フォールガイのレビュー・感想・評価
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アクションが主役の欲張りコメディ
恋とサスペンスを塗した、アクション(スタント)主体のコメディ。考察の余地がない程、単純に観ても愉しい良作。ただ所々、コメディだから些細はええでしょってノリが雑にも見えた。主役はスタントマンの設定だが、演じるのは役者(R. Gosling)なので、実際のアクションは本職のスタントマンが行う。終盤、役者役の役者と、スタント役の役者と、両者それぞれのスタントマン、計4名がそっくりの衣装とメイクで並んで写るメイキング映像が、最も印象的だった。
スタントマンへの感謝が止まらない
映画の主役が行方不明になった事件に
巻き込まれるスタントマンの話。
スタントがテーマの作品なので
アクションもかなり凝っていて見応えある。
映画のセットなどを使ったアクションは
他の映画にもなくて面白かった。
ちょいちょい笑えるし
映画ネタもいれてくるのも
映画好きにはたまらないと思う。
劇中の映画がデューンとマッドマックスを
足したようなめちゃくちゃな感じなのも
じわじわ来て好き。
エミリーブラントはもともと好きだけど
今作は可愛らしいキャラで
でも男勝りなとこもあるのがとても好き。
ストーリーはベタではあるけど
テンポがいいし、合間のアクションのおかげで
全く退屈することがなかった。
そして何よりこの映画で感じたのは
スタントマンの凄さ。
オープニングとエンディングでも
描かれているけど本当に大変な仕事。
死亡事故も絶えない現場で
自分には光は当たらない。
でも観客のために命をはってくれる彼らへの
感謝が溢れてきて、
エンタメゴリ押し作品のはずなのに
観終わったあとは温かい気持ちになれる。
個人的には言うことなしの傑作でした。
身代わり…
ストーリーは単純だが、テンポ良くロマンスありの、これぞ痛快アクション。スタントマンは目立ってはいけない。あくまでも演者の裏方。だけど映画制作は何人もの裏方さん達あっての結晶。エンドロールを見るとそんな裏方さん達へのリスペクトも込めて、作られた作品に感じた。
スタントマンはつらいよ
主演2人の魅力と挿入歌でどハマり
主演2人が好み系ゆえ劇場で観ようかとも思ったが、ちょっと軽い感じの雰囲気がブレーキになり結局アマプラで鑑賞。
期待通り主演2人はとても魅力的に撮れていたが、想像通りわかりにくいアメリカンジョーク炸裂で正直なかなか着いていけない。終始スタイリッシュでハラハラドキドキ楽しく観れるのだが、本作のぶっ飛びテンションはこてこて日本人の私には十分享受できないほどの内輪ネタ映る。
でも挿入歌は全て絶妙。おじさん世代には最高。特にラストは本気でシビれた。「カラだ」からの「ラヴィン・ユー・ベイビー」は、ベタではあるが100回観ても飽き足らぬほどの名シーンだ。
終わりよければすべて良し、映画ってほんのワンシーンで印象がガラッと変わるものなのかも知れない。
スタントの二重構造が面白い
アクションはよかった。
映画撮影の裏側というか、スタントマンに焦点を据えたアクションのあれこれはひと味違い見てて楽しい。
面白いのはこの映画の主演の人がスタントシーンはやってないと言っていること。
つまり劇中の主演(トム)のスタントマン役の主人公のスタントマンがまた別にいるわけで、二重の構造になってる。
そういう目でこの映画を見てみるとまた角度が違って面白い。
ただ恋愛パートというか、何度かある主人公とヒロインの二人が遠回しに喋ってるシーンが少々冗長気味で退屈だった。
あと最後出来上がった映画が超つまんなさそうなのはご愛嬌か狙ったのか(笑)
ハリウッドの「スタントマン」への感謝とリスペクトがてんこ盛り!
裏方でも命がけのお仕事「スタントマン」への敬意と、
なんだかもう無敵状態で、不死身な人たちのようにも思えてくる、彼らへのリスペクトを込めて作られた、クールでウィットに富んだ「コメディ映画」でした。
『バービー』で頭空っぽのボーイフレンド二枚目の「ケン」を演じたライアン・ゴスリングさんが主役のスタントマンの「コルト・シーバース」として登場。ただでさえ二枚目俳優なのに、スタントマンができるくらいの超人的な運動神経を持っていて、鍛え上げた筋肉質のムキムキの体で「タフガイ」をさらとやってしまうのが、ハリウッド俳優の恐ろしいところ。
「コルト・シーバース」はもともとテレビの人気ドラマの主人公で、スタントマンの彼がバウンティハンターとして事件に巻き込まれたり、それを超人的な身体能力で、ピンチな状況から脱出して、喧嘩も強い!という、「だってスタントマンだもの!ありえない状況でも、切り抜ける!」という爽快なアクションドラマがあるんだそうです。
この作品もハリウッドの売れっ子スタントマンが飄々としながら華麗なスタントプレーをこなし、楽しく生きてるのに事件に巻き込まれるというストーリーで、どんどん危険に巻き込まれて、「ありえねー」展開でピンチを脱して爆笑!してしまうのですが、そこはやっぱり「スタントマンだから」で、整合性がとれている。
爆笑しながら、スカッとした気分になりたい日におススメの映画だなと思います。
ポップコーンムービーと言うには
失礼な気がする。
実際ポップコーン片手に笑って観たけども!
分かりやすくてテンポ良く、ド派手なアクション、犬の活躍、ハッピーエンドと超王道なアクションコメディ!
他の映画と違うのはスタントマンが主人公だからかな。「窓から投げられるのも、車で転がるのも痛かった」みたいなセリフが印象的だった。
誰でもそうかもしれないけど、
例えば1917でスコが川に落ちて流されるシーン。
ドキドキして緊張して観ていたけど
スコ役(またはスタントマン)ケガしなかったかな?川に流されるの怖くなかったかな?みたいに映画観てる時に役者の心配までしないじゃない?
この映画は映画なのに役者は不死身じゃないって再確認させられる新感覚アクションコメディ!
今まで気づかなかったけどエミリー・ブラント声すんごい可愛いのね(^^)
俺の名前はコルト・シーバース!
おいおい、これをなんだと思ってるんだい。見りゃわかるだろ最初から最後まで徹底した恋愛映画だって・・何だって?複雑すぎて分かんないって?そりゃそうだ映画に映画入れてさらには、この映画、過去の名作映画のオマージュ散りばめりゃ、そりゃっちょっとは複雑さ。でもそこがたまんねんだよ、映画マニアってのはよ~。勿論バックにゃコテコテのアメリカンハードロック。SFにアクション、サスペンスにスリラー、さしてやっぱ映画と言ったら恋愛映画だろ~?それもコテコテのな。え?俺かい俺は‥そう、俺の名前はコルト・シーバース。いったろ、アメリカ映画にゃ愛こそすべてだ。そう、俺たちゃやクレジットされても気づかれないその名もフォールガイ、イケてる役者さ(笑)。みんなも見ろよ!!!
㊟この🎦フォールガイ、最初からかなり独特なカメラワークが展開し、三半規管ガチ揺さぶられる。そのカメラワークになれるまでは少し船酔い気分で見る事になる。POVは無いのだがこの作品の設定上、カメラワークを意識的に重層構造にしているなぁ~と感じた。思想的には🎦侍タイムスリッパ―の殺陣の表現に意識的差異を取り入れたのとよく似てるかも。その為単なるスタントの為のカメラワークオンリーではなく色々な‥・これ以上は言えなが・・・
導入が長い
スタントマンが、危険な陰謀に巻き込まれ、己のスキルを駆使して失踪し...
いま風のドタバタ劇
犯罪に巻き込まれるタイプのアクション。
少しコメディ調で作られてる点は、80年代のジャッキーを思い起こさせる。
ただ当時と違いCGを使用してるなどあり動きに無駄がなく、その点が逆に違和感を覚えた。
もう少しどちらかに振った方が楽しめた。
娯楽度100%、3.9かな?ラブコメアクション!
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