「最後の宇多田でほろり」チェンソーマン レゼ篇 なさんの映画レビュー(感想・評価)
最後の宇多田でほろり
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原作、第一部のみ読破済み。なので終始原作ママだな〜と思いながら観ていた。個人的にはどうしようもなく好きなアキに素直になれず、デンジにちょっかいをかけるという面倒な女感甚だしい、人間臭い姫野先輩が大好きで、レゼには同族嫌悪していた(モルモット時代の教育もあるはずだが、男を落とす術を把握している感じが苦手だし、それは自分もそういうふうに振る舞うことがあるから)のであくまで淡々と。まあ、もちろんレゼも完全にわざとああいうふうに立ち居振る舞っていたら、最後はさっさと新幹線に乗っていたはずだし、乗らなかったとしても二道には行かないだろうけど。
ただ、JANE DOEが流れ始め、宇多田の声が聴こえた瞬間に涙が落ちた。儚くも美しいレゼとデンジの恋(?)がリアルに描かれていたからだ。宇多田が詞曲を担当していないのもあって、歌詞やメロディーに宇多田感がないところが良くも悪くも素晴らしいと思えた。
※それにしても、私「も」田舎のネズミが好き、と言ってるマキマ、恐怖でしかない…。全部把握してるあたり、さすが「支配の悪魔」である
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