「ハリウッドの「スタントマン」への感謝とリスペクトがてんこ盛り!」フォールガイ 山川夏子さんの映画レビュー(感想・評価)
ハリウッドの「スタントマン」への感謝とリスペクトがてんこ盛り!
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裏方でも命がけのお仕事「スタントマン」への敬意と、
なんだかもう無敵状態で、不死身な人たちのようにも思えてくる、彼らへのリスペクトを込めて作られた、クールでウィットに富んだ「コメディ映画」でした。
『バービー』で頭空っぽのボーイフレンド二枚目の「ケン」を演じたライアン・ゴスリングさんが主役のスタントマンの「コルト・シーバース」として登場。ただでさえ二枚目俳優なのに、スタントマンができるくらいの超人的な運動神経を持っていて、鍛え上げた筋肉質のムキムキの体で「タフガイ」をさらとやってしまうのが、ハリウッド俳優の恐ろしいところ。
「コルト・シーバース」はもともとテレビの人気ドラマの主人公で、スタントマンの彼がバウンティハンターとして事件に巻き込まれたり、それを超人的な身体能力で、ピンチな状況から脱出して、喧嘩も強い!という、「だってスタントマンだもの!ありえない状況でも、切り抜ける!」という爽快なアクションドラマがあるんだそうです。
この作品もハリウッドの売れっ子スタントマンが飄々としながら華麗なスタントプレーをこなし、楽しく生きてるのに事件に巻き込まれるというストーリーで、どんどん危険に巻き込まれて、「ありえねー」展開でピンチを脱して爆笑!してしまうのですが、そこはやっぱり「スタントマンだから」で、整合性がとれている。
爆笑しながら、スカッとした気分になりたい日におススメの映画だなと思います。
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