「プールサイドのはしの方」水深ゼロメートルから uzさんの映画レビュー(感想・評価)
プールサイドのはしの方
『アルプススタンドのはしの方』に連なる企画と知って楽しみにしてたのですが…
夏と制服、プールに入道雲でポカリスエット的な絵面にすれば雰囲気は出るけど、それだけでした。
とにかく、終始ココロが不快過ぎる。
掃除もせず、屁理屈にもならない言い訳ばかり重ね、他人の傷を抉ることを平気で言う。
これが悪役として描かれるなら分かるが、大きな衝突もなく受け入れられるのが解せない。
ビンタの一発くらいあって然るべきだろ。
チヅルもなかなかのものだが、こっちはコミカルな所が多かったし、比較対象がヒドすぎたので許容。
それぞれの悩みは男女の壁に帰結するようだが、芯を食ってないのかいまいちピンとこず。
最後にミクが踊りだすキッカケもよく分からない。
生理の話なんかも多かったし、女性だったら共感できるのだろうか。
ってか、マネが飲み物買ってくる部活なんて実在するの?
普通は個々人で用意するし、部費で買うならサーバーに粉ドリンクだろ。(と思ったらサーバーあるし)
あの砂の量じゃバケツ10個でも全然足りないし、あんだけ入ってて女の子が持って走れるのか。
何より、硬球が飛んでくるプールは危険すぎるだろ。
まぁ細かいことは置くとしても、脚本がまとまってるように感じなかった。
何かが好転したようにも思えないし、特にユイは劇中でもメタ的にも放置されすぎ。
一番共感できるのが山本先生とは、歳くったかな…
アルプススタンドのはし…は観たことがなくて分かりませんが、本作の作風の世界観合わないと観ててキツイでしょうね(笑)
私は意外とくだらなくてツボちゃいましたけど。
ココロは終始不快でしたよね。
あんなのが主役だとしたら観る人に何を伝えたかった作品なのか訳わかりませんでした。
山本先生には共感ですよね。
思ってる事をストレートに生徒に伝える事が出来る教師なんてなかなか居ないと思います。
山本先生に共感ですか。
私も全く一緒です。あのシーンだけおもしろかったです。
先ずは真面目に掃除に取り組んで欲しかった。まあまあ、真面目にやっていたのは阿波踊りの一人だけでした。