「喪失感がすごいけど美しくて何度も見てしまいます」チェンソーマン レゼ篇 もっちょりさんの映画レビュー(感想・評価)
喪失感がすごいけど美しくて何度も見てしまいます
もともと原作の方で読んで居たので公開初日、楽しみに見に行きました。
残酷な描写はたしかにありますが、海外のアクション映画のような要素もありポップで楽しく面白い作品でした。
漫画で見ていた以上に戦闘シーンが激しく、思わずあれ?このキャラクターここで死んでたっけ?と思うほどの迫力がありました。
そしてなにより喪失感がものすごくありました。
でも喪失感だけではなくて…なんとも言えない言葉にできない初めての感情がドッと押し寄せて来るような感じでした。
この映画を見たあと3日、4.日、1週間経ってもレゼのことが頭から離れず、藤本タツキ先生の言っていた通りレゼが私にとって呪いのようにい続けています。最初の日常の描写から戦闘シーン、そしてラストのあのシーンまでの流れが心をゆっくり殺していくような感じがしてとても見ていて楽しいのに辛くてやるせない気持ちでした。
そして映画が終わったあとの宇多田ヒカルさんの歌声で涙が止まらなかったです。
今でも原作は読んでいますが、本当に藤本タツキ先生は何者なのでしょうか?この方を私は心から尊敬します。既に数回見に行っていますが、映画の公開が終わるまで何度も何度も見に行く予定です。それくらい素敵な作品でした。
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