フォールガイのレビュー・感想・評価
全82件中、1~20件目を表示
スタント出身の監督だから描ける裏方の熱量。セルフオマージュ&パワーアップした演出も見どころ。
スタント出身のデヴィッド・リーチ監督が手掛ける、スタントマンを主人公とする作品。早速冒頭のスタントシーンから、現場の緊張感を無線の音声によって作り上げているところに「さすが」の一言が頭に浮かんだ。映画の裏側を見せるということは、スタント上のワイヤーや安全装置も丸見えになってしまう。それではインパクトも半減じゃないかと思ったけれど、現場の段取りや無線でのやりとりで作られる緊張感が、補って余りある役割を果たしていた。
そんなスタントシーンがあるからか、密売人やトムたちとの「(作中では)スタントではない」アクションがより真に迫る迫力があった。一方でスタントマンという職人芸を活かして車に轢かれたり、空砲で撃たれたフリをしてやり過ごすスタントマンとしての特技が光るアクションも面白かった。
物語からはスタントマンという役割と、その矜持を感じた。
主人公・コルトはスタントでの怪我によってふさぎ込み、仕事やガールフレンドのジョディと距離を置く。本来であれば復帰までの苦悩をジョディに吐露してもいい状況だが、スタントマンはセリフのない職業だ。仕事では一流の腕を見せるのに自分の気持ちを上手く伝えられないという設定が、スタントマンという役割に重ねているのが巧い。そしてその「セリフがない」というスタントマンの役割が、怪我をしたら使い捨てられて当然、といったようなコルトの「フォールガイ(身代わり)」としての覚悟を感じる序盤だった。
しかし再びジョディと再開することで、コルトが、コルト自身の人生において身代わりではなく主役であることを自覚したように感じた。だからこそトムが仕組んだ身代わりの陰謀にスタントマンの技を活かして立ち向かう。「スタントマンは所詮身代わり」と軽視するトムにスタントマンとしての矜持を叩き込むラストは、シンプルながら大暴れするカタルシスにあふれていて、とても楽しかった。
デヴィッド・リーチ監督が関わってきた作品のセリフオマージュも印象に残った。
冒頭で自作品のアクションシーンを使っていたり(『アトミック・ブロンド』のアクションがやっぱりカッコいい…)、『ワイルド・スピード』のセリフを引用してたり、リーチ監督がスタントとして参加していた「ボーンシリーズ」っぽいアクションをやりながら「ジェイソン・ボーン!」ってセリフがあったり。
そしてなにより『ジョン・ウィック パラベラム』を彷彿とさせる犬・フー。犬が出てきた時点でまさか…と思ってたけど、犬が走り出したときにはテンション上がった。さらには序盤のダッヂチャージャー、終盤のジョディのペンと本を使ったアクション…『ジョン・ウィックシリーズ』ファンとしてはニヤリとするところが多かった。
パワーアップした演出もあった。『ジョン・ウィックシリーズ』や『ブレット・トレイン』にもあった、蛍光色を使った画面の色味。『ジョン・ウィックシリーズ』では画面内の明暗をハッキリさせるために使っていたり、『ブレット・トレイン』ではサイバーチックなネオンや「ヘンテコ日本」的色味の演出が印象的だった。
本作ではヤクを飲まされたコルトの、サイケデリックになってしまった視界の表現で使われていた。それだけだったら今までとほとんど似たような使われ方だけど、本作では時間速度の変化、相手への攻撃に合わせた明度の変化があって、よりインパクトあるアクションシーンになっていた。
「スタント出身監督」ならではの物語と、「デヴィッド・リーチ監督」ならではのアクションや演出が堪能できる一作だった。
頭を空っぽにして楽しめる!痛快アクションエンターテイメント!!
どちらかというと、映画の好みは洋画より邦画で、奥深いストリーやお気に入りの役者の演技をじっくりと楽しみたい派ではあるのです🙄
とはいっても、重いストーリーものや持ち帰る宿題の多い映画など、立て続けに観ると少々胃もたれするものです。そんな時にはさんでおきたい映画が、まさに今作品のような「手ぶらで参加してね!系の映画」です。
予習も復習も必要ありません!必要なのは、「楽しみたい」という想いひとつ😊そんな希望を見事に叶えてくれる本作品は、まさに万人向きのエンターテイメントです。
とくにカップルにオススメ♪
かなり序盤で、主人公カップルがラストどうなるか予想できます。でも水戸黄門的ラストシーンというか、そうそうそこで最後キスしてハグするよね〜って、分かってるんだけど、それが予想通りに正にそうなって安心する。いやぁ、めでたしめでたしで、ハッピーになれるのよ。どんでん返しとか要らんやつ。なんといっても主人公のライアン・ゴズリングがやっぱりかっこいいんだ、抜群に!!音楽もベタだけど、それがいい。これこれって感じなのです。
わかりやすいストーリーと、これでもか!というほどのバラエティに富んだアクションシーン🎬の連続。そのアクションシーンホンマに要る???と思えるシーンもありましたが、これもご愛嬌。自身もスタントマン出身だというリーチ監督がリアルかつ斬新なアクションシーンをド派手に演出!!
スタント愛溢れる映画に仕上がっております♪
エンドロールまで目が離せません!!!
劇中映画の続きが観たすぎてムズムズしますのでご注意下さい🙄
これぞ、
ザッツ、エンターテイメント!
頭を空っぽにしてご覧下さい♪
満足エンタメ!
観たい観たいと思っていたのにあっという間に上映がなくなって、焦っていたけど大好きな映画館で鑑賞できました🎬
ライアンゴズリングとエミリーブランドの映画とのことで楽しみでいっぱい。
内容は期待以上!
詰め込みまくりの激しいアクション👍演技👍しょーもないボケ👍楽しかったー☺️
近年、娯楽洋画が減っていてシリアスや真剣アクションも好きだけど、なんでも詰め込まれている“楽しい”映画は気分転換になって満足感が高いです。
この作品においては、アクションは見応えのある質の高いものだし、2人のことは大好きだし、映画のオマージュが多くて、もっと知っていればもっと楽しめるのかなと思いました。
にしてもジョディめっちゃ強くて笑った。
最後は爆破しなくて良いな、とは思った。
日々のもやもやしていた気持ちがにこにこに。
映画館で映画観るのほんと好きだと再認識しました。
エンドロールのスタントマンへの敬意を込めた数々のシーン。なぜか泣けた。縁の下の仕事だからかな。共感。身体張ってる彼らはすごいけど。彼らのための映画なんだな、と思いました。
久々にパンフレットも購入。ゆっくりひたろう。
ちなみにノッティングヒル大好きだし、ラブアクチュアリーは毎年観てる🌲
圧倒的爽快感
様々なスタントマンの活躍を描くオープニングから、
主人公コルトが車ぶっ飛ばすタイトルバックへの流れに心踊る。
あらゆる場面で流れるKISSの名曲他、懐かしめの音楽全般最高。
コルトをはじめ、元恋人のジョディ、親友のダン、失踪したトム、
他の登場人物もみんな特徴があってちょっとボケていて面白い。
そもそもジョディの撮っているコミコン用映画の設定がぶっとんでいて笑える。
アクション満載、映画の撮影裏など色々楽しめて見飽きない。
スタントマンの皆さんは、ものすごい身体能力で
同じ人間とはおもえない・・・尊敬しかない。
主人公を大いに傷つけた、しょっぱなの「フォール」ネタが
ラストで鮮やかに生かされて最高のカタルシス。
映画の元ネタのドラマや、オマージュ的に出てくる作品をもっと知っていたら
2倍3倍面白かっただろう。
最後の最後までしっかりとオチをつけてくれたので、非常にスッキリ気持ちよかった。
2回観たがまた観に行きたい。
ジャン・クロード!アクテ!!
しくじり男の出直しストーリーかと思って観に行ったら、ほぼ全編アクションのノンストップ・ムービー。
監督が『ワイスピ』と同じ人だから、それも当然か。
途中から筋書きが何となく読めたけど、「ドントシンク、フィール」な作品なので、野暮なことは言いっこなし。
主演のR・ゴズリングは無駄に(?)体絞って臨んだ『バービー』(2023)以上に肉体鍛えてリアルなスタント役を熱演。
その役者魂には頭が下がるが、個人的にはアクション俳優で終わって欲しくない役者。
『バットマン』(1989)で筋トレしててJ・ニコルソンに諭された時のM・キートンのエピソード思い出してしまうが、今後のゴズリングの着地点に注目したい。
自分が投稿した時点で、既に400近くの方がレビュー済。
さすがに全部は拝見できなかったけど、どうかご容赦を。
そうか、ラストの警官隊のチーフ、リー・メジャースだったか…。
オリジナル・ドラマへのリスペクトのこもった粋なキャスティングに、敬礼!
とても楽しめました
好きな俳優さんが出演されていて
好きな作品の監督さんなので観てみました
恋愛軸とサスペンス軸に派手なアクションと
コメディ要素もあり
心地よいバランスで飽きなかったです
自分から距離をとっていたくせに
出世した元カノとの過去の思い出に
ひとり涙するライアン・ゴズリングがかわいい
仕事は出来るけど
それが嫌味にならない
エミリー・ブラントが綺麗で可愛い
他の俳優陣も存在感が強めでよかった
劇中、映画撮影の大変さが描かれていて
すごく危険で困難なものなんだと思いました
映画ファンとしてもとても楽しめました
ストーリーがシンプルなのも
よかったです
音楽も好きな曲が流れて
嬉しかったです
コテコテなアメリカ映画でした
舞台はオーストラリアでしたが‥
ライアンゴズリング最高。
内容的には、ライアンゴズリングって毎回すごい。
スタントマンのドキュメンタリー映画は前に香港映画で観たが、ハリウッドは規模が違う。
あの状況で生きてるってすごいと思う場面ばかり。
最後のエンドロールで、ライアンゴズリングのスタントマンが数人いて、こんなにいるんだとビックリした。
アーロンテイラー好き
一回目の観賞で少し上映開始に遅刻してしまい退屈はしなかったものの完全には乗りきれずだったので(もちろんアクションは文句無し)、本日改めて観賞。
いやー面白かったです。
アーロンテイラー(笑)
「ブレットトレイン」では結構クールな殺し屋の役だったんだけど、見事な化け様でした。クズっぷりが半端ない。あのままトムライダー主演で上映してたら大根ぶりでコケてたんじゃないだろうか(笑)
代役のジェイソンモモアは迫力あって良かったけどカウボーイってか野獣😂宇宙に似合わないぞ。
てか、トムライダーの部屋のメモの中に既に伏線あったのですね。
初見では二人のロマンスもすごく良かったけど(特にエミリーブラントの本当はまだ好きだけどまだ許さないよの表情とても良き)、2回目の観賞はスタントに重きを置いて見てたから、みんなで録音データ取り返すための乱闘の時に、ダン率いるスタントチームが一斉に出てきた時はなんか感極まっちゃいました。
あなた達のおかげで遠い日本で映画楽しませてもらってます🙇🙇
デビットリーチさんは最後に誰かがドッカーンってなるの好きなんですかね。
アーロンテイラーは今後ジェームズボンドを演じるのでしょうか?非常に楽しみです。
最後に警官役で出てきた方、大物ぶりが半端なかったので調べたら本家の方だったのですね。
リメイクとは知らなかったのですが、ご存知の方には堪らないサービスだったんでしょうね(^^)
所々に色んな映画のオマージュやセリフが出て来てましたが監督の映画愛やリスペクトが感じられて良かったです。
自信を失った男の物語
元スタントマンが、もう一度スタントマンになろうとする話。
指でグッドサインを送ることで、自分は大丈夫だということを表現していたスタントマンが、死の危険に陥った際に、元恋人に言葉で思いを伝えようとしたところが良かった。
音楽が─
ラヴィングユーベイビーからサンダーストラックで始まる映画ってヤバい気がしたんですが、ラヴィングユーベイビーを貫いた数々の音楽が、なんか笑えました。
基本、笑いとかパロディなんでしょうけど、細かいし台詞が多いし、意外と入り組んでいるので、素直には全部笑えないかもしれませんけど、必ず面白どころを見つけられるはず。
マイアミバイスはかなり笑えるけど、シドニーでそれって・・・、全体的にやっぱこの作品はちょっと皮肉れていて分かりづらいのかも─。でもちゃんとヤンハマーまでもってきたりと貫き通した感じがあって、ハマるとツボります─って変な言い方ですけど。
個人的にはまぁフィルコリンズなんかも笑えました。
最後もジャッキー?マーベル?ってな感じでパロディを貫き通すあたりがなかなかいいんですけど、細かくありすぎてもうたくさんっていう感もなきにしもあらず。
90年代のころの面白かったアクション映画のノリ
ハリウッドが輝いていた、あのころのアクション映画のノリ+今風のコメディ
ただ、ちょっとコメディ分が強いかも
あと、当時らしくやっぱり喧嘩から始まってキスで終わる
最後のドタバタがちょっとストーリーに説得力ないところもあの頃の感じ
だがそれがいい
頭空っぽにしてみる映画だけど、意外にストーリーも複雑な感じで、頭を空っぽにしてみていれば結構びっくりするかも
ヒロインが妙にキレキレのアクション演技すると思ったら、オールニードイズキルの人か、納得
え?メタルストームって実在の映画なの?
マイナー映画の完全再現って、恐ろしくわかりにくいけど凄いネタ
あと最後の警官はやっぱり元のドラマの人達だったのね(違和感が凄くて面白かった)
ネンイチ候補
冒頭からKISSの名曲イントロを爆音で聞かされて、劇場で体験する幸せを改めて感じたわけだ。そして中盤町中のアクションシーンにはフィル・コリンズの名曲が。役者にとってはリアタイで聴いてるわけないがこちとら世代なもんで。こういうことは邦画でもよくあるがね。
アクションシーンは初めから最後までもちろん凄いのだが、あくまでストーリーを活かす形でまとめられているので、アッチのトムのアレより楽しめたのだ。アレも嫌いじゃないよ。
最後に細かいツッコミ。動画データ、その場で転送しちゃえよ!
ラブロマンス>アクション>サスペンス、ユーモア
恋愛映画は今まで未見だが、アクションも期待して鑑賞。やはり自分には合わない。上記のバランスに感じた。(アクションシーン多目だが、なんかちょっと…すごい?)
多要素てんこ盛りでプロットもそれなりに良くて(映画関係者がテロ組織っポイのは冷めたが)楽しめたが、まあ、そんな感じ。
大迫力に圧倒されるアクションとスタント場面は、ストーリーの適当さ(^^)を補って余りある。
終盤のアクション場面がとにかく盛り上がる。
まず、もうほとんどヤケクソって感じの連続爆発は、用意した火薬はとにかく全部使いきるぞって勢いですごく楽しい
ヘリコプターからの落下場面が1番スゴイと思ったのだが、本編以上にメイキングでのヘリからの落下が圧巻だった。
落下場面のチョイ前、コルトに銃を向けた敵役のトム・ライダーは引き金を引けない。その理由がいい、「こいつは俺の最高のスタンドダブルだ」。 敵ながら胸アツなセリフだ。
そして思わず身を乗り出して見てしまったメイキング映像。このメイキング映像が本編より面白い。 ヘリからの落下以外にも盛り沢山で、8回転半も80メートルジャンプもガッツリ見せてくれてスゴイぞ。
本編 ”THE END” 後にすぐ始まって画面分割で見せるから、まさかこれを見ないで帰る人はいないと思うが、もしトイレとか行きたくて速攻で席を立ってしまった人は誠に残念でしたと言わざるを得ない。
ほいから、コミコンで上映された「METALSTORM」の予告編がよく出来ていて、すごく盛り上がってワクワクする。宇宙を舞台にした壮大な叙事詩、ファンタジー、ラブストーリー。
「あっ、これ絶対初日に見に行くやつ」と思った。 劇中劇なので本編ないから見れなくて残念。
この予告編、主人公が、いつのまにか ジェーソン・モモアになってて、マルミ・ミランは希望してたプロデューサーになってて笑える。
ところで、もしホントに制作するなら、ここで「METALSTORMの主役、スペースカーボーイはいったい誰がやるのか問題」が浮上する。トム? コルト? Jモモア?、 はたまた別の誰かか?
それと、スペースカウボーイが車の上で演説する場面で、カチンコのあとスペースカーボーイの足元に座っていた謎のアジア系スタッフ役(名前は不明)が気になった。熱弁を振るうスペースカウボーイを醒めた感じで見上げてて笑えた。
あと、この映画ではラブストーリー部分はもっと少なくするか、要らなくてもいいかもしれないと思った。そうすれば上映時間も減る。或いはその分アクションを増やす。
だけど、このラブストーリー部分がとても面白いんだヨ ♪ヽ(´▽`)/
最初、コルトを火だるまにして何度も岩に叩きつける場面がある。突然自分の前から消えた元カレにジョディが怒りの復讐 (^^)でコルトもグロッキー。まあこれでジョディも少しは気が晴れたかも。公私混同。ジョディはコルトに、エイリアン エリアナの気持ちを説明するとか言いながら自分のこととしてつらかった思いを話す。ピラティスって何だよ、ピラティスって(^^)
スペースカウボーイも「チャンスがほしい」とか言って反省してる。
そのあとコルトが車の中で歌の歌詞に自分自身の思いを重ねて泣いてるとジョディが現れる。ジョディが泣いてたの?と尋ねる。こういうとき多くの男子はたいてい「泣いてねーし」とか言ってツヨガル。 ジョディが「車まで送って」と5メートル先の車まで送ってもらうとこもいい。
なかなかイイ雰囲気で、ヨリが戻ったっぽい。
こんなことやってて全然アクションシーンがありゃしない。「おーい、アクションシーンはまだかあ」(^0^)
ラブストーリーPARTは、まだまだ続く。
特にいいと思ったのが、ジョディが「METALSTORM」のスペースカーボーイとエリアナの間の溝を分割画面にして表現したいとコルトに提案するところ。
ジョディとコルトが分割画面になって撮影中の映画の分割画面について語り合う。
この場面で、ジョディとコルトは、エイリアンのエリアナとスペースカーボーイの気持ちを語るが、ここでももちろん語っているのは自分達のことだ。
ジョディのエイリアンの手も面白くて楽しい。
ボートで敵から逃げてる最中にジョディに電話して告白するところもいい。そんなことよかまず敵から逃げおおせることが先決なんだけどネ。殺されてしまったら想いをちゃんと伝えられないまま終わってしまうから、最後の別れのつもりで1番大切な人に電話したくなる気持ちも分からんではないが、コッソリ岸へ逃げるチャンスが何度もあったぞなどとツッコミを入れる。
このタイミングで元恋人に連絡を入れるなんて、死亡フラグ以外の何物でもないが、ここでコルトが死んでしまうなんて観客の誰も思っちゃいない。
この後コルトは補給船に突っ込み凄絶な死を遂げる。だから絶対死なないって (^^)
そんなこんなで「METALSTORM」はジョディの当初の予定と違い、ハッピーエンドで終わる。メデタシメデタシ。
「フォールガイ ラブコメ編」も見たいな。
ライアン・ゴズリングの テンション低め表情演技は、 好感度高い顔芝居でした。
「ブレット・トレイン」が面白かった事と、
「ブレードランナー2049」のライアン・ゴズリングと
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」で
押井守が筋肉美を讃えていたエミリー・ブラントが出演しているので
「フォールガイ」は少し期待して鑑賞しにでかけました。
以下ネタバレ
「ブレット・トレイン」の真田広之や
「アトミック・ブロンド」のシャーリーズ・セロンの
ような血沸き肉躍るアクションを楽しむ映画ではなく
凄いスタントシーンを距離をとって眺める作風だったので
アトラクション的な楽しさは楽しめずな映画でした。
とは言え、
押井守が筋肉美を讃えていたエミリー・ブラントの
アクションはカッコいいバトルだし、
ライアン・ゴズリングの
テンション低め表情演技は、
好感度高い顔芝居でした。
敵のトムのボディガードの銃器シーンが
大げさすぎだったのと、
コミカルな戦闘で緊張感がないため
ラストの車バトルも
予定調和な展開で、
「ブレット・トレイン」の真田広之や
「アトミック・ブロンド」のシャーリーズ・セロン
のテンションの高さを期待していたので
ちょい退屈でした。
帰宅後に
「フォールガイ鑑賞中に
放送されていた
アトロク2の「フォールガイ」のトークを
YouTubuで聞いていると、
スタントマンという職業への理解があれば
もっと楽しめたかなという感想をいだきました。
押井守が筋肉美を讃えていたエミリー・ブラントが
カラオケで歌うシーンより、
監督という立場で
スタントシーンを構築する段取りシーンで
エミリー・ブラントが
アクアマンの役者が演じる最後のアクションを
実演している映像が見たかったな・・・
と思う映画でした。
見どころがある!!
内容はまぁ置いといて、数多くの見どころのなかでワンチャンと協力するシーンは可愛いすぎた!
ボートの戦闘シーン?のI was made for lovin' youが最高にかっこいい
まさかの最後にジェイソン・モモアが…
ライアン・ゴズリングのファンとしてみると普通にカッコイイ映画でした。
Respect for Stunt Guy🛞🔥
スタントマンの偉大さに焦点を当てた新視点の映画でした🎬
怪我をしたスタントマンと夢を実現した映画監督の元カノの組み合わせはおもしろいアイデアですね。
映画の関係者に敵がいて、映画撮影セットの中で決着をつける流れが良かったです😂
(典型的なマフィア・ギャング系じゃないのも◯)
中盤のトラックを追跡するスタントが少し既視感のある残念な印象でしたが、それ以外はスピード感がある愉快な映画でした!
「あいつの記憶力はメメントなみだ」という表現がおもしろかったです!家がメモだらけなのが良いですね笑📝
元ネタ80年代のTVドラマは全く知らなかった(600万ドルの男主演❗️)
デビッド・リーチ監督作で、ライアン・ゴスリング主演となれば気になるし、お気に入りのアーロン・テイラー=ジョンソンが出てるとなれば、見逃すまいと鑑賞。
さすがリーチ監督、スタント愛に溢れた映画で、なんか撮影現場が楽しそうな感じでした。
スタント愛に溢れてるクセに、本当にギネス記録になった8回転半の車の横転シーンに、別撮りのゴスリングの回転してるアップを入れるおバカなセンスは凄く好きです。
普通ならこれ見よがしなスローで複数の別アングルのショットを繋いだ横転シーンのみ見せて、ほら凄いでしょって感じになるとこで、単純な回転軸で実車の回転軸とは違うゴスリングのショットを混ぜるのは、アホやと思わず呟きそうになりました。
劇中で撮影中のセンスのカケラも無いSFアクション映画(メタルストーム、実在する80年代B級大コケ映画)のリメイク?を撮ってるエミリー・ブラントの不憫さも可笑しい。
証拠の自供の録れてる箱(何アレ、弁当箱サイズの外付HHD❓)の奪い合いとかおバカ(褒めてます)で楽しい。
ただ何も脚本の粗さまで再現することはないやろ、正に80年代のチープな筋書きでまさか現場で書いてないやろなって感じでした。
まあスタントの準備考えたらそれは無いか?
ベタな展開だけど、車の中で涙ぐむゴズリングとか、演出のフリして拡声器で執拗にゴズリングを責めるブラント監督とか、オマケのアーロン・テイラー=ジョンソンのオチとか観るとデビッド・リーチにデップー& ウルヴィー撮って欲しかったなぁ〜と。
劇中映画はサプライズでジェイソン・モモアが主役の代役を務めて完成する訳ですが、個人的好みの配役はアーロンがゴズリングの役で、アーロンの役がモモア、ゴズリングがモモアの方が良いですわ。
最終的に満足で楽しい
ミステリー要素ありのアクションラブコメディで、最終的に満足。
前半はどういう話になるかわからなかった。
ロマンスパートのテンポが変に感じて「ダルい映画…?」と思った。主人公だけ振り回されて、ヒロインは何も知らずセンチメンタルで不均衡な感じが何度かあり、気持ち悪い。
後半は派手でヒロインも結構活躍、話もハッピーに纏まっており満足。
ちょっと話についてけないとこもあった。
なんで犬にフランス語?で話してたかわからん。
カラオケか飛行機だと思っててアシスタントに会う発想がなかったので、どっかに飛んだのかと思った。
アクションは全体的に楽しかった。
スタントマン無双かっこいい。
ラリったバトルシーンにキラキラエフェクトついてるの好き。
しばらく幻覚なのかわからないところも面白い。
コメディは爆笑まで行かないけど結構笑えた。
エンディングのロケシーンも楽しく、ついでのように悪役の末路も見せてくれて満足。
報道おかしいだろ、なんか味方強すぎだろ、とか
細かい事はいっか、な楽しい映画。
映画好きが作った、映画好きのための映画
映画的には満点なのですが、テルマ&ルイーズのネタバレがあったので、-0.5しました。
名作です。
ここまで振り切って生身のアクション映画を作るとは、感激しました。とにかくテンポが良いです。セリフもいいです。
テイラースウィフトと、フィルコリンズやAC/DCが絶妙に共存するサントラも見事でした。
素晴らしかったのは、やはり主演の二人。
コルトとジョディは、どれだけヤバい状態でもお互いの電話は取ります。どんだけ喋りたいねんと。
とにかく二人の掛け合いが絶妙なのですが、後味の悪い別れから復縁までを描いているので、ただ笑いだけでは終わることなく、意外に感情が忙しい映画でもありました。
だからか、観客を笑わせるために撮られたと思しき場面が、いきなり涙腺に来たりしました。例えば、送ってくれる?→いいよの流れで真横に停めた車まで数メートル動かす場面とか。どんだけ一緒にいたいねんと。
おふざけだけではなく、スタントマンの矜持が語られる、真面目な場面もあります。
コルトの『本当はクソ痛いし、火だるまはハンパなく熱い』という、ジョディにだけは言いたくない本音。
この辺は、リーチ監督自身がスタントマン出身だからこそでしょうか。全体的にシンプルな台詞で語られますが、その分めちゃくちゃ響きました。
悪役はしかめっ面、黒幕はバカ、ヒーローは体を張る、ヒロインは愛嬌満点、ストーリーは王道。
リーチ監督には、是非この路線のエンタメ映画を作り続けてほしいです。
全82件中、1~20件目を表示