フォールガイのレビュー・感想・評価
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アクションシーンは結構見どころあり
この夏の大本命!!!
生き残れるか?スタントマン!
この映画を見ながら、これはなんだか80年代のアメリカのTVドラマみたいな感じだと思ったのですが、なるほど1980代のテレビドラマのリメイクだそうで。
同じ頃の日本のTVドラマ「西部警察」的なノリというか、派手なアクションとわかりやすいストーリーでグイグイ押していく、ザ・娯楽です。ツッコミどころは数々あれど「そんな細かいことは良いんだよ、楽しめば!」という感じです。
主役のライアン・ゴズリングがいい塩梅のヒーロー具合で良いです。敵をバッタバッタなぎ倒していく完全無敵のヒーローではなく、やる時はやるけど、ちょっとメソメソした弱メンタルなのが良い。
ヒロインと1対1でもない単なる打ち上げのカラオケに行けなかっただけでがっかりしちゃう弱メンタル。中高生でもあるまいし…(笑)。そもそも、ちょっと失敗しただけなのに好きな女性から逃亡しちゃっているし(何故?)、でも映画のスタントに彼女から呼ばれると、逃亡していたはずなのにいそいそと喜んで出かけていく謎行動…。
その他もろもろ、ツッコミどころはたくさんあるので、探してみてください(笑)。
・スタントマンの未来は?
さて、この映画はスタントマンのお話ですが、これからスタントはどのようになっていくでしょうか。
最近は徐々に環境も変化してきたようですが、スタントマンは映画の中でもあったように命がけのお仕事であります。実際、1980年代には40人ものスタントマンが死亡したようですし、日本ではスタントマンは保険に入れないし労災もおりないと言われています。また映画などのスタントマンとは違いますが、京都の学校で交通事故の再現のスタントをした男性が死亡したケースもあります。
おそらくこれからの時代は、危険でありながらどうしても必要な職業はこれからも存在し続けるでしょうが(軍や警察や消防など)、特に娯楽の世界においては、社会通念上「人命・身体」の危険性が非常に高いオペレーションは、許容されなくなってくると思います。
また、CGやVFXが発達して自由自在に迫力ある映像が作られるようになってきつつある昨今、将来においては、生身のスタントマンが演じるスタントを使用した映像と同等かそれ以上の映像を作ることができるようになれば、もはやスタントマンが危険を犯してスタントする必要はなくなるでしょう。
それでも、「生身のスタントマンが命がけでスタントした映像には迫力がある…魂がこもっているので全然違う!」と言う方もいるかもしれませんが、昨今のピクサーの3Dアニメなどは本物と見まごうばかりのリアルを今でもある程度実現していますし、アクション映画のスタントでもワイヤーアクションのワイヤーの写っている部分をデジタル加工することぐらいは当たり前です。
近い将来見劣りしない映像を「安全に」作成することができる日も遠くないと思います。
そうなったら、「人的被害のあるもの」と「安全なもの」どちらを取るかといえば、言うまでもないことと思います。将来的にスタントマンはスタントの職を失う可能性が高いと言えるのではないでしょうか。
おそらく遠くない将来、映画ファンは新しい映画を鑑賞する時に「昔は良かったよね、こういうのはスタントマンが命がけでスタントしていたのだよ…」と、ノスタルジーに浸ることになるでしょう。それは、時代の移り変わりなので仕方ないというしかありません。
映画が終わった時に、私はスタントマンとスタントの将来を悲観的に考えていました。しかし、タイトルコールでメイキング映像が流れた時、「ああ、この人たちはスタントありの映画を作ることに心底情熱を燃やして楽しんでいるのだな」と思いました。それは、しっかりと伝わってきました。
私は、スタントマンやスタントを否定するつもりは全くありません。
スタントマンがたとえ命がけでも「それでもヤル!」という「情熱」は、決して無価値なものではないと思います。例えそれが、時代の変化によって消え去り・無くなっていく運命であったとしても、その「情熱」は後世に伝わり・残る。
映画作りの「情熱」は、形は違ったものになるかもしれませんが、映画制作を楽しみ・愛する製作者と、良作を心待ちにする私たち鑑賞者がいる限り、これからも脈々と受け継がれていくでしょう。
Thank's, all Cast and Staff ! :‑D
たくさん用意したからタントお食べ!
と言いながら次々と目の前に料理を並べてくれる親戚のような映画でした。
しかも(あっこれ食べたい)と箸を伸ばそうとすると「コッチ美味しいよ!コレお食べぇ!!」と意外の料理を取り皿に盛り付けドンッと目の前に置いてくれるのです…。
ありがたい話です。嬉しい話です。出来れば全部食べたいのですが、御免なさい。もうお腹一杯なんです…。という感じです。
映画が始まると直ぐにベラベラ喋りだす主人公。自分の事、彼女の事ドンドンまくし立ててきます。冷静に考えれば台詞量の割に把握しておくべき要点は少なかったと思うのですが、元来トロくさく要領の悪い私は字幕を追うのに必死です。人の顔と名前を覚えるのが苦手な事もあり、たぶん吹き替えで見ても同じだと思うのですが、ある時期からこういう忙しない映画が増えてきて正直苦手です。
ほんのちょっと気を抜いているといつの間にか、これ誰?今何の話しているの?なんでこんな場面になっているの?と画面から目を離していた訳でもないのに置いてきぼりを喰らう事があります。映画の内容もアクションあり、サスペンスあり、コメディあり、ロマンスありとてんこ盛りです。なのでシーン毎にこちらのモードも頻繁に切り替えなくてはならず、疲れます。
ただこれらの忙しなさって観客を飽きさせないように、最初から最後まで楽しませようという気概の表れだと思うのですが、個人的にはもっとのんびり見たかったのです…。
映画に付いていけなかった理由のほとんどは自分の理解力と集中力不足のせいな気もしますが、そんな感じでつまづいて映画に遅れを取ってしまうと、小さい事が一々気になりだします。
例えば主人公が復帰後、事故のトラウマや古傷を気にする素振りも見せずにバリバリスタントをこなす事。
スタントは入念な打合せのうえに行う事だろうに、打ち合わせなどない実戦格闘を当たり前のように始める事等に違和感を覚えてしまうのです。
ヒョウ柄頭のドラッグディーラーの子分をノしたシーンはトリップした主人公の幻覚なのかと思っていました。(実際は違った訳で、またワンテンポ映画に遅れを取るのです…)
命懸けの仕事だからこそしっかり準備して本番に臨むのだろうに、ぶっつけ本番の実戦を次々こなしていく様子はむしろスタントマンの仕事を軽んじているのでは?とも思いましたが、皆さんのレビューを読むと監督は元スタントマンとの事ですからコレは見当違いな感想ですかね…。
そしてこの映画のアクションシーンって迫力はあるのですがカタルシスが薄く感じました。一つの大きなクライマックスへ向かっての組み立てっていうのですかね。
トラックのコンテナを使ったカーチェイス等のアイディアは面白いと思うのですが、一連のアクションの流れの中で観客に何かが起こる事を予感させたり予想させたりする焦らしの間がもっと欲しかったです。ドキドキワクワクする様な期待感が煽られる前に次から次へと事が起こり、淡白な印象になります。凄いは凄いのですが終始凄いので単調に感じてしまいましたので、スタントの流れにもっと緩急(緊張と弛緩)がある方が私の好みなのです。
流石に映画のクライマックスには「おぉー」と思いましたが、もっと物語に入り込めていればより興奮できただろうなと残念な印象です。
また映画の前半で主人公がコーヒーメーカーが壊れていたり、いざ飲もうとしたら襲われて溢してしまったりと、中々コーヒーにありつけないシーンが続いたと思うのですが、結局主人公がコーヒーを飲めたのってドコでしたっけ?
コーヒー飲めないね、可哀そうだねと見ていたので、コーヒーを飲めた時のシーンって印象に残ると思うのですが、その印象がなくて…。(断じて眠ってはいません!)
ですが、それでもこの映画のコメディは結構好きです。
音楽聞きながら泣いている所を見られる。車で送る距離が短い!等は面白かったですし、いい大人をつかまえてなんですが、主演の2人はとても可愛らしいです。
後なんといっても犬のジャンクロード君は最高でした。名前を呼ばれるたびに(ヴァン・ダム!)と心の中で付け足しましたね。さすがに「ラスト・オブ・モヒカン」(92年)の台詞は分かりませんでしたが!
この映画に出てくるプロデューサーの言う「虚無主義という名のベーコンに包み隠された主題(たぶん挫折からの再起)」って私も大好きです。本作も挫折と再起の物語だったと思うのですが、主人公の挫折も再起の過程もコミカルなノリでテンポよく流れていってしまったので、もう少し物語的にも緊張と弛緩があったら映画に入り込めたのかなぁ~と思いました。ベーコン抜きの映画って感じで、塩気が欲しくなりました。
映画の裏側見たら映画がもっと好きになる
予告を見て、ライアンゴズリングとエミリーブランド競演ならハズさないよねって事で劇場へ
オープニングからKISSのラヴィン・ユー・ベイビーに胸熱!!
劇中〜別のアレンジも流れるし、バックに流れる他の楽曲も昭和世代には最高♬
行方不明になる人気俳優を演じるのはアーロンテイラージョンソンなんですが、コレがまたいいんです👍
映画の撮影を通して、スタントマンの過酷な仕事をハードに面白く楽しめるアクション系ラブコメディ
ラストにマッチョなデカい俳優さん出て来ますけどそれは観てのお楽しみ^^!
配信でも楽しめると思いますが、ノリノリサントラを大画面で楽しむのもアリです☆彡
ストーリーがCG映画
サムズアップ
「ライド・オン」「龍虎武師」と合わせて観て欲しい快作。更に言えば、自分探しとしての「フリー・ガイ」や最近の良質アメリカンラブコメ路線の「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」や「ツイスターズ」とも親和性が高いので、じゃんじゃん合わせて楽しんで頂きたい。
小ネタやイジりが詰め放題なので、アクション映画にある程度の慣れがあった方が良いとは思うが、テンポの良いラブコメとしても抜群なので、エミリー・ブラントのキュートさを愛でにいくだけでもお代わり出来る出来栄えなのでご安心をば。
個人的には"トム・ライダー"と"ジャン・クロード"の名前オチ感がツボ過ぎて、終始ニヤニヤが止まりませんでした。そしてこれだけは叫んでおきたい。「そこはメタリカじゃないんかい!笑」と。KISSも大好きなんで問題はないです。
なにこれ、ムッチャおもしれー!
予備知識ほぼ無しで鑑賞。
ジャッキー・チェンの「ライド・オン」、ブラピの「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(どっちも馬が出て来たし)、そこにマッドマックス(オーストラリア)やミニオンズ(ベタな悪人と懐メロ)の要素を加えて、「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」が持つ重低感を取っ払った割り切りにも既視感あり、となっている。トップガン・マーヴェリック並みにストーリーどーでもいいのにアッケラカンとしててすっげー面白い。
なんでKISSがロゴまで含めてここまで推されてるのかよくわかんない。とにかくオープニングのUNIVERSALのロゴが回ってる背後から流れ「この映画は考えて見るものではありません」と教えてくれる。
フィル・コリンズは英国要素としてぶち込まれてたんだろうか。
シドニーのオペラハウス目の前のパイロとかマジか(合成でも許す)。
手を叩いて喜んでたら終わってた、そんな映画である。
★半分マイナスなのは大スクリーンでの上映が少ないから。IMAXで見た人たちは中盤までIMAXで見る意味をあまり見いだせなかったろうが、エンディングに向けて「やっぱ良かった!」と思ったに違いない。
R・ゴズリング大好きで良かった!
ワタシの推しはニコラス・ケイジとR・ゴズリング!なんか、愁いを含んだ微笑にキュンとなって、追いかけ続けているのです。
特にライアン(レイノルズさんも好きですよ)はイケメンなのにアクションものになるとちょっとポンコツ臭が漂うところ(ナイスガイズなんかその典型)が憎めない。
そんな彼が今回扮したのがスタントマン。スタントの世界をリスペクトした作品は「スタント・ウーマン」を以前観たけれど、そのガチ加減とはテイストが異なるエンタメ作品に仕上がりました。
なんといっても冒頭映し出された数々のアクション作品からハートを持って行かれました。
その後少し中弛みしたようにも思えたけど、予想通りのエンディングに向けてハラハラドキドキ、パートナーと「わー!キャー!」言いながら楽しんじゃいました。
ワタシ的にはドはまりの作品だったのですが、斜め前に座っていたお爺さんはスタートから1時間半くらいはうなだれたまま夢の中でしたから(マジで息絶えたのかと思った💦)、好き嫌いが分かれる作品だったのかなぁ……
それにしても、バービーの時よりも二の腕がずっと太くなってたなぁ。頑張ったよね!
面白かった!
これぞハリウッドアクション映画
極力VFXなどを排除した映画。設定がSF映画撮影中なので、現場にブルーバックがない。ほとんど砂漠や海上、町中ロケ。人間が運転し、人間がワイヤー装着しているだろうが、高層ビルやヘリから落下する。ライアンゴズリングも極力自分自身でアクションシーンを演じているので、感情移入できた。ラブコメの要素も楽しめるし、お勧めします。
面白くなるまでが長すぎ
258 デビットリーチ=期待値が高い
2024年公開
物語はそつなく作られていて全くノーストレス。
主演二人は文句なく彼らを中心に展開されている。
ちょっと入れるギャグもよか塩梅。
でもアクションシーンには若干残念と思うのはワタシだけ?
進行がうまく作られ過ぎ、アクションイマイチだと
点数増えんなあ。
それと公開2週目で地元ハコでは早くも字幕版が深夜枠。
なので吹き替え版になってしまって
もう一つ訴えかけるモノがなかった。
60点
鑑賞 2024年8月24日 イオンシネマ草津店
KISSのラヴィン・ユー・ベイビーは実はあまり
好きではなくて
ブロンディのコールミー
桑名正博のセクシャルバイオレットNO1
のパクリか?と当時思っていたので。
しかしこの3曲1979年か1980年のリリースで
誰がパクってんの?
元ネタが同じで発売ってあるの?
すごぉい!
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