「純愛映画」チェンソーマン レゼ篇 tttさんの映画レビュー(感想・評価)
純愛映画
人を愛するということを改めて考えさせられた映画でした。
映像はとても綺麗で、戦闘シーンも壮大だったため、エンタメとして単純に楽しめました。
それだけではなく人の優しさ、人を思いやる、愛するということがテーマだったなと、個人的に感じました。
デンジ
もともと文無しで生活していたような彼。
お金に関しても無駄遣いはせずに人のためにお金を払うような利他的な人間ではないと思います。
だけどレぜが兵器として使われている現状を知り、彼女のためにお金をおろして一緒に逃げる決断をした。
彼女の好きなお花を花束としてプレゼントしようとした。
人を愛するということは自分よりもその人の事を大切に思い行動することだと思います。
デンジは食べれもしないもの、花なんかには興味が無い。
それなのに好きな人のためであれば自分が興味のないものにお金をかけることができる。
とても人格者で愛のある人に成長したなと感じました。
レぜ
冒頭にデンジと出会うシーンからすでにデンジは殺すべきターゲットだったと思います。
それなのに、デンジが花をプレゼントしてくれた。
おそらく今まで人に優しくされた経験がそこまで多くなかった。
だから一輪の花だけでも彼女はとても嬉しかったんだと思います。
彼女の強さならいつでも殺すことができた。
それなのに、一緒にカフェで話したり、夏祭りに行ったり、学校に忍び込んだり。
戦闘シーンでも殺し合いはしてるんだけど、どこか仲いいカップルがじゃれついているようにも見えます。(さすがにやりすぎですが、、笑)
そんな両想いの二人が最後に顔を合わせることができずに終わってしまう結末。。。
とても悲しく胸が詰まるような彼女の最後だったと思います。
天使⇔アキ
デンジの好きなレぜを、アキに殺させたくない。
だからマキマからレゼ退治を命じられた最後の場にアキを連れて行かなかった。
天使に素手で触って寿命が縮まったとしても
風に飛ばされそうな天使を助けてあげる。
総評として、各キャラクターの優しさや愛が見られる素敵な作品でした。
学校のプールでの水浴び、夏祭りデートでの二人のいちゃつきは青春でとても甘酸っぱい気持ちで一杯になりました。
また米津玄師さんとても好きなのと、あのOPの映像が好きすぎてYouTubeで何十回も見て気力を貰ってます。
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