フォールガイのレビュー・感想・評価
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テンポよくテンポが悪い
スタントマン(フォール・ガイ)
映画や舞台において
危険を伴うシーン専門に演じる役者
本役の俳優の背丈など近い風貌の
いわゆる「替え玉」
これはボディスタントと呼び
自動車による衝突やジャンプなどを
伴う危険なシーンを行うものは
カースタントと呼ぶ
また特撮等で全身着ぐるみで演じる
スーツアクターもスタントマンと
言える
スター俳優にはジャッキー・チェン
のようにスタント出身もいるし
こうした存在が周知されるにつれ
トム・クルーズのように
あえてスタントを使わなかったことを
宣伝でアピールする場合もある
この映画はそうしたスタントマンを
最近「バービー」などでも
おちゃらけ役が板についてきた
ライアン・ゴズリングを主役において
思わぬ事件に巻き込まれる
様を「ブレット・トレイン」でも
登場人物が皆どこかおかしいはちゃめちゃな
世界観で魅了したデビッド・リーチ監督
によるコメディ・アクション
どうだったか
キャストも豪華だし
アクションシーンもキレがあって
笑えるとこもあって
悪くはないんだけど
この監督特有の
「テンポよいテンポの悪さ」を
またしても見せつけられ
アニメなら30分一話で終わりそうな
そんなに広がりのないシナリオを
引き延ばしている感じは
否めずハッキリ飽きて出て行く
客もいました
伏線を出してしっかり回収するとかも
ちゃんとしてるんだけど
これでは忘れちゃいます
ブレット・トレインの時も
同じ感じを受けました
この監督はもっと短尺で
まとめればいいんじゃないかな
ほんとポンポさんの言う通り
90分でまとめてほしい
127分は長すぎます
どうしても
ストーリーは
ベテランスタントの
コルトはスター俳優トム・ライダー
専属のスタントで
監督を夢見る撮影クルーの
ジョディとはいい仲だったが
ある日スタント中のトラブルで負傷
自信を失ったコルトは失踪し
ジョディの前からも姿を消します
一年半後のある日トムのマネージャーの
ゲイルに呼び出されスタントシーンの
撮影を要請されます
コルトは断りますが監督はジョディ
と聞き目の色が変わります
夢の監督になっていた!
現場に行くと撮っていたのは
SF大作「メタルストーム」
コルトは復帰後見事に
カースタントをやってのけますが
彼女が呼んでくれたんだと思い込んで
いたジョディに会うと今更何よ
もう出るなとキレられます
ガッカリするコルトに今度は
ゲイルから「主役のトムが突然
いなくなったから探してほしい」
と依頼されます
顔を3Dスキャンされ場合によっては
代役で映画を完成させなければ
ならない可能性もあるとの事
コルトはとりあえず家に行きますが
そこでトムの恋人に襲われ
(基本的に登場人物が皆アクションの達人)
落ち着けると出入りしていた
お薬の売人の場所を教えてもらい
(ここのセットジョンウィックでも出てきたね)
トムに扮して紛れ込み
一服盛られてラリった状態ながら
締め上げて聞き出すとホテルで
「フルーツバー」を頼めと言われ
そこへ向かうとなんと氷漬けの
トムの死体がバスタブに!
慌ててその場を去りゲイルに知らせ
警察にも知らせるとバスタブは
空になっていました
ゲイルはあんたは高飛びしろと
飛行機を用意されますが
コルトはジョディとのカラオケ
パーティーの約束があります
トムの真相・・携帯電話に
何かあるとコルトは思いつき
トムの犬の世話をしているアルマが
預かっていたので受け取ろうとすると
トムの警護の連中がそれを
奪いに来て争奪戦
携帯を手に入れスタント仲間の
ダンとロック解除のパスを
家に探しに行くとあっさり発見
データを漁ると
ラリったトムが
もう一人の専属スタントマン
ヘンリーを過って
殺してしまうシーンが映って
いました
あの氷漬けの死体はヘンリー
だったのです
するとそのトムの家に刺客と
テレビをつけるとコルトが
ヘンリー殺しの容疑者に
仕立てられていました
3Dスキャンもその
殺してしまう動画の
顔だけコルトに入れ替える
ためだったのです
全部ゲイルの陰謀だと気付いた
コルトはその場を逃げ出そうと
しますがその途中で携帯は
壊されて証拠がなくなって
しまいます
結局トムに捕まりヘンリーに
スタントが出来ない事を
なじられカッとなってやった
事などを明かされます
なんとかその場を逃げ出した
コルトはボートで
ジョディに真相を話しながら
逃げますが給油所にぶつかり
大爆発も辛くも脱出
テレビでは自殺したことにされ
ジョディは悲しみにくれます
コルトとダンはこっそり
メタルストームの現場に戻り
ジョディに逢いますが
生きてると思ってなかった
ジョディにボッコボコに
されますがなんとか無事を知らせ
ノコノコ現場に戻ってきて
スタントが全くできないトムの
せいでシナリオまで変えられそうに
なっている現状をなんとかしよう
トムに自白させようと画策します
ここから撮影チームが一丸に
なる感じはいい
結局色々やってトムに白状させ
ゲイルらと逃走しようとしますが
それもコルトの活躍で阻止で
めでたしめでたし
トムがこうなっちゃったので…
差し替え俳優はまさかのあの人
上映は見事に成功しました
コミコンでですが!
真面目な役が多かった
ライアン・ゴズリング
エミリー・ブラント
「テネット」ではカッコいいアイヴス
役だったアーロン・テイラー・ジョンソンの
おちゃらけ演技は確かに楽しいが
やっぱりテンポかな~
スタントマン
あなたあっての私です
こりゃあ
てんこ盛り映画
痛快なアクション、過去の失敗から立ち上がる男、離れていった男女の愛の復活、二人を妨げる陰謀に仲間と共に立ち向かい勝ち取るハッピーエンド。てんこ盛りの映画で、深刻になる時間は短く、軽く楽しめる作品です。しかし、盛り込みすぎたためか、アクションもドラマもシークエンスが続かず、また、かなり強引なプロットのためもあり、画面に引き込まれる時間が少ない印象です。ゴスリングとブラントという優れた役者を持ってしても中途半端なメロドラマ、アクション映画にしかならなかったというのが私の感想です。部分部分を取り出すとそれなりに気の利いたコメディであり、派手なアクションなのですが。スタントへの愛とオマージュが随所にあり、アクション映画が好きな方には刺さるかもしれませんが。
痛快!逃亡復讐恋愛根性ヒーロー活劇ストーリー。
ラスト(メイキング)の10分が、メチャ面白すぎ‼️
(ドルビーシネマ字幕で見ました)
スタントマンの映画なので当然だけどスタントが
面白くて爆メチャ盛り上がり。
ギネスに登録された8回転半のカースタントは、
いきなりだったので、
数えるの忘れた!!
もう一回見たい、今度はちゃんと数えたい。
スローモーションで2〜3回連発で見たいシーンばかり。
《ストーリー》
スタントに失敗して大怪我をしたスタントマンのコルト
(ライアン・ゴズリング)は、
元カノのジョデイ(エミリー・ブラント)が監督する映画に
呼ばれたと思ったら、
主演俳優のトム・ライダー(アーロン・テイラー=ジョンソン)が失踪したので、
探してほしいとの依頼だった。
しかしそれがなんと謀略だった。
まんまと嵌められつつ、真相を探ると同時に、
ジョディとの壊れたLOVEが復活出来るのか?
出来ないのか?
と言うアクションコメディです。
面白かった。ライアン・ゴズリングはボッコボッコの大活躍。
決してHEROっぽくないです。
ライアンは自分の子供たちが観て喜んでくれることを、第一に
出演作を選んでいるそうなんですって。
コルトは、
メッチャ気の強そうなエミリー・ブラントに頭が上がらない良い奴。
実は失踪した主演俳優のトム・ライダーが色々ヤバい奴で、
コルトの身に次から次へと危険が・・・しのびよる。
そこで高いビルの吹き抜けを落下する、やら、
ヘリコプターに飛び移り、ぶら下がり、落下するなどなど、
カースタントやら、見所満載。
もう元カノのジョデイには、“火だるまの危険なシーン“の取り直しを
3回もダメだしされて散々なんだけど、ジョディに首ったけのコルトは
ノーなんて言わないのさ。
男らしいんだが?阿保なんだか?
本当にスタントマンは命懸け‼️
この映画のスタントマンは6人いるそうです。
スタントマンに負けず劣らずの活躍をする
黒のシェパード犬のジャン・クロード君。
彼(違うかな?)の活躍はもう立派にバディ並みですよ。
音楽もエミリー・ブラントの歌うカラオケ曲・・・
(私的にはわかりやすくて好きな曲)
・・・他にもkissなど選曲がウエットでメチャ好みでした。
タイトルに書いた付録ですが、The Endの後に体感10分はある感じ。
スタントマンの活躍や、ジョディが監督した映画のラッシュ映像が
メチャクチャヘンテコ。
要するにメイキング映像ですね。
「砂の惑星」と「star wars」と「マッドマックス」混ぜて割った
ような映画・・・「メタルストーム」を観てみたい気がする。
本当に楽しい映画でスタントマンへのリスペクトに溢れてます。
なんか観終わって幸せになりました‼️
(ところで、ジェイソン・モモアが主役?)
最ッ高!のエンタメ映画!!
とにかく最高!としか言い表せない
フィジカルにもメンタルにもエンターテインする
作品でした。
こんなに映画を楽しい!とか面白い!と感じることは
最近滅多になかったので、この作品との出会いは
とてもうれしかったですね。
主人公コルトとジョディの恋愛模様と言いましょうか、
心の機微や思いを、ジョディが監督として撮影中の
映画の脚本や演出に準えて表現しているのが好きですし
映画内映画の撮影も気合いが入ったアクションや
ビジュアルで楽しかったです。
加えて音楽も2人の気持ちを表した曲を選曲していて
実に効いていたと思います。
そして、笑いをコンスタントに入れてくるあたり、
ニヤニヤしてしまうことがたくさんありました。
特に犬の股間噛みつきはしつこくて良かったです。
スタントアクションも見応えがあって、
スタントへの愛を感じました。
やはり予告でつかわれていたシーン、
特に車で牽引される&ヘリから落下、、、に加えて
ボートの爆破シーンも迫力がありました。
最後にはジェイソン・モモアも出てきて
サービス満点💯でしたね。
エンドロールもサービス満点💯!
最初から最後まで楽しめる、
最ッ高!のエンタメ映画でした!!
エミリー・ブラントが美しすぎて
終始眼福でした。
ライアン・ゴズリングがカッコ良かった
映画の撮影中に大怪我を負い、怪我が治ってからもスタントマンとしての自信を無くして作品への出演を辞退していたコルトは、元恋人ジョディが監督する作品へのオファーを受けと、アメリカからオーストラリア・シドニーの撮影現場へ飛びジョディと再会した。そんな時、長年にわたりコルトがスタントを請け負っていた本作の主演俳優トム・ライダーが失踪した。ジョディと復縁したいコルトはトムの行方を追うが、バスタブに氷漬けににされたスタントマンの死体を発見し・・・さてどうなる、という話。
スタントマンのコルト役・ライアン・ゴズリングがとにかくカッコ良かった。元恋人ジョディ役のエミリー・ブラントもアクションが素晴らしかった。
スタントマンが主役だけあって、全てライアンがやってるとは思わないが、アクションは素晴らしかった。
黒幕が○○ルとは、意外じゃないけど、録音テープの奪い合いなど面白かった。
今回は字幕版での鑑賞だったが、こういう作品は4DX向きかな、と思った。
8/21 追記
面白かったので、2度目は4DXで鑑賞。
いつもながらだけだ、4DXになると吹替版しか選択できない。
でも、この作品はそんなに違和感なかった。
とにかく車に乗ったシーンになると激しく揺れるので、両手で席の両側を強く掴んで緊張してた。背中からマッサージ機の様にボコボコ殴られるし、霧も掛けられるし、なかなか面白かった。
この作品も4DX向きですね。
2度目に観て、もう一つ思った事は、劇中劇の中で、主役がトム・ライダーからジェイソン・モモアに変わるんだけど、
体格違いすぎじゃん、ってツッコミ入れたくなった。
ライアン・ゴズリングに背格好も似てるグレン・パウエルだともっと良かったなぁ、って思った。
アメリカンアクションコメディの良い部分が出てるね
この監督、「ブレットトレイン」の人だよね。カメラアングルの寄り方に特徴あるというか、結構好きなんだよね。
そして、やっぱ、エミリーブラントかな。いい表情!「クワイエットプレイス」ではホラー、「オッペンハイマー」ではシリアス、そして今回アクションコメディと立て続けに振り幅広い役柄こなしてすごいよね。顔は好みってほどではないけど、「いい顔」するよね、作品の中で。もちろん、ライアンゴズリングも良かったけど。
個人的にはアーロンテイラージョンソンの役柄はちょっと寂しい。ファンからしたらもう少し爪痕残して欲しかった。それこそ「ブレットトレイン」ぐらいに。ちょっとおバカな役所すぎたような、、、
しかし全体的にはいわゆるアメリカンなコメディ路線をうまく活かしてるよね。基本人が死なないと言うか。もちろん銃撃戦はあるし、そもそも死人がキーポイントになるんだけど、コメディ路線なあっさり感が良かったな。
BGMのチョイスも、めちゃ、好み!KISSやAC/DCとかの70〜80年代テイストから最近のまでね。でもさ、予告編で使ってたジャーニー、本編でも使って欲しかったな!「お、いい曲使ってんじゃん!どのシーンで使うのかな?」って期待してたのに、、、そこだけが悔しい。
アクション、コメディ、ミュージックと全方向でバランスの良い作品。「ブレットトレイン」から良さげだな、この監督。次が楽しみ。このまま、エンタメ路線の作風でお願いしたい!
映画愛、スタント愛に溢れた作品
ジャッキー・チェンの「ライドオン」と同じく、映画愛、スタント愛に溢れ、映画ファンのハートを掴んでくれる。
大物スターのスタントマンの役を、大物スターであるライアン・ゴズリングが演じているのがなんとも面白い。
そして監督役がエミリー・ブラントだもの。👍👍👍
事件に巻き込まれるまでが長いのと、最後がドタバタすぎるのと、笑わすところであんまり笑えないのと、字幕が?と、あとなんだっけ、ちょっと残念なところもいっぱいあったけど「ブレットトレイン」と同じで楽しんだもん勝ち。(ブレットトレインには、どハマりしたけど、あれは伊坂幸太郎の原作がよかったのかな。)
主人公がスタントマンと映画監督だから、映画ネタいっぱい出てくるし、映画の裏方さんが題材の作品って、出来不出来関係なく楽しめる。
撮影現場で手間ひま掛けて作ってる作品は面白いですよね。
初日に駆けつけたくなる作品、ラージ・フォーマットで観たい作品。ULTIRAの上映は最終回夜の9時50分からの一回だけ,近くの劇場では小さなスクリーンでしかしていないので遠くの劇場まで観に行って帰ってきたら深夜2時でした。その期待に充分応えてくれる作品でした。
次は4DX吹替版で観てこよう。
「メタルストーム」の上映希望!笑
予告から楽しみにしていた本作。今週末公開作品の大本命であり、初日からけっこうな客入りでしたが、その期待にしっかり応えてくれるご機嫌な作品でした。
ストーリーは、撮影中の大けがで業界を去ったスタントマンのコルトのもとに、プロデューサーのゲイルから、元恋人で今や監督となったジョディの作品への出演オファーがあり、コルトはそれを受けて現場復帰したものの、現場ではかつてスタントダブルとして支え続けた大物俳優トム・ライダーが失踪しており、その捜索をゲイルから頼まれたことで、コルトは否応なく事件に巻き込まれていくというもの。
開幕直後、ことの発端となる撮影中の事故をテンポよく描く中で、主要人物の人柄や立ち位置、それぞれの関係性も理解させる見事な立ち上がりです。ストーリーの主軸に関わる人物が少なく、把握しやすいのも好印象です。以降もずっとテンポがよく、抜群の没入感を得て、ラストまであっというまに感じます。
内容も、アクション、サスペンス、ロマンスをバランスよく盛り込み、全く飽きさせません。ライダー失踪の真相を追うメインストーリーの一方で、コルトの再生物語としての側面を持たせている点もおもしろいです。さらには、そこにもライダーとの因縁があったことがわかるラストの展開もよかったです。これだけの内容を淀みなく破綻なく、おもしろくまとめ上げた脚本が秀逸です。
そして期待のアクションがとにかくすばらしいです。スタントマンとしての演技はもちろん、事件の真相に迫る中で訪れるピンチも、スタント経験を生かして乗り越えていくコルトの姿が超絶かっこいいです。さらには、映画制作の裏側が垣間見える現場の撮影風景、名作映画の小ネタやオマージュやセリフ等、映画ファンならニヤつく仕掛けがそこかしこに散りばめられているのもうれしい限りです。ラストは、劇中作品「メタルストーム」のお披露目もあり、その主演には大笑いです。
また、コルトとジョディのやりとりが、たまらなく楽しく愛おしいです。現場復帰したコルトにジョディがダメ出しを繰り返し、二人が演技論の体で互いの思いをぶつけ、コルトを何度も火だるまにしているのがかなり笑えました。他にも、画面分割と動きのシンクロで見せる電話シーン、ジョディのカラオケ熱唱、トレーラー内での格闘など、どのシーンもめっちゃ素敵です。
もうどこを切り取っても映画愛に溢れていて、ずっと観ていられる本作。1本で何本分もの楽しさを味わえる作品で、控えめに言って最高すぎます!ぜひ多くの人に観てもらいたいです。
主演はライアン・ゴズリングで、優しい笑顔と本気のアクションにほれぼれします。共演のエミリー・ブラントは、その美しさと凜とした佇まいにうっとりします。二人がお似合いすぎて、それだけで眼福です。脇を固めるのは、アーロン・テイラー=ジョンソン、ウィンストン・デューク、ハンナ・ワディンガム、テリーサ・パーマー、ステファニー・スーら。
【2024.08.19】
ネタバレとのご指摘をいただき、タイトル変更しました。
失礼しました。
分析
軽く楽しめる
オリジナルのTV版は記憶にない。ゴズリングのBR2049での痛めつけられ具合が好きなのと、「ブレット・トレイン」の監督というので鑑賞。期待に違わず楽しい映画だった。
ショービズ舞台らしくストーリーやキャラは軽妙だが、ボディ・ダブルのスタントが主題なのでアクションは結構重厚・肉弾的で迫力ある。マニアックな劇中作の製作部分、実演にこだわる撮影(特効)シーンや演出をめぐる対話が、ストーリーの本筋にうまく絡んでいて、2時間超でも飽きさせなかった。特に、主役たちが自らの専門知識と能力で立ち向かい、無駄な血が流れない点が後味よく感じた。
蛇足。タイトルよろしく落ちるシーンは(スタントマンらしく)何度もあるが、英語のfall guyには別の意味もある(と最近の某賭博事件で知る。ネタバレになるので関心ある向きは観てから検索を)。あと、swimming costumeというイギリス英語も学んだ。
ギネス更新は伊達じゃない
4DXにて鑑賞。
最高に面白かった!もともと「だらしねぇライアン・ゴズリングのスマイルでも観に行くか」っていうのが観に行く動機だったのですが、予想を遥かに上回る大迫力のアクション!特にカーアクションは必見です!
本作はギネス記録を更新したことでも話題になっていましたね。カーアクションにて、「車の横転8回転半」!もう転がり過ぎてわけわからん(笑)街中でのカーチェイス、狭い屋内でのバトル、落ちたり燃えたり吹っ飛んだり……もうやりたい放題😂主人公がスタントマンという設定ならではのアクションシーンは見どころ満載です!
やりたい放題といえば、映画界のメタネタがかなり盛り込まれてましたね。過去の名作映画の台詞とか。分からなくてもストーリーとは関係ないのでスルーでOKですが、映画好きにはたまらない小ネタが多かったのでは?私もほとんど分からなかったけど全く問題無しでした。劇中劇を通してのコメディはかなり笑えました。
アクション全開になるのは中盤以降。前半はラブコメ要素が強めなので、アクション観たさに来た人には、その部分だけはちょっと物足りなさを感じてしまうかも。それにしてもライアン・ゴズリングの筋肉エグいな…。サービスカット有りです🤭
ストーリーはスッキリ爽快の単純明快、怒涛のアクションだけでなく爽やかなラブコメも。カップルで観にいくのも良いかも知れないですね。
あ!肝心の4DXについて!「マッドマックス」の時もそうでしたが、やっぱり4DXってカーアクションとの相性抜群ですね。エンジンかけるところからもうワクワクが止まりません。特に本作、車の横転やら爆発シーンやら、4DXならではの臨場感MAXで最高でした!
スタントマンのギャラは秒給‼️
『13歳のハローワーク』という本がありました。
あの村上龍さんが、バブル崩壊後の失われた10年とか言われていた頃に、自信を失って、これからどう生きたらいいのか、と迷える親子に向けて書いた(と私は思ってます)本です。
色々な業界、職種について、どんな仕事なのか、どういう人が向いているのか、どうしたらなれるのか。そんなようなアレコレが中学生でも分かるように丁寧かつ具体的に書かれている、とても親切で著者の日本人に対する問題提起と優しさが伝わってくるものでした。
映画業界については、監督、脚本家、俳優から撮影技師、照明技師など普段、私たちがあまり気にすることがない職種のことまで細かく書かれています。
で、スタントマンについての記載は、というと…
『炎に包まれるなど、特に危険なシーンの報酬は、「秒給」である。つまり、一秒間いくらでギャラが計算される。危険なアクションやカーチェイスや爆発炎上のシーンが多いハリウッド映画では、スタントマンのレベルが非常に高く、スタントマンを抱える会社も多く、ビッグビジネスになっている。』
なるほど!
余談ですが、この本の中で、フランシス・コッポラのこんな発言も紹介されています。
『映画監督っていうのは誰にでもできる仕事だ、世界一簡単な仕事だ。俳優は訓練がいるし、脚本家は哲学と文才が不可欠だし、プロデューサーには資金と人望と信頼が要るけど、監督は、何もできない人でもやれるんだよ』
これを真に受ける人はいないと思うけれど、なんかゆるりと勇気がもらえますよね。
仕事としての映画の世界に興味がある人もない人も、この映画を見れば、裏方さんの仕事も含めて、色々と想像が膨らむはずです。
スタントマンの落下を受け止めるクッションやそれを管理する専用車両、音声録音、セットの製作、爆発物管理…
実に色々なスタッフがいます。
お子さまの将来について心配の尽きないお父さん、お母さん。
〝映画というお仕事〟に興味のあるお子さまがいたらぜひこの映画を見せてあげてください!全ての要素が詰まった一本です。
♪Do do do do do do do do do...!!! 愛すべき命知らずたちのスタント!もっと見たいオレたち I can't get enough !
なーんにも考えずに楽しんだ127分、なんて言ったらスタントたちに失礼か。いつもカラダを張って我々を楽しませてくれて、ありがとうなのである(サムズアップ!)
本作はハリウッド内輪ウケ映画になってしまう一歩手前で、ここらで抑えられてるところに好感が持てた。個人的に、ブラピさんあたりがお得意な業界内輪オマージュ映画は嫌いじゃないが食傷気味で・・・。きっとスタントによるスタントのためのアクション技術を純粋に楽しみ作り上げた、プロ根性スパイスが効いていたためかと思う。
随分と長くプロモかけてたせいか、あたかも大作のような印象で迎えたのだが。見たあとの感想はいい意味で異なった。どちらかと言うと地上波OAウケも良さそうなファミリー映画の位置づけか。
見どころのカースタント「キャノンロール(カッコエエ~)」8回転半はお見事も、細かなカット割りしていないモノを見たかった。記録は勝っていても”スゴさ”では『カジノ・ロワイヤル』を超えていなかった印象で残念。
あまり良くないレビューになってしまったが、いやいや楽しみましたよ!スタントお疲れ様 ★4
スタントマンの方々へ愛をこめて‼️
この作品は映画にマジックをもたらしてくれる、スタントマンたちへの素敵な素敵なラブレター‼️あるスタント事故により一線から退いていたスタントマンのコルトが、元恋人のジョディの監督デビュー作でスタントマンとして復帰。さらに主演男優の失踪を調べるうちに、思わぬ大事件に巻き込まれてしまう・・・‼️とにかく主演のライアン・ゴズリングが楽しそうに主人公を演じてます‼️約70メートルのカージャンプやカッコいい8回転のキャノンロール、ヘリコプターからの落下、ゴミ収集車でのチェイスシーンなどの数多くのスタントアクションシーンはワクワクするし、主演男優が絡む大事件はスリリングでサスペンスフル、エミリー・ブラント扮するジョディとのロマンス・パートもホント微笑ましい‼️時折挿入される映画ウンチクの会話もホント映画愛にあふれてる‼️もう映画ファンにはたまりません‼️そして監督のデヴィッド・リーチは前作「ブレット・トレイン」では素材を生かしきれてない印象がありましたが、今作ではスタントマン出身というキャリアにふさわしい愛に満ちた演出で素晴らしい作品に仕上げてくれたと思います‼️エンディングに流れるスタントマンの方々の実際の仕事ぶりの映像は胸がアツくなる素晴らしさですね‼️そして劇中映画である「メタルストーム」‼️まるで「スター・ウォーズ」と「砂の惑星」と「マッドマックス」を合わせたようなその世界観‼️しかも主演はジェイソン・モモア‼️これは観たい‼️この「フォールガイ」のようなスタントマンを讃えた作品が増えてくると、アカデミー賞でスタント部門が設立される日も近いかもしれませんね‼️
映画らしい映画
全423件中、361~380件目を表示