「総集編に触発」チェンソーマン レゼ篇 むっしゅさんの映画レビュー(感想・評価)
総集編に触発
9月19日に劇場公開した作品を遅ればせながら劇場にて鑑賞。2022年の秋アニメとして放送され視聴。めちゃ面白かったことを覚えている。折しも前日amazonprimeで「チェンソーマン総集編」(前編・後編)を視聴し再点火。レゼ篇劇場で見たい!となった。
12月1日時点で累計観客動員数は600万人を超え興行収入も100億円に迫る勢い。さらに海外においては北米の週末興行収入で首位を記録。全世界における累計興行収入1億ドル突破の大ヒット。
藤本タツキのアニメとしては「ルックバック」が衝撃的で、日本アカデミー賞やブルーリボン賞を受賞しているが、17歳から26歳までに描いた短編8作品を収めた「藤本タツキ17-26」も異色の傑作ぞろいだ。
まずもって脚本がしっかりしている。本作もスピーディーなストーリー展開、個性豊かなキャラクターたち、ぶれない主人公の言動(これがいいんだ)、動と静、驚愕と調和の波状攻撃。そして何より作画の素晴らしさ。美しい。制作会社のMAPPAの完璧な仕事ぶりに唸らされる。また、テレビ版同様に主題歌を担当した米津玄師、そして米津玄師&宇多田ヒカルによるエンディングテーマも秀逸。
一番の仕事は主役のデンジの声を担当した戸谷菊之介。最近では「薫る花は凛と咲く」の主人公の友人 宇佐美翔平役が印象に残っているけど「チェンソーマン」での自然な演技っぷりには感心させられる。個人的に好きな声質。声優としてのデビューは2022年で、3作目にして「チェンソーマン」の主役を担当。これからが楽しみな声優だ。
アニメ版2期の製作は発表されていないが早く見たいところ。まだまだ面白くなりそうだ。
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