「スタントマンへのリスペクト」フォールガイ かばこさんの映画レビュー(感想・評価)
スタントマンへのリスペクト
スタントマンへのリスペクトを感じました。
でも、このシーン必要? と思う場面が多々あり、また演出がピントがズレていると言うか、痒いところから数センチ外れたところを丁寧に掻いている感じ。
どうでもいいようなことに延々尺を割いているのもそう。
撮影シーンで、拡声器越しに延々元・恋人同士の当てこすりを続けるのは意味がわからないし、失踪したトムの部屋に潜んでいたトム彼女、コルトとあれだけ尺使って死闘を繰り広げたのに、その後全然絡んでこなくて、あれは何だったんだろうとか。
事件は解決したんですよね?
結局どうなったのかグダグダでよくわからずストレスフルでした。
このあたりもピントがズレてるような気がする。
せっかく面白くなりそうなネタなのに、活かしきれなくて残念。
でも、面白かったです。
アメリカのTVドラマのリメイクとのことですが、これは知らなかった。
子供の頃、それなりに夜ふかしして「600万ドルの男」とか「バイオニック・ジェミー」とか好きで毎週見ていたんですけど。
(ちなみに、600万ドル~ より、パイオニック~ が断然面白かったです。)
「トラック野郎BJ」って大好きだったのにあまり知られて無くて残念。
カースタントとアクションスタントは分業してるみたいですね。両方出来る方もいるでしょうけど。
ついでですが、私は600万ドルの男派でした。
耳より目だろ〜って思ってたのと、ちょいちょい中のメカが剥き出しになるのに萌えてました😊
かばこさん、ご丁寧にありがとうございます!確かに、意味ありげな格闘シーンだったのにそのあと出てこないのはもったいなかったですね〜
ライアン・ゴズリングのスタントさん5人くらいいましたね!笑 映画って上映されるまでの間にもほんといろんな人たちが関わってるんやな〜と観ている側は感謝です😌
これからよろしくお願いします🙇♀️
痒いところから数センチ外れたところを丁寧に掻いている…全く同感です!まさに私の背中の痒いところをバリバリっと掻いてもらった感じですっきりしました。
スピーカーでのやり取りとか、ラブコメのパートは別の監督さんに任せたほうがいいような気がしました。
火だるまリピートはかろうじて力無く笑えましたが、メガホン合戦は入れた意味が解りません。二分割もシンクロみたいなのは面白かったんですが、とにかくテンポを削ぐ演出に全てが負けてましたね。スタントマンの紹介無しでも良かったと思える作品が正しいと思います。