チェンソーマン レゼ篇のレビュー・感想・評価
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何故、最初に殺さなかったのか
正直、原作を知らないと厳しい映画だと思います。キャラの設定がどうなっているのか、目まぐるしくて初見では理解が追いつかないのではないでしょうか。泳ぎ回るサメ頭のビームとか、天使に触れると寿命が縮むって設定とか。私は予習済みだったので判らないのですが、キャラのぶっ飛んだ性格、複雑な世界観を、知らない人がどこまで類推できるものか。その私の予習はこの映画の結末まで済ませてしまったので、今回の鑑賞は映像化の確認になってしまいました。
そもそも漫画は「動」か「静」かと言えば、非常に静的な印象で、むしろ淡泊といっても良いくらいな印象。なので、このぶっ飛んだ漫画がどこまでぶっ飛んでるのか、この劇場版で嫌というほど味わった次第。クライマックスのバトルが超絶スケールで素晴らしく、ミサイルの飛び交う板野サーカスまで見れるとは思わなかった(ほんの少しだけど)。
キャラ設定やお話自体も、善悪の概念もあったものではないほど悪そうな奴ばっかりで、それがガシガシ戦うのだからストレスなくて気持ちが良い。デンジのバカッぷりは素晴らしいし、サメ頭ビームも楽しすぎる。天使君もなかなかだけど、謝りながら被害者の血を拝借するのは必要だったかな。そこは「自分は悪魔だ。人間は苦しんで死ぬべきだと思っている」という台詞は建前なんだよって設定なのか。この壮絶バトル兼恋物語のサイドエピソードとして興味深い。唯一、誠実でお堅いアキ君の苦悩も然り。
そして恋物語といえば、タイトルにも上げた締めの台詞、「何故、最初に殺さなかったのか」についてなんですが、それは「レゼが本当に恋していたから」と言いたい所なんですが、マキマもからめて考えて見たいです。
それは、「どうしてマキマは最後の最後に介入したのか?」。つまり、「どうして(最初というより)途中で介入してレゼを始末しなかったのか」ということ。あのアッサリと始末した手際を見る限り、街にあれだけの被害と死者を出す前に始末してしまえばよかったのに。あんな壮絶バトルですら、部下の成長を促すにはもってこいの珍事、もしくは、内閣官房長官直属という高い地位の大鉈を振るうには些末時に過ぎなかったのか。
恐らくはまあ、「そこまでならデンジを奪われる恐れは(殺されたとしても)無かった。最後は本気でデンジが心から逃げようとしていたから、本気でレゼに奪われる瞬間だった」というのが私の結論です。あのバトルですら、デンジが「死んでも負けるもんか」と頑張っているうちは例え負けても奪われる恐れはない。一緒に逃げられたら、失うどころか「敵のもの」「敵の持ち駒」になってしまう。それだけは避けなければならない事態だと思う。
でも、恋物語として美しい理解をしておきたい。「レゼも本気でデンジと逃げようと思っていたから」「本気で恋をしていたから」と。直前の「電車に乗ろうとして思いとどまった」「柄にもなく?寄付をして花を貰った」というカットがその心情を物語っているのではないか、と思うのですが如何でしょうか。
映像は勿論、サウンドも素晴らしかった。米津玄師氏のオープニング曲、そしてエンディングは宇多田ヒカルとのデュエット。今回、恋物語のエピソードであるだけに嬉しいペアリングです。そして、マキシマム ザ ホルモンも参加してるんですね。バトル中のサウンドだったのかな。改めて聞き直したい。あと、非常に細かいことですが、最後のマキマさんの登場時の、劇場に響く重低音。あの重低音を聞くために、劇場で鑑賞しておいてよかったと思いました。いやー、怖いよマキマさん。
(追記)
鑑賞中に書こうと思っていたことを忘れていました。デンジ君の胸に下がるチェンソーのスロットル。レゼのクビにある手榴弾のピン。なんか似たもの同士と思いました。レゼも学校行ったことなかったのも同じだとか。喫茶店で勉強道具のノートや教科書は、人格を見せ掛ける演出のために用意したりするのだろうか。きっとマスターと二人きりの時も勉強していたに違いない。そこにレゼの人生を感じる。
手榴弾のピンといえば、有名な映画と似たカットがありましたね。抜いた手榴弾のピンを相手に手渡すっていう。映画「レオン」の最後と、この映画の冒頭辺りに。
映画
面白かった。
超良かったわけじゃないけど。
映画的な手法がたくさん使われている。
んだろうな。映画好きでたくさん見てるもんね。
と思いながら観ました。
なんだか報われない(救われない)話はあんまり好きじゃ無い。単純でスカッとするほうがいいな。
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TV放映分をアマプラで全部見直し。
映画を観た直後はデンジがかわいそうだなって感想だった。秒速5センチメートルを思い出し、待っても来ない人を待っている。これはかわいそうだろと。
でも、決定的に違う所があったね。そこに救いがある。
しかし、客観的にはアレと同じ。
伝わらなければ無かった事になる。
大切な事は伝える事だなと改めて思いました。
IMAXで観たかった
だいぶ遅れて鑑賞。
原作未読。TVシリーズのみ鑑賞済み。
映像、音楽共に良かった。
レゼは可哀想やけどしゃあないよな。悪魔にもそれぞれ事情あるのやろうけど。。
個人的にはデンジの強さをもっと強烈にして欲しいとTVシリーズの時から思っててんけど、ああいう見せ方なんやろな。
にしてもやっぱマキマさん圧倒的すぎて怖い。
パワーちゃんの底抜けの明るさが救いになってる思た
映画特典があまりにもムゴい(褒め言葉)
とても尊い気持ちで一杯なのですが尊ければ尊いほどに絶望しちゃうという不思議な感情に襲われます。映画特典の悪魔、甘く見てました。
序盤のレゼとの出会いからプールのシーンまでレゼの魅力たっぷりであり、こんなん好きにならん男子おらんやろ……とばかりの怒涛の勢い。ほんと好き。
そして花火からのバトルシーンは大迫力。レゼの圧倒的強さに戦慄が走りました。あんまりにも強すぎて家に帰って漫画読み直したら確かにこんくらい強かったわ! と納得。レゼの暴れっぷりと可愛さは最高でした。
挿入歌が流れたシーンはその中でも格別に最高。
アニメの王道であり、敗北後の主人公が立ち上がるシーンに挿入歌を差し込む手法はよくあるのですがまさに王道とも呼べる演出であり、愛され続ける演出の一つ。
アニメ好きには溜まらない一幕でした。挿入歌の熱さも相まって鳥肌立つほどに心臓が震えて動悸が止まりません。
原作でのバトルシーンのやり取りは映画の尺をとってしっかり伸ばされて迫力あるアニメーションに仕上がってるのも好みです。
個人的に一番好きなシーンは刃渡りと小紅ちゃんのシーン。なんで小紅ちゃんはアレだけのカットなのに存在感強すぎるん…?
ラストのパワーちゃんに救われて無事成仏。
刃渡りのシーンだけでも映画チケット代出した甲斐あったのに、こんなのお布施足りなさすぎて困ります。パンフも他作品に比べたらほんの少しだけお高めですがかっこよく、一から十まで良かったです。
ただ映画としては単品だけで完結する作品ではないので事前知識や設定を知っている必要を感じたので万人におすすめできる映画を5.0とするならば−0.5から1.5くらいは入るかも。
〜 はいはい、 〜
話題作≠傑作、興行収入稼いでる作品≠傑作、なケースもあるのでは?との興味から鑑賞。奇しくもその先入観には応えてくれた。まぁ、チェーンソーマン自体、自分は好きになれない作品だとよくわかる作品。
元々は夏場に見た別な映画の予告で流れてきた作品。最後まで予告見てたら何だ、チェーンソーマンの話か、って感じで映画には少し興味はあったかも。チェーンソーマンの漫画は一切見てない。そもそも興味はなかったからアニメも観てなかった。ヒットしたジャンプ漫画がアニメ化してもヒットすれば、映画も大抵はヒット、の最近の方程式に偶々上手くハマったのだろう。せっかくだから、契約していた動画プラットフォームでアニメの総集編前半だけサラッと見てから鑑賞した。なぜ好きになれないかと言うと、
・主人公デンジの設定が悲惨過ぎで同情できない。(親の借金が膨大過ぎで内臓や目売ってまで返済?いつの時代の話だ)
・悲惨過ぎる出自であるが故に主人公デンジの欲求レベルが低俗?過ぎ。
・敵の悪魔が倒される際の描写がグロ過ぎ。
・主要女性キャラとの関わり合いが低俗というか一昔前の感じ(主人公デンジの低俗な欲求に呼応するかのようなアメをまく。胸触らせるとかキスするとかをネタに動機づけする)
・ダークファンタジーだからなんだろうが、昼間でも薄暗くて薄汚い作画タッチ
・キャラ設定や背景が薄くてデビルハンターにも悪魔にも、全然感情移入しにくい。(悪魔にはそもそも背景ない感じねこの作品は)
話の展開が読みやすい。結末もなんとなく想像がつき、特にどんでん返し的なものは感じなかった。デンジとレゼの馴れ初めや、2人で会っている時のやり取り、もう(悪い企み)見え見えだし。うーん小中学生くらいレベルかな。あ、どちらも学校通ってないってキャラ設定だよね、そりゃそうだ。もうそんな駆け引き?にドキドキするとか感情移入するとか。。。プールの場面が抒情的?いやー、単にいやらしいってだけでは。The 悪夢の幕開け。
この漫画好きという方には勿論面白いのだろうが、物語を観る際に頭を使うのが苦手な人、細かい設定気にならない人、普段ほとんど映画を見ないような人にはウケやすいかも?映画たくさん見てます〜私軽く評論家な感じです〜的な方の中にも、絶賛してる人がいたが、この作品がそもそも好きだからこそ言えるのだろうと納得するしかない。自分はそうならなかった。正直絶賛は難しかったね。物語の流れは単純でひねりもないので特段面白みもなく、小ネタでクスッと笑わせるところがあったのは救い。興行収入稼いでる割には身の周りでこの映画勧めてくる人はいない。ファンが何度も押しかけて、あとはとりあえず観てみよう層が行って数稼いでしまった感じ。割と原作好きでもアニメは、映画は…って声もかなり聞えてきてるから、賛否両論ある作品なのだろう。よって雰囲気重視の映画?戦闘シーンはまぁ、分かりにくい箇所はそんなに無くて良かったかな。でも迫力については今年他にもっと凄いの色々観てしまったから、それほど珍しくは感じなかった。
デンジが戦ってる時のねじ抜けてるようなHighな描写はTVアニメでも共通で、これが1番の売り?まぁ観ていて快感に思うところはあるかもしれない。でもやはり、とにかくグロい。戦闘シーンは毎回、腐った血の臭いがしそうで。4DXでそんな演出をやってたら、もう少し良い評価するかも。
あと、後半の戦闘シーンでのビームとのやり取りや小紅ちゃんが腰を抜かすシーンはクスッと笑えた。
そんな訳で個人的評価としては、かのMAPPAさん作品で、チェーンソーマンという話を抜きにして、映画そのものとしては原作もありかつ不自然な流れもないことを踏まえると星3.5はまず基礎点で点くかなと思うが、面白いとかつまらないとか感動云々の評価をするに至らなかったので評価なし、そして作品そのものが好きでないということで星−1.5、合計で星2かなってところ。かなり大甘にみた。米津さんのテーマ曲もアニメの曲のほうが良かったなーと思った。映画のせいでヒットしてるだけであって、曲そのものは何がいいのか分からなかった。米津さんの曲好きだったけと、この曲は映画観るまでは一切聴いてなかったが、いざ聴いてあれ?って感じ。メダリスト×BOW AND ARROWの組み合わせは最高だなと思っただけにね。この漫画アニメも好きなの?米津さん、ちょっとガッカリだよ。
以上、つまらない作品とは思わんが、私は映画館の貯まったポイントを使って無料で観るくらいでちょうど良かった。あらかじめ考えていた通りのレビューをそっくりそのまま読書感想文のように書けた。田舎だからかもだが、来場特典、たくさん余ってたな。映画始まるのにいつまでも喋ってる奴ら、何しに来たの?普段映画見に来たことないのかな?小さい子連れで来てた人もいた。PG12だけど、子どもにせがまれても俺は連れて来ないかな。いや、観ても得るものが感じられないと思ったし。間違ってもパートナーと来るなんてのも自分的にはご法度な映画。
皆が面白いとか泣いてても、何も感じない作品はあるよね、劇中でデンジとマキマさんもそんな話、してたでしょ?
純愛映画
人を愛するということを改めて考えさせられた映画でした。
映像はとても綺麗で、戦闘シーンも壮大だったため、エンタメとして単純に楽しめました。
それだけではなく人の優しさ、人を思いやる、愛するということがテーマだったなと、個人的に感じました。
デンジ
もともと文無しで生活していたような彼。
お金に関しても無駄遣いはせずに人のためにお金を払うような利他的な人間ではないと思います。
だけどレぜが兵器として使われている現状を知り、彼女のためにお金をおろして一緒に逃げる決断をした。
彼女の好きなお花を花束としてプレゼントしようとした。
人を愛するということは自分よりもその人の事を大切に思い行動することだと思います。
デンジは食べれもしないもの、花なんかには興味が無い。
それなのに好きな人のためであれば自分が興味のないものにお金をかけることができる。
とても人格者で愛のある人に成長したなと感じました。
レぜ
冒頭にデンジと出会うシーンからすでにデンジは殺すべきターゲットだったと思います。
それなのに、デンジが花をプレゼントしてくれた。
おそらく今まで人に優しくされた経験がそこまで多くなかった。
だから一輪の花だけでも彼女はとても嬉しかったんだと思います。
彼女の強さならいつでも殺すことができた。
それなのに、一緒にカフェで話したり、夏祭りに行ったり、学校に忍び込んだり。
戦闘シーンでも殺し合いはしてるんだけど、どこか仲いいカップルがじゃれついているようにも見えます。(さすがにやりすぎですが、、笑)
そんな両想いの二人が最後に顔を合わせることができずに終わってしまう結末。。。
とても悲しく胸が詰まるような彼女の最後だったと思います。
天使⇔アキ
デンジの好きなレぜを、アキに殺させたくない。
だからマキマからレゼ退治を命じられた最後の場にアキを連れて行かなかった。
天使に素手で触って寿命が縮まったとしても
風に飛ばされそうな天使を助けてあげる。
総評として、各キャラクターの優しさや愛が見られる素敵な作品でした。
学校のプールでの水浴び、夏祭りデートでの二人のいちゃつきは青春でとても甘酸っぱい気持ちで一杯になりました。
また米津玄師さんとても好きなのと、あのOPの映像が好きすぎてYouTubeで何十回も見て気力を貰ってます。
美しくも儚い刹那の物語
マキマさんのことが好きなのに、レゼに身体が反応してしまうデンジは相変わらず笑える。身体の反応の先の妄想が事実になろうとするが、もちろんそれは妄想のまま、いや、破滅に向かおうとしていることはわかる。デンジもどこかでそう思っているのではないか。それでも止められない自分。そしてレゼもその後、デンジを殺すことになることをわかりながら、つかの間のコンタクトに身を委ねる。その儚さと刹那が美しい音楽で演出されていた。プールのシーン、祭のシーン、花火のシーン、ゾクゾクと来た。
男はみんな同じこと考えてるんだな
鑑賞2回目。
デンジの感情に自分の若かりし頃を思い出してニヤつけるのがこの漫画の魅力。
海でなぜデンジが倒れたのかがわかりにくかったり気になるところはありますが、やっぱり面白い。
3DX2D初体験。集中できないのでもういらない。
皆が見たかったチェンソーマン
期待されたアニメ版が残念な結果に終わったチェンソーマンであるが、劇場版はまさに皆が見たかったチェンソーマンである。
デンジとレゼの出会いと逢瀬が青春かつ豊かに、不穏なテイストで描かれ、そして最後は悲恋に終わる。
結末を知っていて見に行く人がほとんどだろうが、知っていてもなお、心に穴が空く。デンジが金をすべて下ろし、花束を買って二道で待ち続けるのをみると、まさに虚無になってしまう。
別作品だが、ブラックラグーンの「そうはならなかった。ならなかったんだよロック」という言葉を思い返してしまう。だれしもが期待した幸せな結末というものは、チェンソーマンには起こらないのだと。
映画そのものの完成度は極めて高い。作画、絵づくり、構図、劇伴、演技、色使い、どれをとっても素晴らしい。
特に色使いはそれだけでチェンソーマンらしいというか、不穏な世界観と退廃が描けている。特に、謎の男の部分。洗面台のシーンはまるでフランス映画やホアキン・フェニックスのジョーカーを感じさせる。レゼを追いかけ回すシーンもそうだ。
戦闘シーンも構図、色使い、動き、どれをとっても文句ない。武器人間の戦闘の激しさというものが(それとレゼの高い実力)というものがよくわかるシーンである。
上田麗奈(敬称略)の演技力もそうだ。元々評判の高い声優さんだが、ここ最近で一番の演技と感じる。レゼ、ボム、そして「ジェーン・ドゥ」の魅力を最大限に高め、喪失感と没入感を生んでいるのはこの作品を何度も見たくなる一因の一つだ。
また他作品になるが、言ってしまえば「鬼滅の刃 無限列車編」のようなもので、エピソードとしての完成度の高さと声優さんの熱量、そして映画としての絵づくり、構図などがバチッと噛み合ったのだろうと思う。
忘れてはいけないのがオープニングとエンディング。米津玄師と宇多田ヒカルの二大アーティストのコラボで書かれたエンディング曲、「JANE DOE」の効果は凄まじい。聴いた瞬間にCD購入を決定したくらいの効果があった。
総じて、ここ最近のアニメ映画で一番の完成度だと思う。
退屈と興奮 人はなぜ時として退屈凌ぎに「不幸」を求めるのか
2025年映画館鑑賞111作品目
11月17日(月)イオンシネマ新利府
ハッピーマンデー1100円
原作は『ルックバック』の藤本タツキ
監督はTVアニメ『夜ノヤッターマン』の𠮷原達矢
脚本は『亜人』の瀬古浩司
チェーンソーマンではない
あくまでもチェンソーマン
映画comでチェーンソーで検索してもこの作品は出てこない
語感の問題だろう
チェ・ホンマンみたいだがもちろん無関係
原作の存在はよく知っている
コンビニで単行本をよく見かける
読んだことは全くない
TVアニメも全く観たことがない
劇場版を観たら興味は湧いてきた
悪魔が当たり前の世界
ソ連が存在するパラレルワールド
悪魔退治するのがデビルハンター
人間だけでは勝てないので悪魔と契約し協力して戦う
悪魔と融合したのが魔人で人と融合したぶん悪魔単体の時より戦闘力は弱くなる
恋愛パートはなぜかとても退屈
チェンソーマンと爆弾の悪魔のバトルシーンはたしかにわちゃわちゃしているが興奮
悪魔のデザインは秀逸だが人物描写がお粗末
なんだよあのツノ
パーティーグッズか
デンジが主人公だが全く魅力を感じない
ポチタは殆ど登場しない
融合しているなら2人で会話しながら戦う方が好きだ
例えば『寄生獣』とかちょっとマイナーだが桂正和先生の『超機動員ヴァンダー』とか
エログロナンセンスのエロが足りない
レゼの全裸シーンは手抜きだ
手塚治虫先生のような照れを感じる
永井豪先生はその点ではちゃんと書く方だ
遠山光先生に至ってはそれのみにチカラを入れている
きっと監督は妻に申し訳ないと感じ自粛したのだろうか
恋愛パートにドン引きするレビュアーもいる
どこの修道院のシスターか知らないがこの作品においてドン引きするのはそこじゃないだろと
あれだけチェンソーマンが苦戦したのにマキマと天使の悪魔によってあっさり殺されてしまうレゼ
うーん・・・
レゼって渚カヲルっぽいな
配役
チェンソーの悪魔「ポチタ」と共にデビルハンターとして働いていたがヤクザに殺された際にポチタが心臓になりチェンソーの悪魔に変身する能力を獲得したデンジに戸谷菊之介
子犬のような見た目。チェンソーの悪魔のポチタに井澤詩織
デンジの上司。内閣官房長官直属のデビルハンター。公安対魔特異4課のリーダー。正体は支配の悪魔のマキマに楠木ともり
公安対魔特異4課の隊員。デンジの3年先輩。両親と弟を悪魔に殺され復讐のためにデビルハンターになった。刀で戦う早川アキに坂田将吾
公安対魔特異4課のデビルハンター。我儘で嘘つき。見た目は10代後半女性。日本のツノが生えている血の魔人のパワーにファイルーズあい
公安対魔特異課のデンジの同僚で新人の小柄な女性。ヘタレの東山コベニに高橋花林
デンジを慕うサメの魔人のビームに花江夏樹
ペストマスクとガスマスクを合わせたような仮面を装着しパーカーのフードを被った暴力の魔人に内田夕夜
無気力な天使の悪魔に内田真礼
特異4課の隊長の岸辺に津田健次郎
対魔2課の副隊長に副隊長に高橋英則
2課時代の早川の先輩。公安対魔2課の野茂に赤羽根健治
台風の悪魔と組んでいた悪趣味な殺害方法を好む殺し屋のモヒカン男に乃村健次
脳と腸が露出している赤ん坊のような顔の台風の悪魔に喜多村英梨
レゼがバイトしているカフェ「二道」のマスターに小野健一
カフェ「二道」でバイトする女性。爆弾の悪魔のレゼに上田麗奈
デンジとレゼの掛け合いがかわいい
戦闘シーンは迫力があって、音響もきれいだった。
米津玄師さんの主題歌がカッコいい
最後のレゼは切ない。
切なすぎる😭
原作未読、アニメのみ
レゼが切なすぎて😭
ラストデンジに会いに行くんや!って思ってからのマキマさんに涙。
悪いこといっぱいしてるし、デンジと逃げようとしてるしで、原因はいっぱいあるからしょうがないと思いつつ、なにか方法はなかったのかと考えてしまう…。
もっと早くあってればとか違う出会い方があったのではとか…
すごく良い映画で、見に行って良かったです(*´˘`*)
劇場版チェンソーマン レゼ編 ― Jane Doe ―
Jane Doe──アメリカのドラマやニュースで、身元不明の女性遺体に付けられる名前だと知ったのは随分前のことだ。けれど「誰にも知られずに終わった人生」という気配が、その語感の中に薄く残っていて、聞くたびになんとなく胸がざわつく。
『劇場版チェンソーマン レゼ編』は、そんな Jane Doe にまつわる、小さくて儚い物語である。レゼという名前は、彼女が“まだ生きていたとき”に名乗っていた偽名だ。東京の片隅で、カフェで、誰とも深く関わらず、けれど確かに呼ばれていた名だ。
レゼは、チェンソーの悪魔を手に入れるためにデンジへ近づく。あざとさが計算なのか素なのか、観客でさえ判別に迷うほど自然に、彼女はデンジの懐へするりと入り込む。デンジの口からこぼれた花を受け取り、飾り、唐突に艶めいた話をしてみせる。その“距離の詰め方”の見事さに、なるほど多くの人が「自分はレゼだ」と名乗りたくなったのも分かる気がした。
一方で、マキマもまたデンジをデートに誘う。だがその内容は、映画を十本はしごするという、色気とは程遠い代物だ。初めて観たとき、私は正直、レゼのアプローチとの落差に笑ってしまった。
けれどマキマは劇中でこんなことを言う。
「おもしろい映画は10本に1本しかない。でもその一本に心を動かされたことがあるんだ」
マキマはあくまで“自分の心を揺らす瞬間”を探して映画を観ている。デンジの機嫌を取っているようでいて、実際には自分の内側の欲求に忠実なのだ。
対してレゼは、デンジの好みに寄り添い、相手が喜ぶ顔を探りながら距離を詰める。内面を覗かせるマキマと、外面を巧みに変えるレゼ──二人の女性の“寄り添い方”の違いが、物語を静かに彩っていた。
中盤の戦闘シーンでレゼが見せる強さは圧巻だ。画面が動く、というより、画面そのものが生きているような、あのアニメーターたちの執念のような作画。サーカスのように跳ねるミサイル。観ていて思わず息を呑んだ。
けれどその強さの裏側が、終盤で静かに明かされる。レゼはソ連で幼少期から戦闘員として育てられ、世界と切り離されてきた。人生を“戦うこと”に捧げさせられてきた少女だったのだ。
そんな彼女が、最後には Jane Doe となる。マキマとの対決に敗れ、名前も背景も失われたひとつの影に帰っていく。
レゼは死に際に「出会った最初に殺しておくべきだった」と呟く。勝てる可能性は確かにあった。だがそれでも敗れたのは、彼女の“内面”がまだ、形になりきっていなかったからだと私は感じた。
デンジと過ごした短い時間の中で、レゼは自分の境遇と彼を重ね、初めて心を動かされていく。プールで泳ぎ方を教え、無意味なイタズラで笑わせ、逃避行の夢まで語る。あの小さな積み重ねが、レゼの「信念」の萌芽だったのかもしれない。
けれど、信念というものは、訓練や命令で作れるものではない。自分で感じ、自分で選び、自分で積み上げていくものだ。レゼは、その輪郭が結ばれる前に、 Jane Doe へと還ってしまった。
だからこそ、この映画の余韻はやけに静かで、胸に残る。小粋な演出、染みる劇伴、鮮烈なアクション、美しいプロット。そのすべてが、彼女の短い「もしも」をそっと包み込んでいるように思えた。
―まるでこの世界で二人だけみたいだね。
ほんの少しだけ、そんな夢を見てしまっただけ。
もう一回観たい!!
映像表現の面白さ、楽しさが気持ち良くても(もう一度観たい!)と感じさせる。
基本的に人が傷付けられるグロい映画は嫌いだが、この映画はその感情よりも(気持ち良さ)を刺激する何かがある(これはタランティーノの映画にも感じた感情だ)。
この映画を観る予習として原作漫画を5巻まで読んだが、原作のもつ独特な「間(ま)」が映画にも表現されていて、「これがこの作品の魅力なんだろうな」と思った。
この作品の持つ「間(ま)」により、日常的なシーンと非現実的なバトルシーン両方を温度差なく楽しめる事が出来たように思える。
監督の演出とレイアウトは秀逸だ。どのコマも一つの静止画として見ても非常に説得感がありカッコ良かった。長尺で描かれるチェーンソーマンとレゼとのバトルシーンは有機的で迫力の中に美しさが感じられた(これは時空要塞マクロスの戦闘シーンを観ていた時の気持ち良さを思い出させた)。
戦闘シーンで惜しかった場面は「台風の悪魔」を倒すシーン。「台風の悪魔」の本体はあまり動きがないので、この場面では少しトーンダウンしたように感じられた。
【永井豪のデビルマンとの世界観の違い】
デビルマンの漫画の中では、人間は襲い来る悪魔の恐怖により狂い、人間自ら世紀末の世界へと突入していく。それに対してチェーンソーマンはいくら悪魔が暴れようが世界は普段通りの日常が繰り返される(つまらない映画は上映され、客の来ない喫茶店は営業し、人は朝にトーストと目玉焼きを焼いて食べる)。
両者のこの温度差が、現代に生きる人の(生き辛さ)を表しているのだろうか。。。
友達がたとえ悪魔で自分を殺そうとした相手でも、(ま、いっか)と許せるのが今の若者の感覚なのだろうか??
現代に生きる人が日常的に浴びる情報量が昔と比べて余りにも多すぎる為、日々に感じる「喜び、憎しみ、悲しみ、」といった感情を必要以上に引きずらなくなってしまっているのだろうか??
悪魔で童貞の少年(16)の初恋?
さすがのMAPPAと唸るアクション構成。
ただ…やたらに派手だ。
むしろ提供過多とも思える。
原作に何話分を使ったのかは知らないのだけれど、アクションのインパクトが物語の核を吹っ飛ばしてるようにも思える。爆弾だけに。
切ない話なのだ。
主人公が恋を意識し、それまでの全てと引き換えにその恋心を選ぶ。
花束を抱える主人公の後ろ姿ではヒキが弱いと思えてしまう…漫画ならば静止画だし、アレで充分なのかもしれないけれど、ここまで派手にドンパチをやられた後では主人公の内面にまで届かないように思う。
冒頭の扉が呟く「開けちゃだめだ」はデンジの恋心の事なのだろうか?
幼い頃から1人で生きてきた少年が、生き抜く為に封印したのが他者を求める感情なのだろうか?
だが他者を求める本能が「夢」のあらましなんだろうか?
不器用というか戸惑いながらも、得体のしれない恋に突き動かされた純心な童貞少年…儚くも淡い初恋ってとこか。
殺し合うのは魔人故だとして…レぜが戦闘不能になったのはどういう経緯なのだろう?
海中で爆弾が使えないまでは理解できるのだが、その後戦闘不能になった理由がわからん。
鮫なんざ、腹に爆弾を何発もぶち込まれて内部から爆発したのに生きてたりする。
…基準がわからない。
そもそも基準なんて存在しないのだろうか?
おそらくなら、その鮫男がデンジ諸共助けたのだろうけども…どうにも腑に落ちない。
マキマさんがレゼを殺すのはデンジへの防壁みたいなものだとは思うし、俺が知らない設定なんかもきっとあるからそれに由来するものなのだと思う。
まぁ、初っ端からレゼをキャバ嬢の営業トークみたいなんて思ってたからこいつが本性表したところで驚きもしなかったのだけど、そんな2人が共闘する未来も見たかったなぁとは思う。
最後の構図のおかげで、日の丸の赤が血溜まりに見えたとだけ付け加えておこう…なんか知らんが本部でたなびく国旗と被った。
アクションは爽快だった。
が…一方的にやられてて、ベクトルが一方向にしか向かなかったから提供過多だと思えた。
鮫男が言う「普通の悪魔ならとっくに死んでんのにっー!」ってのは結構重要な伏線なんだろうか?
タイトルなし(ネタバレ)
あの内容を1時間半ちょっとで…?と思っていたのもあったのですが
ハイテンポでハイクオリティ、大変満足感のある映画でした!
未視聴ですがTV版の評判をあまりよく聞いていなかったのもあり、今作でだいぶ想像してたチェンソーマンになってたとの評判も聞いていたので楽しみにしていましたが
想像していた通りでした。ビームと天使かわいいですね。台風も原作より想像以上に良かったです、声つくとあんな感じなんだ…
あと映画でしっかりああいうOPやるのも珍しいのでは?
やっぱり戦闘描写があるものは映画館で見たほうがいいな…と。大迫力でめっちゃ引き込まれる感じはやっぱり映画館でしか出せないですね。
レゼ、最初は声に違和感があったのですが
途中の悪魔の部分に変身するあたりでとんでもなく声がしっくり来て、なるほど…と思いました。
久々に映画館で映画を見たのですが、これをきっかけに映画趣味作りたいな~と思えた作品です!
最高の映像化
私も学校行ったことなかったの、
でまんまとボロボロに泣かされた。
Jane Doe素晴らしすぎる。
これ以上ない最高の映画化だったと思う。
アニメ1期はしっくり来なかったけど今回はよかった。何が違うんだろうね?
感想メモ
チェンソーマン!最高!
漫画、アニメ履修済み、原作に準拠した内容で良い
プラス、漫画だと淡白に感じる戦闘シーンの行間をしっかりと表現していて素晴らしい
デンジとビームが思ったよりバディ感強くて良かった
後半のバトルシーンは長いが、静寂の後に爆発があったり、音楽などで緩急つけていて飽きずに楽しめる
この車無線壊れてやがる、からの刃渡2億センチ盛り上がるねー
静寂の時に映画館中の人が息をのんでスクリーンに集中している雰囲気が伝わり同じ作品を、戦いを見届けている者たちの一体感が伝わり非常に良かった、映画館は良いね
レゼ好き、マキマさんも好き、困っちまうぜ
どうして初めて会った時に殺さなかったのか
ロシアのモルモットである自分、公安に飼われているデンジ、似たものを感じたのかな、救いたかったね
全228件中、1~20件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。






