「余韻がとても切なく、予想以上に叙情的な作品だった」チェンソーマン レゼ篇 タブローさんの映画レビュー(感想・評価)
余韻がとても切なく、予想以上に叙情的な作品だった
すみません、完全に甘く見てました。
レゼ編はマンガでも読んでいたし、チェンソーマンで一番好きなエピソードではあったけど劇場で観ることにそこまで大きな期待を持っておらず、まあまあ面白いといいなーくらいの感覚で観に行ったが、完全に予想外だった。
すごく良かった、もう一回見たいくらいに。明日また観に行っちゃおうかな。
特に観終わってからの切ない余韻がずっと続いている映画で、鑑賞後3日ほど経ってもまだ引き摺っている。ただし、このしばらく続く余韻は自分の経験上、傑作映画を観た後にたまに起こるそれで、この映画も自分がこれまでに感銘を受けた作品群と同じであることを認めざるを得ないようだ。
前半の青春パートと突然始まるバトルパートのギャップがすごい。
バトルパートは爆発しまくりのアドレナリン出まくりで、頭が溶けてしまいそうになる。
そして何よりも、都会のネズミになろうとしたレゼのラストシーンが切ないことこの上ない。
想像以上に叙情的な作品となっていて、アニメシリーズの枠に収まらない傑作映画だと思う。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。