだけになってしまう。
●アクションシーンの合間にラブコメシーンをカットインするのは最低で、どっちの内容にも集中できない雑音にしかなっていない。例えばこれが互いのシーンが干渉しあっていたら緊張感を盛り上げれる。一方は命がけのアクション、一方は恋人が間に合わないと命の危険がせまる…みたいな?
●構成も最低だな。主人公が死んだように見せるなら、ギリギリまで死んでるように見せないと。船の爆破の後、すぐに死んでませんでしたと描いたらその後の驚きが生まれない。
最後のどんでん返しも、悪者に自白させ録音することを、その作戦をする前に語ってたらネタバレしかない。
例えば恋人は主人公が死んだことをギリギリまで信じている。何かのきっかけで悪者の正体に気づき、殺されかける。勝利を確信した悪者は真相を話すがそのタイミングで主人公が登場し、録音されていたことに気づく…みたいな?
●最後のアクション、いらない。
「ブレット・トレイン」もそうだけど、この監督は勘違い残念君だ。
本人はいろんな要素をPVよろしくセンスよく作れてると思ってるかもしれないが、計算が甘いのはバレバレで、しょうもない結果になっている。
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