フォールガイのレビュー・感想・評価
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スタント出身の監督だから描ける裏方の熱量。セルフオマージュ&パワーアップした演出も見どころ。
スタント出身のデヴィッド・リーチ監督が手掛ける、スタントマンを主人公とする作品。早速冒頭のスタントシーンから、現場の緊張感を無線の音声によって作り上げているところに「さすが」の一言が頭に浮かんだ。映画の裏側を見せるということは、スタント上のワイヤーや安全装置も丸見えになってしまう。それではインパクトも半減じゃないかと思ったけれど、現場の段取りや無線でのやりとりで作られる緊張感が、補って余りある役割を果たしていた。
そんなスタントシーンがあるからか、密売人やトムたちとの「(作中では)スタントではない」アクションがより真に迫る迫力があった。一方でスタントマンという職人芸を活かして車に轢かれたり、空砲で撃たれたフリをしてやり過ごすスタントマンとしての特技が光るアクションも面白かった。
物語からはスタントマンという役割と、その矜持を感じた。
主人公・コルトはスタントでの怪我によってふさぎ込み、仕事やガールフレンドのジョディと距離を置く。本来であれば復帰までの苦悩をジョディに吐露してもいい状況だが、スタントマンはセリフのない職業だ。仕事では一流の腕を見せるのに自分の気持ちを上手く伝えられないという設定が、スタントマンという役割に重ねているのが巧い。そしてその「セリフがない」というスタントマンの役割が、怪我をしたら使い捨てられて当然、といったようなコルトの「フォールガイ(身代わり)」としての覚悟を感じる序盤だった。
しかし再びジョディと再開することで、コルトが、コルト自身の人生において身代わりではなく主役であることを自覚したように感じた。だからこそトムが仕組んだ身代わりの陰謀にスタントマンの技を活かして立ち向かう。「スタントマンは所詮身代わり」と軽視するトムにスタントマンとしての矜持を叩き込むラストは、シンプルながら大暴れするカタルシスにあふれていて、とても楽しかった。
デヴィッド・リーチ監督が関わってきた作品のセリフオマージュも印象に残った。
冒頭で自作品のアクションシーンを使っていたり(『アトミック・ブロンド』のアクションがやっぱりカッコいい…)、『ワイルド・スピード』のセリフを引用してたり、リーチ監督がスタントとして参加していた「ボーンシリーズ」っぽいアクションをやりながら「ジェイソン・ボーン!」ってセリフがあったり。
そしてなにより『ジョン・ウィック パラベラム』を彷彿とさせる犬・フー。犬が出てきた時点でまさか…と思ってたけど、犬が走り出したときにはテンション上がった。さらには序盤のダッヂチャージャー、終盤のジョディのペンと本を使ったアクション…『ジョン・ウィックシリーズ』ファンとしてはニヤリとするところが多かった。
パワーアップした演出もあった。『ジョン・ウィックシリーズ』や『ブレット・トレイン』にもあった、蛍光色を使った画面の色味。『ジョン・ウィックシリーズ』では画面内の明暗をハッキリさせるために使っていたり、『ブレット・トレイン』ではサイバーチックなネオンや「ヘンテコ日本」的色味の演出が印象的だった。
本作ではヤクを飲まされたコルトの、サイケデリックになってしまった視界の表現で使われていた。それだけだったら今までとほとんど似たような使われ方だけど、本作では時間速度の変化、相手への攻撃に合わせた明度の変化があって、よりインパクトあるアクションシーンになっていた。
「スタント出身監督」ならではの物語と、「デヴィッド・リーチ監督」ならではのアクションや演出が堪能できる一作だった。
頭を空っぽにして楽しめる!痛快アクションエンターテイメント!!
どちらかというと、映画の好みは洋画より邦画で、奥深いストリーやお気に入りの役者の演技をじっくりと楽しみたい派ではあるのです🙄
とはいっても、重いストーリーものや持ち帰る宿題の多い映画など、立て続けに観ると少々胃もたれするものです。そんな時にはさんでおきたい映画が、まさに今作品のような「手ぶらで参加してね!系の映画」です。
予習も復習も必要ありません!必要なのは、「楽しみたい」という想いひとつ😊そんな希望を見事に叶えてくれる本作品は、まさに万人向きのエンターテイメントです。
とくにカップルにオススメ♪
かなり序盤で、主人公カップルがラストどうなるか予想できます。でも水戸黄門的ラストシーンというか、そうそうそこで最後キスしてハグするよね〜って、分かってるんだけど、それが予想通りに正にそうなって安心する。いやぁ、めでたしめでたしで、ハッピーになれるのよ。どんでん返しとか要らんやつ。なんといっても主人公のライアン・ゴズリングがやっぱりかっこいいんだ、抜群に!!音楽もベタだけど、それがいい。これこれって感じなのです。
わかりやすいストーリーと、これでもか!というほどのバラエティに富んだアクションシーン🎬の連続。そのアクションシーンホンマに要る???と思えるシーンもありましたが、これもご愛嬌。自身もスタントマン出身だというリーチ監督がリアルかつ斬新なアクションシーンをド派手に演出!!
スタント愛溢れる映画に仕上がっております♪
エンドロールまで目が離せません!!!
劇中映画の続きが観たすぎてムズムズしますのでご注意下さい🙄
これぞ、
ザッツ、エンターテイメント!
頭を空っぽにしてご覧下さい♪
ザ・スタントマン
自身もブラッド・ピットのスタントダブルだったデビッド・リーチ監督が撮ったスタントマン映画、言うに及ばず見どころは数多くのスタント・シーン、中でもビーチで車が8回転半もローリングするシーンは最多回転で実際にギネスに載ったそうです。ただ、演じたのはライアン・ゴズリングではなくスタントマンのローガン・ホラデイ。
スタント撮影ではなく離陸するヘリコプターに飛び乗り陰謀の敵役を追うシーンを交えて仕事以外でも凄いと見せていましたね。恋する女流監督のために頑張る主人公、やっとのことで願いがかなってハッピーエンド、クレジットシーンでは、スタントシーンのダイジェスト集に加えサイドストーリーの主役の失踪事件の決着をみせてくれました。イヤー、スタントマンって凄いお仕事ですね、何故、アカデミー賞にスタントマン賞が無いのかと思ったら、受賞を目指して撮影が過激化するだろうから危険と言うことでした。
スタントマン、用意!
すべての映画の裏側に名もなきサムズアップたちがいるのだと気づかせてくれる映画
この映画は、スタントマンだけでなく、映画の「裏側」で最高のモノをつくるために勤しむ者たちを描いている。
とても勉強になるし、大きなものが動くというのはこういうことで、その一部になれるということは素晴らしいことなのだと実感できた
アーロン・テイラー・ジョンソンを、「エイジ・オブ・ウルトロン」の俊足ヒーロー、クイックシルバーから追ってきた僕は、今作で新たな側面が見れてとても嬉しかった
それにしてもライアン・ゴズリングがかっこよすぎる。
フォールガイな彼が、はじまりからおわりまで鮮やかに彩ってくれる。
自分自身、演劇部で照明器具の担当をしている。それでいて、美術班や音響班の総まとめ、いわゆる裏方の部長をやらせてもらっている。観客が感動する演劇や映画、パフォーマンスは素晴らしいもので、そこにある「熱」がぼくはとても大好きだ。
作品の9割は「表」の役者たちに比重がかかっている、 というのは、正解だとは思う。演技ってすごく難しい。そのうえで、光も音も背景もない場所で役者が演技をしても、観客は感動できないんだものなと思う。
裏方をやっていると心無い言葉をぶつけられることが多々ある。「別に照明は必要ない」と面と向かって言われたこともある。それでも、青い照明、赤い照明、他諸々、そこに息づく見えない感情が、ぼくは大好きなのだ。その照明が、あと音や美術が、時にクサい演技を感動できるものにするという事実が、たまらなく嬉しいのだ。
今年で高3になるぼくは、今度の文化祭が恐らく集大成になる。この映画を観て、ぼくは裏側が必要ないなんてことは絶対にないということに再び気づかされた。9割を担う役者たちをリスペクトしつつ、残りの1割を全力で担い、100%の演劇を作れるよう、サムズアップしていきたい。たとえ心無い言葉で傷ついたとしても、親指はさげない!
俺はヒーローじゃないというセリフがあったが、彼らは十分ヒーローだと思う。映画を支えるヒーロー、我らがスタントマンの活躍を存分に味わえる神映画!
追記 エンドロール前に、「フォールガイ」そのもののスタント、舞台裏を見せる粋な演出があった。本当に素晴らしい。いつか僕も、映画の一部になりたい。そういう仕事がしたい!
ところで
ジェイソン・モモア!!!!!!!!!!
きさま、またも現れたな!!
愛の炎だぁあああああ!!!!!
身代わり…
ストーリーは単純だが、テンポ良くロマンスありの、これぞ痛快アクション。スタントマンは目立ってはいけない。あくまでも演者の裏方。だけど映画制作は何人もの裏方さん達あっての結晶。エンドロールを見るとそんな裏方さん達へのリスペクトも込めて、作られた作品に感じた。
ハリウッドの「スタントマン」への感謝とリスペクトがてんこ盛り!
裏方でも命がけのお仕事「スタントマン」への敬意と、
なんだかもう無敵状態で、不死身な人たちのようにも思えてくる、彼らへのリスペクトを込めて作られた、クールでウィットに富んだ「コメディ映画」でした。
『バービー』で頭空っぽのボーイフレンド二枚目の「ケン」を演じたライアン・ゴスリングさんが主役のスタントマンの「コルト・シーバース」として登場。ただでさえ二枚目俳優なのに、スタントマンができるくらいの超人的な運動神経を持っていて、鍛え上げた筋肉質のムキムキの体で「タフガイ」をさらとやってしまうのが、ハリウッド俳優の恐ろしいところ。
「コルト・シーバース」はもともとテレビの人気ドラマの主人公で、スタントマンの彼がバウンティハンターとして事件に巻き込まれたり、それを超人的な身体能力で、ピンチな状況から脱出して、喧嘩も強い!という、「だってスタントマンだもの!ありえない状況でも、切り抜ける!」という爽快なアクションドラマがあるんだそうです。
この作品もハリウッドの売れっ子スタントマンが飄々としながら華麗なスタントプレーをこなし、楽しく生きてるのに事件に巻き込まれるというストーリーで、どんどん危険に巻き込まれて、「ありえねー」展開でピンチを脱して爆笑!してしまうのですが、そこはやっぱり「スタントマンだから」で、整合性がとれている。
爆笑しながら、スカッとした気分になりたい日におススメの映画だなと思います。
いま風のドタバタ劇
犯罪に巻き込まれるタイプのアクション。
少しコメディ調で作られてる点は、80年代のジャッキーを思い起こさせる。
ただ当時と違いCGを使用してるなどあり動きに無駄がなく、その点が逆に違和感を覚えた。
もう少しどちらかに振った方が楽しめた。
スタントマンたちにサムズアップ!
エンタメ映画に必要不可欠なものと言えば…?
人気スター? たっぷりの予算とスケール? VFX? ストーリーやメッセージ?
それらもだけど、もう一つ。
スタント。
見せ場となるアクション・シーンで、スタントマンたちが身体を張ってこそ作品は盛り上がり、見る我々もエキサイティングする。
本作はそんなスタントマンを主人公に。これぞ!とでも言うべきTHEハリウッド・エンタメであり、それがスタントマンたちへのラブレターになっている。
人気アクション・スター、トム(クルーズじゃないよ)のスタントマンを務めているコルト。
身体を張ったスタントは業界でも評判高く、映画監督を目指す恋人ジョディとの仲も良好で、順風満帆。
ところが、ある映画の撮影中に事故に遭い、大怪我。ジョディに別れも告げず、映画界を去ってしまう…。
一年後。レストランの駐車場で働くしがない日々を送っていたコルトの元に、旧知のプロデューサーのゲイルから誘いが。
ジョディが映画監督デビューする事になり、スタントマンを探している。ジョディたっての頼みで、コルトに。
ジョディとの再会と復縁期待で久し振りの撮影に参加するコルトだったが…。
ブランクやあの事故の事が頭を過るものの、見事派手なスタントをこなす。身体は鈍っていなかった。
ジョディも喜んでくれる…と思ったら、“新人スタント”がコルトと知っておかんむり。と言うか、コルトの参加すら知っておらず…。
しかし、他にいいスタントマンはおらず、ジョディは渋々…。
アレ、何か話が違う…?
ゲイルを問い詰めると…。
ジョディの監督デビュー作を成功させたいのは本当。
が、今、撮影がピンチに。と言うのも…、
主演のトムが突然失踪。
コルトはトムが戻ってくるまでの代役と、ゲイルからトム探しを依頼され…。
エンタメ要素をこれでもか!と詰め込み。
アクション。
スタントマンが主人公なので、ド派手なアクションや危険なスタントをたっぷりと。
車の横転“キャノンロール”。これまで最多だった『007/カジノ・ロワイヤル』の七回転を超える八回転半し、ギネス記録更新!
街中を大型車が暴走。コルトはしがみついて“サーフィン”しながらチェイス!
ボート・チェイスや火だるまや降下ダイブなど、ライアン・ゴズリングが身体を張ったアクションを披露。
本作のライアンのスタントマンは4人。各々がシーンやスキルによって担当している。
圧巻は、ヘリからの大ダイブ(タイトルの由来の“フォールガイ”)と、カー大ジャンプ! スタントマンたちのプロ技の賜物。
サスペンス/ミステリー。
スタントマンが人探し。急遽の探偵…? 消えた映画スター。自宅では何者かに待ち伏せ奇襲、宿泊していたホテルでは浴室に氷漬けの死体…! トムではなかったが、トムの現スタントマン。しかもその死体すら忽然と消え…。周囲にヤクの売人や謎の追跡者。トムは何かの事件に巻き込まれたのか、それとも…? さらに、コルトは濡れ衣を着せられ指名手配に…。
窮地をスタントマンならではの身体能力とノウハウで突破していくのが面白い。
コメディ。
陽気なコルト。勝ち気なジョディ。コメディリリーフなコルトの旧知のアクション監督のダン。ワンマンなゲイル。俺様なトム。芸達者なキャストたちによるキャラの色付け明確なやり取り。
未練たらたらのコルトと許せないジョディ。自分を捨てた事を、映画の設定説明と絡めてねちねち演出。監督、撮影中です。公私混同は…。
コルトとジョディの分割画面トークやコルトとダンの映画愛トークなども楽しい。“ユニコーン”にはウケた。
映画愛。
映画業界が舞台なだけあって、映画愛たっぷり。『ロッキー』『ワイルド・スピード』『ラスト・オブ・モヒカン』などの台詞の引用、コルトの窮地を『逃亡者』に例え。コルトとジョディの関係を『ノッティングヒルの恋人』『プリティ・ウーマン』に例えて。
他にも有名映画タイトルや役者の名前がちらほら。ワンちゃんの名前も。
“スタント賞”が無いアカデミー賞にチクリ皮肉。これには全く同感。スタント賞の設置を!
でも一番の映画愛オマージュは、劇中映画『メタルストーム』。創作かと思いきや、何と実際にある映画だという…!
ラブストーリー。
コルトとジョディの関係は本作の中軸でもある。
かつては愛し合っていたが、険悪に…。復縁など無理…? が、撮影する中で徐々に関係修復。これも王道だが、作品にはぴったり。
撮影もトム探しも恋も無事“クランクアップ”出来るのか…?
ライアンとエミリー・ブラントのケミストリー。
スタント出身のデヴィッド・リーチ監督のエンタメ手腕。
カラオケも熱唱。既存楽曲の使われ方も巧い。
撮影はトラブル続出。
トム探しに進展。まさかの真相と思わぬグルとコルトのあの事故も…。陰謀にハメられた…!
その悪事を暴く。方法は、映画の撮影と危険なスタントで。
そして、コルトとジョディの復縁。
それぞれが相乗効果。
多少強引でご都合主義もあるが、望んだ通りのハッピーエンド。
『メタルストーム』も新たなプロデューサーとアノ人(!)主演で晴れて完成。見てみたいぞ!
これぞハリウッド!これぞエンタメ!
今年の全米サマーシーズンの幕開けを期待されながら、いまいち振るわなかったのが不思議なくらい。
映画とスタントマンに愛を込めて。
EDはジャッキー映画みたい。
スタントマン主人公の本作だが、これの日本バージョンが時代劇の斬られ役の今話題のあの映画かもしれない。
スタントマンたちの合図。
見終わった後、こちらも“サムズアップ”したくなる。
満足エンタメ!
観たい観たいと思っていたのにあっという間に上映がなくなって、焦っていたけど大好きな映画館で鑑賞できました🎬
ライアンゴズリングとエミリーブランドの映画とのことで楽しみでいっぱい。
内容は期待以上!
詰め込みまくりの激しいアクション👍演技👍しょーもないボケ👍楽しかったー☺️
近年、娯楽洋画が減っていてシリアスや真剣アクションも好きだけど、なんでも詰め込まれている“楽しい”映画は気分転換になって満足感が高いです。
この作品においては、アクションは見応えのある質の高いものだし、2人のことは大好きだし、映画のオマージュが多くて、もっと知っていればもっと楽しめるのかなと思いました。
にしてもジョディめっちゃ強くて笑った。
最後は爆破しなくて良いな、とは思った。
日々のもやもやしていた気持ちがにこにこに。
映画館で映画観るのほんと好きだと再認識しました。
エンドロールのスタントマンへの敬意を込めた数々のシーン。なぜか泣けた。縁の下の仕事だからかな。共感。身体張ってる彼らはすごいけど。彼らのための映画なんだな、と思いました。
久々にパンフレットも購入。ゆっくりひたろう。
ちなみにノッティングヒル大好きだし、ラブアクチュアリーは毎年観てる🌲
圧倒的爽快感
様々なスタントマンの活躍を描くオープニングから、
主人公コルトが車ぶっ飛ばすタイトルバックへの流れに心踊る。
あらゆる場面で流れるKISSの名曲他、懐かしめの音楽全般最高。
コルトをはじめ、元恋人のジョディ、親友のダン、失踪したトム、
他の登場人物もみんな特徴があってちょっとボケていて面白い。
そもそもジョディの撮っているコミコン用映画の設定がぶっとんでいて笑える。
アクション満載、映画の撮影裏など色々楽しめて見飽きない。
スタントマンの皆さんは、ものすごい身体能力で
同じ人間とはおもえない・・・尊敬しかない。
主人公を大いに傷つけた、しょっぱなの「フォール」ネタが
ラストで鮮やかに生かされて最高のカタルシス。
映画の元ネタのドラマや、オマージュ的に出てくる作品をもっと知っていたら
2倍3倍面白かっただろう。
最後の最後までしっかりとオチをつけてくれたので、非常にスッキリ気持ちよかった。
2回観たがまた観に行きたい。
ジャン・クロード!アクテ!!
しくじり男の出直しストーリーかと思って観に行ったら、ほぼ全編アクションのノンストップ・ムービー。
監督が『ワイスピ』と同じ人だから、それも当然か。
途中から筋書きが何となく読めたけど、「ドントシンク、フィール」な作品なので、野暮なことは言いっこなし。
主演のR・ゴズリングは無駄に(?)体絞って臨んだ『バービー』(2023)以上に肉体鍛えてリアルなスタント役を熱演。
その役者魂には頭が下がるが、個人的にはアクション俳優で終わって欲しくない役者。
『バットマン』(1989)で筋トレしててJ・ニコルソンに諭された時のM・キートンのエピソード思い出してしまうが、今後のゴズリングの着地点に注目したい。
自分が投稿した時点で、既に400近くの方がレビュー済。
さすがに全部は拝見できなかったけど、どうかご容赦を。
そうか、ラストの警官隊のチーフ、リー・メジャースだったか…。
オリジナル・ドラマへのリスペクトのこもった粋なキャスティングに、敬礼!
とても楽しめました
好きな俳優さんが出演されていて
好きな作品の監督さんなので観てみました
恋愛軸とサスペンス軸に派手なアクションと
コメディ要素もあり
心地よいバランスで飽きなかったです
自分から距離をとっていたくせに
出世した元カノとの過去の思い出に
ひとり涙するライアン・ゴズリングがかわいい
仕事は出来るけど
それが嫌味にならない
エミリー・ブラントが綺麗で可愛い
他の俳優陣も存在感が強めでよかった
劇中、映画撮影の大変さが描かれていて
すごく危険で困難なものなんだと思いました
映画ファンとしてもとても楽しめました
ストーリーがシンプルなのも
よかったです
音楽も好きな曲が流れて
嬉しかったです
コテコテなアメリカ映画でした
舞台はオーストラリアでしたが‥
ライアンゴズリング最高。
内容的には、ライアンゴズリングって毎回すごい。
スタントマンのドキュメンタリー映画は前に香港映画で観たが、ハリウッドは規模が違う。
あの状況で生きてるってすごいと思う場面ばかり。
最後のエンドロールで、ライアンゴズリングのスタントマンが数人いて、こんなにいるんだとビックリした。
アーロンテイラー好き
一回目の観賞で少し上映開始に遅刻してしまい退屈はしなかったものの完全には乗りきれずだったので(もちろんアクションは文句無し)、本日改めて観賞。
いやー面白かったです。
アーロンテイラー(笑)
「ブレットトレイン」では結構クールな殺し屋の役だったんだけど、見事な化け様でした。クズっぷりが半端ない。あのままトムライダー主演で上映してたら大根ぶりでコケてたんじゃないだろうか(笑)
代役のジェイソンモモアは迫力あって良かったけどカウボーイってか野獣😂宇宙に似合わないぞ。
てか、トムライダーの部屋のメモの中に既に伏線あったのですね。
初見では二人のロマンスもすごく良かったけど(特にエミリーブラントの本当はまだ好きだけどまだ許さないよの表情とても良き)、2回目の観賞はスタントに重きを置いて見てたから、みんなで録音データ取り返すための乱闘の時に、ダン率いるスタントチームが一斉に出てきた時はなんか感極まっちゃいました。
あなた達のおかげで遠い日本で映画楽しませてもらってます🙇🙇
デビットリーチさんは最後に誰かがドッカーンってなるの好きなんですかね。
アーロンテイラーは今後ジェームズボンドを演じるのでしょうか?非常に楽しみです。
最後に警官役で出てきた方、大物ぶりが半端なかったので調べたら本家の方だったのですね。
リメイクとは知らなかったのですが、ご存知の方には堪らないサービスだったんでしょうね(^^)
所々に色んな映画のオマージュやセリフが出て来てましたが監督の映画愛やリスペクトが感じられて良かったです。
自信を失った男の物語
元スタントマンが、もう一度スタントマンになろうとする話。
指でグッドサインを送ることで、自分は大丈夫だということを表現していたスタントマンが、死の危険に陥った際に、元恋人に言葉で思いを伝えようとしたところが良かった。
音楽が─
ラヴィングユーベイビーからサンダーストラックで始まる映画ってヤバい気がしたんですが、ラヴィングユーベイビーを貫いた数々の音楽が、なんか笑えました。
基本、笑いとかパロディなんでしょうけど、細かいし台詞が多いし、意外と入り組んでいるので、素直には全部笑えないかもしれませんけど、必ず面白どころを見つけられるはず。
マイアミバイスはかなり笑えるけど、シドニーでそれって・・・、全体的にやっぱこの作品はちょっと皮肉れていて分かりづらいのかも─。でもちゃんとヤンハマーまでもってきたりと貫き通した感じがあって、ハマるとツボります─って変な言い方ですけど。
個人的にはまぁフィルコリンズなんかも笑えました。
最後もジャッキー?マーベル?ってな感じでパロディを貫き通すあたりがなかなかいいんですけど、細かくありすぎてもうたくさんっていう感もなきにしもあらず。
90年代のころの面白かったアクション映画のノリ
ハリウッドが輝いていた、あのころのアクション映画のノリ+今風のコメディ
ただ、ちょっとコメディ分が強いかも
あと、当時らしくやっぱり喧嘩から始まってキスで終わる
最後のドタバタがちょっとストーリーに説得力ないところもあの頃の感じ
だがそれがいい
頭空っぽにしてみる映画だけど、意外にストーリーも複雑な感じで、頭を空っぽにしてみていれば結構びっくりするかも
ヒロインが妙にキレキレのアクション演技すると思ったら、オールニードイズキルの人か、納得
え?メタルストームって実在の映画なの?
マイナー映画の完全再現って、恐ろしくわかりにくいけど凄いネタ
あと最後の警官はやっぱり元のドラマの人達だったのね(違和感が凄くて面白かった)
ネンイチ候補
冒頭からKISSの名曲イントロを爆音で聞かされて、劇場で体験する幸せを改めて感じたわけだ。そして中盤町中のアクションシーンにはフィル・コリンズの名曲が。役者にとってはリアタイで聴いてるわけないがこちとら世代なもんで。こういうことは邦画でもよくあるがね。
アクションシーンは初めから最後までもちろん凄いのだが、あくまでストーリーを活かす形でまとめられているので、アッチのトムのアレより楽しめたのだ。アレも嫌いじゃないよ。
最後に細かいツッコミ。動画データ、その場で転送しちゃえよ!
ラブロマンス>アクション>サスペンス、ユーモア
恋愛映画は今まで未見だが、アクションも期待して鑑賞。やはり自分には合わない。上記のバランスに感じた。(アクションシーン多目だが、なんかちょっと…すごい?)
多要素てんこ盛りでプロットもそれなりに良くて(映画関係者がテロ組織っポイのは冷めたが)楽しめたが、まあ、そんな感じ。
大迫力に圧倒されるアクションとスタント場面は、ストーリーの適当さ(^^)を補って余りある。
終盤のアクション場面がとにかく盛り上がる。
まず、もうほとんどヤケクソって感じの連続爆発は、用意した火薬はとにかく全部使いきるぞって勢いですごく楽しい
ヘリコプターからの落下場面が1番スゴイと思ったのだが、本編以上にメイキングでのヘリからの落下が圧巻だった。
落下場面のチョイ前、コルトに銃を向けた敵役のトム・ライダーは引き金を引けない。その理由がいい、「こいつは俺の最高のスタンドダブルだ」。 敵ながら胸アツなセリフだ。
そして思わず身を乗り出して見てしまったメイキング映像。このメイキング映像が本編より面白い。 ヘリからの落下以外にも盛り沢山で、8回転半も80メートルジャンプもガッツリ見せてくれてスゴイぞ。
本編 ”THE END” 後にすぐ始まって画面分割で見せるから、まさかこれを見ないで帰る人はいないと思うが、もしトイレとか行きたくて速攻で席を立ってしまった人は誠に残念でしたと言わざるを得ない。
ほいから、コミコンで上映された「METALSTORM」の予告編がよく出来ていて、すごく盛り上がってワクワクする。宇宙を舞台にした壮大な叙事詩、ファンタジー、ラブストーリー。
「あっ、これ絶対初日に見に行くやつ」と思った。 劇中劇なので本編ないから見れなくて残念。
この予告編、主人公が、いつのまにか ジェーソン・モモアになってて、マルミ・ミランは希望してたプロデューサーになってて笑える。
ところで、もしホントに制作するなら、ここで「METALSTORMの主役、スペースカーボーイはいったい誰がやるのか問題」が浮上する。トム? コルト? Jモモア?、 はたまた別の誰かか?
それと、スペースカウボーイが車の上で演説する場面で、カチンコのあとスペースカーボーイの足元に座っていた謎のアジア系スタッフ役(名前は不明)が気になった。熱弁を振るうスペースカウボーイを醒めた感じで見上げてて笑えた。
あと、この映画ではラブストーリー部分はもっと少なくするか、要らなくてもいいかもしれないと思った。そうすれば上映時間も減る。或いはその分アクションを増やす。
だけど、このラブストーリー部分がとても面白いんだヨ ♪ヽ(´▽`)/
最初、コルトを火だるまにして何度も岩に叩きつける場面がある。突然自分の前から消えた元カレにジョディが怒りの復讐 (^^)でコルトもグロッキー。まあこれでジョディも少しは気が晴れたかも。公私混同。ジョディはコルトに、エイリアン エリアナの気持ちを説明するとか言いながら自分のこととしてつらかった思いを話す。ピラティスって何だよ、ピラティスって(^^)
スペースカウボーイも「チャンスがほしい」とか言って反省してる。
そのあとコルトが車の中で歌の歌詞に自分自身の思いを重ねて泣いてるとジョディが現れる。ジョディが泣いてたの?と尋ねる。こういうとき多くの男子はたいてい「泣いてねーし」とか言ってツヨガル。 ジョディが「車まで送って」と5メートル先の車まで送ってもらうとこもいい。
なかなかイイ雰囲気で、ヨリが戻ったっぽい。
こんなことやってて全然アクションシーンがありゃしない。「おーい、アクションシーンはまだかあ」(^0^)
ラブストーリーPARTは、まだまだ続く。
特にいいと思ったのが、ジョディが「METALSTORM」のスペースカーボーイとエリアナの間の溝を分割画面にして表現したいとコルトに提案するところ。
ジョディとコルトが分割画面になって撮影中の映画の分割画面について語り合う。
この場面で、ジョディとコルトは、エイリアンのエリアナとスペースカーボーイの気持ちを語るが、ここでももちろん語っているのは自分達のことだ。
ジョディのエイリアンの手も面白くて楽しい。
ボートで敵から逃げてる最中にジョディに電話して告白するところもいい。そんなことよかまず敵から逃げおおせることが先決なんだけどネ。殺されてしまったら想いをちゃんと伝えられないまま終わってしまうから、最後の別れのつもりで1番大切な人に電話したくなる気持ちも分からんではないが、コッソリ岸へ逃げるチャンスが何度もあったぞなどとツッコミを入れる。
このタイミングで元恋人に連絡を入れるなんて、死亡フラグ以外の何物でもないが、ここでコルトが死んでしまうなんて観客の誰も思っちゃいない。
この後コルトは補給船に突っ込み凄絶な死を遂げる。だから絶対死なないって (^^)
そんなこんなで「METALSTORM」はジョディの当初の予定と違い、ハッピーエンドで終わる。メデタシメデタシ。
「フォールガイ ラブコメ編」も見たいな。
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