チェンソーマン レゼ篇のレビュー・感想・評価
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最後の宇多田でほろり
原作、第一部のみ読破済み。なので終始原作ママだな〜と思いながら観ていた。個人的にはどうしようもなく好きなアキに素直になれず、デンジにちょっかいをかけるという面倒な女感甚だしい、人間臭い姫野先輩が大好きで、レゼには同族嫌悪していた(モルモット時代の教育もあるはずだが、男を落とす術を把握している感じが苦手だし、それは自分もそういうふうに振る舞うことがあるから)のであくまで淡々と。まあ、もちろんレゼも完全にわざとああいうふうに立ち居振る舞っていたら、最後はさっさと新幹線に乗っていたはずだし、乗らなかったとしても二道には行かないだろうけど。
ただ、JANE DOEが流れ始め、宇多田の声が聴こえた瞬間に涙が落ちた。儚くも美しいレゼとデンジの恋(?)がリアルに描かれていたからだ。宇多田が詞曲を担当していないのもあって、歌詞やメロディーに宇多田感がないところが良くも悪くも素晴らしいと思えた。
※それにしても、私「も」田舎のネズミが好き、と言ってるマキマ、恐怖でしかない…。全部把握してるあたり、さすが「支配の悪魔」である
アニメ戦闘描写の到達点──チェンソーマン レゼ編を観て
チェンソーマンの原作は読んでいましたが、アニメは未視聴。
しかも原作を読んだのも1年以上前で、内容はすっかり忘れていました。
映画を観る前に復習しようかとも思いましたが、時間がなく断念。
そのままの状態で劇場へ向かいました。
そして映画が始まってすぐ、自分でも驚きました。
主人公がどんな立ち位置だったかも思い出せず、
登場人物のキャラクターもまったく覚えていない。
でも、そんな状態でもまったく問題ありませんでした。
映画は、過去のストーリーの説明は最小限。
レゼ編は、レゼとの物語にフォーカスして完結しており、
初見でも十分に楽しめる構成になっています。
そして何より、そんなストーリーのことを忘れてしまうほど圧倒されたのが、
戦闘シーンです。
振り返ると、アニメにおける戦闘描写は
『鬼滅の刃』で進化し、
『呪術廻戦』でさらに昇華され、
この『チェンソーマン』でついに到達したのではないかと思います。
戦闘シーンの迫力は、まさに圧巻でした。
チェンソーの音、キャラクターの動き、画面の演出すべてが、
ただのアニメーションを超えて、まるで芸術作品のように感じられました。
一瞬一瞬が緊張感に満ちていて、スクリーンから目が離せません。
そして、何より印象的だったのは、映像と音楽の融合です。
静と動のバランスが絶妙で、激しいシーンの中にも美しさがありました。
まるで映像詩のような感覚すら覚えます。
原作を忘れていても、アニメを見ていなくても、まったく問題ありませんでした。
むしろ、まっさらな状態で観たことで、純粋に映像と
物語を楽しむことができた気がします。
映画を観終わった後は、しばらく余韻が残り、
「もう一度原作を読み返したい」、「アニメを全話見たい」
と思わせてくれるような、そんな作品でした。
描画のすばらしさ!戦いはまだ続く!チェンソーマン優しすぎる。
映画の日だったのでIMAXで観賞してきました。
声優さんの豪華さよ。レゼはまさに強敵!
チェンソーマン仲間の蘇生がなければまけてます。サメちゃんが地味に良い仕事しててよかった。チェンソーマン優しすぎる。
目まぐるしいシーンありますので酔いやすいひとは注意。
悲しいかなレゼは喫茶店にたどりつけず!
チェンソーマンはあくまでも優しい。
津田さんは今、声優でも俳優さんでもひっぱりだこなのでした。内容に関しては劇場にてご覧下さい。
IRIS OUT...
完璧です
なんだかオシャレな映画という印象で、館内は若者ばかり、なるほどこう...
レぜ可愛い😍ドーム最高🦈🦈🦈
デンジの心臓🫀狙ってきた悪魔👿ではあるんだけど、やっぱり女子だよねー😍
レぜ、ボン、女子ってレぜの中には3つの心❤️があるんだなーって思う。デンジもこんな恋愛体験したら、心奪われるよねー若者だもん。
それに、デンジの心の声がリアル感あるね😆👍
モテない男子が勘違いしたら、こんな事考えちゃうんだ😆
マキノさんが好きなはずなのに体が勝手にーって⁉️ツッコミ入れたくなる行動が男子あるあるなのかな⁉️
夜の学校のプールで素っ裸なんて見せられたら❓心も体も奪われる⁉️あと、今回パワーちゃんに代わってドームが最高😆👍声優を花江夏樹さんが最高に盛り上げたねー⤴️
もっとドームが出てきても良かったと思った。
ただ、最後に推しのパワーちゃんがオチで出てきたのは嬉しい☺️テロップが終わるまで待ってたら会えるよー🙆🏻♀️
面白いとも思わないし、面白くないとも言いきれない。
映像とかアクションはすごいなって思ったし、面白いって言われるのも分かるよ。
でも私はちょっと違って、観たあと“面白かった!”って言い切れない、不思議な感じが残ったんだよね。
バトルは迫力あったのに、ストーリーとしては大きな進展が少なくて、なんか消化不良な印象だった。
デンジとレゼの関係も、ただの敵と味方じゃなくて、お互い『普通の幸せ』を求めてたのに結局すれ違って終わるから、スカッとした盛り上がりじゃなくて“虚しさ”が残るんだよ。
だから娯楽としての爽快感より、“普通の幸せは許されない世界”を突きつけられる感じで、面白いとも面白くないとも言えない。
ただ、そのモヤモヤ自体がレゼ編らしさだと思うし、後から考えると『なるほど、これが狙いか』って感じになった。
私にとっては、映像は派手なのに後味は苦い、不思議なエピソードだったかな。
上田麗奈とED曲を聞きに
軽快で狂気でグロな世界
ほわほわした青春劇からの怒涛のバトルシーンは圧巻でした!
映像に関しては劇場版だけあってテレビアニメよりは手の込んだ感じはありましたが、凄いかと言われると普通かなといった印象です。
チェンソーマンって残酷で人はたくさん死んじゃうし、意味不明な破茶滅茶でクレイジーな展開でも、デンジの頭のネジがぶっ飛んだ言動で感情を沸かしてくれるんですが、今回はレゼにデンジが本気で恋に落ちて喪失する虚無な痛みが映像化によってより深く切ない余韻になり…
夢から醒めきれない鬱々とした状態の中、復活したパワー登場で現実に戻ってこれて良かったです笑
哀愁からの笑。あーやっぱりチェンソーマンって最高。
初見には苦しい。
令和日本アニメの底力を見た
チェンソーマン自体全く知らず、2日前に漫画サイトでパワーの猫が出てくる位まで30分予習のみ。ただ先を全く知らなかった分、絶妙な具合で楽しめました。主人公のルーツ位は予習が必要。私には向いてないと思ってましたが、いやあ正直なめてました、令和の日本アニメーションの真髄を見た気さえする。東京喰種?いやAKIRAがタイプ的には近いのかな。ただ戦闘シーンであまりについて行けなくて頭がバグった(悪い印象では無いが)。映画館での作画、構成、音響などは良好なだけにスプラッター風味のドタバタファイトで好き嫌い出るかも。終劇の米津ヒカル曲も心をえぐられるように響きました。MAPPAのアニメチームよーく覚えときます。
戦いだけじゃない、にわかでも分かる切なき物語。
※注意!※ このレビュー主は、『チェンソーマン』をあまり知らない人です。かなり調べていますが、解釈が違う所もあるかもしれません。ご理解いただけると幸いです!
※この先、核心的なネタバレを含みます。※
この作品を観て、私は元々、ただのスプラッターアニメだと思い込んでいたので、まさかここまで人の人情に寄り添った物語だとは正直、思っていませんでした。特にデンジは、心が無いと思っているようですが、人間らしい部分が多く、私も同情する所が所々ありました。
物語は、前半で三角関係を描き、後半では倍返ししてくるような展開。まるで、転調のある曲のように展開が速く、デンジの心の葛藤やキャラクター性が巧みに表現されていました。
演出にも力がこもっています。例えば、デンジの気持ちやレゼの束縛感は、蜘蛛の巣にくるまっている蝶々のように見えました。他にも、天気(台風の悪魔も含む)、ガーベラの色、空を赤くして原作の表紙っぽく表現するなど、さまざまなモチーフがキャラクターの心情や物語を表現していて、まるで曲の「暗示された歌詞」のようで、本当にすごかったです。
電話ボックスで雨宿りしてたまたま会ったばかりなのに、それはあそこまでレゼに恋してしまうデンジ。元々マキマさんを一途に愛していた彼にとって、それはまさに「三角関係」の始まりでした。劇中に出てきた白いガーベラのようですね。
その後、レゼが働いているカフェで夜の学校に忍び込む話となり、一緒に勉強する約束をしました。レゼがデンジを公安対魔特異4課から辞めさせ、二人きりにしようとするめちゃくちゃ怪しい流れでした。そして、夜の学校でレゼが「いなかのネズミ」と「都会のネズミ」の話をしようとした時、場面が切り替わり、アキとエンジェル(天使の悪魔)がその話を語る場面が挿入されていました。この構成により、レゼの言動の持つ意味がより深く伝わってきて、とても心に残りました。デンジと離れていた時に、レゼがたまたま悪魔に遭遇し倒すシーンで、私は「この人もまさかデビルハンター?」だと思っていました。その後に武器人間だと判明した時は、本当に動揺しました。まさかデンジを狙う武器人間だったとは…鳥肌が立ちました。
そして、そのシリアスさをより際立たせるように、戦いのシーンもすごかったですね。チェーンソーの悪魔に変身したデンジは、そして、武器人間となったレゼ(爆弾の悪魔・ボム)に怒っているようでした。アニメーターさんたちがどれだけ絵コンテを描いたのかと思うほど、滑らかな動きと爆発の細かい描写に圧倒されました。レゼはとても強かった…。しかし、デンジに倒された後、逃げた末にマキマさんに倒されてしまうシーンは、ガーベラが枯れる時のように、とても切なかったです。
このレゼ編は、アニメの中でも個人的に、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』第一章 猗窩座 再来』に及ぶくらい、本当に神作でした。
レゼは強くて可愛かった
これは予習をしないと無理と感じアマプラで総集編1部2部を鑑賞してから観ました
金曜日の14時からだったので学校帰りの高校生とか若い世代と金曜日が休みらしい年配の方々等幅広い年代がいました
米津玄師のオープニングが迫力満点
そしてデンジとレゼとの出会いのシーン良かった!デンジが飲んでた白い花は唾液交じりなのに嬉しそうに貰われたら惚れるよね(笑)
デンジがレゼがバイトする喫茶店に通うのもわかるわかる
マキマさんとの天稟にかけるデンジもまた良し
学校のプールのシーンのレゼはエロかった
なぜか切なくもあった
ロマンチックな花火のシーンからの戦いへ!!!
レゼの強さが半端ない!!!誰も勝てないよ~って思わせる位の半端じゃない強さ
でも映像が早く激しくてどっちが優勢なのか???わからなくなる場面も
戦い終わって最後とどめをささなかったデンジが『喫茶店で待ってるからな』とレゼと別れ
翌日レゼは喫茶店へ
マキマさんなんであそこにいたのか?レゼが来る事がなぜわかったのか?そんなに凄い力をマキマさんは持ってるの?
疑問は色々とありましたがとっても楽しく素晴らしい映画でした
エンドの米津玄師&宇多田ヒカルの唄は絶品でした
チェンソーマン・・・というかこの作者っぽいストーリー
チェンソーマンはコミック未読、アニメは全話視聴済み。
女の子の絵が可愛いいが、全体を通してどこか物悲しく、登場人物がみな何かしらを抱えており表情も含め気の毒っぽさが凄く、独特な雰囲気が好き。
レゼもまさにその典型的なキャラクターで、本作はまさにチェンソーマンという漫画を象徴するようなストーリーだと思う。
レゼについては最後にマキマさんによって語られるが、デンジに会ってすぐに殺さなかったというのも彼女の生い立ちや悪魔になった経緯などが大きく影響しているのだろうが、それ以上の説明は何もない。
学校へ行ったことのないデンジに学校を経験させる前半のくだりは強烈にエモくそしてエロいが、後に自身も学校に行っておらず、そういう雰囲気を味わってみたかったということがわかりさらに涙を誘う。
音楽や映像も良く、特にプールのシーンと戦闘シーンは圧巻だった。
見終わった後にはしっかりと余韻が残り、満足感が得られる作品だと思う。
マキシマムザホルモンの曲が長い!
MAPPAが単独製作(制作スタジオはいろんなところが関わってます)というのが今後のアニメ制作におけるターニングポイントになるかもしれない重要な映画。というのは作品レビューには関係ないけど。
映像が綺麗なのは当たり前。劇場版なのにTVアニメ同等の作画レベルだったら「金返せ」ってなる。大昔に制作された「マクロス愛おぼえていますか」「ファイブスター物語」など、今見ても驚愕の作画レベルで作るのが劇場版アニメ。(ファイブスター物語の同時上映「宇宙皇子」はTVアニメより酷い作画だったが)
だから、映像のレベルが高い部分は、「高くて及第点」そこは評価ポイントにはならない。
スピード感の演出、空気感の演出などは評価ポイントだ。
プールのシーンや、ラストの路地裏のシーンなど、印象的なカットが作中にいくつもあり、原作を忠実に描き出すパワー(ただ、そのままやれば原作通りになるわけじゃない)はとても良かった。
そして、この映画でもしかしたら一番評価の高いポイントは音楽かもしれない。
米津玄師のオープニング、米津と宇多田のエンディングは圧巻!
個人的にTVアニメエンディングで一番好きだったマキシマムザホルモンの「刃渡り2億センチ」が一番盛り上がるバトルシーンで流れてきた!しかも「あれ?曲長くね?」と思った時の衝撃w
クレジットで(全体推定70%解禁edit)って見て、まだ100%じゃないんかよ!と心の中でツッコんだ。
追記 アメリカ在住の知り合いが、LAでチェンソーマン・レゼ篇観た!と連絡してきた。映画館で「刃渡り2億センチ」が流れてきたタイミングで観客から拍手が巻き起こったそうだ。
ラストいいね
最初の映画観てるあたりはまあまあなんだけど、レゼの誘い方が思春期男子の妄想爆発というかオタクの理想の顕現で「うわ」となるのね。藤本タツキさんの描く女の子はそんなに可愛くないというのが、それに輪をかけるの。
夜のプールで服脱いだら、なんかもうご馳走様でしたという感じで、ただここで蜘蛛が蝶を絡め取るカット入れてくるよね。だからレゼは悪役でここから展開するんだなって分かって観てるの。
そこからはドンパチ、ドンパチだね。
キャラ配置やネタのふりかたが面白い。
戦闘シーンはマンガで読んだら胸熱なところもあるんだろうけど、映像で観てるとふつうだね。
そしてめでたしめでたしで、レゼの感情を描くシーンがいいよね。
「カフェに行く道だ」と最初のシーンが効いてきて、そこまで行けばデンジに会えるってところで、鼠がわさわさやってくる。
カッコいいわ。
《仁義なき戦い》で足を洗おうとする松方弘樹がおもちゃ屋で銃撃されるシーンがあるけど、そんな感じだったね。
《ルックバック》も映画で観たけど、藤本タツキさんは芸術の素養があるんだね。インプットが漫画・アニメだけじゃない。
映画観てるときにマキマがいう『10本に1本くらい良い映画がある』で作者は映画観てるんだなって気がするしね。誰かドイツ語で歌ってたし。
恐らくそういうバックボーンがあって、チェンソーマンは悪魔話だと思うけど陳腐にならずに描けてるんだろうな。
この映画自体は、ラストシーンを除くとそこまで面白くなかったの。
でも藤本タツキ作品は鑑賞してみようと思ったよ。
全853件中、341~360件目を表示
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