「なにこれ、ムッチャおもしれー!」フォールガイ たちつてとんさんの映画レビュー(感想・評価)
なにこれ、ムッチャおもしれー!
予備知識ほぼ無しで鑑賞。
ジャッキー・チェンの「ライド・オン」、ブラピの「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(どっちも馬が出て来たし)、そこにマッドマックス(オーストラリア)やミニオンズ(ベタな悪人と懐メロ)の要素を加えて、「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」が持つ重低感を取っ払った割り切りにも既視感あり、となっている。トップガン・マーヴェリック並みにストーリーどーでもいいのにアッケラカンとしててすっげー面白い。
なんでKISSがロゴまで含めてここまで推されてるのかよくわかんない。とにかくオープニングのUNIVERSALのロゴが回ってる背後から流れ「この映画は考えて見るものではありません」と教えてくれる。
フィル・コリンズは英国要素としてぶち込まれてたんだろうか。
シドニーのオペラハウス目の前のパイロとかマジか(合成でも許す)。
手を叩いて喜んでたら終わってた、そんな映画である。
★半分マイナスなのは大スクリーンでの上映が少ないから。IMAXで見た人たちは中盤までIMAXで見る意味をあまり見いだせなかったろうが、エンディングに向けて「やっぱ良かった!」と思ったに違いない。
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