フォールガイのレビュー・感想・評価
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サムズアップ
「ライド・オン」「龍虎武師」と合わせて観て欲しい快作。更に言えば、自分探しとしての「フリー・ガイ」や最近の良質アメリカンラブコメ路線の「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」や「ツイスターズ」とも親和性が高いので、じゃんじゃん合わせて楽しんで頂きたい。
小ネタやイジりが詰め放題なので、アクション映画にある程度の慣れがあった方が良いとは思うが、テンポの良いラブコメとしても抜群なので、エミリー・ブラントのキュートさを愛でにいくだけでもお代わり出来る出来栄えなのでご安心をば。
個人的には"トム・ライダー"と"ジャン・クロード"の名前オチ感がツボ過ぎて、終始ニヤニヤが止まりませんでした。そしてこれだけは叫んでおきたい。「そこはメタリカじゃないんかい!笑」と。KISSも大好きなんで問題はないです。
STUNTMAN
エンドロールが1番あがる。
いわゆるメーキングなのだけれど、演出や編集が介入しない"生"を見ることができる。
作品の中に組み込まれるとどこか現実味も薄れる様々なスタントが、やにわに現実味を帯び、アレらをやっている人がいるのだと教えてくれる。
年甲斐もなく滾ってくる熱を感じる。
物語はそこそこ込み入ってはいるものの、デフォルメも多いと言うか酷いというか…冒頭に主人公2人にそれぞれ長回しがあるのだけれど、撮影現場の雰囲気というか、現実とは違う世界観を提示してるようではあって…けれどデフォルメ過多で、いくらなんでもと思いはするものの基本コメディだしなと溜飲を下げる。
とは言え、コルトの台詞の端々にスタントマンとしての思考を感じ、キャラまでデフォルメし過ぎてる訳ではないのだなと思う。
車を止める為に仁王立ちで撥ねられるってなやり過ぎじゃねぇかとは思うが…まぁ、それに近しい事をやらなくもないのであろう。
物語の随所に差し込まれるスタントは楽しくて、やってんなぁと思う。そうスタントなのだ。あまり人と戦ったりしない。
なんて言うかアクションマンとスタントマンに明確な境界があるかのようだった。
色んなスタントを魅せるというか、物語上は駆使していて、スタントマンのもつ身体能力を存分にアピールしてくる。というか、1番違うのはハートなのだとアピールしてくる。
昔は命知らずなんて言葉を当てられたりもしたけれど、ヤレる事やいけるんじゃね?と思うボーダーラインがバグってるのだ。コルトも復帰したてのスタントで、砂のコンディションを気にする程、繊細な感覚を持ち合わせてもいる。
かと思えば、数十m下のエアマットにまるでフカフカのベットにダイブするかのように笑顔で落ちてったりする。その内側を理解しようとしても無理で…そういう人種なのだ。
1番グッときたのがサムズアップのくだりだった。
「親指を折るなと叩き込まれる」
これこそがスタントマンの矜持なのであろう。
常人がやると死ぬような事をやっても無傷で生還する。「俺は大丈夫だよ」そのサインが"サムズアップ"って親指を立てる意思表示なのであろう。
途中、コルトが大事そうにマイアミバイスのジャンパーを抱きしめるとことか胸が熱くなる。
彼が業界を離れ彼女の前から去った理由にサムズアップが絡めてあった事も説得力あっなぁ。
スタントマンってやっぱカッコいい!
世界各地で前人未到のアクションに日夜挑んでいるスタントマンに拍手喝采だ。
後半の盛り上がりがさすがで後味としてはすこぶるいい作品であった。
なにこれ、ムッチャおもしれー!
予備知識ほぼ無しで鑑賞。
ジャッキー・チェンの「ライド・オン」、ブラピの「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(どっちも馬が出て来たし)、そこにマッドマックス(オーストラリア)やミニオンズ(ベタな悪人と懐メロ)の要素を加えて、「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」が持つ重低感を取っ払った割り切りにも既視感あり、となっている。トップガン・マーヴェリック並みにストーリーどーでもいいのにアッケラカンとしててすっげー面白い。
なんでKISSがロゴまで含めてここまで推されてるのかよくわかんない。とにかくオープニングのUNIVERSALのロゴが回ってる背後から流れ「この映画は考えて見るものではありません」と教えてくれる。
フィル・コリンズは英国要素としてぶち込まれてたんだろうか。
シドニーのオペラハウス目の前のパイロとかマジか(合成でも許す)。
手を叩いて喜んでたら終わってた、そんな映画である。
★半分マイナスなのは大スクリーンでの上映が少ないから。IMAXで見た人たちは中盤までIMAXで見る意味をあまり見いだせなかったろうが、エンディングに向けて「やっぱ良かった!」と思ったに違いない。
4DXで楽しさ+
フォールガイには悪いが期待していなかった分、しっかりとした王道ストーリー、飽きることない展開、キャスト◎、でかなり高評価。4DX視聴で自分もスタントマンになったかのような体験で最高でした。
R・ゴズリング大好きで良かった!
ワタシの推しはニコラス・ケイジとR・ゴズリング!なんか、愁いを含んだ微笑にキュンとなって、追いかけ続けているのです。
特にライアン(レイノルズさんも好きですよ)はイケメンなのにアクションものになるとちょっとポンコツ臭が漂うところ(ナイスガイズなんかその典型)が憎めない。
そんな彼が今回扮したのがスタントマン。スタントの世界をリスペクトした作品は「スタント・ウーマン」を以前観たけれど、そのガチ加減とはテイストが異なるエンタメ作品に仕上がりました。
なんといっても冒頭映し出された数々のアクション作品からハートを持って行かれました。
その後少し中弛みしたようにも思えたけど、予想通りのエンディングに向けてハラハラドキドキ、パートナーと「わー!キャー!」言いながら楽しんじゃいました。
ワタシ的にはドはまりの作品だったのですが、斜め前に座っていたお爺さんはスタートから1時間半くらいはうなだれたまま夢の中でしたから(マジで息絶えたのかと思った💦)、好き嫌いが分かれる作品だったのかなぁ……
それにしても、バービーの時よりも二の腕がずっと太くなってたなぁ。頑張ったよね!
面白かった!
前半だけなら星0、後半だけなら星4!
正直前半半分は何度も退席しようかと思うくらいつまらなかったです...
途中までは誘った連れも心底つまらなそうで申し訳ないやら。
でも最後まで諦めず観てよかった!
連れも最後には本当におもしろかった!と言っていて、総合的には意外にもお気に入りの作品になりました。
前半と後半で監督が変わったのかと思うくらい違いました。
本っ当に前半は猛烈にテンポが悪く、起伏が全くなく、画面が薄暗く、ぶつ切りでつまらない...
無駄そうな台詞やシーンがとにかくこれでもかとつめこまれていて自主制作の会話劇を長撮りしただけの映画みたいです。
特にロマンス部分は95%はカットしてほしいくらいいらない。
ストーリーに影響も関係もない、二人の心情を表現するにもあまりに長すぎる中身のないどうでもいい会話を大画面で延々と聞かされるのが苦痛...
さらに英語圏映画特有の「俺うまいこと言ったドヤ」感あるたとえをやたら多用する奥歯に物の挟まったような言い方を延々ずーーーーーーっと連発するので、勘違い意識高い系演劇っぽくてさらに大変うっとおしい...
笑わせようと思ってやったんだろうなというシーンも、意図だけわかって全然全く笑えない。
アクション自体はすごくいいのに、せっかくアクションシーンが入ってテンポが良くなってきた次の瞬間にはいらない会話劇シーンがすぐに入ってきて流れとストーリーを分断、の繰り返しで本当に退席したくなった...
前半にも迫力あるいいアクションシーンは多々あるのですが、それを全部流れぶったぎり会話劇が丁寧に逐一台無しにしていく感じです。
せっかくのスタントマン設定なのに、スタントマンの技術がストーリーに活かせておらずただの強い人のアクションになっている感じも残念。
が、本当に中間でようやくストーリーが動いてからがすごく面白い!
あれ?監督と脚本変わった?と思いました...
テンポも、スタントマンならではのアクションシーンも、笑いどころも、いい意味でのしょうもないばかばかしさも最高でした!
最初からこれができてれば名作だったのに惜しい...
本来B級アクション大好きなので、後半は求めてたのはこれだよ!!!!となりました。
スタントマンがスタントマンの技術を駆使して戦う姿、これが見たかった!!!
空砲で撃たれたふりをするシーンとか特に最高でした。
どうしてそうなった?!となるB級らしいやりたい放題なトンデモ展開なんかもいい。
前半あんなにつまらなかったのに、後半の面白さだけで最終的には満足度が意外と高かったという不思議な作品でした。
もったいなさすぎる...
作りは最後まで丁寧で、ちょっと蛇足感はあるけどオチまでしっかり作りこんでありたっぷり楽しませてくれます。
いつもは長くて退屈なクレジット中も楽しめました!
クレジット後まで必見。
最後のクレジットでの実際のスタントシーン集はスタントマンへの愛を感じました。
観ていて思ったのは、CGは綺麗で壮大な映像ができるけど、実際の緊張感と緊迫感のあるスタントの方が不思議と映像に迫力がある気がしました。
スタントってすごい!
前半のあまりの退屈さから万人に積極的におすすめはちょっと難しいけど、結果的に私は観てよかったです!
途中まですごくつまらなく感じてもがんばって最後まで見てほしい映画でした。
満点!!文句無し!!
ライアン・ゴズリングの当たり役!もう全てが完璧な映画!
「オンリーゴッド」の悪夢はこれで成仏しました。なーむー!
ED見たら、ライアン・ゴズリングの服を着ているスタントマンが六人くらい居たので、あのカッコいいシーンもスタントなのかなぁ。
あのシーンとか、あのシーンとかもスタントマンがやっていると思うと素直に楽しめないかなぁ...。
これでスタントマンに興味を持った人は
「 スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち 」
を見ることをお勧めします。U-next で配信されています。
これぞハリウッドアクション映画
極力VFXなどを排除した映画。設定がSF映画撮影中なので、現場にブルーバックがない。ほとんど砂漠や海上、町中ロケ。人間が運転し、人間がワイヤー装着しているだろうが、高層ビルやヘリから落下する。ライアンゴズリングも極力自分自身でアクションシーンを演じているので、感情移入できた。ラブコメの要素も楽しめるし、お勧めします。
面白くなるまでが長すぎ
コルトとジョディの男女の会話がとにかく長い。
テンポを決定的に悪くしていて、
そのうえ話が転がり出すまで1時間以上待たないといけない。
アメリカでも日本でも興業的に失敗しているのは、これが原因なのでは…。
ライアン・ゴズリングが昨年の「バービー」あたりから
急にスターのオーラがなくなって、なんかほんとに昔の輝きがゼロに。
(最近の菅田将暉もそんな感じ)
その代わり、プロデューサーのゲイルとか、エブエブに出てた女の子とか、
脇役が光る感じで、もっと面白くなったのになぁ〜と残念な印象です。
258 デビットリーチ=期待値が高い
2024年公開
物語はそつなく作られていて全くノーストレス。
主演二人は文句なく彼らを中心に展開されている。
ちょっと入れるギャグもよか塩梅。
でもアクションシーンには若干残念と思うのはワタシだけ?
進行がうまく作られ過ぎ、アクションイマイチだと
点数増えんなあ。
それと公開2週目で地元ハコでは早くも字幕版が深夜枠。
なので吹き替え版になってしまって
もう一つ訴えかけるモノがなかった。
60点
鑑賞 2024年8月24日 イオンシネマ草津店
KISSのラヴィン・ユー・ベイビーは実はあまり
好きではなくて
ブロンディのコールミー
桑名正博のセクシャルバイオレットNO1
のパクリか?と当時思っていたので。
しかしこの3曲1979年か1980年のリリースで
誰がパクってんの?
元ネタが同じで発売ってあるの?
すごぉい!
最初ぐだぐだしてる感じで、ライアンゴズリン目当てなだけになんとなぁく観てたけど、後半目を離せない迫力で前のめりになる。ミッションインポッシブルのちょっとふざけちゃった版みたいな面白さ。音楽がしょっぱなからのれるいいチョイスなので、ちょっと懐かしい80年代音楽好きにはたまらないかも。
オモシロかったー!
キレキレ!ラブコメアクション!!
いろいろ考えずに楽しめましたー。
スタントマンへのリスペクトも気持ち良いし、
スゴっ!て思いましたし、
キャラクターも、それぞれオモシロかったし、
満足できました。
映画予告を観て想像するに、映画監督の妻(or彼女)と、そのスタン...
映画予告を観て想像するに、映画監督の妻(or彼女)と、そのスタント役の冴えない夫(or彼)が、最初は険悪関係だが、ある凶悪事件に巻き込まれ、彼が持ち前のスタントスキル・技術を発揮して、悪党を滅ぼし、最後は二人、よりを戻す映画。と思い、鑑賞。かなり昔の映画、「ダイ・ハード」(こちらは刑事ですが)を重ね、期待していました。
大枠その展開ではあったものの、ややコミカル色が強く、ダルい尺も散見し(あとから「ブレット・トレイン」のデヴィッド・リーチ氏と知って納得)、想定と違うテイストに、中盤からは内容を追うのは止め、ライアン・ゴズリングとエミリー・ブラントのその場その場の動き、しぐさを眺め、楽しむことにしました。二人とも魅力的でした。
世界観は広くなく、事件も「凶悪」というより、誰もが知る少年探偵アニメTV版の、とある1話に出てくる犯罪者・犯罪理由くらいで、映画としてのストーリーインパクトは少なかったものの、スタントシーンはこの映画の軸だけに迫力があり、ちょっと無理やり感のある演出でしたが、スタントマンへのリスペクト、心意気を滲ませていた映画でした。
元カノの監督映画に起用されたスタントマンが巻き込まれる事件のお話...
元カノの監督映画に起用されたスタントマンが巻き込まれる事件のお話です。相変わらずどこか困り顔のライアン・ゴズリングの誇り高きスタント振りが気持ちいい上、エミリー・ブラントの愛らしさが抜群に輝きます。そして、カースタントあり、連続爆破あり、高所からの転落ありの派手なシーンは、毎日の暑さを映画館で吹っ飛ばすには最適です。
特に後半、次々繰り出されるアクションにヒャッホーと快哉を叫びつつ、「スタント役のライアンのこのアクション・シーンも実際には彼のスタントが演じてるんだろうなぁ」と思って観ていたら、エンドロールで本作撮影時の様子も映し出され、スタントの人々へのリスペクトにちょっとジーンとしてしまいました。
これも配信でよいかも…
どうも最近の米国映画は観た後何も残らないんだよなぁ
スタントマンへのリスペクトはあるんだけど、それだけの様な感じのする映画であった。
犯行に至った経緯(過失)も罪を被せようとし画策した行為も幼稚過ぎて呆れた。またそれを告白させ録音すると言う単純なストーリーで何のひねりも無い。それらを全て大金を使ったセットと大げさなアクションで、只々観せるだけの映画であった事が残念でならない。
スタントマンへのリスペクト
スタントマンへのリスペクトを感じました。
でも、このシーン必要? と思う場面が多々あり、また演出がピントがズレていると言うか、痒いところから数センチ外れたところを丁寧に掻いている感じ。
どうでもいいようなことに延々尺を割いているのもそう。
撮影シーンで、拡声器越しに延々元・恋人同士の当てこすりを続けるのは意味がわからないし、失踪したトムの部屋に潜んでいたトム彼女、コルトとあれだけ尺使って死闘を繰り広げたのに、その後全然絡んでこなくて、あれは何だったんだろうとか。
事件は解決したんですよね?
結局どうなったのかグダグダでよくわからずストレスフルでした。
このあたりもピントがズレてるような気がする。
せっかく面白くなりそうなネタなのに、活かしきれなくて残念。
でも、面白かったです。
アメリカのTVドラマのリメイクとのことですが、これは知らなかった。
子供の頃、それなりに夜ふかしして「600万ドルの男」とか「バイオニック・ジェミー」とか好きで毎週見ていたんですけど。
(ちなみに、600万ドル~ より、パイオニック~ が断然面白かったです。)
「トラック野郎BJ」って大好きだったのにあまり知られて無くて残念。
全部見せちゃうし、脚本も最高!そして、ヤン・ハマー!
脚本が最高でした!
アクションあり、ロマンスあり、ミステリーあり。
なんでマイアミ・バイスなん?って感じでしたが、
ヤン・ハマーが流れて、ボート出てきたら、自然とニヤリとなっちゃいます。
この辺りの関連についてさ、パンフに書いてるのかなぁ。
最後の最後まで楽しめました!
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