「ガーベラの花言葉/希望」チェンソーマン レゼ篇 nanairoさんの映画レビュー(感想・評価)
ガーベラの花言葉/希望
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国家の兵器(モルモット)として戦うよう育てられた親のいない、それ以外の生きる選択肢がなかった少女が他の生き方を選んでもいいのかなとほんの少し夢をみた儚い希望は至極真っ当で、藤本タツキ先生もチェンソーマンも内容やキャラクターははちゃめちゃ感がありますが(褒め言葉)
はちゃめちゃ感の中にある真っ当な感覚のようなものがチェンソーマンの魅力のひとつかなと思います。
レゼがデンジに「学校に行ってないなんておかしい」と言ったのは、レゼが自分自身にずっと感じている「おかしい」でもあって、学校行って部活して友達と遊んだりしたかったんだろうなと思うと苦しい。
オープニングのチェンソーマンが始まったという感じからエンディングはレゼ編が終わってゆく映像演出が米津玄師の楽曲と合わさり本当に素晴らしかったです!
本編の画も音楽も「レゼ編」をとても丁寧に制作されているのが伝わり、あっという間の100分でした。
MAPPAのアクション画はいつも魅入ってしまうのですが、かわいいレゼがめちゃくちゃ強くて最高にかっこいいしビーム君がずっとかわいかったです。
アニメ総集編を観てからレゼ編を観るとよりレゼ編の物語や登場人物の関係など楽しめると思います。
日本の漫画やアニメが世界的に人気という事がが頷ける、アニメーションの素晴らしさを実感しました。
映画館での鑑賞をおすすめします。
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